86.若い頃はバイオレンス映画が苦手だったので、食べず嫌いをしていたタランティーノ監督作品ですが、想像していたよりもグロは少なくて、クリアできました。 まるで橋田壽賀子作品みたいに台詞が多くて、どうでもいいようなことを知的風にバカバカしい理論でネチネチと追求する感じが、最高でした。ジョン・トラボルタとユマ・サーマンの絡み(クライスラー席~自宅まで)は、天才だと思いました。"ケチャップ"は普通に笑えました。この手のプロットは大好きなので、見てよかったです。 不意打ちされるよりもダメージが少ないので、バイオレンスが苦手な人も見れると思います。これを見ないのはもったいないです。 【めたもん】さん [インターネット(字幕)] 7点(2022-01-22 16:33:51) (良:2票) |
85.《ネタバレ》 オムニバスストーリーっぽく見えて少しずつ繋がっているという話の作りであるが、各話で伏線が張られていて最後に一気に回収!というような胸のすく展開は無い。センスを感じるシーンがある一方で、見ていてダルく感じるシーンもある。話として面白かったのはブッチのストーリーかな。得物に刀を選んだあたりはニヤリとさせられた。 そんなに絶賛されるような映画には感じられなかったが、OPで流れるテーマ曲「Misirlou」がとてもカッコいいのでこのくらいの点数は付けても良かろう。 【alian】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2017-12-29 00:15:49) (良:1票) |
84.《ネタバレ》 トラボルタあっけなく死にすぎ!! 【アキラ】さん 7点(2004-08-14 22:25:08) (笑:1票) |
83.《ネタバレ》 バイオレンス映画なのでエグい描写も多いのですが、痛みをほとんど感じないというか、映像が小綺麗な感じで、B級感というよりはA級感が漂ってるんですよね。表現として、それはそれで面白いと思えるのですが、新規性があると言えるのか、従来の延長線上でしかないのか、私にはよくわかりません。洒落たやりとりがごく自然に交わされ、見ている間、飽きることはありませんが、腹痛くなったり、茶噴いたりするほど大笑いすることもありません。特に主張がある作品でもないので、押しつけがましさは感じませんでしたが、その分感動することもなく、まとまってないようで、なんか上手いことまとめたような。なるほどなぁといった感じの作品ですかね。 【camuson】さん [DVD(字幕)] 7点(2024-06-04 19:26:14) |
82.約20年越しにやっと観た 長ぇ しかしクソお洒落な映像付きで良質な短編小説を読んだような気分 個人的にはタランティーノが俳優としてとても良いなと思ったよ そしてウォーケン、ブシェミ、愛してるよ(●´Д`)ε`○) 【ムーンナイトロンリー】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2023-06-02 01:23:19) |
81.《ネタバレ》 ひとつずつのエピソードが少しずつリンクしていき、最後はオープニングシーンに戻ってくるという粋な演出。軽快な会話劇で淡々とストーリーが進展していき、大きな事件は起こらないが、観るものを飽きさせない。クエンティン・タランティーノ入門編には持ってこいの作品です。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-04-30 19:04:01) |
80.《ネタバレ》 コレ、元々初めて見たのが、トゥルーロマンスよりもレザボアドッグスよりも前だったもんで、ラストにはエラく肩透かしをくらった印象があったのですが、後にこれら2作を見て、パルプフィクションの最終エピソードは一種のセルフパロディ、あるいはセルフアンチテーゼとでも言うようなものだったのかな、と。 ともかく、確かにこの作品でも暴力は描かれているけれど、それはごく部分的なもので、主体は会話、それも飛び切り無意味な会話。サッと受け流せばいいものを、相手もいちいち突っかかったり反論したりするもんで、ムダな会話が何処までも続き、次のムダなセリフを無限に再生産していく。 登場人物はしばしば歩き回ってカメラがそれを追いかけ、場面が変わったかと思うと、エピソードのつなぎ目では時間軸が変わり、主役と脇役が入れ替わって視点も大きく変えられてしまう。 という、遊び心に溢れた作品になってはいるのですが、それでもあと少し、刺激があればなあ、とも。 【鱗歌】さん [インターネット(字幕)] 7点(2021-03-28 22:03:52) |
79.《ネタバレ》 ビデオでは見ていたのだが、映画館で初見。いつものタランティーノ節で、面白かったが、もう一つ乗れなかった。音楽にラップがなかったせいだろう。 【にけ】さん [映画館(字幕)] 7点(2019-02-23 20:30:34) |
78.長年実現することのなかったIFC Centerのメンバー入会がなんだかんだで実現することになったのは、Weekend Midnight Seriesのラインナップに本作が含まれていたことか大きな理由のひとつだった。そしてその待望の週末がやってきて… 結局二夜連続で観ちゃったよ…(苦笑) 本作のポスターを初めてみたのは英国滞在時の95年のことであったことを思い出す。当時はその状況とデザインの色合いから英国発の70年代の映画かな…と勝手に想像していたし、それゆえにその黒髪前髪パッツンの女性がUma Thurmanだということには後年しばらく経つまで気づかなかった次第。 そんなこんなでどっぷりの米語を堪能。(Tim Roth除く)ここ十年、自身の聴解力は落ちる一方なのでタランティーノペースには当然ついてゆけるはずもなく、そんなこんなで一夜目の鑑賞と二夜目の鑑賞の間にはまさかの「台本読み」を敢行、ネットで見つけた台本をスマホに移して鑑賞の直前まで読みあさった。あいにく完遂することはできなかったもののやっぱり落としてた肝心なところは多々見つかり、さらなる興味を持って二度目の鑑賞に臨めた次第。二度目以降の鑑賞にはこのパターン、アリかも。 誰かを叱るときにはSamuelの台詞をパクれるよう、がんばって英語上達しよっと! 【kei】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2016-03-07 15:03:05) |
77.《ネタバレ》 「レザボア」と並んで、タラちゃんの出世作。彼は「レザボア」の感性より、こっちの方のセンスを伸ばしていくんですよねぇ。昔、観た時よりも、タラちゃん節が分かっているだけに、面白く観れました。いずれにせよ当時は、げっ!って感じが強くて、楽しく観れませんでした(笑)。今では、彼のセンスは誰にもひけをとらぬ大家ですもんね。あと数作で引退を公言してますから、その後、どうするのかが興味深いとこです。 【トント】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2015-06-25 03:00:53) |
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76.文句なしに面白いですが、DVDを買いたいレベルかと言われると…そこまでではないかなーくらいの感想です。今はタランティーノ的手法を用いた映画が市場に溢れていますので、それらで慣れてしまっている人にとっては「古い映画だよね」と思われてもしかたがないのではと思いますが。 【カニばさみ】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-08-15 23:15:14) |
75.ストーリー自体はなんてことないお話。 ところが、生き生きとしたセリフと構成の巧みさで魅せてくれる。 時系列が前後し、バラバラのエピソードが、次第にリンクして全体像が見えてくる。 それは霧が晴れるような感覚にも似ている。 タランティーノはキャラを立てるのが実にうまく、ちゃんと魂の入ったセリフを吐く。 デビュー作『レザボアドッグス』に見られたカッコよさも健在。 ただ、『レザボアドックス』のように一つのまとまった物語としてのインパクトはない。 エピソードがリンクしているとはいっても、オムニバス的な要素が強い。 もし、時系列を順に並べたとしたら、おそらく凡庸なものになっていただろう。 巧みな構成が余韻を残し、もう一度観直して確認したくなる。 それはもう、タランティーノの術中にはまっている証拠か。 【飛鳥】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2012-12-27 00:29:55) |
【アフロ】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-06-30 17:42:19) |
73.《ネタバレ》 死んだはずのトラヴォルタがドアを通り抜けて出て行くというエンディングがいい。「オラは生き返っただー」はいい。だから、時間編集に別の「良さ」が付け加わるのが素晴らしいのである。ちなみに同系の『運命じゃない人』もずいぶん頑張っているし、何度も見返してしまうような「良さ」にあふれている。 【ひと3】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-03-21 22:08:36) |
72.とにかく斬新! 一つの一つの話はタイトルどおりそれほど大した内容でもないし、それぞれの話が機知や仕掛けを凝らして結びつくわけでもありません。それぞれの登場人物がたまたま居合わせたという程度です。 それでも時系列の工夫でこれほど面白くなるのはなぜなんでしょうか? ましてやバイオレンスや下劣な表現連発で本来マイナスになりかねない、それでもどこかオシャレに感じてしまう不思議な作品です。 【午の若丸】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-08-29 20:38:16) |
71.三すくみの好きな監督だが、これにもあり、またこの映画そのものも、支え合っている三つのストーリーの三すくみ状態と言えなくもない。人間の面白さへの興味よりも、人の世の面白さへの興味が、こういう形式を作らせるのだろうか。面白いことはとても面白いが、材料を十分に見せられて、チャッチャツと料理を簡単に済ませられた気分もある。話の突発性はやはり楽しく、こうなるとこれからの展開はどうなるんだ、ってなスリルがしばしば訪れる。ユマ・サーマンにカウ・ガールと言い、トラボルタに踊らせた。あとクリストファー・ウォーケンをベトナム帰りにしてたっけ。旧作への挨拶を忘れない律儀さというよりも、単にユーモアと取るべきだろう。フェイド・アウトにもとぼけた味がある。そういった笑いのなかに、負け犬の最後の復讐というか、男意気のドラマがあって芯になっている。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-07-26 10:05:22) |
70.《ネタバレ》 それぞれの物語が徐々につながっていく見事な構成、予測不能のつかみどころのない展開、過激なバイオレンス描写、皮肉とユーモアの効いたセリフの応酬、タランティーノワールド全開ですな。K1アーツの入場曲もイケてます。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-01-29 00:59:02) |
【シトロエン】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-12-29 17:57:11) |
68.特に見どころのあるシーンがあるというわけじゃなく、むしろ無駄だと思うシーンが目立つ。しかし、総合してこの映画にはなんともいえない面白さがある。時間軸の狂わせ方、無駄話の面白さ、そういうタランティーノの天性の遊び心が目立っている映画。2時間半の長丁場も一切気になりませんでしたね。 【関白宣言】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-12-18 03:35:48) |
【osamurai】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-03-01 14:15:55) |