7.《ネタバレ》 「2」に比べればよっぽどマシでした。なるほど「予言」の監督さんですね。「予言」は悪くなかったです。
たぶん…監督さんは…仲間由紀恵を使わなければいけないことにさんざん苦しんだでしょうねえ。彼女もがんばっていたし、撮るほうも工夫をしていましたけど、しょせん「仲間由紀恵」ですから。
こういうホラーの主役に「仲間由紀恵」。よりによって、明るい日本元気な日本の旗印となっている彼女です。どういう配役じゃ。
どっちかといったら、麻生久美子でしょう。暗さは充分だし、全国的にはまだメジャーとはいえないし。ただし、受け口で顔が細いため長髪が似合わないという致命的な欠点が。
全体的には悪くなかったです。努力のあとがうかがえます。
しかし、貞子=仲間由紀恵。やっぱり無理です。
あとなあ、スーちゃんが拳銃を握って走っているほどミスマッチな画もないですよね。
スーちゃんのような純日本人体型の女性にはこの役はムリ…。スーちゃんにダークカラーのパンツスーツはダメです。スーちゃんが紋切り口調で話すのもダメ。なぜここにスーちゃんをもってきたのでせう。
ラストの一工夫も良かったと思います。努力賞、でもキャスティングがダメで賞。