《改行表示》389.《ネタバレ》 あの雨中での別離は悲しく辛くかっこよかった。 てっきり全てぶっ壊してしまうのかと思ったがそこはキャストアウェイ。 トムハンクスはどうも好きになれない俳優の一人だったけど、これを見て見方を変えようと思った。 逆に言うとこの映画見てなかったら多分ずっとトムハンクスを特別視してないだろうなぁ。 しかしそこまで月日が流れてるとは思わなかったわ。 【悲喜こもごも】さん [インターネット(字幕)] 8点(2023-11-07 21:40:26) |
《改行表示》388.難破・サバイバル物という典型的プロットを安定のトム・ハンクス一人芝居で映画化された作品です。前半はリアルすぎて怖くなるくらいの完成度で非常に素晴らしい映画でした。 救出されるまでを描くとありきたりな作品になりそうなのを知ってか知らずか、救出後にきちんと続きがあったのは良かったです。ただ他の方も書いてらっしゃるように、さらにもっと続きが観たかったところです。きっと観客は十字路のその先が観たかったハズですが、、監督の意図としては「十字路の選択はあなたたちに委ねますね~、それが大人ですから~」といったところでしょうか。個人的にはその先の新しい人生に踏み込むまでをきちんと描いてくれていたらもう1点追加だったかもしれません。 題材やプロットは素晴らしかったのに全体的には予定調和的すぎて、どうなるか判ってしまうあたりがありきたり感を醸し出してしまったかもしれません。救出後もイマイチ中途半端に感じたので少々厳しめの点数です。あと個人的な意見ではありますが、トム・ハンクスの演技力は誰もが認めるところですが、ちょっとあざとすぎるというか鼻につくというか・・ 役になり切って自然に見えるようにやってます感が強過ぎてなんか嫌です。そういった個人的な感情からも少々低めの点数になってしまっています。 【アラジン2014】さん [DVD(字幕)] 6点(2023-11-05 15:07:59) |
《改行表示》387.《ネタバレ》 公開当時の劇場鑑賞から実に23年振り2回目の鑑賞である。 トム・ハンクス、やはり鉄板の素晴らしい演技を見せている。 前半の無人島での様子は勿論凄いのだが、本作での彼の真骨頂は生還してからの描写。 雨降り続く中、ヘレン・ハント演じる恋人だったケリーに逢いに行くシーンでの必死に理性を保ち 紳士的に振舞おうとする彼の演技は、台詞が少ない事も有り神懸かり的なものを感じた。 今後彼がどの様な人生を歩むのか私達には知る由もないが、過度に時間に縛られない有意義な人生を過ごして欲しいと願うばかり。 蛇足 一番初めに登場した鳥の羽を模した作品を作る芸術家の女性が最終盤で再登場する。 これはスピルバーグが意図的に観客にミスリードさせる為の上手い演出だと思う。 【たくわん】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2023-10-09 10:41:32) |
《改行表示》386.《ネタバレ》 恐ろしいまでのリアリズム。自分が実際にサバイバルを体験した気分になりました。ちゃちい外国旅行よりよっぽど強烈。 ただし点数は高いが、よほどのことがない限り、また見たいとは思わない。その映画が面白いか、何度も見たいかということに重点を置いているので。 個人的に、ウィルソンに語り掛けるシーン等感情移入はできなかったため、海での別れもほとんどぐっと来なかった。 結局トムハンクスが何故一つだけ箱を開けなかったのか、わかりません。郵便配達員としての使命?まさか。誰か教えてください。 (2023.7再鑑賞)6点→7点 20年ぶりに見たので、ほとんど何も覚えちゃいなかった。 遭難するまで20分以上と長い。序盤の早口シーンとは打って変わって、ほとんどセリフも説明もないのにサバイバルしていく様がリアルでよく出来ている。ここでの見せ方が天才的にうまい。やっぱり間違ってもこんな経験したくねぇなあ。 で、4年間過ぎるのを飛ばす。いや怪我しているし、普通死ぬだろ。 脱出劇も劇的。ウィルソンの使い方も抜群にうまい。 終盤も秀逸。パーティー後のカニやチャッカマンの使い方など素晴らしい。 ヘレンハントとの再会シーンもよくできている。 年齢を重ねたせいか、人生の悲哀というものを感じられてラストまで一気に見られた。 一点プラスを献上。 【mhiro】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2023-07-13 21:21:34) |
《改行表示》385.《ネタバレ》 “Cast Away”『(岸に打ち上げられた)漂流者』であり『投げ捨てる・見捨てる』って意味もあります。 それこそ命が掛かっている場面で、チャックは数々の選択を迫られます。飛行機が墜落する間際、救命胴衣とケリーの懐中時計のどちらを取るか?懐中時計を取ったチャックは運良く墜落から生き延びる。救命胴衣を取っていた場合、どうなっていたかは解らないけど、孤独な無人島生活で、ケリーの写真がどれだけチャックの精神を支えた事か。 島から脱出する際、大切な相棒ウィルソンが流されます。ロープを限界まで伸ばし、イカダを取るかウィルソンを助けるか?「すまないウィルソン」とずっと泣き叫ぶチャック。 今後の人生が掛かっている場面でも、チャックの選択は続きます。4年間夢見たケリーとの人生。その4年間にケリーが歩んでいた人生。直進して果てしない道を2人で進んでいくか、右折して10m先のケリーの家に向かうか。 チャックが開けなかった羽の描かれた荷物って、OPから出ていたんだね。ただOPの羽はピンク。妻からの贈り物を受け取った夫のディックはモスクワで浮気してる。チャックが最後まで開けなかった箱の羽は黄色。こちらもきっとモスクワのディック宛の荷物だったんだろう。チャックとともに4年間掛けて戻ってきたんだけど、どうしてチャックはベティーナに届けた(送り返した)のか?ディックが4年後もモスクワに居るとは思えないけど、もしチャックがディックに届ける方を選んでいたら?ここにももしかしたら、どちらかを選ぶ選択があったのかもしれませんね。 もしかしたら、4年前の別れ際にケリーに渡したプレゼント(婚約指輪?)、本来の役目を果たせなかったプレゼントと、届かなかった黄色い羽の荷物が、どこか同じ境遇に思えたのかもしれません。だから、届け先のディックでなく、送り主のベティーナに届けたのかも? 4年前に異国の地で夫を失っていたベティーナとの出会い。これから進む道は4つ。 救命胴衣と懐中時計。イカダとウィルソン。自分が夢見た人生とケリーの人生。ベティーナの家への道とそれ以外の道。どちらかを選ぶということは、どちらかを『捨てる』という事で、人が生きているという事は、それぞれの岐路で別な人生の可能性を捨ててきた結果なのかもしれません。 余談になるけど主人公の名前がチャック・ノーランド(No Land=陸地がない)って遊び心かな。 【K&K】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2023-05-17 23:33:42) |
《改行表示》384.《ネタバレ》 何回目かな。 よくできてるというか、いろんな要素が見事に盛り込まれた作品。 トム・ハンクスという役者のもつ魅力に支えられた作品でもあると思う。 なんせ島での孤独、生還してからの孤独。 彼しか出てないとも言える作品なので、人となりが作品に与える影響が大きいですが、やはりさすがでしたね。 息をし続ける。 手には氷 印象的なセリフはいい映画の条件ですよね。 そして最後のエンドロールは波の音。 いい余韻でした。 【ろにまさ】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2022-07-11 05:20:31) (良:1票) |
《改行表示》383.《ネタバレ》 既に観たと思っていたものの、地上波で放送された際に録画したことで観たものと勘違い。とあるきっかけで未見であるばかりか録画も消失していることが発覚。遅れ馳せながら改めてネットで鑑賞しました。 見応えありました。それほどの長尺でもない中に、作品2本分のエッセンスが盛り込まれている構成。前半の無人島サバイバルストーリーと、後半の突然人生を中断された男の再生の物語。勿論、バラバラ感など皆無で見事に纏まっています。 サバイバル部分は、奇をてらうことなく現実味のある描写の数々。主人公の行動が少々危機管理能力高過ぎの感はありますが、冷静に観ているこちらの思う通りに行動する場面が多々あり、ありがちな「それしちゃダメ!」的な伏線は殆どありません。ポケットライト点けっ放しのバッテリー切れは、あの状況じゃ仕方ないです。 ひとつだけ荷物を開封しないで保管しておくところや、崖の上から吊り下げられた木偶とか、敢えてその場では説明しないあたりの演出もいいですね。何でかな?と考えさせておいて、後で種明かし。その時点で「やっぱりね」と納得。新鮮でした。 後半部分の、恋人とのやり取りも実に自然。逢わずに済ますことなど出来る訳もなく雨降る深夜に駆け付ける彼、予感して待っていた彼女。熱い再会を果たし、その結果として別れを決意する。哀しい結末ではあるけれど、ハッピーエンドのひとつの形だと思います。些か運命論的ではありますが。 冒頭にトラックが通り抜けた大平原の四ツ辻。エンディングで主人公が選ぶのはどの方角なのか。いずれにしても後戻りなどなく、新たな人生への第一歩を予感させるシーンでした。 声を掛けてくれた彼女が、走っていく方向からして例の荷物の受取り先?などと安っぽい推測をしちゃいけないですね。 「CAST AWAY」とは「見捨てられた」とか「見放された」という意味かと思いますが、誰もが彼の生存を諦めていた中、彼自身だけは決して諦めなかったという意味が込められているのでしょうね。 サバイバルドラマとヒューマンドラマの見事な融合でした。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [インターネット(字幕)] 9点(2022-05-15 12:53:15) (良:1票) |
382.《ネタバレ》 無人島で何もない状態から何年も一人で過ごすとは途方もないことに思われる。そこを一人で生き抜く生命力はすごい。ウィルソンもなかなか良い味を出しており、別れのシーンは悲しくて寂しい。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-03-27 16:48:53) |
《改行表示》381.《ネタバレ》 前半の決死のサバイバル、ケリーに会いたいの一心で耐え忍んだ努力をしっかり見せていたにもかかわらず、「覆水盆に返らず」だと悟って「次に進め」はいくら何でも骨折り損だ。もちろん世の中すべてうまくいくわけがないが、映画だけでも希望を見出したいよ、この手の作品は。 生還を知ったケリーに旦那だけでなく子供が映り込む瞬間に、常識人だった主人公の行動は決定された。 あっさり4年もワープした進展具合が、ここにきて意味が出る。1年であれば、実は彼の子供でしたというハッピーエンドが用意(しかも再会したときは、主人公はすでにほかの男性と結婚して子供もいる、という勘違い描写付き)で、お決まりのハッピーエンド。 しかし本作はそれを封じるためにも4年後の設定。こうなると、さて、この男は観客の予想を裏切ってどんな行動をとるのかに絞られるが、結局は常識人で終了。ってことは何を言いたいの?となる。 俳優人トム・ハンクスだけはやりがいはあっただろう。普通の映画ならサバイバルのみか生還の苦悩どちらかだけが、両方演じられるのだから。 さらに、生還後をそれなりに尺を使って旦那を登場させたり、ケリーと会話させたりすることで、妙な雑念もわいてくる。 ケリーはいつから歯科医と親密になったのか?恋人の担当歯科医がどのようにしてケリーと知り合い心の隙間を埋めるようになったのか?彼女は目標をいったん取りやめていたと語っているが、歯科医の妻として不満なく生活しているのは明らかだ。そう考えると、主人公をそこまで愛していなかったのでは?なんて邪推も生まれてくる。 飛行機墜落から生還した男が、だれからも必要とされなかった、という流れには感動という言葉は与えられない。 ただ、ショーシャンク~作品の系譜と似ていることを考えると、キリスト教の精神が垣間見える。それで納得するしかない。 【やしき】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2022-03-06 09:13:43) |
《改行表示》380.《ネタバレ》 トム・ハンクスの一人芝居を見るような映画ですが、まったく退屈することなく最後まで一気に見ることができました。 この映画を見てまず思い浮かぶのは、アレキサンダー・セルカークの実話ですが、時代も違うしチャックの絶望感とは比べ物にならないと思うので、もしこれがただの過酷なサバイバル映画だったら見るに堪えないような気がします。 果てしない絶望感をしっかりと描きつつ、笑える場面もちゃんと作ってあって、生還後のストーリーにもリアリティがあって、、、、これが脚本力なんでしょうか。 エンディングは、事故以前のチャックだったら、絶対にあの荷物を届けたりしなかったでしょうから、奇跡の生還によって「生まれ変わったチャック」が象徴的に描かれていて、チャックにも新たな幸せが訪れると予感できる余韻もあり、とても後味が良かったです。 【めたもん】さん [インターネット(字幕)] 6点(2022-01-21 01:03:02) |
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379.《ネタバレ》 ああ、すごいいい映画でした。あれ、まだこんなに残り時間があるのに生還しちゃったとか思っちゃいましたけど、命懸けで還りついてからのその後がすごくいい。何を見ているのか分からない、それでいて潤んでいるようにも見える瞳。生きて帰ってきたけど、どこにも辿り着いていないようなチャック。何かもう心許ないラストシーン。ガチな墜落シーンやゴムボートのシーンも迫力ある。ケリーとの別れのシーンも相当いいぞ。真面目な映画だ。オラは好きだな。 【なたね】さん [インターネット(字幕)] 9点(2021-11-14 22:01:45) |
《改行表示》378.《ネタバレ》 個人的に『無人島漂流もの』は大好物です。小説『ロビンソン・クルーソー』『15少年漂流記』、アニメ『不思議な島のフローネ』に、子供だった私は心を奪われました。映画なら『青い珊瑚礁』『ブルーラグーン』『漂流』『東京島』、奥山佳恵デビュー作の『15少女漂流記』は鑑賞済みですし、ついでにいうなら『電波少年』の無人島企画や『アイアム冒険少年』の脱出島なんかも楽しく観ています(もっとも、事前準備があるものは『漂流』ではありませんが)。そんな無類の『無人島漂流もの好き』の私ですが、超メジャータイトルの本作は、長らくスルーしてきました。あまりにオーソドックスな設定故に、『ロビンソン・クルーソー』なら知っているし「後でもいいかな」と感じていたからです。今回本作を鑑賞した経緯は、二女が絶賛ドハマり中の『呪術廻戦』でウイルソンネタがあったから。本作未見の私でもウイルソンは知ってたので、“一般教養”として観ておくべしと、二女と一緒に本作を鑑賞した次第です。 設定こそ予想通り『ザ・無人島漂流もの』でしたが、肝心のサバイバル描写は些か物足りないものでした。特に「住居の確保」「水の確保」でもう少し見せ場があっても良かった気がします。おそらく物語の焦点は、刺激的な『無人島生活』よりも、ある意味地味な『生還後の人生』にあるのでしょう。戦死したはずの帰還兵の婚約者(妻)は、既に別の人と結婚していたという、戦中戦後の日本を描いたドラマでよくみる例のパターンと一緒。非常に遣り切れないお話ですが、結論的には「それでも生きていくしかない」訳で、もっと広義の『サバイバル術』を描いた映画であったと考えます。サバイバルで真に必要なのは『生きたいと願う気持ち』。それは心の拠り所から生まれるもの。恋人、家族、仲間、仕事、趣味、宗教。何でも構いません。主人公の場合は「恋人」「ウイルソン」「配達物」の3つの拠り所のお陰で自死を免れました。 ラストシーン。何もない十字路の真ん中で主人公は佇みます。まるで大海原にいるような。そう、彼はもう一度『漂流』するのです。もう「恋人」も「配達物」もありません。唯一手元に残ったのは“実在する親友”「ウイルソン」のみ。目的が定かではない分、今度の漂流は長く険しいものになるかもしれません。きっとウイルソンがその役目を終えた時、彼の二度目の漂流が終わるはずです。 【目隠シスト】さん [インターネット(字幕)] 8点(2021-06-25 18:54:56) (良:4票) |
《改行表示》377.《ネタバレ》 主人公が本当にかわいそうだったのが、最後で救われるのが本当に気持ちいい。 地平線が見えるようなひろびろとした場所で、いかしたおねーちゃんと会う。 その後どうなるかは語られないけれど、何か素敵なことが起こりそうなことを予感させて終わる。 「ああ、よかった~」と心から思わせてくれる、いい映画。 サバイバルシーンも面白かった。 元からサバイバルものって好きなんだけれど、そういうのは、この映画の主人公のように、知恵を働かせてうまく行動してくれてこそ。漂着したアイテムはすべて使って、生き延びるために役立ててたけれど、こういうのは見ていて楽しい。 孤独を癒やすためにボールを友達にしたり、いつでも自殺できるような場所を用意していたり、孤独かつ絶望的な状況の人間の心情を表すエピソードもよい。 【椎名みかん】さん [DVD(吹替)] 7点(2021-05-08 16:04:00) |
《改行表示》376.遭難からの無人島でのサバイバル生活の映画 と、思ってたけど想像とちょっと違ったみたい。 孤島の独り芝居ながら、飽きずに観られたのは良かった。 終盤でモヤモヤしちゃってスッキリしないのが難点。 【愛野弾丸】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-02-04 23:47:27) |
《改行表示》375.《ネタバレ》 勧められ、amazon primeで観ました。 見終えた後、prime上での作品解説を読んだのですが、そこで内容のほぼほぼ全てを語ってしまっている。 否、語れてしまっているんです。 あまり重箱の隅をつつくようなことはしたくないのですが、 1.靴の先を切るとは思っていたので、それはそれで構わないのですが、切り口が綺麗すぎる・・ 2.10mのロープ、重要なアイテムなのはわかる。ロープが最初に出てくるシーン、ロープの先にあるモノが雑。いきなりあんなモノを見せられても 3.ラストシーン、PackageだけでなくWilsonも取り上げてほしかった 【hyam】さん [インターネット(字幕)] 4点(2021-01-09 22:43:39) |
《改行表示》374.《ネタバレ》 非日常を堪能させてもらいました。しかし悪魔的なことを言えば、「でもフィクションでしょ?」という冷めた感覚も終始付きまといます。わざわざ実在の物流企業を登場させてリアリティを出そうとしているようですが、あの状況下で4年も生き永らえることは本当に可能なのか。「すごい」と言ってしまえばそれまでですが、脚本家の指先1つで1年でも10年でも書き換え可能なので、今ひとつ信憑性がありません。 むしろ興味深かったのは、帰還後の浦島太郎状態。ここはものすごくリアリティがありました。しかしさんざんステーキを食った後に天丼が出てきたようなもので、胸焼け感も否めず。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-10-19 01:37:21) (良:1票) |
《改行表示》373.「電波少年的無人島脱出」とダブってしまった。 <追記>10年ぶりに再見。存在しない(と思われた)人間が復活してからの混乱。ある人間が存在しなくなれば、周りの人間はその人間が存在しないものとして人生を歩み始める。まるで死んだ人間が復活したらどうなるか?をシミュレーションしているかのようだ。 <追記>6年ぶりに再見。本作の見所はサバイバル生活よりもやはり帰国後の浦島太郎的展開だろう。主人公に戸惑いみたいのが不足しており、ちょっとキレイにまとめ過ぎているし、もう少し長めの尺で人間関係のトラブル・イザコザ・苦悩みたいのを描いてももよかったように思う。 |
372.《ネタバレ》 無人島サバイバル映画として良質の出来なんですが、結局はロバート・ゼメキスらしい、「時間」を描いた映画と思います。 最愛の人と最も大切なタイミングで突然生き別れになる展開によって、長い無人島生活の間も、「彼女」は今どうしているだろう? と私は常に考えておりました。きっと待っていてくれるだろう、という一縷の望みをもって。しかし、生還したチャックに突きつけたあまりにも残酷な現実。彼女というよりは、時間は、待ってはくれませんでした。4年間という時間が過ぎていくあいだ、チャックの心はあの時のまま止まっていても、ケリーの心はあの時のまま止まることはなかった。 時間は誰にでも平等に、そして容赦なく流れていきます。それはあまりにも残酷ですが、ラストを観るかぎりでは、いつしか彼の心の傷を癒し、再生させる大きな力になることを約束しています。 彼は今度こそ、「時間」を味方にして、生きていくのでしょう。 そして、、きっと彼はもう、虫歯の治療もプロポーズも先送りにはしないはずです。 【タケノコ】さん [DVD(字幕)] 7点(2020-08-19 20:44:32) |
371.手に汗握った映像。トム・ハンクスの熱演。理詰めで見応え満点の展開。「何一つ希望が無くても息をし続ける」(台詞に+1点)チャックの生き様が強烈な印象を残す傑作。「ウイルソ~ン」涙溢れる名場面でリプレイタイムとなりました。 |
《改行表示》370.《ネタバレ》 トムハンクスすごいなあ。 四年も島で過ぎたところにはびっくりした。でも、その感想に留まる映画であった。もう少し時間が短く完成されていたら、もっと見やすい映画だったと思う。 【ブリーバンデカンプ】さん [インターネット(字幕)] 6点(2020-05-31 13:29:24) |