2.《ネタバレ》 2019年製作の今泉力哉監督作品で《街の上で》に出演していた中田青渚という子が魅力的な女子であったのでここに遡って参りました。
だがしかし、ミスミソウ、、始まって5分もしないうちに、そのイジメグループの非人道さに不快指数がMAXで「これはアカン」この先見るのやめようかしらと思ったほどでありましたが、そこは少し我慢。だが最悪な事に目当てだった中田青渚はイジメグループの主犯格であり、さらに腐れ教師の登場だとか、イジメグループのその凶暴性が被害少女の家族にまで及んだ時には不快指数が既にMAXMAXに達してしまい「アカン、この結末は逆に最後まで見届けてあげなきゃならん」という思いに変わること、その後、少女の反撃は実に早かった!
そして、殺す殺さないの関係がイーブンになり、一方的なイジメドラマから少し頼もしさを増した反逆ホラー一辺倒へと加速し、結果的には登場人物のほぼ死滅という状況においてそこに悲しさこそ芽生えますが、原作は漫画なんでしょう ならばそれでいいです それでこそ、エンターテインメントホラーとして成立していっていますので、この世界を楽しめた楽しめなかったは視聴者個人の裁量へと委ねられてゆくのです。それでよいかと思います。
だかしかし、撮影協力されたこの栃木県や新潟県の田舎市町。エンドクレジットで市町名を晒されてましたが、それってどうですの。ここに住まれる市民町民納得されているのでしょうか。この町にだって中学校があって中学生だっているのでしょう そこに通っている子供たちの思いはどうなのでしょうか。他所から来た者は警戒す、その時は覚悟しておいでやす転校生諸君というメッセージに捉えられかねない事態にも発展いたします。そんな意味からするならば、これはある意味、市町村役場が犯したミスであり、大人側が子供ら側を軽視したデリカシーの無さのように思えます。
雪上に健気に顔を出して咲き誇るミスミソウだってこんなところで脚光を浴びたとしてもとても喜べやしてないんじゃないかと思えます。