1.《ネタバレ》 エリートサラリーマン赤木旬太郎は人事課長に抜擢されたが、リストラ担当を任されて、世話になった先輩の肩を叩くことになってしまう。やり場のない気持ちを抱え悩んでいたある日、恋人明日香が朝早く自転車をこぐ姿をふと見掛けてしまう。後を追っていくと、そこは築地市場。彼女は、仲卸名店「魚辰」の二代目である父親を手伝っていた・・という話。
最近のトレンドであるコミック映画化作品ですね。ビッグコミック連載の原作「築地魚河岸三代目」では、ストーリーはベタな人間ドラマを骨格にしながら 情報発信もする「美味しんぼ」などと同ジャンル。作画ははしもとみつおという人ですが、ウンチク情報も含めているので原作者は多数に亘っているようです。
映画の方はウンチクネタをほぼ封印して、築地市場の概観や雰囲気、下町人情的な人間ドラマに徹しています。
配役は主役の大沢たかおや田中麗奈含めてみんな良かったんじゃないですかね。こういう直球的な作品は、役者や演技を気に入るとまさにど真ん中にストライクが決まってしまうので、高校球児?のように清々しい気分になれましたw
築地や銀座周辺を庭のようにしている自分にとっては、ロケ地の解説もしたいところですね^^