7.《ネタバレ》 「しのぶれど」と「恋すちょう」の二首を試合のクライマックスに
持ってくるとこなど、本当に勉強になったし、面白かった。
昔の歌合わせが、紅白歌合戦みたいに、お互いの意地とプライドをかけてやったという
話は、それだけでもストーリーが一本できそうなほどエキサイティング。
(ちょい昔、邦画に「恋は五七五」という名作がある!)
若い俳優たちがみんな好感もてるのがいい。
特に女優。
無駄に美人という設定のちはや役を広瀬すずが体を張って演じてる。素敵だと思います。
「舞妓はレディ」の上白石萌音も、いかにも日本の伝統を知っている女性という感じがよく出てて、はまり役。
松岡茉優もどこかコミカルな才女役を存在感たっぷりに演じている。
男優役も好感持てるし、こんな連中との高校生活は楽しかろうと思いました。
高校時代の青春燃焼物の傑作です。