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君に届け

[キミニトドケ]
2010年上映時間:128分
平均点:6.46 / 10(Review 37人) (点数分布表示)
公開開始日(2010-09-25)
ドラマラブストーリー青春もの学園もの漫画の映画化
新規登録(2010-09-29)【アンドレ・タカシ】さん
タイトル情報更新(2022-04-01)【イニシャルK】さん
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監督熊澤尚人
助監督橋本光二郎
キャスト多部未華子(女優)黒沼爽子
三浦春馬(男優)風早翔太
蓮佛美沙子(女優)吉田千鶴
金井勇太(男優)城ノ内宗一
富田靖子(女優)黒沼陽子(特別出演)
ARATA(男優)新井一市
勝村政信(男優)黒沼喜多夫
桐谷美玲(女優)胡桃沢梅
夏菜(女優)矢野あかね
上原実矩(女優)黒沼爽子(少女期)
東亜優(女優)
近野成美(女優)
吉谷彩子(女優)
脚本熊澤尚人
まなべゆきこ(脚本協力)
音楽安川午朗
製作島谷能成
石川光久
東宝(映画「君に届け」製作委員会)
集英社(映画「君に届け」製作委員会)
日活(映画「君に届け」製作委員会)
Production I.G(映画「君に届け」製作委員会)
日本テレビ(映画「君に届け」製作委員会/製作幹事)
読売テレビ(映画「君に届け」製作委員会)
企画日本テレビ(企画製作)
プロデューサー奥田誠治(エグゼクティブプロデューサー)
配給東宝
美術鈴村高正(装飾)
衣装宮本まさ江
編集高橋信之〔編集〕
録音滝沢修〔録音〕
照明舘野秀樹
その他鈴木光司(スペシャルサンクス)
高橋洋〔脚本〕(スペシャルサンクス)
中田秀夫(スペシャルサンクス)
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5.《ネタバレ》 ラピュタで一番キャラが立っていたのは、ドーラだった。
誰が為に鐘は鳴る(映画版)で一番キャラが立っていたのは、ゲリラの女頭領だった。(ちなみに映画そのものはかなりつまらない)
この映画で一番キャラが立っていたのは、くるみちゃんだった。

このくるみちゃんだが、完膚なきまでに敗ける。しかも、卑劣な策を弄しても、まだ敗けた。
そのことをくるみちゃんが、はっきりと理解する場面が描かれていた。(しかもここは二段重ねだ)

更に、映画はこのくるみちゃんに負け惜しみを言わせる。
ここはあれだ。サウンド・オブ・ミュージックで富豪の未亡人が失恋した時に、体面を保たせた場面を思い出させた。

野球少年は、自分が好きな女が失恋した時に、その場に居合わせた。立場上反応は出来ないのだが、彼女の痛みを感じ取る。だが、この場面は観客に、野球少年が自分がしているのが片想いであることを、そして相手が誰のことを好きだったのかを知っていたことを理解させる場面でもあった。

丁寧な映画だ。

そして、誰も悪者にしない。
前述のくるみちゃんも、ラスト前で、良い役がまわってくる。

おそらく原作ありじゃないかと思うが(原作なしのオリジナル脚本でここまで書けるやつは今の日本にはいない)、俺は丁寧に描かれてさえいれば、ただそれだけで評価する。
おら、はじめちゃんさん [DVD(邦画)] 8点(2021-12-18 07:25:30)
4.《ネタバレ》  主人公と友人二人の出会い、友情に泣いた。下の方が述べてる屋上のシーンもだが、気が弱くて弱くて人の顔すらまっすぐに見れない主人公が頑張る女子トイレのシーンも泣けた。それから、せっかく初めてできた友達から相手のためを思って離れようとするところも。
 正直3人とも、自分の好みとは全くかけ離れた女優さんばかり。(多部さんはそれほどでもないんだけど、蓮佛さん一度も魅力を感じたことないし、夏菜さんにいたっては、ドラマの印象があまりに悪かったうえ、そのドラマのファンとの行き違いで2chにアンチスレを立ち上げてるくらいでw)
 ところが、映画に没頭していれば、女優ではなく映画の登場人物として3人ともとても素敵に感じて自分でも驚いた。
 自分の映画の見方ってもしかしたら、いい映画を随分見逃してるかもしれない。
 ただ、恋愛パートは三浦春馬があまりにいい人間すぎてちょっと平凡かな。
rhforeverさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2013-05-13 14:32:58)
3.原作漫画は未読。多部未華子がなんとも絶妙な表情を見せ、それによって結構笑えるのが良かった。暗いけど純粋で真っ直ぐ、さらに天然で面白い黒沼爽子というキャラクターは愛すべき存在で、友達のあらぬ噂話をしていた三人組に「取り消してください」と食い下がるエピソードは特に感動的。彼女と爽やか君(三浦春馬)の恋のゆくえも良かったが、やはり女子同士の友情が素晴らしい。いい映画を観たと言える。
リーム555さん [DVD(邦画)] 8点(2011-03-19 00:01:54)(良:1票)
2.主人公のキャラクターに応援せずにはいられない。前半部分は大変良くできていて,泣けるシーンもあり,良かった。全体に長すぎたのが減点要素。30分くらい短くてもよい。原作読んだが,実写版を見たあとではこの原作は違和感が強い。貞子とあだなされる主人公としては今作の方があっていたように思う。目の使い方,笑顔の出し方など変身の要素が見られて実写版での演技の素晴らしさを感じさせられた。
なかがわさん [映画館(邦画)] 8点(2010-10-17 17:05:05)
1.「窃視」の映画といっても良いくらい、画面の中をすれ違う視線の数々。入学後、お互いを意識しはじめている二人は、お互いに見守られている事を知らぬまま見つめ、また見つめられる。『映画研究塾』の成瀬論が言うところの「見られていることを知らない無防備な身体」のショットの丁寧な積み重ねが、二人が惹かれあっていく裏付けとして強い説得力を獲得していく。

その身体性を保障するため、作者たちは映画の特権としてパソコン・固定電話・携帯電話といった簡易なコミュニケーションツールを主人公から周到に排除する。多部未華子は、手を取り合い、ノートを手書きし、肩を抱き合い、懸命に走って会いにいき、相手の目を見つめながら、直の言葉を相手に届け、思いを伝える。「走る」ショット自体の運動感にやや不満はあっても、支持されるべき映画的な美点だ。

初めて友人達とラーメンを食べた帰り道、自転車を押しながら先を歩く三浦春馬と、その後を遅れながらついていく多部の二人を捉える横移動のショット。その二人の歩調と微妙な距離感が素晴らしい。

「内気」な少女が「家を出」る成瀬的「親離れ」の物語は、エンディング後のラストに、上の移動ショットに対応する意味からしても必須となる成瀬的ショットを以って的確に締めくくられる。
ユーカラさん [映画館(邦画)] 8点(2010-10-14 15:10:03)
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【点数情報】

Review人数 37人
平均点数 6.46点
000.00%
112.70%
212.70%
312.70%
425.41%
5513.51%
6513.51%
71232.43%
8513.51%
9410.81%
1012.70%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.50点 Review2人
2 ストーリー評価 6.60点 Review5人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review4人
4 音楽評価 6.00点 Review2人
5 感泣評価 7.00点 Review3人
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