《改行表示》74.《ネタバレ》 “Outbreak”『感染爆発』。新種のウイルスが街機能を崩壊させる映画(否ゾンビもの)として、真っ先に思い浮かぶのがこの映画です。いつもの街に細菌が蔓延して、見知った町の住人が次々と死んでいき、自分たちを守るべき軍隊には銃を向けられる。公開当時は今まで体験したことのない恐怖として、自分の街で起きたらどうなるだろうか?って、メチャクチャ怖くなりましたね。 映画の中の出来事が現実に起きるなんて。新型コロナウイルスがどんどん広がっていく過程は、この映画を追体験するような怖さを感じました。 '60年代、内戦激しいアフリカの奥地で発生したモターバ・ウイルス(やっぱ地名なんだな)。全身から出血した死体の痛々しいこと。それをハッキリ観せるのではなく、防護服のバイザー越しに観せるなど、見た目の怖さに頼らない工夫が上手い。ウイルスに対する血も涙もない解決方法もショッキング。 そして何より、30年近く前の、ザイールのモターバ川流域という、地球の裏側の生活に何の影響もない地域で起きたウイルスという設定が、感染の恐怖感を鈍らせる。国内の細菌は『安全レベル1~4』と完全隔離されているのも上手い観せ方。 あれよあれよとウイルスが国内に持ち込まれ、変異株化して広がっていく恐怖。後手後手の感染経路特定。気がつけば街を閉鎖するしか無く、気化爆弾で吹き飛ばすしか解決策もない。 政府の決断も怖いけど、イチ住民目線で体験する怖さが秀逸。感染して軍のジープで運ばれるお母さんとそれを見送る父と子のシーンは何とも痛ましい。コロナが大流行したときは、世界がこの映画みたいになるんじゃないか?って思ったわ。 宿主をサルに絞って、信憑性の低い視聴者情報からすごい確率でサルを発見、捕獲、血清作成、効いたー!!の流れは娯楽映画丸出しだけど、トータルでいい塩梅で楽しめました。爆撃担当パイロットの選択も粋だね。 【K&K】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2023-08-24 19:41:11) |
《改行表示》73.《ネタバレ》 他のパンデミック物とはチト違う中身、新型エボラの発生に軍が関係しているお話。 エリアは結果としてアメリカ国内の一つの街だけというコンパクトさ。 でもって、クラスターの封じ込めに成功しながらも、空気感染が判明し町ごと巨大な爆弾で 蒸発させてしまおうという展開。 圧倒的な死亡率とはいえ オソロシや コロナ全盛のこのご時世に、つい見たくなる古い映画ですが、街を脱出しようとする民間人が 銃撃されるシーンとか、家に閉じこもっていて具合が悪くなったら窓に白い布で表示しろとか、 いろいろ興味深い部分があります。 俳優も頑張っていてホントなら、高得点の映画ですが、健康保菌宿主の野生の猿を見つけ出す とか有り得ないし、都合の良すぎる奇跡の脚本なので・・・ 1点減点 娯楽映画と考えれば、それなりに面白い映画でもあります ※軍が関係してると言えば、日本映画「復活の日」も同じでした・・ あと、町ごと消滅させると言えば、「バタリアン」のラストシーン思い出しますね。 【グルコサミンS】さん [DVD(字幕)] 7点(2020-03-25 21:58:24) |
《改行表示》72.《ネタバレ》 2020年、コロナウィルス問題が大きくなってきたので、 昔、話題になったこの映画を観た。 感染症封じ込め騒ぎから始まって、大統領がついに感染した町全部を 爆撃しようとするという恐ろしい話。 ダスティンホフマンとキューバグッティング(実はものすごく頼りになる人だった)の二人の コンビが阻止しようとする下りは、娯楽モノとして上出来でした。 あっという間の2時間だった。 はよ、コロナ騒ぎ、終息してほしい。 【トント】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2020-02-23 22:24:25) |
《改行表示》71. パンデミックを題材とした社会性にスリルとサスペンスを織り込んだ娯楽作。 細菌兵器のため町民を犠牲にするという軍の暗部も描かれ、国家の非情さ、冷徹さをマクリントックの行動が体現する。猿を捜す件は面白いが、現実に発見できるかは疑問。 為政者は常に情報を隠したがる習性がある。危機にあたっては「パニックを防ぐため」を口実に隠蔽し、理屈は後からつける。 ヘリの追跡中に人事評価する少将の姿は、保身と功名心、硬直した思考への痛烈な皮肉。追われる2人の会話は脚本が練れている。猿を撃つときのじらし演出やダニエルズが搭乗するヘリの爆撃回避も見ごたえがあった。ただし、終盤のヒーロー演出はちょっと違和感。 【風小僧】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-04-08 14:17:16) |
《改行表示》70.《ネタバレ》 テレ東の午後ローでやってたので久しぶりに観ました。 この手の「ウイルス感染物」はたくさんあるわけですが、しかし当時世間にエボラブーム?を巻き起こした話題作。 むしろ類似品をたくさん観た、今あらためて観る事で面白さを再確認できます。 この映画を観ると類似品の類は、「まじめすぎてつまらない」「やりすぎてつまらない」のどっちかに分類される事に気づきます。 この映画は「エンターテインメント」としてそのあたりのバランスがちょうどいいんですね。 まぁ猿が都合よく見つかるのは話の進行的にアレですけど、真面目なパンデミック映画だと決してあんなヘリのおっかけこシーンなんかないわけで、でも映画を観てる側としてあれくらい派手めに映画を進行してくれないとさすがにつまんないわけです。 昔見たときはそんなに思わなかったのですが、この映画、真面目に作ろうとしている部分がありつつも、映画的に楽しませようとするシーンがきっちり盛り込まれていて、そこがこの映画をきちんとしたエンタテインメントにしてくれているんだと思います。 【あばれて万歳】さん [DVD(字幕)] 7点(2017-03-02 11:03:16) |
69.細菌兵器に絡めた善対悪の構図、後半の主人公のスーパーヒーローぶり、あまりにも都合が良過ぎてリアリティに欠ける展開、映画を盛り上げたいのは分かるけどパンデミックの恐怖が台無し。前半の緊張感がよかっただけにもったいない。一歩間違えればこの映画のような優しさが人類滅亡の引き金になるかもしれない。人間の最期はこんな感じでやってくるのかもしれない。久々だったけど結構面白かった。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-04-30 23:15:02) (良:1票) |
68.《ネタバレ》 ペーターゼン監督の手腕がいかんなく発揮された社会派パニックムービー。演技派の俳優たちに恵まれて、かなり説得力のある作品に仕上がっていると思います。ちゃんと娯楽作品としての枠を踏み外さず、それでいて多くを救うために多少の犠牲はどこまで許されるのかという重いテーマもほんのりと考えさせて終わっていきます。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-05-20 20:41:41) |
《改行表示》67.なんとなくちょくちょく観てしまう作品。ベタのストーリーだけど、だけにいうべきかよく出来たお話になってる。ダニエル大佐が爆撃パイロットにうったえることろはクライマックス。良作かな。すぐに記憶からは消えてしまうんだけど。 【タッチッチ】さん [地上波(吹替)] 7点(2009-08-13 11:03:27) |
《改行表示》66.《ネタバレ》 今でこそウイルスを題材にした映画は珍しくはないですが、当時のウイルス映画にしてはよく出来てると思います。 最初のウイルス研究所のシーンで、ウイルスレベルによって少しずつ部屋の構造や密閉度があがっていくのは、ウイルスの怖さを一番実感したシーンでした。 あとキャストが豪華なこともあって、ストーリーに入り込みやすかったです。 ただ、サルからの感染シーンやサルを探すシーンなど、サルに関するシーンのほとんどは無理のあるシーンが多かったですね。それを除けば面白いです。 【抹茶御膳】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-12-22 19:01:01) |
《改行表示》65.ウィルス撃退方法に少々無理があるものの、映画としては 非常に良くできております。下手に力んでいない、ダスティ・ホフマン 主役も言われているほど悪くありません。 ある程度、結果をご都合主義にしないと、『復活の日』になって しまいますし^^ 【JCBN】さん [インターネット(字幕)] 7点(2008-08-06 21:21:19) |
|
64.《ネタバレ》 これは怖かった。こんなことも普通に起こりうるんだよなぁと。鑑賞するまではそこまで気にしていなかったウイルスへの危機意識が高まりました。 |
《改行表示》63.《ネタバレ》 豪華な面々を見るという意味でも鑑賞の価値はアリ。 抗体が瞬時にして作られるなど現実にはありえない都合の良いことが多いので、ウィルスの怖さが半減してしまうのが残念。 |
62.《ネタバレ》 感染の原因や広がり方が現実的で、他人事ではないウイルスの恐怖を感じる。多くの要素をぶち込んだ割りにちゃんとまとまっているし、水準レベルには達していると思う。ただ運頼みに過ぎる猿の捕獲の成功など、後半はご都合感がちらちらする。プロであるはずの研究班のメンバーが単純なミスをして感染してしまうというのも興醒めだ。まあそれでも、こういうありえそうな話でウイルスの恐怖を強く感じさせてくれただけで個人的には満足。 【MARK25】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-11-04 16:50:07) |
【ジダン】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2007-10-26 21:32:19) |
60.《ネタバレ》 おっと。後半の空中戦、私はなかなか楽しめた。ラストの「風で飛んでったみたいです」の台詞がカッコ良かった。 【ドラりん】さん [DVD(吹替)] 7点(2007-06-26 00:39:43) |
59.《ネタバレ》 「運命の瞬間」にはかなうはずもないけど、それを除けば細菌ものとしては一番じゃないかな。結構楽しめる。 【θ】さん [地上波(吹替)] 7点(2006-12-26 22:05:42) |
58.《ネタバレ》 先日DVDで見直して豪華キャストにびっくり。こんなに出ていたんですね。内容も良いですよ。血清ってあんなに早くできるもんなんですか? 【pokobun】さん [DVD(吹替)] 7点(2006-06-06 21:21:40) |
57.《ネタバレ》 設定は現実味があって、かなり怖かった。 ちょっと御都合主義的ではあるけれど、ハラハラドキドキの展開で、サクッと爽快感があっていいのでは? って、本来それじゃイカンような気がするのだが(笑) 【とっすぃ】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-05-13 05:32:05) |
56.最後まではらはらドキドキ。あっという間に終わります。授業で見たんですが見せてくれた先生に感謝!(時間の都合上二回に分けてみました・・・。それは勘弁してよ・・・) 【サイレン】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-01-21 22:02:01) (笑:1票) |
55.エボラ出血熱、怖いです!緊迫感があって、なかなか楽しめました。 【H.S】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-12-17 20:08:11) |