119.さて問題。この映画の主演は誰でしょう? DVDジャケットの超アップ顔で僕ら全員を尻込みさせたジュリア・ロバーツ? ブー。 超キュートな顔&スタイルととっても魅力的なオンチ歌で僕らのハートをギュギュギュッとわしづかみにしたキャメロン・ディアス? ブッブーッ。 では、温もり豊かなゲイキャラで観ている僕らをハッピーな気分にしてくれたルパート・エベレットかな? ブッブッブーッ! そう、この映画を見た誰もが納得できる答えはただひとつ! 大女優ジュリアと今をときめくキャメロンを、ふたりともメロメロのベロンベロンにしてしまった、チョ~ォ色男の我らが大スター! 彼が主役じゃなくて誰が主役だって言うんだい? さぁ、みんなで大きな声を出して、一緒に呼んでみようっ! せ~ぇのっ、「ダァ~~モットく~~~~んっ!!!」 ……え? 顔覚えていないって???(汗) ◆追加◆映画には不思議な力があって、あるシーンを思い出すだけで涙がこぼれてしまうことがあります。僕にとってそれは『街の灯』のラストだったり、『五つの銅貨』の誕生パーティだったりするのだけど、実は本編にも僕をデロデロにできる名場面があります。それは、キャメロンがダーモット君のために歌うシーン。曲名は“I just don't know what to do with myself”です。お金持ちで頭も良くて美人――そんな彼女にとって、音痴であるということは唯一のコンプレックスだったはず。にもかかわらず彼女は、愛する彼のために一所懸命歌うのです。あまりの恥ずかしさに顔を真っ赤にしながら……。 いずれダーモット君の顔を忘れてしまうのは、まぁ仕方がない。でも僕はあの音痴なキャメロンを、きっと一生忘れることはできないだろう。 |
118.《ネタバレ》 愛と友情の物語です(笑)。主役二人(マイケルとジュリアン)はおいておいて、マイケルの婚約者キミーとゲイのジョージ二人の愛と友情の力がすばらしいのです。体全体でマイケルへの愛情を表現するキミーに、友人のために遠くからかけつけるジョージ。この二人にはさんざやられっぱなし。愛って、友情っていいなぁーって思ってしまいます。また、最後の最後でマイケルがジュリアンに言った「蛆虫以下だ!」の言葉。ああいうことが言える友情にも心打たれます。「なのに放っておけない」んですから。条件付きの友情じゃなく、無条件の友情。そういうのがとてもステキなんです。何度も繰り返してみたシーンは、カニレストランでジョージのホラ話から店全体へ広がる「小さな祈り」大合唱のシーン。あの曲がむちゃくちゃ好きなので、それだけで楽しい気分になれるんです。レストランの従業員がカニの爪型グローブをつけて手を振っているところがおちゃめでかわいいので、注目してみてください♪ 【元みかん】さん 8点(2004-01-30 11:17:41) (良:3票) |
117.ストーリーも、展開も、けっこうありきたり。なんだけど、これくらい監督のセンスを感じさせる映画も最近じゃ珍しい。特に、音楽の使い方がバツグンで、ミュージカル映画の新たな可能性すら見た気がした。ハッキリ言って、単なるラブコメなんかの水準をはるかに越えてます。素晴らしいです。これでダーモット・マローニーがハズレじゃなかったら、満点だったのに。 《追記》久しぶりにBSにて再見。いや〜、やっぱりムチャクチャ素敵かつ「うたごころ」にあふれた傑作! でした(オープニングタイトル場面の、MGMというよりは往年のパラマウント的な色彩感覚!)。そしてダーモット・マローニーが、実は得なようでいて損な役回りを、ほとんど何を考えてんだコイツ的「無意識過剰(?)」と希薄な存在感で演じこなしている・・・と再認識。申し訳ない、マローニー殿。 【やましんの巻】さん [映画館(字幕)] 9点(2003-07-16 17:04:38) (良:1票)(笑:1票) |
《改行表示》116.ジャンルとしてはラブコメになるんだろうけど、 この設定はもう最初から「ベストフレンズ」じゃないよね。 まあ何とも軽薄な序盤の流れだけど、またヒロインの奮闘ぶりがあまりにもしょーもなくて、 笑えないうえに、まったく共感できなかったのが致命傷だった。 一方、本作では脇役のキャメロン・ディアス。彼女のキャラは立ってないのに、一途でかわいい。 鑑賞している側は多数の男性が彼女を選ぶだろうし、ありえないほどのミスキャスト。 これじゃヒロインはまるでピエロ状態で、なまじ演出がいいだけに余計それが目立ってしまった。 ヒロインの切ない気持を表現することが本筋のはずなのに、 それに見合ったシナリオやキャスティングが用意されてないなんて・・・。 女性の方が、男性よりは感情移入できるかもしれないね。 【MAHITO】さん [地上波(吹替)] 3点(2011-08-12 08:58:40) (良:1票) |
115.結婚式に元彼女を招待するという話を日本ではまず聞きません。万が一招待したとしても花嫁とは距離を置くでしょう。設定に突っ込みを入れるのはどうかと思いますが、素直に入っていきづらかった点です。さて、本作の主人公ジュリアンという人物は気が強く、プライドが高い女性。社会で成功し、年齢を追うごとに素直さがなくなっていくのは自然な事なので彼女の心情はちゃんと理解出来ます。そんな彼女とうまく絡んだのがキャメロンディアス。二人のやりとりは人間味あふれるものでとても良かったと思います。この映画はジュリアンを応援したいけど出来ない、という妙な具合で進んでいきます。ですので見ていて何だかもやもやした気持ちになる。おいしいんだかまずいんだかわからない牛丼を食べている状態です。そこで登場するのが魅惑のスパイス唐辛子ことルパートエヴェレット。決して出番は多くありませんが要所要所でキュッと締めてくれるので話に張りが出ます。もっと言えば彼がいなければこの映画は駄作になっていたでしょう。ラストのジュリアンの成長はこの映画の一番の見どころですが、その後ルパートが全部持っていきました。終わってみればジョージの優しさやタクシーでのエロくない乳揉み、歌う姿などが強く印象に残った映画でした。 【オニール大佐】さん [地上波(吹替)] 6点(2009-02-21 11:22:23) (良:1票) |
114.いやー、おっかしい。久々に観たアメリカのメジャー作品、しかもこれの前に観たのが「アメリカン・スプレンダー」だったりしたもんだから、もぉ笑っちゃうくらいハリウッド的(と、思ったらこっちにも出てんじゃん、ポール・ジアマッティ!しかも結構オイシイ役で!)。基本的にこの手のラブコメは好きじゃないのだけれど、ここまで大ボラ吹いてくれてるとむしろ楽しくなってくる。てか、全編通じて作り手の「観客を楽しませよう」というエンタテインメント精神がこもっていて、ビシッと筋が通っているのが嬉しいな。レストランでみんなが歌い出す所とか、ジュリア・ロバーツとキャメロン・ディアスが女子トイレで喧嘩する所とか、良い意味でアメリカの楽天的気質(ちょっとフランク・キャプラっぽい感じ)が出てて良い感じ。最近のハリウッド映画って大スターが出てお金もかかってるけど大味、という先入観があったのですが、こういう作品なら、時々観てみたいっすよ。 【ぐるぐる】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-05-12 17:26:19) (良:1票) |
《改行表示》113.《ネタバレ》 見終わって正直ホッとした。もし、主人公の女が元彼奪還の結末なら更に気分が悪くなっただろう。男も何やってるんだ。マヌケ!と何回も言いたくなったが、この主役の女は性悪もいいとこだ。最後にわずかに優しさも見せるが、そんなものじゃ帳消しとはならない。 公開年辺りに見ていたら多少違った価値観で見られたかもしれないが、今はシカゴの風景を楽しむだけの映画って感じ。 【♯34】さん 3点(2005-02-02 11:22:36) (良:1票) |
112.《ネタバレ》 大昔に「卒業」という略奪愛の映画を見て「これのどこが名作なんじゃ~ぁっ!」と怒り狂った私としては、この映画もダメかなと思いましたが、思ったほどいやみのない映画でした。でも、「良かった」と言えるストーリーでもなかったです。そもそも、あのマイケルって、美女2人で取り合うほどいいオトコですか?キミーが大学を退学しても結婚したいほどのオトコ?結局丸く収まったわけですが、ジュリアンのウソの結婚話にどうしようもなく嫉妬を感じてしまったマイケルは、このまま無事結婚生活を送ることができるのでしょうかね。 【チョコレクター】さん 6点(2004-11-28 21:31:17) (良:1票) |
《改行表示》111.《ネタバレ》 この映画のテーマは2つ。表テーマが「親友」、裏テーマが「歌」ですね。 表テーマ「親友」については劇中でマイケルとジュリアン(男と女)、ジュリアンとジョージ(女とゲイ)この2組の親友模様を軸に描いていますが、これは皆様がレビューされてますので割愛^^ (ただ劇中でマイケルがどうにも嫌な奴にしか見えないので..そこがちょっとアレなんですが..) 裏テーマの歌については、式後のパーティでのジュリアンの「あなた達にはまだ自分達の歌がないでしょ。だからしばらく貸しといてあげるわ」というスピーチに象徴されていますが、「人と人とを結ぶのは歌だ」ということがこの映画の隠れテーマになっているかと思います。 その象徴的なシーンが何人かの方が言及されているシーフードレストラン(店員がカニ鋏型ミトンをつけてるからきっとシーフードレストランだ。)での合唱シーン。 ジョージのホラ話をきっかけに歌われ始めた歌がレストラン中に広がり大合唱になるという本映画中の白眉とも言うべき気持ちいいシーンです。 で、このシーンで歌われる歌が「小さな願い( I Say A Little Prayer)」だってことがミソ。 この歌は「いつもどんな時も、私はあなたの為に小さな祈りをささげ続けます」 という、まさに親友や恋人.....大事な誰かを思い続ける人の気持ちを歌った歌。 まさにこの映画のテーマを象徴する内容の歌なのです。 友人であるジュリアンを心配し、ここ1番の時には遠方から駆けつけ慰め励ましアドバイスしてくれるジョージ。 そのジョージの姿がこの歌の内容に重なります。 ジョージはホラ話の中でこの歌を取り上げることでジュリアンに伝えたかったのかもしれません。「僕はいつも君の側にいて君を見守ってるよ」と。 キザで演出過剰な彼ならやりそうでしょ? 【あばれて万歳】さん 7点(2004-09-07 11:50:23) (良:1票) |
110.顔を真っ赤にしてカラオケを歌うキャメロン・ディアスがあまりにも可愛くって、それから大好きになってしまった。 【よしの】さん 6点(2003-11-22 16:41:41) (良:1票) |
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109.携帯電話の普及により、ラストシーンのような演出が生まれた。時代が進めば映画も変わる。お洒落の形もまた変わる。 【ひかりごけ】さん 7点(2002-03-24 15:08:10) (良:1票) |
108.キャメロンの歌の下手さには驚いた。本当はどうなのだろう・・・キャメロンかわいかった。ジュリアロバーツの友達というより、ただのひがみと私のものだったのよ。っていう態度が嫌だった。最後は良かったけど。内容的に好きじゃないです。 【ばかうけ】さん 5点(2001-12-10 14:01:44) (良:1票) |
107.ハッピーになれる話でした。楽しいシーンもあったけど、感動もしたよ。最後結婚式の後に彼が「じゃあ、また」って言うところよいです。これでこそベストフレンズですな。 【アイン】さん 8点(2001-05-15 23:14:13) (良:1票) |
《改行表示》106.《ネタバレ》 当時の制作の意図としては、ジュリアを久々にコメディの場に引っ張ってきたことと、新進気鋭人気上昇中のキャメロンを起用したことで成功間違いなし、と思ったんじゃなかろうか。四半世紀ほど経ってからこの作品を観ました。で、断言できるのはこの映画の美質は音楽とR・エヴェレットの存在であるということ。キャメロンの音痴カラオケ、親戚の集う会食での合唱そしてラストシーン。ポップスの心地よさを最大限に生かした演出には心掴まれました。 さらにジュリアの親友役のルパート、彼が良い塩梅に差し水をすることによって話が硬直せずにすんでいます。絶対にジュリアと恋仲にならない設定=ゲイ、としたことでラストのダンスも厚い友情を感じる大変爽やかな名場面になっています。 不満も多々ありますが。キャメロンの造型が甚だ浅く、若いだけの可愛い子ちゃんであること。なによりダーモット・マローニーがどうハードルを上げ下げしてもジュリアとキャメロンが必死に取り合うような素材に見えないこと。わたし的には大味顔のジュリアより各パーツの整った小顔のキャメロンが贔屓なのですが主役をジュリアに譲っていること、などです。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-08-13 23:54:10) |
《改行表示》105.コメディタッチであったとしてもジュリアンの陰湿さにちょっと辟易してしまうので、途中で嫌な感情が起きてくる。 最後はハッピー・エンドになるだろうという雰囲気は全編に漂っていて、もしかすると安心して観られる映画だったのかもしれない。ところどころで出てくる音楽の使い方は悪くない。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2015-08-10 19:42:59) |
104.そこそこ笑えるラブコメだがいくら薄っぺらさで覆ってもジュリアンの陰湿さは不快になる。類は友を呼ぶ感でマイケル、キム、ジョージらの人間性まで軽薄そうに見えてくる。20代だったヒロイン二人の魅力だけは伝わってくるが。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2015-08-02 22:34:59) |
《改行表示》103.キャメロン・ディアスは年相応のキャラでよいのだが、ジュリア・ロバーツはいい年してやってる事がバカげているので、コメディーから逸脱しておりイタイ人でしかなく笑えない。ジュリア・ロバーツがアラサーで、キャメロン・ディアスが二十歳の女子大生という設定のようだが、実年齢は5歳しか違わない。20代の5~10歳違いってかなり大きな差ではあり、スレた女と初々しい女の新旧女優対決みたいになっているが、当時20代だったと思われる2人も今や40代になってしまい、時の流れを感じさせられた。 年齢差というのは加齢と共に無関係になるわけで、中年になればその凝縮度合とそれまでに形成された内面とで総合的に判断されるんだろう。2人のその後という感じで中年バージョンの続編を作ってみると面白いのかも。あと、シカゴの町並みは相変わらず絵になると確信。 |
《改行表示》102.《ネタバレ》 オープニングの歌で観るのやめようかと思った(笑) オープニングを男一人で見ているのを、もし誰かに見られていたらと思うとぞっとします(笑) いきなりどうでもいい話をしてしまいすいません。 では感想です。 ジュリアン・ポッター(ジュリア・ロバーツ)、途中までは良かったのですが、中盤から後半にかけてさすがにしつこい。辟易します。非常に主観的な感想を述べるなら、彼女はやりすぎです。(もちろん脚本のせいですけど) 私はストーリーを先読みする悪い癖がありまして、今回もキミー(キャメロン・ディアス)とマイケルの婚約が破談しそうになったら、結局親友の幸せのために、二人の仲が修復するように、ジュリアンが奮闘し始めるんじゃないかと、勝手な予測をたててしまったのです。だってタイトル、『ベスト・フレンズ・ウェディング』ですよ?どこがベスト・フレンズやねん。本当の親友であれば、親友の幸せぶち壊すようなことするんじゃねーと思います。 キミーがダメ人間であれば、ジュリアンの行動も理解できたのですが、キミーと結婚すれば高い確率で幸せになれるんだから、もう少し早いタイミングで応援してほしかったです。 ですから、普通だったら、1点とか、2点とか・・・ ただ今回は、映画の出来が個人的な好みを上回ってしまい、観ているときも観たあとも、それなりに面白かったんです。それに、ジョージの存在は、この作品の嫌な面を緩和するのに、非常に良いアクセントになっていると思います。 で、最終的には6点くらいかと。このストーリー、脚本に共感できる人であれば、この映画はその人にとって最高の1本になるかと思われます。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-05-04 14:48:04) |
【K】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-03-25 13:28:09) |
100.《ネタバレ》 なんだか凄くジュリア・ロバーツが魅力的だった。好きな人が突然結婚するってなってなんとかしようとする。必死に何とかしようとしているジュリアン(ジュリア)がいい。やっていることには酷いこともあったが、あまり嫌な気がしなかった。マイケルからは酷いことをされつつも、それ程にも愛してくれていたと、という言葉が。そして思い叶わなかったジュリアンには最後にジョージがやってきて・・・という感じで、落ちた後のフォローがちゃんとしていたから、最終的にはストレスを感じない内容となっていてグッドだった。また、数々の挿入歌も物語の演出上効果的に働いていて、それがアメリカ的でもあり良かったと思う。 【スワローマン】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-05-14 23:07:09) |