ニシノユキヒコの恋と冒険のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ニシノユキヒコの恋と冒険

[ニシノユキヒコノコイトボウケン]
2014年上映時間:122分
平均点:6.78 / 10(Review 9人) (点数分布表示)
公開開始日(2014-02-08)
ドラマロマンス小説の映画化
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タイトル情報更新(2023-07-30)【イニシャルK】さん
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監督井口奈己
キャスト竹野内豊(男優)ニシノユキヒコ
尾野真千子(女優)マナミ
成海璃子(女優)
木村文乃(女優)タマ
麻生久美子(女優)夏美
阿川佐和子(女優)ササキサユリ
本田翼(女優)カノコ
藤田陽子(女優)松葉杖の女
並樹史朗(男優)朝比奈部長
中村ゆりか(女優)みなみ
田中要次(男優)みなみの父
脚本井口奈己
音楽ゲイリー芦屋
製作東宝(「ニシノユキヒコの恋と冒険」製作委員会)
電通(「ニシノユキヒコの恋と冒険」製作委員会)
毎日新聞社(「ニシノユキヒコの恋と冒険」製作委員会)
関西テレビ(「ニシノユキヒコの恋と冒険」製作委員会)
配給東宝(東宝映像事業部)
美術清水剛
編集井口奈己
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3.単純にモテる男が女性を取っ替え引っ換えするラブストーリーだと思うなかれ。
一見軽いタッチでゆったり進んで行くが、そこには残酷なほどの悲しさと孤独が潜んでおり、なんとも独特の世界観であった。
普通ならこんなにモテてイケメンな主人公ユキヒコは嫌味に感じるかもしれないが、全然そういった感じを受けないのも不思議である。その要因の一つは、どこか捉えどころのないユキヒコの性格にあると言える。元カノが家に来てるというのに、現在付き合い始めた彼女を家にあげて自ら修羅場を作ったり、いつの間にかマンションの隣の部屋の人と恋に落ちたり。なかなか通常では理解しがたい行動が多く、目が離せない。本人は普通の結婚を望んでいるが、女の子の方から去って行ってしまう。彼女達にとってユキヒコは自分を満たしてくれる都合のいい存在でしかないのだろう。だからユキヒコは常に愛に飢えている。例え幽霊になっても・・・。
とにかく、役者達の演技も皆素晴らしく世界観も独特なのでオススメです。
ヴレアさん [DVD(邦画)] 8点(2016-08-24 21:43:42)(良:1票)
2.《ネタバレ》 好きな感じの映画。井口監督の「犬猫」は、大のお気に入りなのだが、そのテイストをここで如何なく発揮。「セックス」は人物を遠回しに撮っているような感じで、感情移入しづらかった。残念に思ってたが、井口節健在という感じで嬉しかった。女の子の恋する「男」は決して無気になって怒ったり、うろたえたりしない、まるで天使のような理想の存在。でも女性は気づく。それでは子どもを産めないし、育てられない。かくして女性には「男」を父にすべく、戦う覚悟の瞬間が来る。それが愛なのだ。この主人公の女子中学生は恋する「男」と一緒になれない悲しさに涙する。若くて切ない気持ちを大事にこの映画は、そっとすくう。まさしく女性映画の決定版!井口監督は、どんどんこのテイストで映画を創り続けてほしい!!
トントさん [DVD(邦画)] 8点(2015-02-26 09:26:06)(良:1票)
1.パンフレットにも裏話として書かれているが、竹野内豊が中村ゆりかの前に現れる
シーンの庭を渡る風は偶然のものらしい。その特長的なロングテイクの中に奇跡的に
吹き渡る風のざわつきの感覚が非常にいい。

ショットの中に立ち現れる、作り手も予期しなかっただろう風物・生物のアクション、リアクション。それら偶然の産物が映画を充実させている。

中村ゆりかの飼っている犬、成海璃子らが飼っている猫のユニークな動作とタイミング
の絶妙なことといったらない。

楽団の演奏の何ともとぼけた感じと、それを手前で聞いている中村の緩い反応なども
ユーモラスだ。

一方で構図取りは非常に厳格である。
マンションのエレベーターやオフィス玄関の自動ドアや階段の昇降。
そこでの人物の出し入れが巧い。
求心的な構図から一転、ビスタサイズを目一杯使って二者、三者をフレーム両端まで配置してみせたりもするので、見る側も気合が入る。
その上でのラストのクロースアップと涙はただただ清らかだ。

劇中の映画ネタ、ご当地ネタはご愛嬌。坂道の数々や堤防越しの水平線がよく撮れている。

投稿後、『群像』の映画時評を確認。真似たわけではないので。念のため。







ユーカラさん [映画館(邦画)] 8点(2014-02-19 23:48:47)
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【点数情報】

Review人数 9人
平均点数 6.78点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5222.22%
6111.11%
7333.33%
8333.33%
900.00%
1000.00%

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