《改行表示》48.《ネタバレ》 事前に「すごく泣ける」とかなり聞かされてからの鑑賞だったので、けっこう身構えて見始めました。 このくらいの時期の欧米におけるエイズへの世間の認識が分かりますね。病気に対する世間の意識なんて、日本だろうが欧米だろうが大して変わりないんだなというのが率直な感想ですね。 でもこの時代のワルってなんだかそこまでワルじゃないというか、デクスターの病気についてエリックから聞かされて、「おい、もうやめようぜ」としおらしく引いていこうとしたり、エリックの母親にしても凄い勢いでエリックを引き剥がしにいったあと、デクスターの母親に詰められてシュンっとなって帰ってくるという。なんか最近のワルって、とりあえず自分がよければとか楽しければいいみたいな感じで信念も何もないし人の話も聞かないしという印象なんですが、この時代のワルはワルなりにきちんと人の話を聞くしそれについて自分たちなりに解釈して考えるし、そこだけでも今と全然違って良いなあとか思ってしまった。「人なんか関係ねー、オレさえ良ければいいんだ」という人が本当に増えた気がします。個人的な感触ですが。 結果的に断念しましたが、下流の街を目指して二人でゴムボートで川下りって、冒険!って感じでなんだか良いですね。ここまでの冒険はしたことないですが、50ccにまたがって何県も離れたところへ紙の地図だけで目指した昔の経験を思い出して、懐かしいです。 靴のエピソードは最高です。「真っ暗な中で目覚めると、宇宙の何億光年も先の何もないところで一人ぼっちだと感じて苦しいんだ」と訴えるデクスターに、「この靴持って寝ろよ。臭さでここが地球で、僕が近くにいるってわかるから」と言って自分の泥だらけの靴を渡すエリックと、その靴を抱きかかえながらとても安心した表情でスヤスヤと眠りにつくデクスター。なんだかとても心が安らぐシーンでした。 周りからは子供の遊びのように見えたかもしれません。しかし二人で探し続けたデクスターのための"cure"。それはうまくいかなかったが、デクスターにとっては"cure"はエリックとの時間だったのかもしれません。 【TANTO】さん [インターネット(字幕)] 8点(2022-03-24 22:58:49) |
47.《ネタバレ》 シンプルでいて、残酷だけど心温まる作品。難病による苦しみよりも、人が人と関わることで生まれる苦しみ、そして幸せに、目を奪われた。普通でいることが、どれだけ幸せなことなのか、それを普通でいる時に感じることが出来ないのが、世の常。デクスターの母親や、病院の先生を見て、愛とはどういうことかを教わった。 【VNTS】さん [インターネット(字幕)] 8点(2018-06-28 22:37:15) |
《改行表示》46.《ネタバレ》 少年よ、一体どうしたらHIVを抱えてこんなに健気に生きていけるんだろう。 家の裏に越してきたHIVの子に偏見を持たず最後まで友達として全うする君も素敵すぎる。 そんなHIVの子を抱えたお母さん、子どもが死んでも、ほぼネグレクト&体罰をくらっているわが子の親友を助けるために動けるなんて。 以上3点。感涙だ。 【JF】さん [DVD(字幕)] 8点(2016-02-16 14:30:04) |
45.良い映画ですね。デクスターの母親の二人に対する愛情がしみじみと伝わりました。 【cogito】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-08-28 19:46:01) |
44.邦画の難病に対する映画のスタンスの違いを見せつけられました、自然と映画入っていけるし、感動もする。最期には、やられました。 【min】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-04-09 20:58:11) |
43.良い内容でした。デクスター、本当に短い人生の終焉間際にいろいろ経験できて本当に良かった。たぶん人とは感じどころは違うだろうけど、無鉄砲に川下りに出る場面が心にしみた。エリックには意図はなかったのだろうけど、デクスターには素晴らしい贈り物になった。そのエリックの無意図さがかえって友達の有難さをかんじさせる。毒草の件でもまたデクスターの命を縮めたであろう長旅に対してもデクスター母はエリックを責めるわけでもなくその悟りようは非常に好感が持てた。いろいろ分かり易い伏線もあって、それは事前に読めたけどそれはそれで良い演出だった。いろんな面で考えさせてくれる良い映画でした。 【タッチッチ】さん [DVD(吹替)] 8点(2013-02-01 18:41:49) |
42.途中まではご都合主義すぎないか?と思っていたが(色々と出来事の過程が省略されており、尚かつ主人公たちに都合よく進んでいくので)ラストにやられた。本編の残り5分間辺りが素晴らしく、思わず涙してしまった。過程よりラストを重視する人にオススメ。 |
41.これほど伏線が最後に鮮やかに決まっている作品は他に思い浮かばない。 【きーとん】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2010-07-22 20:57:53) |
《改行表示》40.《ネタバレ》 スニーカーよりもデグスターのお母さんが家に引っ張り込んで叱咤するシーンよりも、病院からの帰りの車で泣きながらエリックを抱きしめるシーンが一番ぐっときた。 細かいことは他の方が書いてくださっているので略。とりあえず、よくわからず死体探しに行く「スタンドバイミー」よりも、まさに命のためにたった一人の友達と川へ乗り出す本作の方が圧倒的にいいと思った。 【θ】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2009-11-06 23:56:31) |
39.ブラッドレンフロが水に濡れたシーンがかっこよかった。この頃が一番よかった。ラスト20分ほどが印象的。 【Michael.K】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-03-08 22:27:34) |
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【理不尽みるく】さん [地上波(字幕)] 8点(2008-12-15 00:03:49) |
【Yoshi】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-03-23 18:41:29) |
36.《ネタバレ》 クライマックスにおける「靴」は反則。こういう映画はどうみればいいのか迷う。感動するだけでいいのかどうか。 【あるまーぬ】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2007-08-01 03:28:11) |
35.少年の友情の物語って、いじらしくってダメです。すぐにホロリと…。 【色鉛筆】さん [地上波(吹替)] 8点(2007-07-22 15:44:58) |
34.やはりラストのスニーカーのシーンでホロリと来てしまいました。不治の病を題材とした少年の友情物語として、話そのものはベタかもしれませんが、主人公2人の爽やかさが作品を上質に仕立てています。 |
33.《ネタバレ》 デクスターの母親がよかったよね~。エリックママに感情ぶつけてるシーンでは涙こらえることができなかったわ。 【ライトニングボルト】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-01-17 12:35:50) |
【ホットチョコレート】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-05-21 07:33:32) |
31.少年時代の思い出はかけがえの無い黄金の輝きに似た時間なのだと、本作品を鑑賞した後に強烈に感じる。 【aksweet】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-03-02 23:10:34) |
《改行表示》30.《ネタバレ》 10年位前に、当時付き合っていた女性と劇場で鑑賞し、感想が真っ二つに別れました。 当初自分の中では安易な展開が鼻につき、あまり良いとは思えなかったのですが、 不本意な経験が増えるにつけ随分重みが変わってきました。途中の二人で川から漕ぎ出す シーンは、見るたびに捉え方が変わってきて特に面白いな~と感じます。 ただ、お母さんの必死な表情だけは一貫して眼に残ります。 どちらかというとヒロイックな泣きに弱い自分ですが、この作品は今や十分にジ~ンときます。 【o-z】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-10-27 20:46:48) |
《改行表示》29.この映画、友情よりもどちらかというと、家族愛のほうが強く感じられた気がするのは自分だけなのかな。 最初に度アップで映ったコンバースが、最後に感動のラストの鍵を握っているあたりが、シナリオ的に上手だなって思った。 【Takuchi】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-07-04 23:43:12) |