《改行表示》5.《ネタバレ》 「主役」 2013/01/03鑑賞 30年ぶりにみましたが無理のないストーリーで意外でした。 特撮もそれはそれで鑑賞に耐えます。 この映画を見て軍艦にハマリました。 作品全体を貫く主役って古手川祐子かなあ。 小田切父の「こんなはずでは」ってあたりの台詞も深いのだけれど。 「群青」そらで歌えるほど好きです。 【pige】さん [DVD(邦画)] 8点(2020-01-12 21:59:15) |
4.《ネタバレ》 これだけのキャスティングとこれだけの内容で、一体どうやってまとめるのかと思っていたら、意外にきちんとまとまっているので驚いた。勝因は、固有名詞や作戦用語を、見る側が理解できるかどうかとか余計なことを考えずに、当たり前に使っていること。そして、いろいろ登場する会議や協議のシーンを丁寧に描いていること。これによって一本の緊張した筋が維持されている。他方で、情緒に流れない程度に市井の2家族を絡めることによって、上滑りではない個々の生死の重さを表すことに成功している。また、各海戦(真珠湾、ミッドウェー、レイテ沖、大和突撃)についても、基本的要旨の部分とはいえ、背景や位置づけや経過、そして結果をきちんと盛り込んでいるのも重要。だから、豪華キャスティングの皆様も、所在と立場を明確に与えられて、輝いている。 【Olias】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2014-04-29 00:55:58) |
3.この映画は、海で死んでいった兵士の鎮魂歌だと思います。それゆえ、人間の「死」艦船の「死」を美しく描いています。あくまで「美しく」描いたため、誤解もされているかもしれません。監督は、メイキングで戦争の悲惨さを訴えています。 【けん124C41】さん [DVD(邦画)] 8点(2010-12-13 22:33:59) |
2.《ネタバレ》 丹波哲郎さんの艦長(大和ではなかったが)の最期、財津一郎さんの大和乗務員と中井貴一さんの特攻隊員の親子それぞれの最期、幼子を連れた戦争未亡人役の古手川裕子さんが波打ち際で海を眺めるバックに流れる谷村新司さんの「群青」。昔見たのでちょっとちがっているかもしれませんが・・・ 【its】さん 8点(2004-01-07 00:22:14) |
1.太平洋戦争末期の究極の自己犠牲はすごいと思う。中井貴一の最後の台詞は印象的です。真珠湾攻撃や山本五十六が死ぬシーンが昔の映画の使いまわしだったことに最近きずいた。皆がこんなに割り切れたのではないと思うが、其々に家族や愛するものの為にできることは、こんな狭い選択肢にしかなかった時代だったのだったと思う。外交でアメリカに追い込まれ真珠湾攻撃決断したという事実も少し入っていたのも良かった。日本の戦時中からの数多く作った戦争映画の完結編みたいな感じで見れました。面白さでなくいい作品だと思う。 【スルフィスタ】さん 8点(2003-09-09 00:13:03) |