チェンジング・レーンのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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チェンジング・レーン

[チェンジングレーン]
Changing Lanes
2002年上映時間:98分
平均点:5.21 / 10(Review 117人) (点数分布表示)
公開開始日(2002-11-09)
ドラマサスペンス
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2012-12-08)【イニシャルK】さん
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監督ロジャー・ミッシェル
助監督ケニー・ベイツ(第二班監督)
演出ダグ・コールマン(スタント・コーディネーター)
キャストベン・アフレック(男優)ギャヴィン・バネック
サミュエル・L・ジャクソン(男優)ドイル・ギプソン
トニ・コレット(女優)ミシェル
シドニー・ポラック(男優)スティーブン・デラーノ
リチャード・ジェンキンス〔男優・1947年生〕(男優)ウォルター・アーネル
ジェニファー・ダンダス(女優)ミーナ・ダン
アマンダ・ピート(女優)シンシア・デラノ・バネック
ブルース・アルトマン(男優)テリー・カウフマン
ジョー・グリファシ(男優)判事 コセル
ウィリアム・ハート(男優)ドイルの身元保証人
ディラン・ベイカー(男優)フィンチ
ニール・ジョーンズ(男優)ニュース編集室の記者
咲野俊介ギャビン・バネック(日本語吹き替え版)
池田勝ドイル・ギプソン(日本語吹き替え版)
磯辺万沙子ヴァレリー・ギプソン(日本語吹き替え版)
藤本譲スティーヴン・デラーノ(日本語吹き替え版)
竹口安芸子デラーノ夫人(日本語吹き替え版)
水野龍司ウォルター・アーネル(日本語吹き替え版)
有本欽隆ドイルの身元引受人(日本語吹き替え版)
脚本マイケル・トルキン
音楽デヴィッド・アーノルド
作曲ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン「交響曲第9番ニ短調作品125 歓喜の歌」
編曲ニコラス・ドッド
ソニー・コンパネック(ノンクレジット)
挿入曲アニー・レノックス"Waiting in Vain"
撮影サルヴァトーレ・トチノ
デヴィッド・M・ダンラップ(第二班撮影監督)
ケニー・ベイツ(第二班撮影監督)
デヴィッド・ノリス〔撮影〕(カメラ・オペレーター〔ノンクレジット〕)
製作スコット・ルーディン
パラマウント・ピクチャーズ
製作総指揮アダム・シュローダー
配給UIP
美術ランドール・バルスマイヤー(タイトル・デザイン〔ノンクレジット〕)
クリスティ・ズィー(プロダクション・デザイン)
衣装アン・ロス〔衣装〕
字幕翻訳戸田奈津子
スタントスティーヴ・ホラデイ
その他ソニー・コンパネック(追加指揮)
ニコラス・ドッド(指揮)
あらすじ
若手弁護士ギャヴィン(ベン・アフレック)は、裁判所に向かう途中、車の接触事故を起こす。相手は黒人のドイル(サミュエル・L・ジャクソン)。彼も子供たちの親権を巡る裁判に出頭するところだった。だがギャヴィンは遅刻を恐れ、小切手を渡して走り去ってしまう。そのとき彼は大切なファイルを置いてきてしまった。資産家がギャヴィンの事務所に遺産を譲渡した証明書。それを今日中に見つけないと、彼は詐欺罪で投獄されてしまう。二人の男の運命が激しく交差する一日・・・果たしてその結末とは。
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14.《ネタバレ》 割と面白かったと思う。人に勧められなくもない。  いきなり提示される、人間のもつ属性の違い。それを車という資産で表現するあたりにいやらしさを感じるが、作り手の思惑通りだろう。斜めにさえ見なければ本来善人のステロタイプであるはずの二人の職業、階層もしくは人種といった部分が、少しずつズレ始める。その原因が所々に挟まれたいやらしさにあるが、何となく意識されないまま物語が進んでいく。 こういうスピーディさはさすがにハリウッドと言うべきか、非常に洗練されている。  何となく黒人を善人にして、白人弁護士を撃破するような暴力的な話を望んでしまいそうだし、脳内でそういう話に変換してみると、確かに面白そうではあるが、もう少しネジのゆるんだ話に進めてみるとやっぱりこういう厭味な方向というのも確実にアリだろう。  ヨーロッパの映画であれば、ちょっと油断すると逆ハリウッドのごとくただ生きているだけでなぜ悲劇を見なければならないのか、と二人を「無常観」で設定したり、突然解決しない悲劇を家族愛に絡めたりしかねない。しかしアメリカ人はそんな方向には絶対持って行かない。  加害者被害者の関係にあった彼らは、嫌がらせの応報でその垣根を越えて悪人になってしまうのをサックリと見せてしまうあたりはさすがとしか言いようがない。最後の最後も実にアメリカらしい。  ヨーロッパ映画なら片方が苦悩しながら悪行を続け、片方が自殺でもするんだろう。そういう嘘くさい憂鬱はいらない、このこの映画は違う。こんなに努力してまでなんで犯罪行為しなくちゃならねーんだよ、ニューヨークで弁護士やってりゃ誰でも気づくわいアホが、といわんばかりに投げやりに元の善人に戻ってしまう。片方もそうだ。  何で最後善人になっちゃうの?悪に手を染めれば簡単だろ、強いだろ、などという発想を吹き飛ばす。当たり前のことだが、マンハッタンの最有望株若手弁護士が手段を選ばず反撃に出たら一発で芋づるで悪徳弁護士事務所などアウトだ。このラストの自暴自棄的な善人への回復っていうのは、実に爽快だった。  ただ、ほとんどサスペンスアクションみたいな攻防が続くので、そんなに深みや含みは無いように感じた。内容的には必ずしも優れてはいないかもしれない。だけど文芸調に作られていたなら観ていなかったとも思うので、このくらいがちょうど良かったのかもしれない。
黒猫クックさん [DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2009-10-03 19:45:07)
13.《ネタバレ》 些細なイザコザから2人の男の運命が狂っていく。その過程がとてもリアルで、恐ろしく思えました。アルコール中毒の黒人男性側に感情移入したら、もう胸が痛くて苦しくて。相手の弁護士に強い憤りを覚えました。ただ客観的にみれば、黒人男性にも相当非がある。感情のままに暴力を振るう場面が何度もありましたし、タイヤを外すのは完全にヤリ過ぎ。アルコール中毒云々よりも、堪え性の無い性格に難ありと言わざるを得ません。しかし希望はあります。あの状況でアルコールに口を付けなかった気概は買いたい。それに金に目が眩まなかったことも。根は善人。そして家族とやり直したい気持ちは本物だと思う。そしてもう一人の主人公。彼はやり手の弁護士です。仕事は出来るのでしょう。でもどこか抜けている。サミュエルを追い込む遣り方は下手糞だし、女房に不倫がバレていることに気付いていなかった。彼と街で再会した時、ウソでも土下座するくらいのしたたかさがあれば、問題は簡単に解決したはず。ベンは彼自身が考えている以上に、脆い人間だと思います。でも、だからこそ見込みがある。非情になれないのは、良心が死んでいない証拠。誰だって誘惑に負ける時はある。過ぎた時間は決して戻らない。でもこれからを変えるのに遅すぎることはない。アンラッキーをラッキーに変えるのは自分次第。多少甘くはありますが、いいお話だと思いました。
目隠シストさん [DVD(字幕)] 7点(2008-02-25 19:28:26)
12.サミュエル氏がものすごいお怒りでしたね。残っているのはそれだけです。いや~、最後まであの二人がもつれ合うんじゃないかと思ってましたが、双方解決して良かったです。見てるこっちが疲れましたから。
カーマインTypeⅡさん 7点(2004-06-22 22:00:34)
11.【FSS】さん、【蝉丸】さんに同感。彼らの人生の責任は彼ら自身にある。それをサスペンスの形をとって飽きさせず見せているところがいい。人間「間違ってる」と思うことをやっちゃイカン!たとえそれで正直者がバカを見る結果になったとしても、自分自身に失望するよりずっといい。評判悪いみたいだけど、良作だと思う。
黒猫クロマティさん 7点(2004-05-20 12:08:48)(良:1票)
10.厳しい意見が多いですけど、私的には中々楽しんで見ることができました。長く最悪な一日ってありそうですよね。厄年同士が近づいたときが危ないって言うじゃないすか。あの二人が、厄年かどうかはわかりませんけど。。。
カルーアさん 7点(2004-05-03 18:21:01)
9.結構シリアスで面白いです.. ちょっとしたことで運命が狂ってしまう..が、それがきっかけで見失っていた自分を取り戻すことに.. 善と悪、人生、についてまじめに問い掛けています...
コナンが一番さん [ビデオ(字幕)] 7点(2004-02-17 16:49:35)
8.運命に身を任せるしかない人間にとって、「あの時、こうしていたら違う人生になっていたかも知れないな」という思いは、誰でも一度は抱いたことがあるでしょう。しかし大事なのは、「あの時どうしていたら良かったか」と考えることよりも、今の結果を齎したものも、結局は自分の判断と選択でしかない、という事実を認識することではないかと思います。この作品の主役ふたりも、一見、どうにもならない運命に翻弄されているように見えますが、事故を起こしたのも、裁判の開廷時間に遅刻しそうになっていたのも、きちんと事後処理をしなかったのも、書類を間違えて出してしまったのも、お互いを憎み合うのも、ひいてはアル中で離婚したり、横領の事実に苦しむのも、元を正せば、自分の行動と選択の帰結であり、自己責任以外の何者でもありません。ふたりともラストまでの紆余曲折を経て、その事に気付くからこそ、始めて他人を許せる心を持ち、人間としても成長できたのではないかと思いました。
FSSさん 7点(2004-01-26 13:54:06)(良:1票)
000さん 7点(2004-01-06 14:23:41)
6.《ネタバレ》 脚本家及び原作者いわく「道徳的判断力」について考えてほしいと。内容的には脚本家から監督へ監督から俳優へ、そして最終的には観客の皆さんが映画を作ってほしい。と、いうことなので、観客の一人として話をして映画作りに参加させていただきます。・・・・・もし、事故がおこらなくてもサミュエル演じる父親は裁判で親権を認められなかったかもしれない。なぜなら彼は一般的な人物ではあるけれども激昂しやすいタイプであるからいつも、あんな感じなのである。アルコール依存が抜けたとしてもだ。ベン演ずる弁護士は正義を貫きたいと思いつつも今の生活は捨てられるはずもない。と、いうことで、話の説明不足な部分は観客が自ら補って考え、自分はあんなときどうするか、考えられればこの映画の意味がある。と、思ってたら脚本家や原作者が同じこといってた。
蝉丸さん 7点(2003-12-17 13:54:40)(良:1票)
5.交通事故によってお互いが入れ替わる「転校生」のような映画かと勘違いして見てしまったのですが、これはなかなかの道徳的な映画でした。劇中ウイリアムハートが言う「無秩序に中毒になっているんだ」に象徴される子供のケンカばりの悪事の応酬(実際おもちゃ箱をひっくり返しておかたづけをしない後ばかり残してる)。いかに自分を保って解決に導くかまでのストーリーに感心を持ちました。何もかも人のせいにして無謀な行動しか出来ない中毒もあるのだなぁ。怒りと寛容の難しさを感じました。
チューンさん 7点(2003-12-08 10:45:40)
4.娯楽映画の題材になるほどの大事件ではないけど、非現実的すぎる映画よりも良かったです。まあ、これにも非現実的な場面は結構ありますけど。ちょっとしたすれ違いがエライことになっていまいました。
ゆうろうさん 7点(2003-11-01 08:36:32)
3.日常よくある出来事を大げさに描いたという感じ。互いのニアミスが上手く描かれてたと思います。でもその部分だけがまどろっこしく長い・・・。
亜空間さん 7点(2003-10-26 21:23:08)
2.みなさんの言うように確かに一日の出来事にしてはいろんなことがありすぎてダラダラした感はある。もっとすっきりと登場人物を絞って展開させればもっと秀でた映画になったかもしれない。でも緊迫感とドラマ性は充分に楽しめたので満足した。
スマイル・ペコさん 7点(2003-06-09 14:51:13)
1.すべてをカネで解決する国アメリカ・・強烈な皮肉だね。
コルソさん 7点(2003-05-05 20:35:51)
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【点数情報】

Review人数 117人
平均点数 5.21点
021.71%
121.71%
286.84%
397.69%
4108.55%
53328.21%
62924.79%
71411.97%
865.13%
910.85%
1032.56%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 4.20点 Review5人
2 ストーリー評価 5.00点 Review8人
3 鑑賞後の後味 3.16点 Review6人
4 音楽評価 5.00点 Review3人
5 感泣評価 2.00点 Review2人
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