【紫電】さん [DVD(邦画)] 8点(2022-02-08 21:52:15) |
21.いやぁ~、かなりオモシロイ映画ですね。主役・脇役、それぞれ輝いてます。「ありえねぇ」具合も、この映画を調和させるギリギリの範囲に収まっているように感じられ、うまく出来ていると思いました。 |
20.《ネタバレ》 あらすじをザッと読んだ限りでは、荒唐無稽なストーリーだけが売りの奇を衒った演出の日本映画かと思ったのですが、実際に観てみると「よくもまぁ、これだけ上手いこと話が繋がるもんだな」と驚いて感心してしまいました。作品全体のテンポは極めて良く、物語のスピーディーな展開にはガイ・リッチーの犯罪映画にあるような小気味良さが感じられます。特に"全国殺し屋選手権"のシーンは傑作。終盤は「ちょっと人が死にすぎじゃない?」とも思ったけど、まさかラストへの伏線だったとは…。明らかに非現実的なんだけど、やけにリアルなところもあってこの映画、完全にやられてしまいました。参りました! 【かんたーた】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-09-14 19:08:18) (良:1票) |
19.《ネタバレ》 前回、人命軽視の点で酷評して3点を入れました。改めて観ました。すみません。8点に訂正します。だからといって人命軽視の点は譲れません。8点にしたのは、大杉蓮さんと堀部圭亮さんの演技とキャラに参ったからなんです。ブラックコメディなんですけど、とにかく脚本が計算しつくされている。爆発シーンがなくても、美男美女を起用しなくても、面白いものは面白い。本は読めば、読者がその情景をイメージできるのですが、映画は映像で楽しめる。そこに本にある筋書きが絡めば…、うん、お金をかけなくてもいい映画ってできるんです。やっぱり何か(2ちゃんねる)やりながら映画を観るのはいけませんね。すみません。ホントにごめんなさい。 |
18.これは面白かったです。ただ、主人公が郵便物を盗み出してから、職場でどう過ごしていたのかの描写がないのはかなり不自然です。警察側にしても、職場から主人公を辿ろうとしないのが違和感があります。このごくわずかな疵が残念でなりません。確実にもうワンランク完成度を上げることができるはずの映画だったのですが……。 【K】さん 8点(2005-03-26 16:27:30) |
《改行表示》17.相変わらず映画で遊んでるなぁ…殺し屋ネタの馬鹿馬鹿しさにゃ脱帽。 自転車対決とか、ありえない展開ばかりで…よくもまぁこんな事思いつくなぁ! 堤真一、堀部圭介、大杉漣との突っ走りっぷりに血沸き肉躍り、ヒロイン遠山景織子とはほのぼのしみじみ。万人が楽しめる快作。 【ふくちゃん】さん 8点(2004-06-10 02:37:04) |
《改行表示》16.《ネタバレ》 本物の銃に込められたものは「殺意」、水鉄砲に込められたものは「思い出」。そのふたつを仕舞い込み、死に向き合う殺し屋、滑稽な偶然に翻弄されるヤクザ、運命のいたずらに人生を狂わされたことに気付かないまま死への道をひた走る郵便局員、その先に見据えていたものは、ただ死に逝く者への情愛。喜・怒・哀・楽・生・死、まさに「ドラマをドラマたらしめる要素」の全てがこの一本に集約されている。 色々な要素を詰め込むと、たいがい「どっちつかず」で中途半端な作品になってしまう場合が多いが、不思議とこの作品は各要素が持ち味を殺すことなく、ドラマ演出を相乗効果的に盛り上げる結果になっている。中盤辺りの「殺し屋の選考会」のシーンまでは、「また、ふざけ半分の作品か」と思ったが、後半に行くに従って高まっていくテンションに、次第に釘付けになってしまった。これだけ最後がどうなるか気になった作品は久しぶり。 「偶然」と「必然」、「生」と「死」、「滑稽さ」と「真剣さ」、「笑い」と「悲しみ」、すべての事象はまさに表裏一体の関係のもとに意味を持つもの。ラストの「死に逝く者たちが得る平穏」が、最もそれを象徴している。登場人物達の「必死さ」と「滑稽さ」が入り混じる生き様は、まさに現実に生きている我々の人生そのものである。この作品こそ、喜怒哀楽生死のすべてがつまった「人生」を象徴的かつ風刺的に描いた「真のバカ映画」である。 【FSS】さん 8点(2004-06-04 06:25:43) (良:2票) |
《改行表示》【PAD】さん 8点(2004-06-03 14:36:37) |
14.理不尽な全力疾走コメディ。皮肉な笑いを散りばめつつ、きちんと物語としても成立している。救いようのない出来事の数々を哀愁漂うラストに上手く繋げていると思う。よく出来た作品である。 【もとや】さん [地上波(邦画)] 8点(2004-04-01 18:48:54) |
13.漫画です。いや、悪口じゃなくて。他の日本人監督が漫画っぽくしようとして大抵大失敗しているのから比べると、大変良く出来ていると思う。その荒唐無稽な設定を、ありそうでいてありえないストーリーに乗っけて、全力疾走した後のささやかな安息。どう見ても悲惨で、救いようの無いラストにもかかわらず、あれだけで、すべてをチャラにしてしまう監督の才能に拍手。 【みやひろ】さん 8点(2004-02-27 01:55:12) |
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12.期待通りに面白かったです!こんなタイプの映画初めて見ました。 【愛人/ラモス】さん 8点(2004-02-23 10:41:02) |
11.《ネタバレ》 主人公が死ぬバッドエンドでありながら、少しも悲壮感がないラストが良かったです。私にはハッピーエンドに見えました。無味乾燥な現世を離れ、彼女と仲良くあの世へ行けたのだから。ただドジなヤクザの野口さんは責任を感じてるでしょうね。 【ひろほりとも】さん 8点(2004-02-01 08:51:10) |
10.二人で歩くラストがホントに良かった。泣きました。堀部の演技が下手すぎるのと、少々雰囲気的に笑いにくかったのがあれですけど最後がいいんでOKです! |
9.渋いとこ、好きです。堤真一,SABUさんのえいがの、見たなかでいちばん好きです。 【おでんの卵】さん 8点(2003-12-07 03:27:23) |
8.面白い映画がないからと言って俳優から監督に転向しただけあって、SABU監督によるこの映画はただならぬ面白さに溢れている。ヤクザを巻き込み、警察を巻き込み、殺し屋を巻き込む郵便配達員の暴力的なまでの疾走は、そのままこの映画自体のエネルギーへと直結する。圧倒的なまでのストーリー展開にもはや言葉はいらない。 【鉄腕麗人】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2003-12-05 23:13:34) |
7.堤の自転車のこぎ方がださかっこいい。最後はやっぱりなと思うが何も考えずに笑える映画だった。 【俺は直角】さん 8点(2003-11-13 13:34:45) |
6.サブ映画の中で3本の指に入る映画だね。堀部がいい。見ててくれ!健さん。 |
5.堤真一がかなり良かったと思う。脇役もね。最後は最高ですやん。 【タコス】さん 8点(2003-08-29 23:40:40) |
4.いいっすねー!久々に良い邦画を見ました。ポストマンにでもなろうかな、などと・・・。 【たりー】さん 8点(2003-02-26 15:19:49) |
3.勢いありました。遠山景織子がかわいいです。突っ込んでたのしむ映画みたいなかな。 【バカ王子】さん 8点(2003-02-08 12:28:17) |