34.《ネタバレ》 涙腺を刺激されるシーンが多かった事に驚き。いやコレは観る人によると思う。仕事に行き詰っていたり、職場の人間関係に悩んでいたりする人ほど、感じるものがある気がします。本作のメインテーマは、“仕事とは何か”。思わず笑ってしまうような仕事の縄張りから、陽の目を見ない裏方さん、手順段取りの妙。そして厳しさ。若手整備士の迂闊な段取りを咎める先輩整備士。帽子を被らない副操縦士をたしなめる機長。「そんな些細な事」と思います。でもそれは勘違い。プロの仕事に“些細な事”なんて無い。それが人の命を預かる仕事であれば尚更です。そう、頭では分かる。口では立派な事が言える。でも素直になれない自分がいるのも事実なのです。つまらないプライドが邪魔したりね。だから整備士やパイロットが叱られている時は、まるで我が身のように痛かった。そして改めて思いました。耳に障る事を言ってくれる人ほど有り難いものは無いということを。本作で叱られていた未熟者たちは、みんな成長したと思う。成長させてくれた人に、その機会を与えてもらったことに、感謝しなくては。自分と照らし合わせて無性に泣けてしまいました。個人的な事情はさて置いても、全体的に笑いは少なめだったと思います。物語後半はシリアスモードなので、お気楽な前半でもう少し笑いを稼げると良かったかもしれません。また時任三郎や寺島しのぶ等、プロフェッショナルの存在感が強すぎて主役が目立たなかったのも惜しい。もっとも主役がかすむくらい脇キャラが立っている映画というのも面白いものです。またこの手の映画の定番でありながら、安っぽいモノになりがちな恋愛要素も「頑張っている人へのご褒美」に思えて嬉しかったです。劇場の座席を機内にみたて、大スクリーンで鑑賞するのがお薦め。良作だと思います。 【目隠シスト】さん [映画館(邦画)] 8点(2008-11-23 19:45:42) (良:5票) |
33.この映画を10年前に観ていたなら、航空業界への就職を目指していたかもしれない。 国際線の機上と大空港の各部署で、それぞれに巻き起こるドラマ。 同監督の「ウォーターボーイズ」や「スウィングガールズ」のようなコメディ路線を想像していたけど、意外にもそれぞれのステージを丁寧に描いた小気味良い群像劇に仕上がっており、想像以上に感情がはまり込む映画だった。 主演の田辺誠一や綾瀬はるかが登場するシーンよりも、その他の登場人物たちのシーンに、より面白味があったことが映画の質の高さを物語っていると思う。 各部署における、それぞれの“シゴト”に対するプライドと真摯さがあってはじめて、一機の飛行機が飛ぶという群像の一体感が、この作品の最大の魅力だろう。 主要キャストから脇役まで、思わずほくそ笑んでしまう”何気に豪華”なキャスティングは、群像劇の精度を殊更に高めている。 “空の旅”にまつわる様々なハプニングとプロフェッショナルを、それぞれのキャストが愛着をもって演じることで、各シーンが愛すべき光を放っていると思う。 過剰なコメディ演出は控えた、ほどよい笑い、ほどよい緊張、ほどよい感動。 そこから紡ぎ出されたものは、まさに“ハッピー”なフライトだった。 【鉄腕麗人】さん [映画館(邦画)] 8点(2008-12-02 00:29:10) (良:4票) |
32.《ネタバレ》 実はこの作品、キルギス共和国ビシュケクの映画館で見たのです。ちょうど政変や民族紛争が終わって2年後くらい。JICAの日本フェスで上映されていました。パイロットが無線を間違える場面でキルギス人は大爆笑していました。あと、鬘のシーンでも大爆笑していました。ほとんどのキルギス人が映画上映中ほとんど大爆笑していました。しかし映画が終わって友人のキルギス人に感想を聞いてみると、「いやー、いまいちかなー」ってあんた手を叩いて笑っていたじゃん!! そう突っ込むとスペクタクルが足りないと。で、その後映画館の2階のカフェでお茶を飲むと、知り合いの知り合いのそのまた知り合いのおばちゃんが集まってきて、その中の10歳くらいの娘さんとドラえもんの映画で盛り上がりました。「恐竜」から「銀河超特急」まで熱く評論しました(余談だがその後行ったカザフスタンでも現地の若い人とアニメの話ばっかりやっていた)。キルギス人の男性とは綾瀬はるかで盛り上がりました。まあ、日本で見ればそこそこおもしろい映画で終わったのでしょう。しかし、僕には忘れられない作品になりました。映画ってのはそういうものです。平均点が5点台の映画でも、それだけの力があるのです。 その力がなんか「日本で映画を見ている環境だと感じられない気がする」というのは変な懐古主義になりそうなのでやめますが、最初から評論家気分で見ないで「自分の映画の見方」ぐらいは変えてみようかなとは思いました。久しぶりの夫の方の投稿でした。 【はち-ご=】さん [映画館(邦画)] 8点(2013-11-16 22:51:25) (良:2票) |
31.《ネタバレ》 腹抱えて笑えるだけの映画と思って観たら、いやいや大した群像劇というのが感想。綾瀬はるか中心のコメディかと予想していたが、彼女、そんなに出番がある訳ではない。 ホノルル便チャーター機を飛ばすのに、パイロット・機内CA・地上スタッフ・オペレーションセンター・管制塔・レーダー室等々、六種類のStageが同時進行的に関わる様子が、ユーモラスに、且つリアルに、描かれている。 特にこのリアルさは、絶対に事前取材で収集したエピソードを活用しているのだろう。羽田到着後にチェックインバッゲージを間違ってピックアップしてリムジンバスに乗っちゃう若い女性(これがKYな今風の軽薄っぽいキャラ!!)を見つけるや、即、全力疾走で追い掛ける田畑智子の行動力、搭乗直前に飛行機怖いとトイレに閉じこもる新婚妻を説得する田山涼成の巧みな話術、整備場から見学中学生に工具持ち出されたとは露知らずに総出で工具探しする田中哲司達整備士の困惑、台風の風向き予想をパイロットに伝えるも、緊急着陸準備でテンション高い田辺誠一・時任三郎に怒られて交信デスクから身を逸らしてストレス表現するDispatcher肘井美佳の可愛さ等々‥、飛んでる機内と異なる職場で展開される出来事にそれぞれが必死に取り組んでいる。 この、当事者達は必死なんだけれどでも、観てて笑っちゃうシーンが、絶対に本作の見所。これが機上でも色々と有るので、必見だ。仕事って、こんなものだろう。ラスト、修学旅行生の一人に、綾瀬はるかが告げるセリフが、本作を凝縮している。あぁ、多分DVD買うだろうなぁ。 【Postef】さん [映画館(邦画)] 8点(2008-11-24 00:46:12) (良:2票) |
30.素直に楽しめました。 飛行機一機飛ばすのに関わる色んな部署の働きを、同時進行していく見せ方は分かりやすかったと思う。 なかでも、専門用語+英語で何言ってるか分からないんだけど、なんとなく何についてどう言ってるのかが素人でも意味が汲み取れる程度に抑えてあり、見る側がなんとかついて行けたから『理解出来てる俺って凄くね?!』っていう自己満足も味わえて良かった(実際の現場の会話では、素人には何喋ってるのか理解出来ないと思う)。 少し物足りなかったのはランディングの際の緊張感。思ったよりあっさり着陸しちゃった気がしましたが、パニック映画ではないのでそれも仕方ないかも。 ほどよい笑いも散りばめてあって、観客皆が同じ飛行機に乗ってる様な感じも受けたのか、エンドロールになっても席を立つ人が珍しく居なかった。きっとまだ館内照明が点く迄は、着陸の途中の様な気がしたのかもしれない。 【Pea Shan】さん [映画館(邦画)] 8点(2008-11-17 22:43:47) (良:2票) |
29.《ネタバレ》 さて、このハッピーフライトという映画。 個人的には「この程度の映画」「テレビの2時間ドラマの延長」というレベルの軽い映画だと思います。 そもそもフライトとかいいながら、そんなに飛ばずにわりとすぐ帰ってきちゃうわけで、全然ハッピーフライトじゃありません。 タイトルからして偽りありです。 しかし、この映画、航空産業に係る人を誠実に描きだしています。 もともとはもっと空を飛んでる内容だったらしいのですが、スタッフが航空産業で働く人たちを取材してるうちに関わっている人達の仕事に魅せられてその人たちを描きたいと思うようになり、こういう内容の映画になったんだとか。 それが見事に成功してると思うのです。 田辺誠一や田畑智子、岸部一徳等、それぞれのキャラが非常にたっていて好印象なのもポイントが高いところです。 もう一つ、自分がなぜこの映画が好きなのかを考えるに、たぶん個人的な事情で日本の航空機会社にいい印象を持っている事が大きいと思うのです。 はるか昔のバブル期の事ですが、自慢ではないですが(自慢ですがw)私、ハワイから日本までJALのファーストクラスに乗った事がありました。 そのときに飲み物を聞かれシェリー酒を頼んだんですが、出された機内用のグラスが非常におしゃれだったのです。 「うわ、かっこいいグラスだ、欲しい」と思った私は「これ、どこで売ってるんですか?購入したいんですが」とパーサーの人に尋ねました。 するとパーサーの人が言いました。 「残念ながら機内用のものはお売りしてないんです。でも…」 「でも、差し上げる事ならできるのでどうぞお持ち帰りになってください」 パーサーの人はそう言うと、白いナプキンでそのグラスを包んでプレゼントしてくれたのです。 「JALのパーサー、超かっけー!!」 そのとき感動した私が日本の航空会社の人を扱った映画を嫌いになるわけがありません。 映画には良し悪しとは別に「好きか嫌いか」という要素が必ずついて回ります。 「いい映画だとは思うけど好きじゃない」という映画は当然あるし、「くだらない映画だと思うけど好き」なんて映画もあります。 この映画は映画として評価するなら、そこまで絶賛するような名画ではないと思いますが、個人的にはかなり好きな映画で、たとえばテレビで放送されれば、何度目かわからないけれどやっぱり観てしまう。そんな映画です。 そんな映画は誰にでもあると思うのです。 【あばれて万歳】さん [地上波(邦画)] 8点(2016-11-15 01:28:05) (良:1票) |
28.ANAの完全協力による社会見学もといお仕事の裏側密着映画。CAだったり管制官だったり個々の職業にスポットを当てたドラマというものはこれまでも多くあったが、ここまで裏方も含め航空業界の仕事をまとめ上げたものは無かっただろう。それもただの企業宣伝に終わらず、コメディタッチで小気味よくも、航空業界らしく緊張感を保ちつつ進む。唯一、ANAの協力の手前壮大なパニック映画にするわけにもいかず、アクシデントがもの足りない部分はあるが、それでもそういうことに極めてナーバスな業界であることを考えればがんばった方か。興味深く単純に面白い優れたエンターテイメントだ。 【Arufu】さん [DVD(邦画)] 8点(2012-03-10 04:22:04) (良:1票) |
27.飛行機を飛ばすために携わっている様々な人々の活躍と苦労がよくわかる作品だった。まるで職業紹介映像みたいでもあったけれど、これは映画とあって、ちゃんと起伏ある展開になっていて面白く見られた。微笑ましいところもあり、ハラハラドキドキもありで予想以上に良かったという感じだった。ただ、全体的に軽い印象や、頼りなくも見えて、こんなんでいいのかなとも思った。本当にこんな風なノリで危機を脱しているとすればやや心配にも思える。まぁ、映画なので、あえてコミカルに描いている部分があるとは思うが。クレーマーと言うのは必ずどこにでもいるのだが、そんなクレーマーを見ているとイライラして仕方がなかった。リアルにするために入れる必要がある描写ではあるが、その辺が見ていて胸糞が悪かった。 【スワローマン】さん [地上波(邦画)] 8点(2010-01-30 23:20:45) (良:1票) |
26.《ネタバレ》 「大空港」から始まるエアポートシリーズを代表として、空港パニック映画はサスペンス映画、群像劇の定番です。かなり大衆化しましたが、空港というのは非日常感体験の一つだからです。 それを邦画でANA全面支援で、矢口監督がやってみようとしたのがこの映画です。邦画らしく、パニックではなくプチパニック程度に抑えて楽しく見られるようになってます。 言ってしまえば、ハワイ行きANA機がピトー管の故障で引き返して嵐の中で無事着陸するだけなんですが、CAの綾瀬はるか、GSの田畑智子、パイロットの田辺誠一、時任三郎などなど、役者陣がいい味を出してます。群像劇で、観客からは全体像がわかるんですが、登場人物同士は顔を合わせていないのに意思疎通しなきゃならなかったり、エピソードの組み合わせが本当によくできている。ただ、工具を紛失したエピソードはちょっと作りすぎでしょう。第三者が持って帰るというのは、ちょっとね。 実際の空港のほんの一日を切り取って見せただけですが、こんなにドラマがあるんですよ、という矢口監督の意思がよく出ています。題名通りハッピーなフライト気分になれます。 そして、一部プロップ使ってるのがまるわかりなのが残念ですが、今となっては国内線ではもう普通に乗れないジャンボ・ジェット実機を十分に堪能できる点が個人的には評価高いです。ジャンボはいい飛行機だったよなあ。 【えんでばー】さん [DVD(邦画)] 8点(2025-01-08 20:46:34) |
25.《ネタバレ》 「普段我々が乗っている飛行機は、どのようにして飛んでいるのか」という映画。 一機の飛行機を飛ばすために、どれだけの人間が関わり、裏ではどのようなことが起こっているのか、がメイン。 よって男女の主人公がそれぞれいるものの、主人公のエピソードの掘り下げや成長物語という観点では全くない。 機長、CA、整備士、管制塔、そして客など、全てに均等に焦点が当てられるため、群像劇といった方が近い。 映画なので当然誇張はあるにしても、映画的なエンターテインメント性とかそういうことではなく、「へ~こうなってたんだ」というのを知れる、という意味で非常に面白い作品でした。 惜しいと思った点としては、最終盤。もっとそれこそ洋画のように盛り上げていいし、もっとキャラクターのエピソードを入れてもいいと思った。なんというか、非常にあっさりしている。 各人にエピソードを散りばめたんだから、綾瀬はるかはもうちょっと活躍して良いしその結果褒められる描写があって良いし、整備士の兄ちゃんとオッサンのくだりももうちょっと掘り下げて良いし、うぜぇ客と担当CAさんの間にもう一言欲しいし、空港に残ったCAさん2人それぞれに「もうちょっと頑張るか」「ふーんやるじゃん」みたいな描写があって良いし、マネージャーを見返す描写があっても良いし、社会科見学に来た退屈そうだったキッズに「わーすげえ」と言わせて良いし、修学旅行生のフラグは投げっぱなしだし、飛行機恐怖症のカップル二人はトイレのくだりで終了ならそれ以降出す必要ないし。 元々ド素人ながらに空港と飛行機というあの雰囲気が好きな自分にとって刺さる作品ではあったが、映画的エンターテインメントとして最終盤の盛り上がりやエピソードの回収がもうちょっとあれば・・・という感想となる本作でした。 【53羽の孔雀】さん [インターネット(邦画)] 8点(2023-11-28 21:37:26) |
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24.《ネタバレ》 二人の新人が主人公(パイロットとCA)。 国際便の大型機が出発するが、元の空港に戻ることになる。 その間の、スタッフと客の物語。スタッフは機内だけじゃなく空港にも大勢いる。 さて、コメディ映画である。 有り得ないことが多いのだろうが、楽しいコメディ映画だから、この映画を観ると楽しくなる。 シリアスを追求すれば、ドラマ性が高くなったのかもしれないが、この映画はそのタイプじゃあない。 いろんな人たちに、それぞれ事情があって、みな自分の人生では主人公。それが分かって面白い。 そういえば悪人が一人もいない。つまりこの映画は、ウソを楽しむ映画なのだろう。 世の中には飛行機マニアが大勢いるが、たぶん全員が観たんじゃないだろうか? 【激辛カレーライス】さん [地上波(邦画)] 8点(2017-03-23 21:40:55) |
23.面白い。 日頃乗ってる飛行機、それを飛ばすのには、表で裏で大勢の人が働いている、その姿を見るだけで面白い。整備士、客室乗務員、グランドスタッフ、管制官、パイロット、見えないところで、こんな風に仕事をしているのだなーと見ていて楽しい。 それに加えて、それぞれのスタッフは、うまく個性付けされ、魅力的に描かれている。さらに、その人達に、きちんと人間ドラマが入っているのだ。2時間弱の映画に多くの人物を出し、それらがきっちり働き、干渉しあい、それぞれに物語が入っている。シナリオが秀逸の一言だ。(先輩に怒られてた整備士の一連の話だけは納得いかないが) 映像面では、ANAと羽田空港も全面的に協力してくれただけあって、チャチさや嘘くささがなくてよかった。 ところで、主役級の男女二人(田辺誠一と綾瀬はるか)が物語中一度も接する機会がないまま終わったのは笑った。そんな映画もなかなかないよな。 【椎名みかん】さん [DVD(邦画)] 8点(2017-01-24 20:16:39) |
22.《ネタバレ》 私は”エアライン”好きなので、初回は劇場にいってます。そんで、のちに何度もTVでみてます。不思議なもんで、以前より、だんだん、より、いいなあ!って思ってきます。操縦に関するシーンは特に、なのですが、僕は自分でも以外なのですが、”田畑智子!”ちゃんが凄いイイ!!僕の理想で言えば、あんなズンドウでなく、ETみたいな貌でないヒトがいいのですが(理想的には肘井美佳さん!)、この作品の彼女はとっても可愛くて、オモロくて、健気で、一生懸命で、あたたかくて、ホンマ相当に、魅力的理想的な女の子です!特に、カバン間違えから~イイ男の名刺ゲット!! までの一連のシークエンスは、この作品のなかでも大好きなところです。また、相棒の後輩女優のオモロサ、かわいさ、ふたりの漫才は意気ピッタリ(岩松了ふせえり、に迫る!)で、いいですねえ!んで、その他にも、考えてみると、書ききれないほど、好きなシーン、名シーン目白押し!不要なシーン一切なし!といってもいいくらい。名作!やっぱ、この監督イイわ! 【男ザンパノ】さん [映画館(邦画)] 8点(2017-01-15 20:19:14) |
21.《ネタバレ》 面白かった!最後まで一気に観てしまった。まず巨大な飛行機を動かすというメカメカしさがたまんない(専門用語連発!アイハブ、ユーハブどーいう意味なんだろ?(笑))そしてその飛行機の運航に多くの人たちが関わっていることがわかりましたね。多くの人たちを混乱させずうま~く描いた監督さんの手腕はさすが。へぇ~~とうならせるトリビア満載な本作、まぁそういいつつ一番感動したのは、トイレに立てこもった新婚さんの説得場面だったりして(苦笑)。とーっても面白かったデスハイ 【Kaname】さん [DVD(邦画)] 8点(2015-03-22 09:00:41) |
20.《ネタバレ》 矢口史靖監督の作り込み感がたまらない。斎藤(綾瀬さん)には、過保護気味に育てられた前振りはあったもののちょっと、イラッ。タルト・タタンで挽回してほっとした。乗客としては戻されても“ハッピー”フライトなのか?(命が助かったからおk?)後味爽やかな良作。 【kagrik】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-10-31 11:13:52) |
19.飛行機と空港の「なんてことない話」を、よくここまで面白くできたなー、という印象です。細かい部分で人間がよく描けているので、最初から最後まで入り込んで見れました。小ネタにもたっぷり笑わせてもらい、ちょっと泣けるシーンもあったりして、観終わった後の充実感がありますね。これぞ映画という感じ。無駄なシーンがなくて密度が高いところもポイントです。 【コウモリ】さん [DVD(邦画)] 8点(2013-09-21 21:51:53) |
18.コメディあり、パニックありでなかなかおもしろかった。主役は一応パイロットの田辺とスチュワーデスの綾瀬なのだろうが、それを上回る脇役陣の活躍だ。特に機長の時任とチーフの寺島の存在と安心感がすばらしい。パニックになっても平然と冷静な態度をとれるのはさすがベテランというものだ。この映画は専門用語がたくさん出てきても感覚的に理解できるし、何よりも大勢のチームワークが良い。飛行機に限らずだが、便利さより安全第一に願う次第だ。 【ESPERANZA】さん [DVD(邦画)] 8点(2012-10-19 00:30:52) |
17.《ネタバレ》 正直あんまり期待してなかったのと、知り合いに航空会社関係者が多いこともあり感情移入が割とすんなり出来たので評価が高めです。思いつくトラブルを伏線張りながらで詰め込んで、とありがちな展開だとは思いますが、その詰め込みバランスが現実味とありえなさのいい感じのところで気持ちよく観賞できました。日本でも過去墜落事故が起こったということを踏まえると、感慨深ささえあります。 【なこちん】さん [地上波(邦画)] 8点(2012-01-23 01:36:46) |
16.《ネタバレ》 フライト自体は全然ハッピーではないんですけど、我々が飛行機を利用する陰でこれだけの人たちが精一杯働いていることが良くわかる作品でした。 まあ、空港や飛行機を舞台にした作品にハズレなしというところですかね。 【TM】さん [地上波(邦画)] 8点(2011-10-11 23:35:39) |
15.面白かったです。肩の力を抜いて楽しめる群像劇ですね。様々なトラブルが発生しうるので小ネタが満載なんですね。俳優陣の好演も作品の雰囲気やテンポに収まっていて監督が巧いのでしょう。管制官の人たちが味がありました。 【サーファローザ】さん [DVD(邦画)] 8点(2011-02-08 12:11:37) |