54.《ネタバレ》 名作の誉れ高いディズニーの古典的アニメ「眠れる森の美女」を、最新のCG技術を駆使して実写映画化、主演には新旧人気女優を起用し、さらには現代的な解釈で元々のお話を大胆にアレンジして……という最近流行りのスタイルのファンタジー大作。川端康成のロリコン小説の傑作「眠れる美女」なら知ってるけど、原作となったアニメや童話はほとんど知らず、それでも昔からそのコケティッシュでキュートな魅力でもって僕のロリ心を良い感じで突いてくる美少女エル・ファニングちゃんが主演ということで今回鑑賞。まあ、アンジェリーナ・ジョリー主演がウリってことで彼女が全面的にフューチャーされているのは分かるのだけど、それでも僕のお目当てのエル・ファニングちゃんが登場するのが映画が始まって40分も過ぎてからって、ちょっと酷くないっすか?あの、子役時代に数々の映画で魅せてきたその可愛い笑顔を見たくて見たくて堪らなかった僕としては超不満爆発なんすけど!!でも、真面目な話、これってそーゆー脚本上の爪の甘さが目立つ作品だと僕には思えました。本作の主人公って、いったい誰なんでしょう?マレフィセントならそのあまりにも特異な立場のせいで全く感情移入出来ないし、オーロラ姫ならあまりにもその扱い方が雑です。だから、これって観客が感情移入できるキャラクターがいない、物語の粗筋だけが延々と垂れ流されているだけのかなり退屈な作品に感じてしまいました。それに、唐突に出てくる王子の存在もかなり薄っぺらいし、「ファンタジーは最後にドラゴン出しときゃ万事OK」みたいなクライマックスのテキトーな展開も何だかな~。うーん、原作もこんな感じなんですかね?僕には、本作の魅力はあんまり分からなかったです。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 4点(2023-12-08 10:34:03) |
53.《ネタバレ》 眠れる森の美女とは似て非なる筋立て。ディズニーがよく承知したとびっくりした、男に裏切られ復讐心にたぎるマレフィセントを何時も以上に真っ赤で美しい唇のアンジーが貫禄タップリに好演。オーロラの母親の失意を思うと消沈で、そこを描かないのは異議あるところです。 |
《改行表示》52.《ネタバレ》 マレフィセントって、とっても良い人だったんですね。ディズニーのヴィランズのなかでも最強最悪の魔女とか言われていたんで、どんなものかと思えば・・・。少女時代は聡明で純粋。大人になってからは優しく母性あふれる良識人。そりゃそうです。だって『よ・う・せ・い』ですよ。妖精。妖精に悪いやつはいませんからね。 マレフィセントが幼いオーロラ姫を見守る中盤が一番好き。ディアヴァルにミルクを届けさせたり、崖から落ちそうになるのを助けたり。こーゆー見た目が怖そうな人の優しさって最高です。オーロラ姫が大きくなってからも、二人の交流シーンが心温まります。 で、今作の問題は後半から終盤にかけて。 お約束通りオーロラ姫はマレフィセントと仲違いして父親のもとへ。ところが父親から幽閉されそうになった挙句、結局呪いは発動。呪いを解きに行くマレフィセント。その流れ自体は王道だし、何の文句もありません。 ただ、城に着いてからのマレフィセントのアクションには一言物申します。 なぜ魔法を全然使わないのですか。今までありとあらゆる魔法を使って無双していたのに、城に入ってから全く魔法を使わない。明らかに不自然でしょ。いや、なんか見落としたのかな?城の中では魔法って使えないんでしたっけ?『ドラゴンになれ』使っとるやないけ!ピンチになる必要なんてないのに、わざわざ映画を盛り上げるためにピンチな状況を作っとる!こんなの子供が見ても、『何で魔法使わないのー?』って思うでしょうし、それを聞かれたお父さんお母さんはもっと困ることでしょう。 まあ、そんな不自然な戦闘シーンを除けばとてもよくできたファンタジーで、アクションも楽しく、映像もきれいで、最後はめでたしめでたしのハッピーエンド。良いんじゃないでしょうか。 あと映画とは関係ないんですけど、誰かのレビューに「眠れぬ森の美女」って書いてあって笑っちゃいました。それじゃ不眠症だよ。 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2022-05-10 03:18:15) |
《改行表示》51.《ネタバレ》 製作総指揮がアンジェリーナ・ジョリーということで 自分が産んだ子ではない子もわが子のように育てているアンジーとして 「自分の子じゃなくても母性は生まれるし真実の愛を与えることができるのよ」 という主張をサブリミナル信号で送ってきている作品。(多分) ステファンがマレのことを刺し殺そうとしたけど、できなくてトドメをさせなかったことで、アンジーは闇に落ちた。 一方マレもステファンを最後は塔の上まで追い詰めたもののトドメをさせなかったことで、ステファンは塔から落ちた。 つまり、お互いに、殺すところまではできなかったことで、”お互いに落ちました”というオチもうまい。 お姫様を助けるのは王子ではなくそれ以外の女性…という設定は「アナ雪」と同じなわけだが、 女が男化し、”男頼りのハッピーエンドなんて時代じゃねぇ”という世相を受けて、おそらく今後のディズニー映画では男女の恋愛モノを扱った場合でも最後に女を助けるのは女というスタイルが定番化するのだろうか? それはさておき、この映画を見て「マレフィセントを見る目が変わった」と思う人も少なくないと思うが、 英国俳優が演じたカラス坊がワイルドでステキすぎて、カラスを見る目が変わったのは私だけだろうか。 【フィンセント】さん [DVD(字幕)] 8点(2020-10-18 08:58:42) (良:2票) |
《改行表示》50.私が知っている「眠れる森の美女」とは展開が違いますが、ディズニー映画らしく楽しめました。 映画館でも見た気がしますが、あまり覚えていないです・・・ 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(吹替)] 6点(2020-05-21 00:16:04) |
《改行表示》49.とにかくステファンが酷い奴。 アンジー演じるマレフィセントはひたすら可哀想で、でも格好よくて、悪になろうとするんだけど悪になりきれない感じがとても良い。 っていうかツンデレ? あれだけ憎い相手の娘に呪いかけたのに影ながら見守ってるし、愛しちゃってるし。そんなマレフィセントがとても好きになった。 それにしても、いくら呪いをかけられたからって赤ん坊をあんなワケのわからない妖精三人組に預けるなんて、そっちの方が心配になっちゃったわ。よくあんなまっすぐに育ったものだねぇと感心してしまった。 【ヴレア】さん [インターネット(字幕)] 7点(2019-10-19 16:42:45) (良:1票) |
48.《ネタバレ》 美しい映像なのだが、アンジェリーナな怖い魔女にしか見えない。本当に怖い。 【にけ】さん [映画館(字幕)] 5点(2019-01-25 22:18:33) |
47.《ネタバレ》 おとぎ話定番の王子様が颯爽と登場して王女を救うみたいな展開ではないディズニー映画。おとぎ話の世界は今や昔になってしまったのか。これも時代の変化・ニーズに合わせた商業としての映画作りの一遍なのかもしれない。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2017-08-30 02:37:46) |
46.あらゆる面でクオリティは高いと思う。が、あまり面白いとは感じられない。なぜなんだろうって首を捻ってしまうが、面白くないのは仕方がない。自分的にヒットする要素が無かったからなんだろう。全てが優等生過ぎて、「ここだ」という一点の魅力に欠けているように感じてしまった。 【もんでんどん】さん [地上波(吹替)] 4点(2017-01-27 13:53:50) |
45.とてもいい映画です。「眠れる森の美女」を軽くおさらいして、ネタバレ抜きで鑑賞すると良いかも。 【にしきの】さん [地上波(吹替)] 7点(2017-01-22 02:24:33) |
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《改行表示》44.美女はどこにいたのか?一人も出てこなかったぞ。 王子はデーブ・スペクター? 【マー君】さん [DVD(吹替)] 4点(2016-11-05 12:11:20) |
《改行表示》43.《ネタバレ》 恋人に裏切られた復讐心から、赤ん坊のオーロラ姫に呪いをかけたマレフィセント。でも、オーロラ姫の可愛らしさに、母性が目覚めてサポートしてしまう。 そんな人間臭いマレフィセントに好感が持てる。子供向けファンタジーかと思ったが、大人でも結構楽しめる。 【飛鳥】さん [DVD(吹替)] 6点(2016-08-01 19:21:17) |
《改行表示》42.分かりやすいストーリーで、まあごく普通の感覚で観るには悪くない。 終盤もいいと思う。マレフィセントの哀しさも分かる。 【simple】さん [地上波(吹替)] 6点(2016-07-24 20:42:57) |
41.劇場でみたら大人でもびびるシーンはあると思う。あかちゃんめっちゃかわいかった。 【HRM36】さん [地上波(吹替)] 6点(2016-07-13 12:44:32) |
《改行表示》40.《ネタバレ》 予想以上に面白かった。 とにかくアンジーがはまり役。この方、本当に楽しそうに演じていますね。観ていて気分がいいです。 鉄板の展開ばかりながら、チャラい若造王子のキスでは目覚めず、心からオーロラ姫を案ずるマレフィセント自身の「真実の愛を込めたキス」で 眠りから覚める展開はベタだけど感動してしまいました。 また、是否は別としてアニメと実写はCGと言う魔法のおかげでもはや垣根が無くなった事を痛感した次第。 絵には絵の、実写には実写の良さがあり、簡単に結論付けられる事では有りませんが、 今後の作品の幅は正に無限大だなと感慨深くなりました。 追伸:贔屓のシャーロット・コプリーもはまり役です。 【たくわん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-07-11 14:48:21) |
《改行表示》39.《ネタバレ》 アナ雪に引き続き、これまたディズニーが「王子様なんていない」と言い放っております。うわあ。呪いから解き放つのは姉妹愛だったり母の愛だったり。愛の多様性を提示して、男に頼るなと女の子たちを啓蒙してんのかいな。 とは言っても女の子はフツーにロマンスに憧れるものでしょう。白馬の王子様をかのディズニーが放棄してしまったらガールズの夢は一体どこへ向かえば? マレフィセントは私が幼少期に聞いたシンプルな筋においては単なるイジワルな悪いやつ。世の中にはそういう輩も存在するよ、ということで子供にはそれで良いんじゃないだろうか。悪キャラの隠れた内面まで探って掘り下げて理解しようとか、ややこしくなるからいらないんじゃないかなーと思っちゃった。 アンジーはもう容貌がずばりハマってますので、問題なし。エル・ファニングは素朴な顔立ちで抜擢されたのでしょうが、一生懸命感が伝わりすぎで観ててやや辛い。王様は声が良くないなあ。余裕も無くてダメキングだ。VFXもキラキラしすぎかな。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2016-07-10 17:29:01) |
《改行表示》38.《ネタバレ》 男が悪者すぎる。子供の頃から、元々からあんなに悪い人だったのか? テレビ放送で観たのでどっか大事なシーンがカットされてる? 特に理由もなく別人格になってて違和感すごかった。 展開はかなり平凡。幼少→突然老けるのでビビる。 【虎王】さん [地上波(吹替)] 5点(2016-07-10 14:30:05) |
37.《ネタバレ》 面白かった。予告から察するにアニメの実写化なのだからアナザーストーリーで進むのだろうと思っていたので、かなり早い段階から別経路に流れていきアナザーではなくパラレルワールドの物語なのですよと言い切ってしまう。正直驚いたのがディズニー作品のお約束をここでも通用させた事だ。元は「眠れる森の美女」なのだから主人公であるマレフィセントは悲劇的なオチになると考えていたのだが『主人公は絶対にハッピーエンド』の法則が発動する。ステファン王が高い塔に吊り上げられたところで『悪役は落下して死ぬ』法則もきっちり発動させ無理やりにでも丸くおさめて幸せに終幕。もともと原作クラッシャーなディズニーが自社の過去作品までぶっ壊すとは思わなかった。で、ストーリー的にどうかというと基本主人公(というかアンジー)age作品なので色々破綻しているところも多いのだが視覚的な演出や美術の凝り様でがっちりデコレートしており最後まで楽しめる内容となっている。既に古典作品として芸術と称された作品を、自社の強みとばかりに大衆娯楽作品にぐぐぐっと下げて尚且つそれを本気でがっつり作ってくれたところを評価したい。あとカラスをイケメンにしたところも。 【どぶん子】さん [映画館(吹替)] 10点(2016-05-29 04:08:25) |
《改行表示》36.ステファンが終始クズ過ぎて「妖精のクセにどんだけ人を見る目が無いんだよ!」とストーリーに集中出来ませんでした。 アンジーはあまり好きな女優さんでは無かったけど、オーロラに張り付いて遠くからいたずらに興じるシーンは可愛かったです(若マレフィセントがこれまた可愛い)。 ただ、内容的には起伏が無くて退屈の一言。ロードオブザリング的な戦闘シーンを入れてみたり、お茶濁しにディズニーっぽいモンスターを出してみたり、サントラは安っぽいんだけどキャストは無駄に豪華だったりとチグハグな感じ。最後もあれでいいのかなぁ?ハッピーエンド感がありませんでしたね。 【Kの紅茶】さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2016-02-12 15:36:45) |
35.《ネタバレ》 お話が単純というかわかりやすすぎる。キャラクターも深みに欠ける気がします。アニメならこれでよかったんだろうけど実写だと物足りない。 【Robbie】さん [CS・衛星(吹替)] 5点(2015-09-22 17:29:38) |