16.《ネタバレ》 初めての鑑賞です。面白かった。ものすごくくだらない内容なのに、それなりの教養にもなるところがスゴイ(笑)。たんに「顔が濃い」という理由だけで集められた俳優たちも笑えますが、これが驚くほど古代ローマの風景に溶け込んでおり、これならイタリア人でも違和感なく観れるんじゃないかと思いました。まあ、いくらファンタジーとはいえ「日本人が古代ローマ文明を発明した」という歴史修正主義はイタリア人から見れば噴飯ものでしょうが、さすがに日本人とは言わないまでも「属州の異民族文明を吸収することで古代ローマ文明が発展した」という面は実際にありそうな気がします。古代ローマ人にお姫様抱っこされるのがヤマザキマリの願望だったのかしら?続編も楽しみです。 【まいか】さん [地上波(邦画)] 8点(2023-02-12 22:33:01) |
《改行表示》15.原作は未読。こんなコメディSFがあったのか!と新しいジャンルを見つけた思いで感服しました。 引き込まれて飽きることなく一気に見てしまいました。 2も見ます。 【ぷらむ少佐】さん [インターネット(邦画)] 8点(2017-05-29 00:28:59) |
14.《ネタバレ》 面白い!。これは素直に面白い!。佳作です。タイムスリップでコントかよと侮っていた自分が恥ずかしくなるような良い仕事のエンターテイメントじゃないですか!。最初っから当然の様に外人扱いの阿部寛さんですが、ルックスのみならずいつものあの卓越した演技力で観る者を引き込む引き込む(笑)。その他、市村さんやら北村さん、宍戸さんなど【濃い】面々が、男氣溢れるギリシアン(と呼ぶのか解らんが)を熱演して熱い熱い!。視聴者が大真面目なお笑い路線に乗って笑ってれば一転!、命の危険も伴うシリアスな展開になり、しっかりと決着つけて、大団円としてくれる。今更言うまでもないけれど、もはや顔だけ・語りだけの演技で【魅せて】くれるレベルに達した阿部寛さんに乾杯。楽しい映画でした!。…そうそう。その阿部寛さんに真っ向から対抗できる素晴らしい役者だと思ったのが、本編前半で存分に活躍している【平たい顔族】の方々。彼らの狙ってない演技は最高!!。助演男優賞あげたいですよ!(笑)。 【役者の魂】さん [地上波(邦画)] 8点(2015-04-08 17:38:52) |
13.厳しい意見が多いですがわたしは期待以上に楽しみました。何よりもこの作品は質の高いコメディーなのです。(個人的なきまりでコメディーは8点が最高点なのででスミマセン。)主人公の建築技師ルシウスは生没年も不詳で歴史上有名な人物ではありませんが、日本人の市村正親や宍戸開が演じたハドリアヌス帝やアントニウス帝は残されている胸像彫刻にそっくりだし、ローマ時代の装束トガを着て闊歩するローマ市民たちや古代ローマの市街など正にわたしが見たかったシーンでした。今までに制作された古代ローマを舞台とした映画は「クオヴァディス」や「ローマ帝国の滅亡」など悲劇しか思い浮かばず、またこの時代(紀元二世紀の五賢帝時代)の少し前を背景にした「ベン・ハー」や「クレオパトラ」もローマを舞台としているわけではありません。本作品を見て、日本の製作者と俳優陣が高い文明を誇った古代ローマ人の日常を描く作品を作ってくれたことに感謝感激しています。わたしが笑った箇所のほとんどは本歌取さながらのオペラ音楽BGMと切っても切れないシーンでした。ルシウスと真実がタイムスリップする際の「蝶々夫人」のアリア「ある晴れた日に」、エンド・ロールで人々が風呂でくつろぐ場面での「アイーダ」の凱旋行進曲、そしてルシウスが皇帝に表彰されるシーンでの「ツーランドット」の「誰も寝ない」等々、異文化に対する憧れと尊敬、そして対抗心がこの作品を面白くしています。蛇足ながら最後の曲はイタリアの中下層階級出身で国葬並の葬儀とともにこの世を去った歌手パバロッティの「人生のテーマソング」で、トリノ五輪の開会式ですい臓がんに侵されていた彼が(口パクではありましたが)「Vincero! Vincero!(勝つぞ!勝つぞ!)」と高らかに歌った曲(+荒川静香さんの金演技曲)でもあります。笑える、あるいはシリアスなストーリーに時代考証、音楽、美術すべてを盛り込んだこういう作品が日本でさらに制作されることを期待しています。 【かわまり】さん [DVD(邦画)] 8点(2014-01-22 14:10:27) (良:1票) |
12.《ネタバレ》 原作未読。風呂好きな国の文化交流かな。単なるコメディかと思ってたら、後半はシリアスな展開で。上戸彩が所々で妙に色っぽい感じで良かった。 【山椒の実】さん [地上波(邦画)] 8点(2013-06-16 20:53:25) |
《改行表示》11.おもしろかった。 大衆映画として大満足の内容。 安心して笑える。役者さんたちの配置も程よい。 唐揚げ弁当みたいな映画。 老若男女誰でもいつでも気張らずに楽しめると思う。 【おでんの卵】さん [地上波(邦画)] 8点(2013-04-30 13:23:01) |
《改行表示》10.《ネタバレ》 まあ、ストーリー設定とキャスティングで最後まで楽しませてくれる映画でしたね。風呂文化の素晴らしさが伝わってきますし、古代ローマの歴史にも触れられるし、「濃い顔」日本人俳優の顔芸も笑えますし、娯楽映画としてよく出来ていると思いました。 気軽にお風呂が楽しめる日本に生まれてよかったなと思わせてくれる作品です。 【TM】さん [地上波(邦画)] 8点(2013-04-27 00:16:55) |
9.《ネタバレ》 原作未読、興行収入等々全く事前知識なしでの鑑賞。鑑賞後の最初の感想は「面白かった」。後半の上戸彩が出張ってくるところが少し違和感というか疑問?を感じるところはあったけれど全体を通じて見ていて楽しいと思える映画だった。設定とかは全然気にならなかったし(「BILINGUALは笑えた。)。後半のシリアス?なシーンもずっとワンパターンのギャグで押すわけにもいかないから仕方ないのかな、と。ただ続編作れば蛇足になると思うのは同意。 【ほかろん】さん [ブルーレイ(邦画)] 8点(2013-04-14 11:44:31) |
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8.かなり面白かった。特に前半のルシウスのカルチャーショックは爆笑。後半の真面目な展開はちょっと退屈したけどまあ映画として1本話を通す必要はあるのかなあと納得。続編は作らない方が良いのでは。 【ぽじっこ】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2013-03-03 21:38:36) |
7.《ネタバレ》 銭湯での入浴後は「白牛乳の一択」である私ですが、よく冷えた果実の汁入り牛の乳も悪くないかぁと、この映画を観た後に、平たい顔族の私は思った訳です。 【aksweet】さん [DVD(邦画)] 8点(2013-02-13 23:16:25) |
《改行表示》6.《ネタバレ》 原作既読。家に全巻持っています。個人的にはマンガの実写化には抵抗があるほうなのですが、嫁がこの漫画&阿部寛さんの大ファンということで一緒に鑑賞してみました。 結論から言うと、面白かったです。原作の話をどのように実写にするのかと思ってましたが、けっこう大胆に改変してきていてびっくりしました。 といってもベースは原作通り。古代ローマの浴場技師のルシウス(=阿部寛さん)が現代の浴場にタイムスリップし、その浴場文化を古代ローマに取り入れ、ローマの人々を癒していく・・・という物語。 今回は実写版ということで、マンガなら許されるような強引な展開をどうするのかということを気にしながらの鑑賞でしたが、見事に実写テイストの『テルマエ・ロマエ』になっていました。マンガでは描かれなかったような表現も入れ、実写ならではのリアルさを見せながらタイムスリップ時のアニメーションなど『テルマエ・ロマエ』的なシュールな描写も盛り込まれています。 やはり実写版ということでマンガよりよりドラマ目線の描かれ方が重視されてる気がしました。マリ(=上戸彩さん)以外にも実家の温泉地のじいさま達もタイムスリップさせ、古代ローマで温泉地の知識を生かしながらみんなで助け合う・・・といった展開はやはり実写ならではだと思います。 ただ、細かいツッコミだと思われるかもしれませんが、「猛勉強」したマリが一夜にして古代ローマ人とコミュニケーションを取れるくらいローマ語をペラペラ話せるようになるのはさすがに不自然さを感じました。もともとそんな勉強をしていた、とかできる人が通訳に入る、とか、いややっぱりそれもかったるいか。しかしちょっと唐突過ぎてもったいないと感じました。 【TANTO】さん [DVD(邦画)] 8点(2012-12-26 20:46:47) (良:1票) |
5.ギャグ漫画原作の映画って、クライマックスで安っぽい感動ドラマを持ち込む傾向が強いと感じているもので、この漫画の映画化についても心配でした。でも風呂の制作に史実の戦争をミックスして盛り上がったと思います。CGでない大勢の人間の迫力も良かった。まあ、何よりも阿部さんの熱演によるのですが。原作同様風呂への愛情が全編にみなぎっていて最後まで楽しかった(上戸の持ち込んだ原稿はどうなったのか気になる)。結局言いたいのは、熱い風呂に浸かれたら幸せということです。 【次郎丸三郎】さん [DVD(邦画)] 8点(2012-12-22 14:52:54) |
4.《ネタバレ》 原作の漫画を全く読まずに観てきましたが、面白かったですね。阿部寛がいなかったらこの映画は作れなかっただろうな。顔が濃いいだけでなく、キャラにもピッタシあってた。肩肘に力をいれず非常に軽くいい気分になれる映画ですね。 |
3.《ネタバレ》 全裸の阿部寛が銭湯の湯船からワー!っと飛び出したり、謎の渦に飲み込まれて全裸でグルグルウワー!とか、もうそれだけで笑えるズルい映画でした。前半のノリで最期までやってくれたら、今年のブルーリボン俺アカデミー賞総ナメだったのですが、色々と収集つかなそうなので、シリアス展開にするしか無かったんでしょうね。 【4吉】さん [映画館(邦画)] 8点(2012-06-20 18:54:54) |
2.《ネタバレ》 鑑賞前は原作にない上戸彩の存在に、原作破壊の危険な臭いを感じていたが、逆に原作の世界に足りなかった現代との繋がり(人と人との)を強く感じさせる良い絆になっており、ラストもほんわか、クスリ(笑)としてしまう良いできでした。 【リニア】さん [映画館(邦画)] 8点(2012-05-28 15:58:40) |
《改行表示》1.《ネタバレ》 面白かった。原作未見で、予備知識なく映画を観られたのが良かったのかもしれない。とにかく、序盤のギャグがことごとくハマった。終盤のシリアスな展開も良かったな。僕って結構単純なのね。 話自体は荒唐無稽だし、上戸彩がラテン語を理解したり、温泉旅館のおやじ達がタイムスリップして主人公たちに合流したり、日本に皆一緒に戻るところなど、ご都合主義も甚だしいけど、それはそれ。そこがまた笑えるところだったりして。。 単なるギャグ映画としても面白かったけど、古代ローマとテルマエの歴史を絡めた物語としてもよく出来ていたと思う。この映画、イタリアの映画祭で大爆笑の大絶賛だったらしいけど、イタリア人はこの映画の日本人たちをどう見たのかな? 日本のおやじ達が率先して湯治場建設に協力する姿に古代ローマ人の阿部寛が感心して言う。「それにしても何故彼らは手伝っているのだ?自分の名誉にもならないことを。彼らは常に行動を共にし、個人と言うものを犠牲にする。彼らには自分の名誉などよりも優先すべきことがあるというのか?」 これって日本人の集団主義と奴隷根性を言い当てているよね。これが美徳として好意的に伝われば、世界に紛争がなくなり平和が訪れるのだけど。。。 「日本人は髪の毛が黒いという以外、殆どその容姿に共通した印象を持たない。肌の色、髪の毛の質、体型、一重/二重まぶたなどの多様性。日本人は単一民族どころか、かなり幅広い人種の集合体である」というようなことを最近読んだけど、この映画の阿部寛を見ていると「なるほど」と納得してしまう。彼は古代ローマ人を演じられるように容姿がかなり日本人離れしていると言われるけど、だからこそ、彼は日本人なのだ。 ※原作漫画も読了。こっちも面白かったけど、漫画で表現されている様々なギャグが映画で的確に(いや、それ以上に面白く)再現されていることに改めて感心した。 【onomichi】さん [映画館(邦画)] 8点(2012-05-13 10:55:52) (良:1票) |