《改行表示》96.《ネタバレ》 ブルーレイで鑑賞したのですが、台詞の声は小さいのに、心の声と急に始まる音楽の音量がでかすぎて調整がむずい。仕方が無いので家の人に迷惑がかからんようにヘッドホンで視聴。 突然始まる歌とダンスは別に良いけど、長いのはダメ。特にPerfumeのとこが長すぎ。しらける。 でもまあ映画自体は面白いです。みゆきさんと仲良くなっていく過程。留未子さんと仲良くなっていく過程。どちらも楽しんで見られます。 それにしても・・・。一昔前は一途。現在ではストーカー。一昔前は純愛。現在では『重い』。時代によって価値観や物差しが変われば、同じ行動でも随分と評価が変わるものです。もちろん人を傷つけちゃうような危険な物理攻撃はアウト。でも人を想う気持ちや慕う気持ちが『痛い』と簡単に表現されてしまうのは辛いです。留未子のエピソードを見て思いましたね。私はそもそもこの『痛い』という表現がすごく嫌いです。相手の気持ちに応えられないときは、せめて『ごめん』という気持ちを持ってほしいのに、この『痛い』という表現は相手を振るうえに、その原因は相手にあるという、死者に鞭打つ言葉だと思うのです。傷つける側にとってあまりに都合の良すぎる言葉。誰が言い始めたんでしょうね。 私自身は一般的に『重い』とされている人は全然平気。それは言い換えれば『情が深い』とも言えるからです。そーゆー人は思いやりがあって一途な人が多いことも経験上知っています。だから別に留未子と結ばれたっていーじゃんっていう気持ちで見ていました。 仲里依紗演じる愛の存在はとってつけたようでしたね。『モテキ』というタイトルに整合性を持たせるためだけに用意されたキャラとしか思えません。そんなことのためだけに胸をもまれる仲里依紗。そーいや長澤まさみの胸ももんでたな。森山未來、けしからん。 ちなみに酷評されている終わり方ですが、ハッピーエンド好きとしてはアリです。 ついでに不倫野郎が『二兎追うもの一兎も得ず』で家庭も愛人も失うであろうラストにスカッとしました。 【たきたて】さん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2022-04-25 11:01:22) (良:1票) |
《改行表示》95.《ネタバレ》 劇中で真木よう子が「ボーイズ・オン・ザ・ランじゃないだから」的なセリフを言うが、まさにこの作品はそれの逆をいくストーリー展開。 好みの問題だが、終わり方が好みではない。 中盤までは楽しめたが、不倫のくだりからイマイチに。 ポップなナンバーが盛りだくさんなのは楽しめたけど。 あと、麻生久美子の扱いがあんまりなのも、好きくない。 【にじばぶ】さん [インターネット(邦画)] 6点(2021-06-28 01:08:51) (良:1票) |
《改行表示》94.皆さんおっしゃるように、麻生久美子しか残らない映画でした。 真木ようこもいい味出しているんだから、もっと絡ませたら よかったかも。 サブカル、今の日本の若者像がよく出て頭を空っぽにして 観る映画。前半のモブシーンもよかったです。 【SHOGO】さん [インターネット(字幕)] 9点(2021-03-17 09:39:26) |
《改行表示》93.《ネタバレ》 いいなあ、森山。に尽きる映画。 登場する女優さんはみんな魅力的だが、長澤まさみの脚はほとんどCGのレベルで、逆に魅力が半減。 やっぱり久美子様の熱演に加点。 |
92.見た当初(封切り時)は、点数は8であったが、その後の大根監督作品の酷さ(バクマン除く)で、マイナス1点。映画自体は、変格ミュージカルで楽しめた。特に、パヒュームと踊るモブシーンは最高。監督の長澤まさみ最強説は疑問点ありだが、楽しい映画であったことは変わらない。 【にけ】さん [映画館(邦画)] 7点(2018-12-23 22:33:22) |
91.《ネタバレ》 Jポップを存分に盛り込んだプチミュージカル仕立ての本作。主人公の心情とシンクロする楽曲のチョイスは自分の世代どストライク。歌詞のカラオケ風字幕も楽しく、Perfume出演のダンスシーンの爽快感は抜群でした。痛くて切ないセカンド童貞男(ホントはそんな概念は無いよ!)の“モテキ”を生暖かく見守る物語は、本命みゆきちゃんの最後通告で小休止。残る神輿女、先輩ライター素子とのエピソードでどんな風に締めくくるのかと思いきや、クライマックスでまさかの展開が待っていました。それにしても「幸世くんでは成長できない」は強烈です。ヒットポイントを根こそぎ削られます。幸世も相当堪えたでしょう。でも彼は諦めなかった。いや、諦めていたのかもしません。だけど、みゆきの顔を見て感情を抑えきれなくなった。彼女を捕まえても、かける言葉なんて用意しているはずもありません。ただ、逃げたから追った。一度は不発に終わったももクロの『走れ!』が蘇ります。逃げる女。追う男。引き倒し、泥だらけ。最悪です。でも大きな意味がありました。辛く苦しい現実から目を背けてきたみゆきに、幸世は“泥まみれ”という現実を突きつけたのです。図らずもそれは、みゆきと彼氏が今置かれている立場と同じ。感情のままに抱きしめてキス。その直情が女の心を打ち抜きます。好きな人を抱きしめること。唇を重ねること。そこには心を開放することの素晴しさと喜びがありました。彼女に本物の笑顔を取り戻させた幸世。もう「成長できない」なんて言わせない。抱き合う2人を360度から映し出すカメラワークは、一歩間違えば失笑もののダサい演出。しかしなんと美しいことでしょう。所詮はファンタジー?そう、もちろんファンタジー。でも心を動かされるのは、そこに大切なメッセージが込められているからです。ももクロを聞いて走り出そうとした主人公を「ドン引き」だと制止した素子が、ラストでは「走れ!」と笑顔で彼を送り出しているのは何故か。諦めることが肝要だと、損をしない事が大切だと、言い聞かせてきた自分自身の偽りに気づきます。何時の間に、そんなつまらない大人になってしまったのか。生の感情をさらけ出す事の輝きは、大人ほど懐かしく、そして眩しく感じるのかもしれません。ちょっとカッコ良く言い過ぎましたが、要するに童貞気質のトンデモ理論が無様に炸裂しただけです。でも、バカな奴ほど、情け無い奴ほど、愛おしいってコトで。 【目隠シスト】さん [DVD(邦画)] 10点(2018-07-16 21:23:24) (良:3票) |
《改行表示》90.《ネタバレ》 森山未來一人がち状態。 邦楽ロック好きにはたまらない映画。 とにかくサブカルっぽい雰囲気が好き。 【バッジョ】さん [インターネット(邦画)] 7点(2018-06-09 20:25:56) |
《改行表示》89.妄想をドラマにしたような作品。 観ててイライラしたり、痛いな〜って思う場面もちらほら。 【へまち】さん [インターネット(邦画)] 4点(2018-02-03 11:50:17) |
《改行表示》88.《ネタバレ》 演出は面白くてよかったんやけど話はいたって平凡。 ロッキンオンとかサブカル系は嫌いじゃないけどそれを愛好する人らが好きになれないんでいい意味で登場人物には始終イライラしっぱなし。 このなんにも考えてない刹那的でイライラさせる人たちを愛でる映画。 今観てもちょっと時代やなと思うのに20年後の若者にはまったく理解不能になるやろうな。日本は豊かやなと思わせる一本。 【CBパークビュー】さん [DVD(字幕)] 6点(2017-10-07 00:50:55) |
《改行表示》87.《ネタバレ》 31才セカンド童貞男の妄想が炸裂して面白い。詩がストーリーにリンクしたカラオケの演出もいいし、作品の中で使われている音楽もいい。パフュームとの唐突なダンスも楽しかった。 未練たらしく最後に一回やらせてとまでみっともなくもしつこく迫る藤本に、「あなたでは成長できない」と心臓をぶち抜いてトドメを刺すみゆきの一言。 観ているこちらがいたたまれなくなるほど。 みゆきが苦悩するのは不倫の自業自得だけど、振り回される藤本はたまらない。 麻生久美子がフラれて藤本に泣きすがるシーンも同じく痛かった。人間の情けなくてカッコ悪い部分が見事に描けている。 キャストがどれもばっちりハマっている。男をその気にさせる長澤まさみが、とにかく魅力的。この作品はこれに尽きる。 童貞の理想の彼女であり、既婚者の理想の愛人にもなっている。 麻生久美子も十分魅力的だが、さすがに旬の長澤まさみには勝てない。フラれてエロ親父のリリー・フランキーに高級寿司をご馳走になり、ベッドを共にしてしまうのが妙にリアル。 グダグダしている森山未來に、ドSなくらいにカツを入れる真木よう子もスカッと気持ちがいい。 ところが、あのラストはなんでストーカーから奇跡の大逆転となったのか。夢物語すぎてちょっと冷める。 今までいろんなことから逃げてきたみゆきが泥だらけでしがみつく藤本の姿勢に気持ちが揺らいだということだろうけど、いくらなんでも不自然で唐突なのでついていけない。気持ちが変わるにしても、ストーカー行為で警察に捕まってという展開を経ていれば、また違ったかもしれないが。大逆転にも説得力があれば最高だったのに。 『ボーイズ・オン・ザ・ラン』と本作が、痛いダメ男の応援歌としては双璧か。 恋愛ソングに勇気をもらってみゆきに告白に行こうとした主人公のように、この映画に勇気をもらって同じようにする人がいるかも。 リアルではまあ勘違いの玉砕に終わるだろうが、それも青春かな。奇跡が起きれば儲けものだし。 【飛鳥】さん [DVD(邦画)] 8点(2017-03-01 21:14:51) (良:1票) |
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《改行表示》86.もっとモテモテのヤリチン映画を想像してましたが、意外に純粋なラブコメという感じでした。 まあ、全くもてない引きこもりのオタクが、今までになかったくらい、女性と絡む機会があれば、ある意味モテキと勘違いしてもいいでしょう。 なかなか面白くて、原作コミックを読みたくなりました。 【シネマファン55号】さん [インターネット(字幕)] 6点(2017-01-20 14:13:16) |
《改行表示》85.《ネタバレ》 鑑賞後、麻生久美子良かった。というのは率直な感想。 特に声がいいなぁって思ったら声優もされているようで。 逆に主人公含めて他の登場人物に共感できないこと(笑) 前半良かったテンポも後半急に失速した感じがしました。 長澤まさみも登場シーンは神懸っていたのですけどねぇ。 逆に良かったのは、映像的には色々凝ってました。 特にエンドロールは良かったです。 【シネマレビュー管理人】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2016-12-29 16:31:17) |
《改行表示》84.全然モテてないモテキ。 長澤まさみ、いいですね~>< 主人公の心の声、うるさすぎ、、、 愛されるより愛したい ということなのか? 全く感情移入できない主人公に意味不明なラスト。 【あきちゃ】さん [DVD(邦画)] 3点(2016-04-01 14:38:06) (良:1票) |
《改行表示》83.《ネタバレ》 とある青年に訪れた「もて期」の話。ただこれだけ。 レンタルコーナーにいつまでも無い!&評判が高かったもので期待していましたが全然「普通」でした。魔法に掛かった様に突然4人の女からモテまくる!みたいのを想像していましたが、仲里伊紗は本筋に全く関係無い端役だし、真木さんも恋愛には絡まないことを知って更に驚き。看板に偽りありでしょう…。カラオケ演出は面白かったのですが長過ぎて飽きました。前半のPerfumeの登場は一体なんだったのかと思わせる程の後半の失速ぶり。 【Kの紅茶】さん [地上波(邦画)] 5点(2015-11-29 12:23:18) (良:1票) |
《改行表示》82.《ネタバレ》 途中まではワクワクして見てた。主人公のオタクっぽさ、駄目さ加減、そして巨乳好きwがまるで他人とは思えなかったし、音声に出して表現される主人公の内面の声、弱気の主人公を楽しむ、性格の悪い職場の人たち、そして極めつけがあの楽しいミュージカルシーン、全てがツボで久々にはまったかなと思ったが……。 後半、ありきたりの純愛物になってしまい残念。(塚、この話を四人の美女に同時に好かれて…みたいなストーリーとして紹介するのは少し看板に偽りありすぎ、仲と真木を恋愛の対象ってのは無理でしょう、単なる行きずりの人と、多少好意を持ってくれる職場の同僚に過ぎないわけで) あと、麻生さん、涙そうそうに続いて長澤に二連敗のわけですが、世界中の誰が納得しても自分は納得しないw 追記 基本的に長澤が好きじゃないとちょっとしんどいですね。麻生さんいいんだけど比重軽くて。十代の女優さんがちょっと少年ぽいのはすごく好みなんですけど、20代しかも後半になってもそのままでは、自分の好みからいうと少し。長澤まさみという女優を好きになることは今後もないだろうな 【rhforever】さん [映画館(邦画)] 7点(2015-08-03 12:26:59) |
81.《ネタバレ》 付き合うにはちょっと…って尻込みするけど、魅力的な女性陣に囲まれる主人公。率直に羨ましいです。その状況を素直に楽しめば良いのにと思いながら、主人公には全く共感できず。長澤まさみさんの魅力全開で輝いてます。 【いっちぃ】さん [地上波(邦画)] 6点(2015-01-24 16:39:26) |
《改行表示》80.《ネタバレ》 非モテのためのナニカ。あと、お一人様フジロッカーは必見だと思う。見る人を選ぶ、という意味で、本当は7点あげたいけど、6点。つまり、一緒に鑑賞する人にJ-Rockの素養がないと、ただドタバタしてるだけの映画になってるのではないか、という危惧がある。 在日ファンクと女王蜂はこの映画で知った非モテの俺は、長澤まさみ役のビッチっぽさに棚ぼたを感じつつも、自分のカッコ悪さ回避を優先する生き方の結果、自ら翻弄されてしまうという、その、大人名の男になりきれないがいっちょまえに憧れだけはグラスにあふれんばかりにたたえてる自意識過剰オトコにはもう「あああ、ワカル!コロセー!」というあっちの方向に共感すること必死。 じゃ、モテ女はほっておいて、麻生久美子役の一見趣味が合いそうだけど性的衝動を覚えない女の子に走るか?と心傾くもコレジャナイ感に自分を騙せない真面目系クズっぽいところにも「あああ、ワカル!コロセー!」と死にたくなるのであった。ミツロウあっぱれ。そしてその映像化にもベストエフォートで成功している本作品にもあっぱれ。 【よこやまゆうき】さん [DVD(邦画)] 6点(2014-11-23 18:45:46) |
79.面白かったし長澤まさみが息を吹き返したように可愛かったし選曲がすばらしかったけど、だらしない人間ばかりで1つも共感できなかった~。既婚者と付き合っていながら、あなたと付き合っても成長できないってエライ傲慢な女だなぁ。いつ真木よう子が絡むのか?と思ったらエンドロール。 【SAEKO】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2014-11-23 16:43:03) |
78.結構面白い映画でした。途中からラストに至るまでの展開に説得力があればもっと良かったと思います。 【ProPace】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2014-09-23 16:51:16) |
77.《ネタバレ》 モテキというほどモテていないような・・・ 麻生久美子さん演じる役が30歳を越えた設定だったかと思うのですが、彼女の扱われ方がシュールで可哀想に思えてきます。印象に残ったのはその点くらいでした。全体的にノーテンキというか話が薄いというか、主人公のつぶやきが適宜入るので、視聴者側に委ねられた解釈はなく、与えられた解釈を強要されます。テレビドラマをみているようで、こういうのも映画なんだなー、とそういう点で深く考えてしまいました。 【Keytus】さん [DVD(邦画)] 5点(2014-08-17 03:23:03) |