19.ベタなお涙頂戴ですっぱい恋愛映画で、突っ込みどころ満載なのに初めから終わりまで涙が止まりませんでした。(笑) ただ、小栗旬と北川景子、上地雄輔は本人の印象が強すぎて映画に没頭するのに邪魔でした 正直、北村巧、大西花恋、矢木悠馬が成長したらこうなるとは思えなく、そのままメイクで大人の役もした方が映画としては良くなったんじゃないかな。 興行的には、小栗旬らがでてたほうが良かったのでしょうが・・・。 【しかせんべい】さん [地上波(邦画)] 7点(2022-01-04 22:28:59) |
18.《ネタバレ》 予想していたよりもよい映画でした。「セカチュー」に似たベタな恋愛映画ですが浜辺美波さんがとってもかわいかった。上目づかいのいたずらっぽく笑う時の顔がよかったです。相手がイケメンじゃなくて多少キモメンならさらに加点してます。学生向けの映画だと思いますが私のようなおじちゃんでも少し泣きそうになりました。 【まっか】さん [インターネット(邦画)] 7点(2021-02-21 09:21:15) |
17.《ネタバレ》 タイトルがアレなので敬遠していたが、思ったより良かった。 主人公二人が魅力的。桜良は日陰の人間でも認めることができるポジティブさがあり、地味君も好印象。たぶんに「セカチュー」の影響が見受けられるが、「いま会い」に通ずる、弱い男性に向けての温かいメッセージ性も感じられる。終盤にむけての盛り上げかたも上手。 とはいえ、そこは現代の若者恋愛模様。小悪魔系?巻き込み女子が、受け身で巻き込まれ系男子をリードしながらストーリーが進む。まぁクラス一の地味君と言っても、そこはイケメンでおしゃれでコミュ力ばっちり。ファンタジーだからこれで良いのだ。桜良のように、いそうなのだが現実にはなかなかいない女の子というのも観客の心をとらえる。 ここで、あえてマイナス点も書いておく。 浜辺美波の可愛らしさ絶賛の声が多いけど、個人的には意地悪な表情をかいまみちゃうので微妙。 それと死因を病気と別にしたことで、闘病のしんどさとか死の恐怖の過程があまり出てこない。これを観た人が、重病人でも笑顔でポジティブでアクティブでいるのが良い、みたいな刷り込みをもつのはイヤだな。つらいものはつらいのよ。親友を傷つけようが、それを吐き出す勇気が大事。 最後に、あまり言いたくないけど、これを観て人間はいいな〜って勇気が出た、引きこもりの人やコミュ障の人が、あまり信頼できない人と「仲良し」になるのも心配。よくよく注意しないと世間の波動に呑み込まれてイタい目を見ることになるのがオチなので、注意されたし。 【mhiro】さん [地上波(邦画)] 7点(2020-09-06 10:19:45) (良:1票) |
16.《ネタバレ》 こんな俗受け狙いの陳腐な物語を、わざわざ高く評価するのもどうかとは思うのですが、脚本や演出の技術面では意外なほどしっかりしているし、主演2人の魅力も存分に引き出せているし、映画的にみれば大きな欠点はありません。 強いて欠点をいえば、あまりにも丁寧に作られすぎていて、上映時間がやや長いことでしょうか。正直、長すぎてちょっと疲れました。たかだか少年少女向けの娯楽映画なのだから、サラッと100分以内にまとめてもよかったんじゃないかと思う。とくに「元カレ」のエピソードは省いてもよかった気がします。 この物語の裏テーマは『星の王子さま』なのですが、せっかく主人公がその本を読んでいるのなら、王子さまと薔薇のエピソードなどを2人の会話のなかに取り入れてもよかったかなと思いますし(薔薇とサクラじゃヤヤコシイけれど)、冒頭に出てくる「肝心なものは目に見えない」の一節も、もっと物語全体に活かして響かせていれば、陳腐な物語なりにもテーマ性が深まったかもしれません。 ちなみに、少年の名前が志賀直哉と村上春樹を足したっぽいのは、ちょっとダサい気がしました。どうせなら『星の王子さま』にちなんで「航士くん」とかのほうが可愛いと思うのですが。 いずれにせよ、これが美波にとっての代表作にもなったし、『セカチュー』以来の青春ヒット作にもなったし、それなりの技術的な水準にも仕上がっていますから、大衆映画としては十分に成功といえるでしょう。ためしに木下惠介や澤井信一郎あたりの作品に比較しても悪くないかと思います。 【まいか】さん [地上波(邦画)] 7点(2020-09-05 07:39:20) (良:1票) |
15.名前だけは耳にしていたが、今日まで見る機会なし。 ドコモのCMを見てて、浜辺美波ってめっちゃ美人やなぁ。 そう思いながら本作を観始めたのがきっかけ。 さすがに数年前なので年相応に幼く、可愛らしい。 まあ、個人的な趣味は置いておくとして。 内容はいわゆる余命僅かの女の子と、男の子の話。 ベタといえばベタ、よくあるパターンかなと。 が、思ったより恋愛恋愛してなくて割と好きかも。 絡んでくる第三者の人間関係なんかも面白かった。主に恭子。 前半はキレイ事や美化が気になったか。セリフのクサさとか。 ただ、後半からは物語が盛り上がってくる。 終盤のお涙頂戴の展開で畳み込んでくる感。 最後の、起承転「結」だけが少し弱い気がするのが残念。 ラストにもうひとつ、予想の裏を行くデカい花火があれば良かったなぁ。 【愛野弾丸】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2020-03-13 16:37:13) |
14.《ネタバレ》 基本的にはいわゆる典型的な「病気」映画で、若干の捻りはあるものの大枠のパターンからは逸脱しないシンプルな(ややもすると少し平凡な)構成となっている。ラストなんかはかなりワザとらしいやや荒唐無稽なオチで、個人的にはあまり良いとは思わなかった。 ただ、この話で優れていると思うのは、とりわけ恋愛感情と絡められがちなこの題材において、高校生同士のピュアな恋愛感情、あるいは友情を更に越えた、しかしそれはもはや「愛」としか呼び様が無い二人の少し不思議な関係性を主軸に据えたことで、話がより純粋で美しい人間愛の物語に仕上がっていること、そして映画においては、その関係性を的確に表現することに成功している主演二人の無垢で爽やかな演技の出来の良さにあるかと思う。浜辺美波も生き生きとした中に悲しみを感じさせる奥行きの有る演技でかなり良かったが、北村匠海の抑制の効いた落ち着いた演技もとても素晴らしかった。あと、地味にガム君の演技も良かった。まずまず良作かと思う。 【Yuki2Invy】さん [インターネット(邦画)] 7点(2020-01-09 01:05:40) |
13.《ネタバレ》 原作未読。タイトルからして敬遠ぎみだったのだが見てみました。 ヒロインのキャラ。合う合わないがハッキリ分かれそうなキャラですが嫌いじゃなかった。 原作はしらないけど北村匠海くんも設定のキャラクターを上手く演じられて居ると思う。 あと、リアリティの無い世界観ではあるが、最初からリアルを求めるような話ではないので 個人的にはさほど気にはならなかった。 ただ、残念なのは小栗旬、北川景子の大人パートかなぁ。過去の話と現代の話の整合性が悪い。 自分の意思で先生になったにも関わらず退職届けを忍ばせるような陰気なキャラから 抜け出せてないのに、自ら自分の過去をペラペラ生徒に語り出すのも不自然だし 結婚式に出ようとしないのもあれだし、最後の友達になりませんかにちょっと醒める。 退職届けを破る程の手紙ではないだろうと思うと。なんだかなぁと。 原作読めば繋がるのかもしれないけど。でも思ったより重くなくて見やすい。 青春映画にありがちな意味不明な行動や感情の爆発や衝突もないのが良かったよ。 【デミトリ】さん [DVD(邦画)] 7点(2019-05-27 01:16:25) |
12.《ネタバレ》 余命僅かの天真爛漫なアタシと、朴訥な「仲良しクン」の不思議なお付き合い。死んでもなお人々の心を震わす、とっても影響力のあるアタシ。キミの膵臓を頂いたら、キミはアタシの中で生き続けるということ。良作。 【獅子-平常心】さん [DVD(邦画)] 7点(2019-04-03 23:00:01) |
11.《ネタバレ》 序盤はあまりにも青春してて、おっさんの自分には中々にして耐え難いものがあった。我慢して見ていたら、いやいやこれはおっさんが見るべきドラマなんだなと感じた。終わったはずの時間がまだ終わっていない、おっさんとなる主人公の未来をも思い続けていたヒロインに最後まで和み続ける映画。これはまずいですね、浜辺美波のファンになってしまったよ。ずるい映画だ。ファンにならない訳がない。8点9点あげてもいいくらい良い映画だと思うが、いかんせん浜辺美波を好きになり過ぎてしまって死別が辛い。視聴後感的には「世界の中心で、愛をさけぶ」に近いものがあるが、死に方が衝撃的過ぎてこっちの方がより引きずる。ちょっと辛すぎてまた見ようって気になれそうもないので、軽く引いて7点。 【にしきの】さん [地上波(邦画)] 7点(2018-12-02 04:53:33) |
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10.《ネタバレ》 もちろん泣きました。でもそれは死に直面してもひたすら前向きなヒロイン浜辺さんの可憐さと北村君の抑えた演技があってこそ。内心ではもっと号泣できるせりふ回しとか脚本や展開も期待してたし、作れそうな気もした。恭子と北村君のくだりはもっと伏線張れるような気もしたし。ふとみせる桜良の弱さの場面最後の共病文庫の場面は泣き所。ちょっとリアリティに欠けたように感じたのは北村君のルックスが男前過ぎたのかもしれない。あれを矢本悠馬にやらせていたらもっと感情移入できたかも。浜辺美波の可愛さや声に1点加点。 18/11/30 映画が良かったのでいまさらのあとから原作読破。すると、原作の一番いいところがカットされていて、しかも営業用に小栗北川が投入されていた!衝撃。原作のがもっと泣ける。原作もかったるいところもあったし伏線利かせすぎという面もあったけどそれを踏んでのラストの怒涛の仕上げは素晴らしかった。原作読めば浜辺の表現は大殊勲に相当するのは実感。北村君も難しい役どころ演じきった。二人に2点加点。脚本演出制作に1点減点以上の大喝。点数は変えないけど。小栗北川には罪はない。この作品に関しては映画先行原作後読みのがいいかも。原作読んでいるとき浜辺さん北村君をイメージして読むことができるから。 【タッチッチ】さん [DVD(邦画)] 7点(2018-10-12 13:54:43) |
9.《ネタバレ》 12年後の「僕」ですか、原作にはなかったんですが、この二人の「僕」のキャスティング、特にツラが原作を読んだ時のイメージにイマイチ合いません。映像から受ける印象の方が勝ってしまうので、現実感の乏しさは原作以上でしたが、ヒロインの死期が迫っている切なさはしっかりと伝わってきます。「僕」が耐えに耐えてヒロインの母親の前で号泣するシーンには思わず涙ですが、最後の結婚式場でのヒロインの親友だった女性とのやり取りは随分野暮ったいものでした。 【ProPace】さん [地上波(邦画)] 7点(2018-08-21 23:32:21) |
8.《ネタバレ》 原作既読です。 元々ラノベとして書かれた原作は「孤高を気取るただのコミュ障の僕」と「秘密を抱えたクラス一の人気物女子」が仲良くなるというラノベありがち定型フォーマットで書かれた凡庸な小説なんですが、「四月は君の嘘」あたりに通ずる(これもパターンの)「死んじゃうヒロインのお涙頂戴感」が一般にちょうどいいツボを突いた事で、予想外にヒットしたんだと思います。 という事でアニメ映画が先に進行していたところに、人気便乗で後から製作された実写版が先に完成し公開となったわけですが…この実写版は「大人パート」という原作に無い要素を入れた事が作劇的にかなり大きな影響を与えていて、原作を知っている身からすると「あぁこう処理したんだ」というある意味宝探しのような面白さがありました。 というところで主に原作との違いで気になったところを。 まず一番大きな違いは、こちらには大人パートがある事で「彼女は間違いなく死んでる」というのが観ている側にあからさまにわかってしまう点。 原作であれば「死ぬ死ぬ言いつつも実は違う展開もあるかも…」と読んでいる途中で先が読めない感があるんですが、この映画だと前半から死んでるのがあからさますぎますよね。 だからもう死んでるのを前提で映画を観るしかないっていう。 あと彼女が死ぬ直前の「今から全力で事故かなんかにあいますよ」的な撮り方もいかがなものかと…あそこはそれを匂わせないようにして撮らないとだめでしょ。 実際、ストーリーを全く知らない嫁があのシーンで「これ交通事故にあうの?」と言ってましたし。あれはあまりにもセンスがない撮り方だったと思います。 そもそも通り魔の伏線も原作より弱いので、あれそんな伏線あったっけ?くらいの感じになっちゃってますよね。 ラストのまとめ方も大人パートが存在しない原作とはだいぶかわってくるわけですが、映画オリジナルとしてわりとまとまってましたし、特に最後の「君の膵臓を食べたい」は綺麗にまとまっててよかったと思います。 総じてありがちなラノベ原作の雰囲気をそれほど壊さずよくまとまっていたと思います。 後追いのようでいて実は実写より先に製作に入っていて原作者がシナリオに参加しているというアニメ版がさてどうなるか…というところでしょう。 【あばれて万歳】さん [地上波(邦画)] 7点(2018-08-20 00:31:39) |
7.《ネタバレ》 あまーーーーーーーーーい! まぁいろいろ突っ込みたくなるところはありますが。 お任せしちゃいました、浜辺さんに。 よくぞ最後までやり通しました。 現実の人生ってのは『雑味』があるからあれだけど、映画はいいですね。 【ろにまさ】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2018-06-16 21:16:29) |
6.<原作未読>興行収入30億円超のヒット作。これだけヒットした理由の一つにリピーターの多さが挙げられるらしいが、気持ちがわかった。桜良にもう一度会いたくなるね。わがままではあるけど、死と向き合いながら明るく健気に振る舞う彼女を見ていると、できうる限りのことをしてあげたくなる。恐らくこれは浜辺美波の好演によるところも大きい。「お涙頂戴もの」と言ってしまえばそれまでだが、山内桜良というキャラクターの勝利でガッツリこの映画に浸れた。最後に明らかになる“あの日、天が味方せず聞けなかったこと”、そして手紙… この二つで驚き等々があればさらに良かったと思う。 【リーム555】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2018-06-11 22:31:17) (良:1票) |
5.《ネタバレ》 知人から駄作っぷりを聞かされ、そのダメっぷりを共有するため鑑賞することに..なんと、不覚にも返り討ちに..泣かされてしまった..涙腺がゆるむ ツボ が、3箇所.. 1つ目は、中盤、本の整理をしている生徒に、先生になったきっかけを話していると 「今となっては..本当にこれで良かったのかな ってさ..」 生徒が 「やめないでね、先生」 驚いて 「えっ」 って聞き返すと 「..だって..さくらさんが 悲しむよ」 この台詞を聞いた瞬間、涙が.. 2つ目は、病院のベットの上で賭けをして負けたさくらに、「君にとって 生きるって どういうこと」 って聞くと、最初は笑っていたさくらが、まじめな顔になり、淡々と語りだす.. 再び涙腺がゆるみ、涙.. 3つ目は、さくらのお母さんから「共病文庫」を手渡され、それを読み終わり、お母さんに断ってから..「ごめんなさい、もう泣いてもいいですか」 堰を切ったように 号泣.. このシーンで、もらい泣き..(いや~まいった..) 本作の映画としての評価は、物語自体、なかなか良かったと思います、“死に向き合うことの何たるか” が、ちゃんと真摯に描かれています..深いイイ話です..ただ、前半のむずがゆくなるような演出、台詞のオンパレード、大人が観るにはちょっとキツかったかな..最後の結婚式当日 ってのもやり過ぎ(過剰演出)..このシナリオのまま 「リンダ リンダ リンダ」の山下敦弘監督とか、「フラガール」の李相日監督あたりが、創ってたら、レベルの高いもっといい作品になってたのかな~ って思ったりもします..う~ん もったいない、残念.. 最後に、この映画の “テーマ” と言える、さくらの台詞(お気に入りの台詞)を列挙します..「誰かと “心をかよわせること” かな..」 「誰かを 認める 好きになる 嫌いになる」 「誰かと 一緒にいて 手をつなぐ ハグをする すれ違う」 「それが 生きる」 「一人じゃ 生きるって わからない」 「そう 好きなのに 嫌い 楽しいのに うっとうしい そういう まどろっこしさが あたしが 生きてるって 証明だと思う..」 「だから こうしていられて良かった 君がくれた 日常が あたしにとって 宝物なんだぁ」..(涙) 【コナンが一番】さん [DVD(邦画)] 7点(2018-04-28 19:24:55) |
4.《ネタバレ》 原作は読んでいない。事前の印象としては、奇抜な名前で人目を引いておいてからベタに泣かせようという魂胆が見えるようでまるでライトノベルかと思ったが、実際見ても「膵臓をたべたい」という言葉が物語から自然に導かれたようには思われず、やはりタイトルが先で理屈を後付けした感じになっている。 その一方ではとにかくヒロインの笑顔の魅力が絶大で、どうせラノベ並みの通俗映画だろうと突き放そうとしても抵抗不可能である。というより実はもともとこの人が目当てで見たわけなので、最初に図書館で幻影が現れたところですでに感動してしまった(あまりにも可愛い)。この人なら多少の都合のよさも許容して行動人格全部を素直に受け入れてしまうので、これはキャスティングの大成功と思うしかない。スイパラでのやりとりは脱力するほど可笑しく、またお泊り旅行での楽しげな様子も嬉しくなるが、最初から病気とわかっているので笑いながらも心は痛む。 また全体的にも結構悪くないと思ったのは、主人公男女が互いに「膵臓をたべたい」と思うのがわからなくはなかったからである。特に男の方には個人的に共感してしまうところがあり、「お門違い」という表現を自分はしないが気持ちはわかるので、そんな奴でもちゃんと見ていてくれる相手がいるなら嬉しいだろうと思う。見た目から入るのではなく人として心を通わせるのが先、というのもいい話だが、ただしこの映画ではヒロインが超カワイイ系美少女で男もイケメンのため、外見優先でないという本来のコンセプトから外れてしまっているのが最大の問題点かも知れない。 何にせよ万人が自分のこととして見るような映画ではないだろうが、しかし12年後の図書委員と森下さん(笑顔がかわいい)の関係は一般人に少し近い雰囲気を出している。この2人にはぜひ仲良しになってもらいたいが、ただしそれならそれでちゃんと生きていてもらわなければ困るわけである。 [2018-04-17追記] 原作を読んだ。若年者向けの小説だが、だからこそ人の心を無遠慮に突き刺す(今さら言われたくない)言葉が盛りだくさんのように思われる。個人的には原作で主人公の母親が「私は嬉しい」と言ったところは映画にも入れてもらいたかった。 そのほか原作との比較で残念なのは、省略のせいでいろいろ半端になっていることと、やはり映画で付加した12年後の部分に不自然な点が多く、観客に突っ込みを入れられても仕方ない状態になっていることである(自分は寛容な性格なので見ないふりしたが)。そもそも12年も待たずにすぐ心を入れ替えてもらいたかったものだが、しかし12年後の図書委員と森下さん(演・三上紗弥)にだけは否定的になれない。この2人はかなりいい感じである。 ほか題名の意味に関しては、原作だと誰でも知っている慣用句で端的に言い表せるので誤解のしようがないが、映画では変に深読みを誘うよう改変されているのが好ましく思えない。ただし自分としては、映画を見た段階でも原作と同様に受け取った(その方が解釈として簡明なため)ので、制作側の小細工は自分に対しては無効だったということである。 【かっぱ堰】さん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2018-03-17 18:49:22) |
3.きみの膵臓を食べたい。そう想い合える相手と過ごした短い日々の物語。 素直に見て、素直に泣きたいところですね。 浜辺美波ちゃん、笑顔が素敵でした。 【あきちゃ】さん [DVD(邦画)] 7点(2018-02-19 11:20:34) |
2.《ネタバレ》 いい年したおじさんですが、いま流行りの”キュンキュン”したくて観に行きました。無事キュンキュンしてこれました。 題名から青春恋愛映画とは思えませんが、この題名が結構深い意味を持ってます。 原作を読んでいないのでわからないのですが、物語の進行は現在の僕(主人公)が母校に先生として赴任していて図書係の生徒に過去の出来事を話すという方法で進みます。僕(主人公)もかつて図書係だったのですが、実はもう一人図書係がいた、それが桜良だったのです。物語の始まりは、僕(主人公)が桜良の秘密を知ってしまったところから始まりますが、淡く切ないストーリーです。この作品お互いがラブラブな訳ではありませんが、微妙な距離感でお互いを必要としている感じですすみます。終盤、僕(主人公)が桜良に対して”好き”以上の言葉で告白した途端に桜良はこの世からいなくなってしまいます。あるメッセージを残して。という感じでそれほど深い映画ではないけどそれなりに楽しめます。 今回主役を演じた。北村匠海くんと浜辺美波さんはおそらく初主演だと思いますけどお二人とも良い演技しています。ほとんど表情を変えない僕(主人公)にたいして人懐こい明るい表情だけでなく不安や恐怖に襲われる桜良の対比がとても良く描かれているとおもいます。 【みんてん】さん [映画館(邦画)] 7点(2017-08-02 11:53:37) (良:1票) |
1.月並みだけど、クサいラブストーリーって感じです。 不思議なのが、現在の僕が図書委員の一人に自分の青春時代の話をするか?、ってことですね。 そのあたりの脚本に不自然さを感じます。 それにしても、主人公の桜良がカワイイ。 無邪気さと不安さを少しずつ見せる浜辺美波の演技は見事だと思います。 相手役の北村クン他の若手の演技も良かったと思います。 あと、小道具のガムが秀逸です。 【ミスプロ】さん [映画館(邦画)] 7点(2017-08-02 08:56:34) |