《改行表示》81.《ネタバレ》 4作の中では一番ダメだった。 「ラッキーマンかよお前」ってぐらいのすさまじい運の良さ。 運の良さだけで生き残り、敵を倒す。 前作までと話が繋がっているのは悪くないことだが 何度も観てしっかり覚えてない人にはそれもマイナス要素となる。 【虎王】さん [DVD(字幕)] 5点(2016-05-10 16:52:26) (良:1票)(笑:1票) |
《改行表示》80.《ネタバレ》 オープニングの死者の日のシーン、良かったですね! ワンカットで撮られたかのような長まわしも素敵でした。 そしてボンドのスーツ姿での狙撃シーン。 お決まりであるだけにそのカッコ良さには、ああ、007観てるんだ!との充実感がありました。 ボンドのセリフのシーンが多かったなと思いましたが、それがストーリーを上手く語らせていて、監督の手腕の巧みさを感じました。 ボンドが考えて、話して、実行して。 ボンドの目線でお話が進むのがとても気持ちよかった。 そのブレない進み方が誠実で分かりやすくて、こちらもボンドに応援したくなりました。 ドクタースワンのボンドガールも可愛かった。 おてんばさんだけど素直そうな雰囲気が良いなと思いました。 そして私はオーベルハウザーも気に入りました。 頭が良くて狂っていて存在感があって。 これだけの作品にヴァルツさんの存在感は必要不可欠でした。 もっと饒舌でも良かったかも。 007がずっと続いてくれるのは、なにかと目まぐるしい時代にほっと出来る、昭和の人間の安心感ですね。 いつまでも続きますように。 【たんぽぽ】さん [映画館(字幕)] 9点(2015-12-07 22:13:41) (良:2票) |
《改行表示》79.撮る前から分かっていたことがひつとだけあった。正直言って、Mを殺してまで盛り上げた前作の後では、何を持ってきても見劣りすることはわかり切っていた。 今回、制作陣はそれを逆手に取った。 よっしゃああああ、今回は好きなようにやってええんじゃあ! ってな具合。 その結果、怪作が出来上がった。 思想性はほぼ完全に欠落している。前作の大英帝国の凋落そのものに一矢報いようとするすさまじい気概とは、あまりにもかけ離れていた。 今回は娯楽映画って、これでいいんじゃないの、と言わんばかりである。 うん。俺は支持する。 余談だが、今回のヒロイン。他の映画を見ると全然魅力的に見えないのだが、今回はヒロインらしいヒロインだった。 【おら、はじめちゃん】さん [DVD(吹替)] 7点(2022-06-28 03:48:33) (笑:1票) |
《改行表示》78.《ネタバレ》 えー、とにかく長いです長すぎです。2時間程度でまとめていただきたい。 148分かける価値を見出せません、無駄に長いです。これが大きなマイナスです。 こういったアクションもので「まだ続くの?いつ終わるの?」と思わせたらダメだと思う。長い割に内容はたいしたことないです。アクションシーンも目がまわるし、やたらガラスが割れて破壊しまくってるだけで面白味がありません。「粋」が無いんです。 そしてダニエル・クレイグのボンドシリーズで初めてユーモアを感じましたが、まだ全く足りないです。 レア・セドゥはかわいいけど、彼女はどっちかというと悪役顔ですし、ダニエル・クレイグとは見た目の相性がしっくりこない感じがして、なんか浮いた存在のように感じてしまいました。見終わった頃にはイタリアの宝石モニカ・ベルッチのことはすっかり忘れてしまっていた。老けたなあと感じたけど、これだけの長丁場なんですからしっかり絡んでほしかったです。なんだか「残念」という言葉しか浮かばなくて、ダニエル・クレイグのボンドは最新作が最後らしいけど、上映時間が最長の2時間43分だと知って不安しかない。 【envy】さん [インターネット(字幕)] 4点(2021-09-15 14:26:43) (良:1票) |
77.《ネタバレ》 もしマドレーヌがブサイクだったら、ボンドがマドレーヌの写真を見た時点で話は終わっていたかもしれない。 【アキラ】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2016-04-11 16:50:07) (笑:1票) |
76.《ネタバレ》 「知り合い同士のいざこざ」的ストーリー。またあんたか、ってトムとジェリーじゃないんだからさ〜。そのスケール感の無さと反比例するようにやたらと世界中をうろうろするボンドだが、核となる舞台の印象がなくてどうにも座りが悪い。秘密兵器等のガジェットに頼りすぎないのはいい。しかしあの飛行機がらみのアクションシーンの冗談みたいな展開はどうなんだ?あの手のマンガ的アクションはロジャー・ムーアあたりに任せておけばいいのであってダニエルボンドにはいかにも不似合いだ。それでいて列車内での殴り合いなんかにはまた渋好みの光るものがあったりする。一体リアリティラインはどこらへんに設定されているのよ?スペクターの目的は情報インフラを牛耳ることで、そこから何をしたいってわけでもないのがこれまた拍子抜け。もっと頭を使えよブロフェルド!珍奇でばかばかしい計画立てろよ!俺はあんたのアホみたいな犯罪計画を楽しみにしてるんだよ!拷問椅子もゴールドフィンガーのゴージャスさを少しは見習えよ!あれじゃ歯医者の椅子だろうが。それやこれやで全体に統合失調症的な印象。なんか過去の資産を食いつぶすばかりで新たな驚きが無いのがヒジョーに残念でした。 【皮マン】さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2016-04-11 10:44:58) (良:1票) |
《改行表示》75.《ネタバレ》 さすがスパイ映画本家本元の007、客を飽きさせない見せ場の連続であります。正直おなかいっぱいになります。ボンド様が強いのはお約束ですので、もう少し手に汗握りたいワタシのような一見客はちょっと物足りない。しかしながら、今回の悪役クリストフ・ヴァルツはとても良かった。ランダ大佐とはまたちょっとタイプの違うサディズムを漂わせて、序盤は完璧。惜しいことに彼ほどのキレ者が椅子の後ろ手テープを甘くしているとは考えづらいのだが。 あー、それとモニカ・ベルッチ、ボンドガールじゃないじゃん。出番はあれだけっすか。もう少し華麗な活躍の場を差し上げないと、さしものモニカも老けたなあ、で終わってしまうではないか。 それと、Q萌えの皆さんには朗報です。彼はとてもキュートです。ローンと猫2匹を抱えてMとボンドの間で苦労が絶えないながら、009のために5億もする車に環境設定してあげる細やかさだ。009はきっとオジサンだ。 と、なんだかんだで結構楽しめたダニエルボンドの4作目でありました。 【tottoko】さん [映画館(字幕)] 7点(2015-12-12 00:14:45) (良:1票) |
《改行表示》74.《ネタバレ》 やはり007、シリーズ最新作、長く続く人気も納得できます。もう30年以上劇場鑑賞してます。映画の素晴らしさ、楽しさを教えてもらったグレートタイトルだと思ってます。 魅力の一つとして、全世界、色々な都市が舞台になることで、行ったことのない、一度は行ってみたくなる魅力ある映像を楽しませてもらってきました。今作の冒頭はメキシコシティ、死者の祭りで始まりました。標高が高い都市らしいですね。2点減点の理由は、前作の印象が強い役者の起用です。イングロリアス・バスターやミッションインポシブル、シンドラーのリストで濃い個性を発揮し、印象が強いため、「ああ、あの俳優、女優!」という、既視感、先入観を持ったことでした。初見のキャスト起用は難しいのかもしれませんが、新進気鋭の俳優・女優の登場を期待します。車ではアストンマーチンの最新型(Qいわく5億円以上)が、スリッピーな石畳のローマの路上で、お尻振りまくりのコーナリングを楽しませてくれました。また前作で登場した指紋認証PPKは登場せずに、従来型(小さいです)でヘリを墜落させてました。9mmであんなに威力あるのでしょうか? 一つオマージュを感じたのが、北アフリカを走る列車の中、巨大な悪役を車外に放り出す場面。名悪役=ロバート・ショウ、床に並んだアルミビール樽が、一本づつロープに引っ張られて、外に飛んでいく・・・ジョーズの船上シーンを、私は感じました。 【CMKll】さん [映画館(字幕)] 8点(2015-12-04 19:48:11) (良:1票) |
《改行表示》73.《ネタバレ》 うーん、なんとももったいない。いや悪くはないのだが、というより途中までは最高だった。序盤の派手なアクションはいつも通り最高で全体的に高級感のある映像と雰囲気に浸れて良い気分だったし、スペクターという組織がじわじわと明るみに出てくるところはゾクゾクワクワクだったのだ。 だがその肝心のスペクターがどうもよくない。会議のシーンは最高にいい雰囲気で恐ろしいのだが、その後ボンドを追いかけてくるのは筋肉ダルマの車一台。その後度々襲撃してくるのはこの筋肉ダルマ。スペクターって人いないの?スペクターの基地に潜入して捕まったのならともかく、車でお出迎えされてその後拷問というのも少しシュールだ。拷問から抜け出してここから壮絶アクションだ!と思ったらあっさり脱出できてしまうのもどうか。スペクターの兵隊はハリボテですか。だが一番困りものなのはボスのブロフェルド。部下の三下にでもやらせておけばいい仕事を自分でやりたがる。そして、失敗する。で、逮捕(え?)。なぜわざわざ出張ってくるのかと考えたらボンドとの過去の因縁があるからなのだが、そうなるとボンドとの因縁なんて無かった方が良かったのではないかと物語の根幹すら怪しく見えてくる始末。クリストフ・ヴァルツを意外と生かせていない印象だし、終盤になればなるほどスペクターの恐怖や巨悪感が薄れていくのは非常に残念だ。 「スカイフォール」で007シリーズとしての体制が整ったのだから今までのようなシリアスな物語から痛快な娯楽作へシフトして欲しかった。とはいえ観た印象はそこまで悪くない。全体的な雰囲気は良いと思うし、長い上映時間だが観ている間は時間も気にならずそれなりに楽しんでいたのも事実。なんだかんだ言ってダニエル・クレイグのボンドは素敵でした。 【⑨】さん [映画館(字幕)] 7点(2015-11-28 03:19:54) (良:1票) |
《改行表示》72.《ネタバレ》 バットマンだってちゃんと撮ったらちゃんとした作品になるだろう、というのがノーラン版バットマン映画だとしたら、007だってちゃんと撮ったら・・・というのがこのサム・メンデス版007映画、ってことなんでしょうか。で、その「ちゃんと撮ったら」という部分のベクトルが間違っている気がしてしまうのが、両者に共通するところ。 この作品、メキシコシティの「死者の日」を大規模に再現した長回しっぽい冒頭シーン(何となく、実際はカットが切られている気がする)がやたらカッコよくって。その後に待ち受ける一連のアクションもあの手この手で盛り上げて小気味よく、「全編の中で、結局、タイトル前が一番カッコいい」という点ではこれ、007映画らしい作品と言えなくもなく・・・。 その後も、アクションシーンか否かに関わらず、カッコよく撮ろうとしているのは伝わってくるのだけど、はたまたそれっぽくエピソードも散らしておこうとはするけれど、トータルでは中身が薄い印象のまま、この長尺。ちと、つらい。007映画に中身が無いのは今に始まったことではないからそれ自体はもうどうでもいいんですけどね、中身が無い代わりにしっかりとバカ映画であった007映画から「バカ」を取ったら、何が残るのか。何を残せるのか。 長尺を引っ張り過ぎた挙句、本来なら盛り上がるであろうクライマックスシーンまで、尻すぼみに感じられてしまうのは、いかにも残念。 拷問にあってもそれをタフに乗り切るのが、やはりクレイグ=ボンドの持ち味でしょうか。今回は相当ヤバいところまで追い込まれますが(ってか、手遅れでは。ははは)、その直後には何事も無かったかのように涼しい顔で戦いまくり。タフと言うより、ここまでくると正直、不気味です。 【鱗歌】さん [CS・衛星(吹替)] 5点(2024-06-16 06:10:41) |
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71.リアルなアクション、爆発シーンと、アンリアルなストーリー。バランスが悪い。スペクターのような秘密結社がなんで、あんな大々的に会議やるかなぁ。2作目のトスカのシーンを見習ってほしい。MI6最大の危機なのに他の00の人たちなにやってるんだろ。 【代書屋】さん [インターネット(字幕)] 6点(2023-02-03 22:11:59) |
《改行表示》70.《ネタバレ》 ど派手アクションと火薬の量はそんじょそこらのアクション映画の比ではない。まさにやりたい放題。そもそも007て娯楽作品なんだから、こういう魅せるシーンも盛り込まないとね。そして新たなボンドガールかと思ったモニカ・ベルッチ様はこれまた派手に色気を振りまいてレア・セドゥに交代。「ミッドナイト・イン・パリ」のあたりから彼女のファンである私には嬉しい展開。彼女の陰影に富んだ演技は、感傷的なダニエル・クレイグのボンドシリーズによくはまっていると思う。 難点は、このシリーズの特徴であるストーリーの難解さ。誰が味方で誰が敵かとか、この人誰だっけとか、これどういうこと?みたいな疑問符がとりあえずたくさんつくのだが、まあダニエル・クレイグかっこいいしいっか。みたいな感じ。 このシリーズのオープニング、ちょっとくどいよねと思ってるのは私だけではないはず。 |
《改行表示》69.うーん、Mが変わったのはやはりでかかった。 前作まではシリアス路線で良かったんだけどな。 でもモニカ・ベルッチは老けても綺麗。 【movie海馬】さん [CS・衛星(吹替)] 5点(2022-11-03 15:34:49) |
68.何か、人間模様に重きが置かれて 007らしさが失われてしまった感じ。これも時代に合わせるってことなのかね。 【センブリーヌ】さん [インターネット(吹替)] 6点(2022-05-11 19:10:34) |
67.なんか、世紀の大脱出系のマジックの長尺モノを見ていたような気分です。みている時にはハラハラしているんだけど、ふと、なんでこの外人さんはこんなことをしているんだろうと冷めてしまうこともあったりして。ストーリーもあるようですけど、まったくそれは、オマケみたいなもんでしたよね。 【なたね】さん [インターネット(字幕)] 3点(2022-04-28 20:43:45) |
《改行表示》66.《ネタバレ》 -Spectre- specterのイギリス読みで“幽霊”。タイトルを象徴するようなお祭り『死者の日』から始まるのがまた格好いい。 今回でクレイグ・ボンド・シリーズ最後のレビューです。シリーズ共通だけど、5作品とも前半に印象的で派手なアクションシーンが入り、今回の007スッゲー!!ってなり、後半のアクションは平凡なのか、あまり記憶に残ってなくて、再見して『あぁ、こんなだったな』ってなるパターンだったと思う。 007シリーズの魅力は、派手なアクションはもちろんだけど、世界各地の美しい映像を流して、まるで世界旅行をしている感覚を味わえる事。今回はメキシコの死者の日。有名なお祭りだから、なにかで観たことはあるけど、流石にあの巨大な骸骨の山車を中空正面から捉えるカットは旅番組レベルでは観た記憶がない。そこから5分強のワンカット撮影で、異国のお祭りの賑やかさ、路上の雑多感、イベントを楽しむ観光客なんか観ながらの旅行気分を。美女を放っておいて屋上を軽やかに移動するボンドの格好良さと、任務の緊張感をいっぺんに味わえる。屋上にて、さっき路上で観たお祭りの続きが観えるのも、その世界に入り込んだ感覚を味わえて、シリーズイチ素晴らしいオープニングだったと思う。 ・・・と、ここまで書いてあの死者の日のパレードが、2016年から始まった新しいイベントだったと知った。つまりメキシコ人がスペクターを観て、「映画のアレ、カッコよかったから、死者の日に実際にやってみるべ!」ってなって開催されたと知った。あのパレードももっと昔からあるモンだと思ってた。外国の映画をそのまま自分たちの文化に取り入れるって、メキシコ人凄い。 OPのメキシコはもちろんだけど、ローマの街をスーパーカー2台が駆け抜けるカーチェイスは豪華だし、アフリカの列車の旅は絵葉書のように美しい。雪山の上のガラス張りの病院(レストランだそうな)は、雪国育ちには光熱費が心配になる建造物。世界って広いな。 悪の組織の会議、怪力男、ボンドカーや腕時計などの秘密兵器、ネコ、タコ…本作は前作以上に歴代007のオマージュ、ある意味スパイ・アクションの王道的な描写が多い。カジノ・ロワイヤルがリアル路線で成功したことを考えたら、前作スカイフォールくらいのほうが、バランスは良かったかもしれない。 オーベルハウザーは優しそうな容姿のせいか、ボンドを苦しめる強敵の印象が弱い。あの痛そうな拷問の効果(結局ノーダメージだったの?)もイマイチわからない。最後のヘリの撃墜から逮捕の流れも、そこに行くまでもうひと絡みくらい欲しかったし、スペクターという組織の根の深さを伝えるために、もう一作くらい作ってほしかった。 引退したボンドがボンドガールを隣に乗せて、DB5で去っていくエンディングは、シリーズの締めくくりとして、とても良かったと思う。このあともう一作出来たけど、この終わり方が私の考える理想的な最後だった。 【K&K】さん [映画館(字幕)] 7点(2022-01-13 23:54:39) |
65.長い事で評判が悪いようだが、TV放映は正味100分程度なので40~50分程度はカットされており、ストーリーが少々わかりにくかった。ボンドガールに華がないのも難点。出来栄えとしては良くも悪くもシリーズモノとしての安定感はあると思うが、もう冷戦終結しちゃうとスパイの活躍機会も減ってしまい、悪役の設定が情報ネットワークの支配というショボイというか映像化しにくいテーマになってしまって、ストーリー的には盛り上がりに欠ける。 |
64.ひさしぶりに007を見た。やっぱり派手で面白いなぁ。 【海牛大夫】さん [地上波(吹替)] 7点(2021-10-02 18:27:09) |
《改行表示》63.評価があまり高く無いので不安だったが、つまりそのまま。 何となく良さげな雰囲気だが、ツギハギ感多く、どことなく盛り上がらない。そこそこアクションはあるが見慣れた感じで...ここにきて何故このような作品になったかは疑問。 【simple】さん [地上波(吹替)] 5点(2021-09-27 20:17:03) |
62.いろいろ凝っているのは分かるんですが、結局は、発想がどこかで見たようなシーンのつなぎ合わせで、右から左に流れていってるだけなんですよね。あと、レア・セドゥが全然演技ができてないのも問題。 【Olias】さん [ブルーレイ(字幕)] 4点(2021-06-29 02:39:54) |