5.《ネタバレ》 レイトショーを利用して行ってみました。
原作は最新話まで読んでます。
結論からすると、やっぱり上手く映画化したなーって感じでした。
マトリックスシリーズ以来の全シリーズを劇場で見てるって感じですが
それでも微妙なところと良いところがありました。
まずは微妙なところですが
リソース的にしょうがないところもありますが
10万の軍勢同士の戦いがえらく小規模な戦な感じになっていたのが気になりました。
特に蒙武。なんか百人将ぐらいの人数で特攻してて
そりゃ無茶でしょって感じがより顕著に出てました。
あと六大将軍のはずの摎が今ひとつ強そうに見えなかったところ
まぁ殺陣部分は羌瘣と龐煖と王騎に力入れすぎていたので
こちらもしゃーない感じはしました。
あと、ラストのセリフとか展開は王騎のセリフを信に言わせたい
演出側の欲が出ててちょっと微妙でした。(クタクタなんだから咸陽に戻ればいいのに)
良かったところは
大戦感がすくなかった反面
少人数の戦いである序盤の羌瘣vs龐煖のシーンは凄く良かった。
これ、実写化できんの?って一番思っていましたが
両方の人外っぷりが上手く表現できていました。
特に羌瘣の人は相当稽古したんでしょうねぇ
殺陣の動きに舞の要素があって
羌瘣を上手く表現してました。
原作では龐煖って蹴りは使ってなかったですが
個人的にはこの蹴りが近距離でも隙がない感じで良かったです。
あと、王騎と龐煖の戦い。
漫画で武器がしなるシーンがありますが
あれを再現するとは。
そして王騎のラスト。
結末を知っていても、やはりぐっと来ました。
将軍が見る景色はもっと壮大なイメージでしたが。
いずれにしても個人的に楽しめました。
よくよく考えると、王騎は名前も知らない見たこともない相手の策にはめられたんだよなぁっと
感慨深いものがありました。
あと、蒙武は囮にひょいひょい乗っかってくるだろうっていくつかある策の多分最初の方の策に簡単に乗ってしまって
李牧的にも「まじでこいつ誘いに乗ったよ」って思ってると思ったら
それはそれでじわじわ来ました。
8点で
桓騎ぽい人(多分北村一輝)が登場して、次回作のフリにつなげるのかと思ったらそうじゃなかったので
今回で終わる可能性もありますねぇ