19.《ネタバレ》 1作目に比べると、わかりやすくエンターテイメントにふりきった内容に。
1作目とは異なり、ランボーは完全に戦場のヒーローとなっています。
今作では相手を殺すことになんの躊躇もありません。
更にはヒロインも登場。男くさい物語に、ささやかながら彩りを添えてくれます。
ヒロインが敵軍の凶弾に倒れ、ランボーの逆鱗にふれてしまうわかりやすいストーリー。
わかりやすいからこそ、盛り上がりやすく、これは昔の映画の良いところだなぁと思います。
ド派手なCGや凝りまくった演出に頼らなくても、十分に面白いアクション映画ができていた良い時代です。
私は戦争反対派です。ですが戦争になってしまった以上は、どちらが良いも悪いもないと思っています。戦争に正義はありません。お互い祖国のために戦っているのです。
ですので、一方的にベトナム側が悪いように描かれるのはいかがなものかと。
それよりも、はっきり悪なのは、味方の司令官でしょう。
自らの保身のために、捕虜もランボーも見殺しに。なんてやつだ
ランボーたちを助けようとするトラウトマン大佐を銃で脅すゲスぶり。
このクズ司令官と、その司令官の腰ぎんちゃく2人、たいした罰もなく映画が終わっちゃったのはとても残念。
こいつら3人がひどい目にあうのを、期待していたのに~