罪の声のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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罪の声

[ツミノコエ]
2020年上映時間:142分
平均点:7.06 / 10(Review 31人) (点数分布表示)
公開開始日(2020-10-30)
ドラマサスペンスミステリー小説の映画化
新規登録(2020-11-08)【Yuki2Invy】さん
タイトル情報更新(2024-09-08)【イニシャルK】さん
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監督土井裕泰
キャスト小栗旬(男優)阿久津英士
星野源(男優)曽根俊也
松重豊(男優)水島洋介
古舘寛治(男優)鳥居雅夫
宇野祥平(男優)生島総一郎
篠原ゆき子(女優)生島千代子
原菜乃華(女優)生島望
阿部亮平[1980年生](男優)生島秀樹
尾上寛之(男優)曽根光雄
水澤紳吾(男優)
山口祥行(男優)青木龍一
堀内正美(男優)立花幸男
木場勝己(男優)藤崎勝
橋本じゅん(男優)小料理屋『し乃』板長
桜木健一(男優)臼井浩司
浅茅陽子(女優)大島美津子
高田聖子(女優)天地幸子
佐藤蛾次郎(男優)藤井清一
宮下順子(女優)山本志乃
塩見三省(男優)ニシダ
正司照枝(女優)須藤みち
沼田爆(男優)三谷浩二
岡本麗(女優)三谷晴美
若葉竜也(男優)津村克己
須藤理彩(女優)
市川実日子(女優)曽根亜美
火野正平(男優)河村和信
宇崎竜童(男優)曽根達雄
梶芽衣子(女優)曽根真由美
阿部純子(女優)若き日の真由美
原作塩田武士「罪の声」(講談社文庫刊)
脚本野木亜紀子
音楽佐藤直紀
撮影山本英夫〔撮影〕
製作講談社(製作幹事/「罪の声」製作委員会)
TBS(製作幹事/「罪の声」製作委員会)
WOWOW(製作幹事/「罪の声」製作委員会)
朝日新聞社(「罪の声」製作委員会)
毎日新聞社(「罪の声」製作委員会)
TBSスパークル(「罪の声」製作委員会)
制作TBSスパークル
配給東宝
美術磯見俊裕
衣装宮本まさ江
録音加藤大和
照明小野晃
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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9.《ネタバレ》 あの事件で自分の声を録音された子どもは、今どうしているんだろう。
あの当時はそんなこと思いもしなかったのだが、この映画を観て、彼らのその後を考えずにはいられなくなった。
父と姉を殺され、母親を見捨てざるを得なかった少年の転落の人生。
翻訳家になる夢を断たれ、命まで奪われた少女。
大人になるまでその事実を知ることなく、幸せに暮らしてきたテーラー。
革命家たちが言う「正義」のなんと薄っぺらいことか。
記者として彼らの人生を取り戻させようとする小栗旬の演技は素晴らしかったし、脇を固める俳優陣も渋い人揃いで良かった。のだが。
ただ一つ、宇崎竜童はちょっと疑問符が付く。革命家然とはしているものの、自らの行動に疑いをもたない愚かさがやはり伝わらない。そこだけが残念。
roadster316さん [インターネット(邦画)] 8点(2023-02-08 09:55:03)
8.なるほど、真相はそうだったのか、と思わず納得してしまうようなストーリーに引き込まれます。
既に時効を迎えているわけですから、この際、事件の主謀者に匿名でもいいので真相を明かしてもらいたいものです。
何も知らずに利用されてしまった子供達が辿る切ない運命と彼らに切り込むのではなく寄り添う記者の姿が心に響きます。
ProPaceさん [インターネット(邦画)] 8点(2022-08-18 18:14:26)
7.グリコ・森永事件を元にしたフィクションであり、真相は解明されていないが本当にそうだったのではないかと思えるほど説得力があった。派手な展開はないがグイグイと見る者を引きつけていく。主役の小栗旬はもとより、星野源の演技が良かった。脇を固める俳優陣も芸達者ぞろい。Uruのエンディングテーマも映画の雰囲気に合っていた。良作です。
MASSさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2021-12-22 18:32:47)
6.予備知識ゼロで見ましたが、あのグリコ・森永事件をベースにした物語だったんですね。あの事件はよく覚えています。この映画はフィクションですが、いろいろなストーリーをうまくまとめており、まさにノンフィクションの印象でした。俳優陣の演技も良かったですが、特にイギリスの田舎街の小さな書店で時間が止まったようにひっそりと暮らす犯人役の宇崎竜童が良かったです。おもしろかったです。
みるちゃんさん [インターネット(邦画)] 8点(2021-10-14 06:34:03)
5.この事件の当時は中学から高校に上がる前後だったのでよく覚えています。
饒舌な犯人の警察をおちょくるような挑戦状やキツネ目の男の似顔絵。異様で不気味な事件でした。
本作は事件の真相を追う、どんなドキュメンタリー番組等とも一線を画す内容となっています。
当時驚いた子供の声。大人になった子どもと、共に真相を追う新聞記者の人間ドラマに軸足を置きながらも、
事件当時と現在を行き来しながら少しずつ真相に迫っていくミステリ・サスペンスとしても見応え十分です。
偶然幼い頃の自分の声のテープを聞いてしまい、事件との関りを知ってしまったごく普通の家庭人の苦悩を星野源が好演。
派手さの無い地味な作風で押し通していますが、その作風が特に事件当時の空気を今に見事に伝えています。
とらやさん [DVD(字幕)] 8点(2021-09-27 19:33:09)
4.《ネタバレ》 日本を震撼させた劇場型犯罪グ●コ・森●事件をモデルにした映画。
あのテレビで有名になった声の持ち主はどうしているか?
そこからヒントを得たのであろう。

星野源の歌手とは思えぬ堂々とした演技。
そして、「日本人」のいい顔になった小栗旬。

女性の影が薄い本編なので、悲惨な人生がクローズアップされる辛さもあったが、
長時間の話があっという間でした。
トントさん [DVD(邦画)] 8点(2021-06-17 23:20:27)
3.《ネタバレ》 30年以上前のグリコ・森永事件をモデルにした事件の真相に迫るサスペンスドラマ。あの子供の録音の声の主はオイラ??熱血新聞記者と共に犯人一味の親族が大捜査。続々と明かされる回想エピソード。過去と現在のつなぎ方がウマい。さすがは「いま会い」の土井監督。傑作。
獅子-平常心さん [映画館(邦画)] 8点(2020-12-20 02:36:29)
2.《ネタバレ》 35年前の事件を題材とした、硬派な人間ドラマであった。
当時、大学生だった自分はコンビニで深夜バイトをしており、本部からの要請で菓子棚を一斉に調べて、
その事件にかかわるメーカーさんの商品を全て撤去した経験がある。
スカスカの売場を呆然と見つめて、無性に腹が立った事を鮮明に覚えている。
今回の映画、派手さは一切無いものの、実に誠実に、サスペンスフルに作り上げられた傑作。
キツネ目の男の登場には、ゾクっとしたなぁ。
時効になっても決して終わっていなかった事件の全容を、リアルな仮説でストーリー化、
当時から感じていたモヤモヤ感が少し晴れた思いだ
(余談:桜木健一さんが柔道着で登場したシーンには思わずニヤリ。昭和ネタ!)。
あと、宇崎竜童さんの役柄。とても格好良く、良識が備わった老紳士然として登場する。
しかし、その存在と行為をしっかりと糾弾する小栗旬さん演ずる新聞記者。ここは本当に良かった。
作者の良心を感じた。
主役格の二人、懐かしいベテラン勢、子役、皆さんとても聞きやすいセリフ回しと、迫真の演技で引き込まれた。
最近の邦画のベスト。
こたさん [映画館(邦画)] 8点(2020-11-24 08:40:02)(良:1票)
1.◇原作未読ですが、元となった事件当時は12才、「大阪の事件」として記憶に残っています。
◇声から始まる物語が、最後声で終わるストーリー展開は見事でした。
◇もちろん元の事件は未解決なので内容はフィクションですが、丁寧な描写と証言から紡がれる登場人物像、明かされるその後、自分の当時の記憶が絶妙にないまぜとなり、胸に迫るものがありました。ふとしたことで記憶が蘇る、でも完全でない、、、あの感じを自分も抱きながら、謎解きは進みます。
◇どこか飄々とした阿久津、優しさに苦悩が滲む曽根、記者同僚、証言者たち。主役+脇もしっかり固められていて、物語にすっと入っていけます。
◇望ちゃん役の子がとても良かったです、ありがとうございました。

※久しぶりの映画館での映画鑑賞、心躍りました。
ハクリキコさん [映画館(邦画)] 8点(2020-11-15 06:30:29)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 31人
平均点数 7.06点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
539.68%
6929.03%
7619.35%
8929.03%
9412.90%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 8.33点 Review3人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review3人
4 音楽評価 7.50点 Review2人
5 感泣評価 5.66点 Review3人
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