59.《ネタバレ》 亡がらを乗せた車を引きながら山道を登ってる途中に、向こうからふくが走ってきて文四郎を助けるシーンが凄くよかったですね。ぐっとくる一番おいしいシーン。それでまた音楽も結構いいんですよね。強さとやさしさがうまく表現されてた気がします。役者陣の台詞がどうも棒読み口調だったのがちょっと残念なのと、子供の頃を走馬灯みたいにして見せるラストシーンは、ちょっとくどくなるからいらないかな、と思いました。 【あろえりーな】さん [地上波(邦画)] 7点(2007-09-02 21:56:26) (良:1票) |
58.《ネタバレ》 映画を観て涙した二本目の作品となりました。父が息子にかける別れの言葉、もっと言うべき事があったと後で悔いる息子の涙、歯を食いしばって父を運ぶ息子、坂道を一人で登れぬ時に無言で助けるフク。もう、たまりません。泣けて泣けて仕方なかったです。文四郎が世の理不尽さや非情さにも屈せず背筋を伸ばして生きていったのは、同じ様に生きた父の遺言を守ったのでしょう。子供を育てるという事は、親の生き様を見せる事の様に感じました。フクとの再会と別れは人の世の縁なのでしょうか、切ないです。原作未読で、心して読みます。 |
《改行表示》57.黒土監督と子役の方の舞台挨拶がありました。 「世界に誇れる日本の映画を作りたいのです。」監督のお話にまずは感動。 そして藤沢修平さんに捧げられた本作は、透明感のある美しさに満ちています。 こういう風景は子供のときに見たものだった。 かつては文四郎のように凛とした気持ちが、日本人にはあった。 実に清清しく、慎ましく、静かなのです。 この心ねは、私たち日本人の大元なのだと感じることが出来ました。 その上、藤沢さんの原作ですのでお話は面白く、アクションも見応えあり、お笑いの方たちにもほんわかさせてもらえました。 こういうものが観たかったのだと、制作の方々に感謝したい気持ちでいっぱいです。 至福のときを過ごすことができ実に幸せ。 ”本物の日本”を大切にして下さっており、私もまたそうありたいと思いました。 【たんぽぽ】さん [試写会(字幕)] 10点(2005-10-05 21:46:20) (良:1票) |
56.今田耕司とふかわりょうがスクリーンに登場する度、まるでコントのようで緊張感が台無しになる。演技の良し悪しの話ではない。キャスティングにあまり文句を言っても仕方がないが、藤沢周平氏の名作の映画化に、それも端役ではなく大役にタレントやコメディアンとはいくらなんでも稚拙なキャスティング。原作は日本人の心を描いた名作です。だからこそ、この映画は本物の役者たちで臨んでほしかったです。 【タケノコ】さん [DVD(邦画)] 5点(2015-11-23 22:55:24) |
55.自由に生きることの出来ない時代の切ない物語でした。しかし、美しい日本の四季でした。 【東京ロッキー】さん [ビデオ(邦画)] 7点(2015-04-18 13:57:28) |
《改行表示》54.木村佳乃が怖い。劇場で見た時は、なぜあのような演技をするのか、どういう解釈で役作りしているのか、意味がわからなかった。その後、他のドラマや映画で木村佳乃さんを見て、そういう演技しかできない人なんだとわかった。気が触れているような役は上手いんだけどなー。 映画自体は、セットづくりとか頑張ってると思いました。内容は、うーん、つまらないわけじゃないけど…。 【まめ】さん [映画館(邦画)] 5点(2015-03-08 00:08:14) |
53.2014.09/03 鑑賞。TVドラマの内野聖陽 水野真紀の好印象が強く、しかも丁寧な作品だった。2時間に濃縮はかなりしんどい。最近時代劇が少ないのでその意味楽しめたが・・。+1点。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2014-10-31 11:53:35) |
52.演技や表現や発声という概念がない、ただの「動作」を延々と見せられ続けるのは、本当に辛い。 【Olias】さん [CS・衛星(邦画)] 1点(2014-07-13 02:22:21) |
51.原作にすごく忠実だと思いました。すごくいい作品なので多くの方にみていただきたいですね。 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-08-20 17:10:38) |
50.映像が好きですねー。自分が体験したことのない情景だからか、冒頭の蛇とのからみの部分から、童心をくすぐられました。ストーリーは王道。各役者の演技も王道。存在感といえば、よくもわるくもネームバリューな感じ。しかし、鑑賞後は決して悪い気分ではない。そうか、身分が違うから叶わぬ恋という構図は、王道の演技をはじめとする、安心感の上にあるとじっくりはっきり受けとれるんだな、と思いました。 【元祖】さん [DVD(邦画)] 6点(2013-08-02 04:01:18) |
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49.文四郎とふくの悲恋物語という見方をすると、前半のクライマックスは父の遺体を乗せた大八車を二人で押すところ、後半は出家直前の告白ということになりますね。だとすると前半のその時点でふくは木村佳乃であってほしかった。子役のあの子とでは顔が違いすぎて同一人物と感じにくかったし、文四郎と身分が隔たってしまったという印象が薄かったのです。そこが残念。その他、気になったのは殺陣シーン。血みどろの戦いで良かったと思う(ここまで強かったの、文四郎?な感じですが)。それと今田耕司・・・。この人だけコントっぽかった(護衛の侍たちを誘導する場面ですね)。 【次郎丸三郎】さん [DVD(邦画)] 6点(2012-11-30 19:55:19) |
48.私もNHKドラマ派。こちらは感情移入がしずらかった。残念。主題歌も残念。 【movie海馬】さん [地上波(邦画)] 5点(2012-10-07 17:09:08) |
47.NHKのそれと比べると、主人公2人が若すぎますね。色気もへったくれも何もない、無味乾燥な方々でした。何であんな吉本芸人が出てくるのですか?所詮小学校のゲイノウカイ以下の演技でした。 【亜酒藍】さん [DVD(邦画)] 3点(2012-01-21 01:29:02) |
《改行表示》46.これぞ時代劇、美しい映像と音楽、ゆったりとした自然の中にもスケールの大きさを感じさせる。斬り合いの場面ですら、人を斬ることの恐ろしさも伝わってくるようだ。 文四郎とふく、隣同士に住む相思相愛の中であっても思いが遂げられなかった二人の運命を、淡々とさりげなく描く秀作だと思う。後半から終盤にかけてはやや甘い感じもするが・・・。おっと幼い頃から一緒に遊んだ三人の友情も忘れられないし、緒方拳と緒形幹太の親子も一緒に出た映画か。 【ESPERANZA】さん [DVD(邦画)] 8点(2011-11-02 16:44:49) |
45.《ネタバレ》 少女のささやかな願い。恋する人のお嫁さんになりたい。でもそんな願いすら、この時代のトップの色欲の餌食になってしまう。二人は最後、自分の抱いたほのかな感情を大事に出来なかった「時代」の悲劇に苦しむ。今なら、女性が強いから、こんなトップも追い出す事が出来たかもしれない。しかしこの原作が書かれた頃はどうだろう?藤沢周平作品は女性の気持ちを踏みにじる上司には、最後かならず主人公が落とし前をつける。そこに観客は喝采する。高い地位のものにこそ、高いモラルが課せられるのだ。これから女性の地位向上で、女性対男性の戦いも水面下で行われるだろう。自分は男性なので、調子よく、女性の側にはつけないが、どの藤沢作品にも共鳴する。やはり男性でもできれば、恋する少女の応援をしたいのだ。話を映画に戻すと、殺陣の迫力はすさまじい。でもあの少人数で立ち向かうにはあまりにも不利だ。主人公がこの殺陣を経た後、人間的にぐっと成長するところは素敵だ。 【トント】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-04-23 11:34:44) |
44.《ネタバレ》 たんたんとつまらない。普通の駄作です。 原作は名作なのによくぞここまで潰しました。 小学生が模写したルノアールの絵のよう。 【紫電】さん [DVD(邦画)] 2点(2011-03-17 14:21:53) |
43.全体的にくさい演出です。リズムも悪いし、訳のわからんカットが多すぎます。藤沢文学の代表作と期待しましたが、肩すかしな感じでがっかりしました。何よりも違和感はキャスティングです。いい加減、芸人を使うのはやめて欲しいです。一つ褒めると風景はきれいでした。 【アフロ】さん [DVD(邦画)] 5点(2009-11-21 00:27:48) |
42.監督の力量不足。無意味に長く、何を言いたいのかわからない。確かに、日本の四季折々の風景はいいけど。でも、真夏のはずなのに、所々木々や草が枯れていたような気がする。気のせい?同じ藤沢作品を監督している山田洋次の方が、テーマが絞られているし、面白い。 【稲葉】さん [DVD(邦画)] 3点(2009-02-11 21:48:23) |
41.時代背景に翻弄されるとか、現代社会に通じるものがあるとか云々・・・というのもわからないでもないけど、あっさりしすぎていてインパクトに欠けるなあ。心に響くものもあまりないし。いくつかの藤沢周平を見たが、どれもピンとこない。どれも原作は読んだ事ないんだが、きっと映画化に不向きな作者なのではないか?と思われる。 <追記>ドラマ版がかなりよかったので再見してみたのだが、やっぱりイマイチ。なんでお笑い芸人を使ってしまったんだろう・・・。原作が同じでも製作者や役者でこれだけ違ってしまう事に驚き。 |
《改行表示》40.良いと聞いていたので構えてしまったからかもしれないが 他の最近作られた時代劇映画と比較すると平凡なつくり 貧乏おふくがなぜあそこまで駆け上がったのかという説明 が希薄だし、脇を固める俳優もこの映画の格ではない。 もうすこし違う作り方をすればかなり評価も違うはず。惜しい 【K2N2M2】さん [DVD(邦画)] 5点(2008-12-28 19:19:49) |