《改行表示》196.《ネタバレ》 最後の同士討ちも、なるほど序盤に繋げたかって感じで素直に感心してしまいました。レイチェルが見せしめのために殺されたのだけは腑に落ちない感じでしたけどね、ディーンとは何度対面しても殺さなかったくせに。 ただやはりこの緊張感、破滅していく感じからブリルと組んで逆に仕掛けていく展開は何度観ても面白さを感じます。ディーン側、政府側、マフィア側、そして警察と入り乱れているのにそれが見事に悪者だけ一掃されるので「あーやっぱりジェリー・ブラッカイマー映画はハリウッド的だなー」と思いました。 しかし政府によって全部盗聴され、行動も監視され、カードもとめられたら自分はあんな風に戦えないなーと寂しくなりますね。ラスト、解決してからブリルがしかけた海とネコのフィルムのオチが結構好きです。一瞬ドキっとするけど。 ただやはり思ったのは、監視する側も所詮は人間ですから、エスカレートしていくと逆に正義ではなく好奇心に走るし、女性の部屋を無意味に監視したり、何かを盗んでみたりと悪用する奴が出てくるんでしょうね。 【まさかずきゅーぶりっく】さん [地上波(吹替)] 7点(2009-05-10 23:06:59) (良:1票) |
195.これは怖い。ウィル・スミスが政府に追われて会社や家庭をメチャクチャにされるのももちろん怖いが、それ以上に高感度の監視システムが我々を取り巻いているのではないかと考えると、戦慄すら覚える。「国家の安全かプライバシー保護か」というのは、情報化社会を大きく左右する確固たる問題だと思うし、デジタル化が進行する先進国では、今後永遠につきまとうテーマであろう。そういえば「踊る大捜査線2」も都市監視システムがテーマだったな。この映画から10年が経過しているが、ひょっとすると現在では監視システムは更なる発達を見せているのかもしれない。もしかすると、こうやってこのサイトにレビューを投稿している様も、誰かに監視されているとしたら、ゾッとするね。 【ドラりん】さん [DVD(吹替)] 7点(2008-11-13 22:15:53) (笑:1票) |
《改行表示》194.《ネタバレ》 やっぱこういうのはリアルに怖いですねぇ・・・。常に監視カメラでピーピングされるってこともそうですが、そういうのを正当化する法案を躍起になって作ろうとする人間もまた怖い。 現在の日本でも多くの人が感じていると思いますが、あまりにも頭ごなしに世の中が進んでいるように最近よく感じます。国会がどうとか、法案がどうとか言われても蚊帳の外のことみたいに話は進んでいって・・・。いつのまにか税金のシステムは変わってるし(住民税の引き上げとか)。どう考えても国民の大多数は反対しそうなものだが、その代表である当の国会議員はあっさり通して・・・。てゆーか、通す法案にしてもお金関係のものが(しかも引き上げる系)明らかに多い気がする。 多分この映画の監視法案にしても、一番最初の法案を通す通さないの時点で反対するべきなんでしょうね。そこを許してしまうと後はズルズルと・・・。何が人間的で何が非人間的かも分からないのか。監視モニターからDean(=Will Smith)を見る指令役の男は、人の部屋をのぞきながら、盗聴をしながら、のぞいてる部屋の主から盗んだミキサーで混ぜたジュースを平然と飲んでいました。たぶんこれが人の生活を覗き見る人間の成れの果てなんだと思いました。もはや悪いことと良いことの分別もつかない、小学生以下の人間だと。 どれだけ有益に見えて、世界に安全をもたらす可能性のある法案だとしても、監視するのはあくまで人間で、どれだけ正義感を持つ人間でも、人の生活を覗き見るなんて行為を繰り返していればいずれその価値観も崩壊してしまうでしょう。 どんなものでも扱うのは所詮人間であって、それ以上のことはできないんだなと思いました。 【TANTO】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-05-14 00:12:31) (良:1票) |
《改行表示》193.《ネタバレ》 小生の好きな監督の1人であるトニー・スコット監督の作品です。製作者であるジェリー・ブラッカイマーとの黄金コンビで、見応えのあるアクションになっていました。▼発端となった、テロ対策のために国民のプライバシーを犠牲にしようとするNSA(国家安全保障局)の支持する「盗聴法案」に反対し殺されてしまう下院議員の役者さんは、ジエイソン・ロバーツといい、「ザ・デイ・アフター」で主役の外科医をやっていた人でした。また、イタリア・マフィアのボス役の役者さんも好きな役者さんの1人です。最後の銃撃戦が始まるに、奥さん(?)と子供達を、その場から離れるように指示したのには、いわゆるマフィアのファミリー意識(?)が撥露されており、さすがトニー・スコット監督と思いました。▼NSA(最近のアメリカ映画で、しばしば国家の陰謀や謀略の元凶として描かれる、国防省内部の諜報組織)の情報操作と盗聴追跡装置は凄まじいものがあります。自宅には隠しカメラが取り付けられ、電話は盗聴され、身体に発信器をつけられ、街頭での会話は集音マイクですべて録音され、電話の通話記録や銀行の取引記録が分析され、クレジットカードも使えなくなる。人工衛星、ヘリコプター、商店の監視カメラなども駆使されて、まったくプライバシー―は無くなってしまう。これらの技術の多くは、すべて既に実用化され使用されているとの事です。それらを曝露したこの映画はエンターテインメントであると同時に、個人と国家の利益対立を描いた社会派作品にもなっていると思われました。最新作の「ボーン・アルティメイタム」ではCIAがこれをやっていました。最後の方ではNSAの高官の自宅やその周辺に取り付けられ、逆手を取っていたのは痛快でした。最後のオチにもこれらの技術が使われていて笑いを誘っていたのは流石です。▼結構適当な色気とユーモアもあり、小生のお気に入りの1本です。 【亜酒藍】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-11-12 23:59:16) (良:1票) |
192.話に無理ありすぎ。ディーン殺せばすむでしょ。なんだよ、あいつの信頼をなくせ!って。 【しっぽり】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-05-26 10:17:34) (笑:1票) |
191.《ネタバレ》 なかなか面白かったですな。 もちろん怖いテーマだし、笑い事じゃないんですけどね。 ディーン達の逆襲がいつ始まるのかとワクワクしてましたが、よく考えたら、現実に実社会の趨勢が監視社会にシフトしてしまっている以上、単純な勧善懲悪モノにするのは無理がありますわな。 このあたりがいい落としどころなんでしょうね。 そういう意味で見ると、「問題提起映画」ってポジションに持ってくるために、強引にストーリーを引っ張ってきた感はあります。 まあ、許せる範囲ですけどね。 ラストの「監視者を監視する者は誰が監視するんだ?」の一撃(皮肉)は大いに笑えました。 【とっすぃ】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-06-14 01:43:12) (良:1票) |
《改行表示》190.《ネタバレ》 監視社会に警鐘を鳴らすという社会的一面を持つとともに、スピーディーかつテンポの良いサスペンスとしても楽しめる映画に仕上がっている。 最大の欠点を言うと、ラストがなあ…。 共通のキーワードであるビデオという言葉を使って、マフィアと相打ちをさせるというのは別に悪くないし、最初のマフィアとのやり取りもこれで活きてくるわけであるが、スミスが一人無傷で終わるというのは少し拍子抜けをするし、怪我人とはいえハックマンをほったらかしにして皆で向かうというのもメチャクチャな展開と言わざるを得ない。 悪くない映画だけに、ここはもう一工夫して欲しかった、個人的にはラストにFBIを絡ませれば、更に良いラストになっただろう。 欠点を武器に使うということで偉い議員に逆に盗聴器をしかけたのも何か上手く活きてこなかったな。 しかし、監視社会を現実化し、衛星による追尾、盗聴、盗撮、社会番号や銀行口座から人々の言動を筒抜けにする世界を描ききったのは見事だった。 ストーリー自体、深みもないし、中身も冷静に見れば大したことないので、スコットの腕によるものが大きいのではないか。 また、人々を監視するものを更に誰かが監視する必要性があるということまでもラストに触れていたのも面白い投げかけであった。 更にそれを監視するものが必要と奥さんが言っていたのも印象的だった。 ハックマンが自分で自分の存在が家族にとって危険になると思い地下に潜ったということをスミスに語っていたが、スミスはそれでも家族と一緒にいたいと語っていた。 一応、家族という隠し味を少し盛りこんでいる点も見逃せない。 【六本木ソルジャー】さん 6点(2004-12-12 00:24:21) (良:1票) |
189.監視社会ってなんか嫌ですね。たまにというよりよく会社でここシネマレビューに投稿してるけどやっぱバレてんのかな。セキュリティ管理者「はい今日もtetsu78こと○○君はくだらないレビューを一つ書き込んだ。評価マイナス1」みたいな具合で。ということならもっと良いレビューを書かないとダメですね。いや待てよ・・・レビュー書くより真面目に仕事したほうがいいかな。そうかそうか 【tetsu78】さん 7点(2004-11-26 00:54:39) (笑:1票) |
188.この映画は難癖をつけて点数を引くことは容易いが素直に娯楽映画として見れば面白い。とは言うものの難癖つけなきゃ気がすまない。そもそも主人公を追うために何であんなハイテクなものを使わなきゃ追うことが出来ないのか?発信機と己の体だけで十分追えたろう・・・本当に馬鹿なのはヘリやGTSを使わなきゃ見つけられないと思ってる犯人連中だろう。ま、その過剰な馬鹿さが逆に無駄な豪華さになって映画としては面白くしているとは思うのだけどね。 【taron】さん 8点(2004-10-09 00:21:44) (良:1票) |
187.これ以上ハイテクにならない方がいいよう!怖い! 【ゲソ】さん 6点(2004-06-02 02:25:09) (笑:1票) |
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《改行表示》186.アイディアもさることながら、クライマックスに向けてのストーリーの運び方がうまい。 打てる手段を八方塞がりにしておきながら、既に張られている伏線で大逆転させる辺りは痛快。 【あむ】さん 8点(2004-05-04 18:33:22) (良:1票) |
185.ストーリーの穴もパワフルに突き進んで解消する。娯楽作はこうでないと!(笑)・・いっくらなんでも、ここまで進んでないでしょ?って思ってたんだけど、TVか雑誌で元CIAだとかって人が『かなりリアルな部分があるので驚いた・・ま、一昔前のですが・・』って言ってた・・・マジ? 【ウメキチ】さん 7点(2003-12-08 16:29:45) (笑:1票) |
184.ラスト、マフィアと悪役が対決するシーン。「そうきたか!」と驚かされた。途中ウィル・スミスがうっかり電話して敵に見つかるシーンでいらいらしたが、それはそれだけ作品にのめりこんでいたということ。なかなか面白い作品です。 |
183.いやあ、面白かったですねえ。こういうサスペンスは大好きです。日本が情報偵察衛星を打ち上げ、国民総背番号制度の導入が急がれ、新宿や渋谷などの繁華街での街頭監視カメラが稼働中の現在、日本でも同じようなことが現実に起こっても不思議はないのですから、とっても考えさせられる映画ですね。主人公が、悪い奴らなら盗聴や盗撮してもかまわないと思っていた弁護士というのも、あまりにも人権意識の希薄すぎる設定ですが、それによって奥さんの人権意識がクローズアップされる効果になっています。ラストで「敵を監視する者を監視するのは誰が決めるの?」という台詞に重みがありますね。あの猫が爪研ぎしてるシーンが可愛かったです(微笑)。 【オオカミ】さん 8点(2003-04-19 17:34:57) (良:1票) |
182.怖いね~。とっても怖い。権力があるものは何でも出来ちゃうこの時代。この映画をみてから、真似して彼氏との連絡はポストに線書いてます。もう2年続いてます。結構楽しい。 【たーしゃ】さん 7点(2003-03-15 00:30:11) (笑:1票) |
181.ウイス・スミス、ジーン・ハックマン、ジョン・ヴォイトの3人の演技が素晴らしいですね。ストーリーも最後まで緊張感かつユーモラもあり、とてもおもしろかったです。 【みるちゃん】さん [DVD(吹替)] 9点(2024-06-07 10:36:06) |
【TERU】さん [地上波(吹替)] 8点(2023-08-30 20:13:32) |
《改行表示》179.サスペンスものとしては、まぁおもしろい。 あまり捻ってない分、話はストレートで面白い。 悪くいえばベタだが、娯楽映画としてはアリかと。 最後のスッキリ感は好き。 心を打つような感動作ではないあたり、点数控え目。 【愛野弾丸】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2020-04-12 12:41:12) |
《改行表示》178.《ネタバレ》 トニー・スコット監督らしい硬派だけどテンポよくみれる政治テロもの。 飽きずに最後まで観れるけど、最後の決着の付き方は少し呆気ない。 ジーン・ハックマンとの行動時間も短かったので相棒ものとしての面白さも中途半端だ。 話はそれるが「ブレイキング・バッド」のスカイラーが出演してたのは驚いた。 【Nig】さん [DVD(字幕)] 6点(2018-08-29 22:59:42) |
《改行表示》177.《ネタバレ》 わかりやすく派手にドンパチやり合っているけれど、国家機関のNSAが法案を通すために反対派を暗殺したり、邪魔者の抹殺を敵対国への特殊工作規模でこれほど大掛かりにやるのかという、かなり無理を感じさせるストーリー。 役者は適役で、陰謀に巻き込まれた弁護士にウィル・スミス、堂の入った悪人のジョン・ヴォイドに対し、主人公と組むジーン・ハックマンも負けず劣らぬクセ者ぶり。 【飛鳥】さん [CS・衛星(吹替)] 4点(2018-08-24 19:45:49) |