1.《ネタバレ》 なかなか面白かったけど、長いなあ。家出した刑事の娘のエピソードとか
記者クラブに死んだ老人の詳細説明するシーン、引きこもったドジ警官の家庭、
その他いろいろ省略する道もあったのでは? わざわざ前後編に分ける必要ない。
前編のラストに後編の予告編入れてからエンドロールですか・・? もろTVドラマ。
それでも、無理難題に押しつぶされそうになりながらも信念を貫こうとする気概は
伝わりました。警察幹部同士のエゴの板挟みに加え、マスコミの矢面の役回りの
三上を演じる佐藤浩市の迫真の演技は素晴らしい。シナリオの変な空気も役者の
気迫と重厚感で、ツッコミを忘れて見入ってしまった。
原作にあるのであろう、親父の顔が大嫌いという娘の発狂原因を考えると、配役は
もっとブ男にすべきだったのか? いやエピソードの変更の方が無難だったかも。
整形するからあり金全部寄こせには、引きまくった。耳が痛い・・(笑
シンゴジラかと思う程大量の役者さんが出てはります。カッコイイ人、痛い人、
良いとは思いますが、ギャラの回収の為に2作に分けたのなら支持できないなあ。
まあレンタルで旧作として2枚セットで借りれたことを考えれば大変お得でした。