86.《ネタバレ》 なかなかに面白かった。 多少モヤッとして終わるのも、逆に味わい深さが増す。 (特に、エドが自らの出世と引き換えに、ダドリーの悪行を公にしなかった(できなかった?)こと。) 登場人物が多く、話もなかなか複雑なので、頭がスッキリしている時に観た方がいい。 特に主役のバドとジャックの見た目が似すぎてて、完全に判別できるようになるまで時間がかかった。 【2年で12キロ】さん [インターネット(字幕)] 7点(2023-02-23 10:31:56) |
85.公開当時話題になった作品ですが1950年代モノということでイマイチ乗り切れず25年も経過してしまいました。今見ても画質は綺麗だし、なぜあれほど毛嫌いしていたのかよく理解できませんが。 人気の小説から抜粋された物語ということで脚本は非常によく出来ています。ただし登場人物がかなり多く序盤から情報過多で少々忙しいです。ただ他の方もおっしゃっている通り、主役級の3名(+数名)のキャスティングがやたらめっちゃドンピシャリとハマっていて、特にスぺイシー・クロウ・ピアースの3名は役と見た目があまりにもピッタリで笑っちゃうほど。また、リン役のキム・ベイシンガーもまさに50年代ハリウッドゴージャスを体現していて初登場時は息をのむ美しさです。彼女は複数の男たちを虜にする美しい女性を演じますが、実は彼女が一番年上で公開時44歳だというから驚きです。(ちなみにケヴィン・スペイシー38歳、ラッセル・クロウ33歳、ガイ・ピアース30歳) 複数の人間が多方面から二重三重に絡まる核心部は終盤が近づくにつれてある一人に収束していきます。全体的に話が入り組んでいますが見終わってみると案外単純、伏線もそれなりに貼られていますので結果論的にはよく出来た脚本だと思います。ただ、映画を見ている最中はなかなかややこしくて名前と顔を覚えるのが忙しかったです。 キーワードになる「ロロ・トマシ」のカラクリには心底ゾクゾクしたし、序盤に当の本人が口にする「更生しないと判っている悪人を背後から撃ち殺せるか?」という伏線回収も心底素晴らしかったです。自分の頭の悪さにはガッカリですが、登場人物が多く話も少々複雑なので複数鑑賞が必要な作品です。映画用にもう少しスッキリさせることもできたと思いますので、そういった意味では少々残念でした。 【アラジン2014】さん [インターネット(吹替)] 7点(2022-09-20 23:16:25) (良:1票) |
84.《ネタバレ》 少し複雑な人間関係と少し複雑なストーリー展開ですが、どんどん引き込まれていきます。最初から最後まで人が死にまくりますが、この当時のアメリカの映画らしいと言えば、まさにその通りです。総じて面白かったです。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-06-17 22:27:50) |
83.《ネタバレ》 出世よりも、父の敵を打つためとでもいうのか、逃げ行く悪者を逃がさないことを選んだのはぐっときた。 若いサイモンベイカーを見られたのも満足。 ケビンスペイシーが絶命前に敢えてあの言葉を言って、犯人のヒントを犯人自ら伝える様に仕向けたのも流石だった! もう一度見た方が理解が深まりそうだ! 【ブリーバンデカンプ】さん [インターネット(字幕)] 7点(2021-01-05 00:04:48) |
82.《ネタバレ》 原作小説の愛読者としては、この映画版は非常に罪作りな作品だと感じる。 エルロイの複雑極まりない原作を非常に手際よくまとめ、王道かつ一級品のエンタメ作品に仕上がっている。しかし、点数としては7点。 なぜなのか。これは原作が映画以上に良過ぎるから、の一言に尽きる。 原作小説は映画版を超えるスケール(事件の規模・事件解決までの年数、伏線の数々)で展開され、 しかも4部作中の3作目であるため、4部作通じて読む事で判ってくる本作の楽しさや面白みもあるのだ。 原作冒頭における衝撃の幕開け、黒幕の犯行のえげつなさ(映画の比でないくらいに”ダドリー!!!”と咆哮する事間違いなし)、そこからの怒涛の伏線回収と犯人との血みどろの対決。 映画版にはない複雑さ、えげつなさ、ミステリーとしての鮮やか過ぎる展開が原作には盛りだくさんで、とにかく熱い、熱過ぎる小説なのだ。 映画版を先に観てしまうと、原作を読む事で得られる楽しさや感動が減ってしまう。 原作を読んだ後でこの映画版を見ると、やはりスケールダウンした感じがあって物足りない。 そういう意味で本作は非常に罪作りな映画だなと感じる次第である。 興味を持った方はぜひ原作4部作も挑戦してほしい。 【nakashi】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2018-03-25 16:05:57) |
81.出世第一主義のエド(ガイ・ピアース)、暴力刑事バド(ラッセル・クロウ)、汚職刑事ジャック(ケヴィン・スペイシー)など、個性的で存在感あり。謎の娼婦役キム・ベイジンガー(当時40半ば)も中年女のフェロモン満開。 エドが刑事になった理由でもある、殉職した父を殺した犯人ロロトマシのエピソード。その名が罪を逃れて笑う男を指して、真相解明へとバッチリ効いているのがオシャレ。 ストーリー、キャストとテンコ盛りの内容でエンターテイメントとして面白いんだけど、最初見たときはいろいろ盛りすぎてごちゃごちゃしてしまったような印象。わかりにくくなっている部分もあって、じっくり見直してみると真犯人側の刑事たちの中にカーライルの死亡とか初見では見過ごしていたのもあった。なので、ネタバレした二回目でも十分楽しめるし、印象が前よりも良くなる。 マフィアのミッキー・コーエン、、用心棒のジョニー・ストンパナート、その愛人のラナ・ターナーが実在の人物で、その関係性を知るとまた別の観点でも興味深い。 【飛鳥】さん [DVD(吹替)] 7点(2017-08-27 20:28:03) |
80.2〜3度、見返した方が理解が深くなっていいかも。 ただ惜しむらくは、ヒロイン役がとっくにとうのたったキム・ベイシンガーだったこと。 魔性の女役としては個人的にはイマイチでした。 【プラネット】さん [インターネット(字幕)] 7点(2017-08-06 21:36:21) |
79.映像演出、俳優のパーソナリティ、ストーリーの難解さと面白さ。どれをとっても高いレベルで、アメリカ映画らしい面白さがたくさん詰まっている作品だと思います。 しかし人物把握に難しい部分があるので、最初から集中してみる必要があると思います(改めて見てみたら、人物紹介するための演出があって、とても丁寧に作った力作だと感じます)。 夢中で見られて、あっという間に終わる映画でした。 【さわき】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-08-02 12:55:27) |
78.《ネタバレ》 良作です。巧みな脚本で中盤に事件が解決したかと思えば終盤までの展開はグイグイと引っ張られた。 まさか最後はバドとエドが手を組むとは中盤までは思いもしなかった。 個人的にはケビンスペイシーの役割・ポジションに惹かれた。汚職には多少染めてた小悪さも持ちながら独自の正義感を持ちかっこいい。まさかで死んじゃうけど。 |
77.《ネタバレ》 モーテルで殺されていた若い俳優志望の検死にて「胃に◯◯が残っていた」はちょっとリアルすぎやしないかい? 【la_spagna】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-10-08 21:19:58) |
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76.《ネタバレ》 本作で一番面白かったのは何と言ってもキャスティング。特に物語の核となる三人の刑事達のキャストは完璧ですね。頭はキレるし正義感もあるんだけれど生意気な新米刑事にガイ・ピアース、しょっちゅう暴れ回る暴力刑事に私生活でも暴れ回ってるラッセル・クロウ、TV業界への露出が多い曲者刑事にケヴィン・スペイシー。彼らは本当に役にピッタリ嵌ってた。 ストーリーは腐敗した警察で巻き起こる内部抗争ですが、主人公が実質三人もいる上に、それぞれの性格が全く異なっている上に、誰の視点から描かれている訳でもないので、話がどう転んでいくか予想のつかないサスペンスが連続するという凝った作りになっています。 ただ50年代のロスを描いたにしては、画面があまりに綺麗に写りすぎている気もしました。いかにも現代で当時を再現しましたって思ってしまいましたが、その辺りはどうなんでしょうね。 【民朗】さん [地上波(字幕)] 7点(2013-05-26 11:16:24) (良:1票) |
75.ストーリーの内容自体は、何か他の作品で見かけたような覚えもあるのだが、見せ方一つでこうも変わるのかと。サスペンス性とスリリングな展開に最初から引き込まれ、最後まで目が離せなかった。 一番印象的だったのは、キャスティングかな。三人の主役たちの個性がいかんなく発揮されていて、それぞれの役者さんにピタリとハマっており、特にエリート刑事を演じていた役者さんが良かった。 お薦めの娯楽作品。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-02-08 02:23:09) |
74.何と言っても素晴らしいのはこの画の作りこみだろう。リタ・ヘイワースが出てくるようだから恐らく40~50年代だろうが、かなり丁寧に作られていて、時代に浸ることができた。そしてストーリーの有機的な絡まりは心地よささえ感じる。「ロロ・トマシ」の使い方も一級品。キャラクターの個性は素晴らしく、それぞれいい演技をしている。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-11-03 12:05:37) |
73.見事な構成力の作品、力作だと思います。でまあ、ミステリなので内容にはなるべく触れないようにしたいと思いますが・・・でも言いたいのは、クライマックスの銃撃戦。これ、ヤなんですよねえ、「はい、出血大サービスで銃撃戦もオマケしておきます」ってな感じで。いや、確かに見事な構成ではあります。ただし段取り臭い。多少映画がいびつになろうとも、ここはやはり「追いつめられた」感を徹底的に描いてサスペンスを盛り上げて欲しいところ。それを何だか、「はいはい次は銃撃戦ですね」「何しろ台本に書いてあるんだもん」みたいに、手際良過ぎないかい? と言う訳で、“オモシロ過ぎて、ちとイヤミ”な映画でした。ああ面白かった。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-08-22 21:49:22) (良:1票) |
72.役者をある意味評価できる作品だった。「セブン」以外では気の抜けた演技しか見せないK・スペイシーもやる気が少しは見えるし、目つきの悪いR・クロウも優等生?の演技。魅力を感じたことのないベイシンガーも素敵だった。ストーリーはちょっと作り過ぎだが銃撃戦などは見どころの一つだろう。観て損の無い作品だと思う。 【ヴィルトーゾ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-08-07 08:34:18) |
71.そんなにちやほやされるほどでもないと思ったのは私だけ? 【HRM36】さん [地上波(吹替)] 7点(2011-06-13 13:53:04) |
70.キャラクターの名前がもひとつ覚えきれなかった。 そんなに複雑なストーリーでもないのに、いまの誰のことだろうってぱっとわからないって、マットとかジャックとか、ひねりのない名前が多いからか? LAの警察は腐ってねーよ、って怒られなかったのかな? 【Skycrawler】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-03-13 01:17:51) |
69.もう少し物語に深みを期待していたのですが残念です。期待していたからかもしれませんがこれではあまりにも平凡。 【akila】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2011-02-21 20:52:15) |
【ホットチョコレート】さん [地上波(字幕)] 7点(2011-02-07 21:43:33) |
67.《ネタバレ》 あまりいい事ではないけど、あの銃撃戦はクセになりそう。蜂の巣覚悟の状況から二人のみで応戦して勝っちゃうんだから気持ちが良かった。ストーリーはやや複雑で、巻き戻して確認するなど、ちょっと苦労しました。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-01-25 18:35:29) |