13.なんの予備知識もなく機内上映で鑑賞。とにかく先の読めない映画で、そこを面白いと思えるかどうかで評価が割れそう。私は楽しめましたけど。ティルダ・スウィントンのオスカーは納得。余計な演技をしなかったクルーニーも偉い。映画の肝ですね。ところで「鑑賞環境」の選択肢に、機内上映がないのはなぜかしら。 【Gioachino】さん [DVD(吹替)] 7点(2018-01-08 22:30:05) |
12.《ネタバレ》 2016.02/21 鑑賞。プロローグが本編と全く関係ないように感じるが主人公の仕事への向かい方、性格等の描き方であれば粋がり過ぎ。一番理解できないのがドライブ途中の朝空けの平原の中で馬に魅せられ車から降り、一命が助かるシーンも必然性を全く感じないしただの偶然では面白くない。理解不足か? 《 ↓での説明には気付かずだった。最近は年齢の所為にしてますが洋画は一度の鑑賞では理解出来ず見落としも多く情けないです。でも映画の評価は直感的で良いと思うので・・。》 でも好きな上司のために自ら殺人に関与し犠牲になっていく女性を描くのは珍しい気がした。やはりアカデミー助演賞受賞は納得。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-02-22 18:31:48) |
11.《ネタバレ》 黒幕というより揉消し屋のお話で、緊張感は最後まで切れない。揉消し屋であるはずの主人公が交通事故揉消し依頼の顧客に投げやりな態度で接する。車を止めて丘の上の馬を見にいったら絶妙なタイミングで車が爆発し命は助かる。「何じゃこれ?」の冒頭だったが、4日前に遡って見せられて主人公の態度にも納得。馬の絡みも主人公の息子が殺された同僚弁護士に進めた本の挿絵が伏線になっていて、よく練られた脚本に納得。大企業の法務部本部長という地位にプレッシャーを感じて功を成すために必死な女が、失敗を恐れるあまり殺人依頼までしてしまう。その怖くて痛い女を演じた女優さんのオスカーにも納得。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-12-13 01:15:41) |
10.《ネタバレ》 重厚だが、急転直下の結末にやや戸惑う。「フィクサー」(もみ消し屋)は原題ではないことが重要であって、原題は主人公の固有名(フルネーム)だ。つまりアイデンティティは、フィクサーという濁った、底なしに相対的な役柄にではなく、あくまで主人公自身にあり、「ピュアで絶対的な」ものによる、逆転の結末というわけ。 【ひと3】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-11-03 17:02:34) |
9.《ネタバレ》 アメリカ大企業の暗部をテーマにした社会派サスペンス。無論、派手なアクションとかもなく淡々とストーリーは進んでいくのだけど、それでも練られた脚本のおかげで最後まで飽きさせずに観ることが出来た。そして、最後、家族の幸せをとるか、それとも正義をとるか、主人公は重たい選択を迫られる。そして、恐らく、極限まで思い悩んだだろうジョージ・クルーニー扮する主人公が、それでも自分の下した結論にむしろ満足気な晴々とした表情を見せるラストはとても感動的だった。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-04-24 19:01:54) |
8.《ネタバレ》 プレッシャーに負けておかしくなっちゃうトム・ウィルキンソンを観てると、『ネットワーク』のジョン・フィンチを思い出してしまいました。主役三人ともレベルの高い演技なので安心して観れましたし、あまり奇をてらっていない脚本も良かった。ティルダ・スウィントンも単純な悪女としてではなく、上昇志向に負けて自分でも信じられない様な悪事に走る弱い人間として描かれているところがポイントであろう。ただ、この手の企業悪を暴く題材は、そろそろ食傷気味であることも確かです。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-02-23 22:01:44) |
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【HRM36】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-07-08 08:45:47) |
6.《ネタバレ》 渋い映画でした。説明が少ないので集中して観ないと置いていかれそうです。車を降りたのは偶然?それとも何かの伏線を見落としたのか。 【ピチクン】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-04-03 17:43:55) |
5.《ネタバレ》 ストーリーもいいし、何と言っても出演者達の好演に惹きつけられます。巨大企業が一個人によりその悪行を公表され、窮地に落とされる。その一個人は映画の中でこう呼ばれている“シバ”(破壊神)と。おすすめです。 【珈琲時間】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-02-22 09:57:50) |
4.ジョージクルーニーがもう少し頭がいいとか腕っ節に自信があるとか、そんな設定だろうと思って観ていたら、ギャンブルしたり、お金に困っていたり、親戚に色んな人がいたりして、えらく頼りないので、観ててすっきりこなかった。同僚のフィクサーが大企業の野心家の女性の上役に殺されてから、やっと物語が見えてきました。「エリンブロコビッチ」や「インサイダー」を思い出したね。最後まで観て、映画冒頭の場面と結びついた時、やっと心に突っかかっていたものが取れて、すっとした。ラスト、タクシーの中でのクルーニーの表情を見て、「はやくニヤリとしろ」と思ってしまったよ。結局、緊張感から解きはずされて、ほっとした表情みせるだけだったけど。社会派サスペンスとして快作だと思う。 【トント】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-12-26 22:46:59) |
3.《ネタバレ》 企業倫理、守秘義務など重いテーマを扱っている作品ではあるが、多くのエピソードがあるが故に発散しているような気がする。もう少し、エピソードを絞って、一つ一つのエピソードの重点を置いて描いた方が良かったと思う。 オープニングとエンディングの馬のシーンは素敵だったぞ。 守秘義務に関しては、弁護士のみならず、私のような技術者にも関係しているテーマである。 職務上知り得た秘密(不正行為)を告発することによって確保される公益と、その者に課せられている守秘義務のいずれが尊重されるべきか、という問題である。 本作のマイケルは告発することを選択したわけだが、告発によって所属する弁護士事務所は大打撃を受けるだろうし、マイケル自身の弁護士としてのキャリアは終わりだろう。 もし、私が同様の場面に出くわしたらどのような選択をするのか、その時にならなければわからないだろうし、おそらく正解はないのだろうな。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-11-17 17:24:01) |
2.《ネタバレ》 冒頭と終盤の二度にわたり登場する三頭の馬の幻想的なシーンで彼の命が助かったのはただの偶然だが、そこに彼を導いたのはアーサーと息子のファンタジー小説であり、偶然は単なる偶然に終わらず、彼の人生を決定的に変えることになる。死んだはずの彼が殺害を計画したカレンをペテンにかけるラストは痛快だが、それにより彼の弁護士としてのキャリアは終わることだろう。最後まで苦みばしった大人の味が本作の醍醐味であり、はっきりいって「地味」な作品だが、派手なアクションと分かり易いストーリーばかりのハリウッド映画においては貴重な存在。クルーニーをはじめ実力派のキャストの力強い演技が印象的だ。人生は偶然の積み重ねで、そこに自分の判断や意思決定が関わってくる。借金まみれのどん詰まり人生を送り、己のキャリアを嘆いていた主人公も、ようやく本当の自分を歩みだせたわけだ。今日も一日ご苦労様と称えたいラストの「ホッと一息」は、彼のような大人たちに贈る製作者たちからのエールと受け取った。 【フライボーイ】さん [DVD(吹替)] 7点(2008-10-08 06:05:54) (良:2票) |
1.なかなか見応えがありました。ジョージ・クルーニーの演技が良かったですね。 【ギニュー】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-05-10 10:27:54) |