48.《ネタバレ》 この映画の良さは、デクスターの母親リンダの存在が大きい。愛情を持ち、勇気を忘れない彼女が良い。男性医者もいい。 正論を言うと、エリックたちの行動は無謀。「独善的で危なっかしい行動」って、このぐらいの歳の男の子の専売特権だけど、結果的に誰も得していない。まあこういうバカなことをいくつもして、初めて健全な大人になっていくもんですが。 「僕は急いで大人になろうとしていた」ってキャッチコピーはいい。 ビデオ版の人気ジャニーズの吹替え版はひどい出来、それだけに多くの人の思いが実ってDVD化されたのは感慨深い。 (2023.9再鑑賞)8点→7点 エイズ少年との友情を描いたストーリー。 淡々と進む雰囲気は悪くないが、ユーモアを感じさせるエピソードが少ない。 中盤のニューオリンズ旅篇はちょっと痛々しすぎて感心できない。 終盤病院での描き方は、なかなか魅力が詰まっている。 【mhiro】さん [ビデオ(吹替)] 8点(2023-09-20 17:15:05) |
47.《ネタバレ》 事前に「すごく泣ける」とかなり聞かされてからの鑑賞だったので、けっこう身構えて見始めました。 このくらいの時期の欧米におけるエイズへの世間の認識が分かりますね。病気に対する世間の意識なんて、日本だろうが欧米だろうが大して変わりないんだなというのが率直な感想ですね。 でもこの時代のワルってなんだかそこまでワルじゃないというか、デクスターの病気についてエリックから聞かされて、「おい、もうやめようぜ」としおらしく引いていこうとしたり、エリックの母親にしても凄い勢いでエリックを引き剥がしにいったあと、デクスターの母親に詰められてシュンっとなって帰ってくるという。なんか最近のワルって、とりあえず自分がよければとか楽しければいいみたいな感じで信念も何もないし人の話も聞かないしという印象なんですが、この時代のワルはワルなりにきちんと人の話を聞くしそれについて自分たちなりに解釈して考えるし、そこだけでも今と全然違って良いなあとか思ってしまった。「人なんか関係ねー、オレさえ良ければいいんだ」という人が本当に増えた気がします。個人的な感触ですが。 結果的に断念しましたが、下流の街を目指して二人でゴムボートで川下りって、冒険!って感じでなんだか良いですね。ここまでの冒険はしたことないですが、50ccにまたがって何県も離れたところへ紙の地図だけで目指した昔の経験を思い出して、懐かしいです。 靴のエピソードは最高です。「真っ暗な中で目覚めると、宇宙の何億光年も先の何もないところで一人ぼっちだと感じて苦しいんだ」と訴えるデクスターに、「この靴持って寝ろよ。臭さでここが地球で、僕が近くにいるってわかるから」と言って自分の泥だらけの靴を渡すエリックと、その靴を抱きかかえながらとても安心した表情でスヤスヤと眠りにつくデクスター。なんだかとても心が安らぐシーンでした。 周りからは子供の遊びのように見えたかもしれません。しかし二人で探し続けたデクスターのための"cure"。それはうまくいかなかったが、デクスターにとっては"cure"はエリックとの時間だったのかもしれません。 【TANTO】さん [インターネット(字幕)] 8点(2022-03-24 22:58:49) |
46.《ネタバレ》 シンプルでいて、残酷だけど心温まる作品。難病による苦しみよりも、人が人と関わることで生まれる苦しみ、そして幸せに、目を奪われた。普通でいることが、どれだけ幸せなことなのか、それを普通でいる時に感じることが出来ないのが、世の常。デクスターの母親や、病院の先生を見て、愛とはどういうことかを教わった。 【VNTS】さん [インターネット(字幕)] 8点(2018-06-28 22:37:15) |
45.《ネタバレ》 少年よ、一体どうしたらHIVを抱えてこんなに健気に生きていけるんだろう。 家の裏に越してきたHIVの子に偏見を持たず最後まで友達として全うする君も素敵すぎる。 そんなHIVの子を抱えたお母さん、子どもが死んでも、ほぼネグレクト&体罰をくらっているわが子の親友を助けるために動けるなんて。 以上3点。感涙だ。 【JF】さん [DVD(字幕)] 8点(2016-02-16 14:30:04) |
44.良い映画ですね。デクスターの母親の二人に対する愛情がしみじみと伝わりました。 【cogito】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-08-28 20:13:11) |
43.邦画の難病に対する映画のスタンスの違いを見せつけられました、自然と映画入っていけるし、感動もする。最期には、やられました。 【min】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-04-09 20:58:11) |
42.良い内容でした。デクスター、本当に短い人生の終焉間際にいろいろ経験できて本当に良かった。たぶん人とは感じどころは違うだろうけど、無鉄砲に川下りに出る場面が心にしみた。エリックには意図はなかったのだろうけど、デクスターには素晴らしい贈り物になった。そのエリックの無意図さがかえって友達の有難さをかんじさせる。毒草の件でもまたデクスターの命を縮めたであろう長旅に対してもデクスター母はエリックを責めるわけでもなくその悟りようは非常に好感が持てた。いろいろ分かり易い伏線もあって、それは事前に読めたけどそれはそれで良い演出だった。いろんな面で考えさせてくれる良い映画でした。 【タッチッチ】さん [DVD(吹替)] 8点(2013-02-01 19:22:12) |
41.《ネタバレ》 デクスターの母親がよかったよね~。エリックママに感情ぶつけてるシーンでは涙こらえることができなかったわ。 【ライトニングボルト】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-01-16 15:38:39) |
40.途中まではご都合主義すぎないか?と思っていたが(色々と出来事の過程が省略されており、尚かつ主人公たちに都合よく進んでいくので)ラストにやられた。本編の残り5分間辺りが素晴らしく、思わず涙してしまった。過程よりラストを重視する人にオススメ。 |
39.《ネタバレ》 スニーカーよりもデグスターのお母さんが家に引っ張り込んで叱咤するシーンよりも、病院からの帰りの車で泣きながらエリックを抱きしめるシーンが一番ぐっときた。 細かいことは他の方が書いてくださっているので略。とりあえず、よくわからず死体探しに行く「スタンドバイミー」よりも、まさに命のためにたった一人の友達と川へ乗り出す本作の方が圧倒的にいいと思った。 【θ】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2012-03-09 00:17:52) |
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38.これほど伏線が最後に鮮やかに決まっている作品は他に思い浮かばない。 【きーとん】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2010-07-22 20:57:53) |
37.ブラッドレンフロが水に濡れたシーンがかっこよかった。この頃が一番よかった。ラスト20分ほどが印象的。 【Michael.K】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-03-08 22:27:34) |
36.少年の友情の物語って、いじらしくってダメです。すぐにホロリと…。 【色鉛筆】さん [地上波(吹替)] 8点(2009-02-22 11:40:18) |
【理不尽みるく】さん [地上波(字幕)] 8点(2008-12-15 00:03:49) |
【Yoshi】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-03-23 18:41:29) |
33.《ネタバレ》 クライマックスにおける「靴」は反則。こういう映画はどうみればいいのか迷う。感動するだけでいいのかどうか。 【あるまーぬ】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2007-08-01 03:28:11) |
32.やはりラストのスニーカーのシーンでホロリと来てしまいました。不治の病を題材とした少年の友情物語として、話そのものはベタかもしれませんが、主人公2人の爽やかさが作品を上質に仕立てています。 |
【ホットチョコレート】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-05-21 07:33:32) |
30.少年時代の思い出はかけがえの無い黄金の輝きに似た時間なのだと、本作品を鑑賞した後に強烈に感じる。 【aksweet】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-03-02 23:10:34) |
29.ラストのスニーカーのシーンやばいです.90年代の泣ける映画代表です. 【マー君】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-11-12 15:21:51) |