《改行表示》141.《ネタバレ》 徹頭徹尾、気持ちの悪い映画。 自分がエヴァに求めているのは、シンジ君の鬱屈した感情がエヴァを通じて昇華、発散される爽快さだ。 エヴァの細かい設定や考察には興味が無いので、あんな陰惨な結末を見せる理由も、 主人公の自慰行為を見せられる理由も到底理解出来ない。 公開当時、社会現象になり映画館に並ぶ長蛇の列がニュースで流れていたが、 あの時、列に並んでいた家族連れを思うといたたまれない気持ちになる。 【勾玉】さん [DVD(邦画)] 1点(2023-07-23 00:05:00) |
《改行表示》140.見ていて苦痛な映画を何故見ているのか? 多分完結を見たくて最後まで見るのだろう。 そう思わせるのは凄いので1点献上、映画自体は0点。 【たんたかたん】さん [インターネット(邦画)] 1点(2021-04-14 10:58:55) |
《改行表示》139.《ネタバレ》 当時のDVDを中古で購入したら、最後の巻が劇場版とTV版のセットだった。 劇場版シト新生が未完。量産型エヴァンゲリオン9体に囲まれる絶望的な状況。まさに最終決戦。ここからどんな逆転劇が見られるのか?真のエンディングとはどんな内容だったのか?を楽しみに、またまた数ヶ月待たされての本作。 25話『AIR』と題された前半は、前作REBIRTHと同じ内容をなぞって、魂のルフラン無しに決戦に入る。戦自との戦いに続き、こちらもかなり過激な描写が展開する。 全然戦わない主人公シンジ。元気を通り越して鬼気迫る表情のアスカ。やっと初号機が動き出して、26話『まごころを、君に』へ… シンジ磔にされて叫ぶだけかい…デカい綾波、意味がわからん。人がドロドロ溶けるって何? あ、実写に逃げた。劇場の観客?試写会とかかな。コスプレの後ろ姿とか…何これ? 幼少期のシンジだ、やっと話が進むのかな?…てか、何かもう飽きてきた。あ〜、お金払って何を見せられてるんだろう? なんかジメジメしてんなぁ、早く終わんねーかなコレ。あ、アスカ生きてたんだ。…え?…え終わり? 『おめでとう』「ありがとう」と意味不明に終わったTV版と、同じような意味不明さで、映像は進化、内容は劣化したように感じる。 アニメを観る大人も増えた時代。社会に馴染めないアニヲタが増えた時代。そんな社会から取り残された大人未満を、子供部屋から引きずり出して、金を払わせて、観たくないモノを観せ、最後に「気持ち悪い」と言い放つ。 伝えたいことは何となく伝わる。この映画でエヴァのファンを辞めた人も多いと思う。でも残念ながら(?)アニヲタを辞めた人は少なそう。 もしこの映画が劇場公開のみ、以降エヴァは作らない。というならともかく、「気持ち悪い」と言い放った側が、DVD/BDはもちろん、パチンコや新作映画と、未だにエヴァで商売してるのって、どうなんだろー?と思いながらも、結末がオカシナ事になっている意外、一時代を築いた魅力的な作品だと思う。 【K&K】さん [映画館(邦画)] 2点(2021-02-08 23:10:50) |
138.TV版で十分、劇場版で遊ばないで素直に終わっていればいいのにと当時は思いました。 【TAKI】さん [DVD(邦画)] 2点(2018-08-21 23:44:41) |
《改行表示》137.中学の頃観た時は、怖くて、わけがわからなかった。 今観ると不快で、気持ち悪いという印象。 【へまち】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2018-01-05 21:39:02) |
《改行表示》136.AIRはまともに見れるものの、まごころをきみには完全R指定。 アニメ最終話のリメイクといっても気が滅入るような精神世界と過激な表現の数々。 破滅願望でも誘発してるのか?「だからみんな死んでしまえばいいのに」…って。エヴェの世界を知ろうとすればするほど苦しみそう。 ある意味芸術だが本作に関しては否定派。 |
135.賛否両論あると思うけど、見所満載の映画であることは間違いなく、特に映像のインパクトはかなりのものだと思いました。グロ耐性が無い人には厳しいと思うので要注意です。 【もんでんどん】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2017-04-12 14:08:21) |
《改行表示》134.一世を風靡した作品だし、今でも影響力はあると思う。 ただし、心の中と現実の物語が上手く混じり合っているとは言い難いので複雑な印象を持って思わってしまう。 この雰囲気や世界観が凄いだけに、(とても感情移入できない)主人公一人の有り様に留まらない、もっと納得感のあるものが出来るといい。次の作品次第か。 【simple】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2017-04-01 16:36:12) |
《改行表示》133.《ネタバレ》 全体的にトラウマ必至の暗い気持ち悪い描写ばかりでゲンナリ。 ラストのアスカの「気持ち悪い」のセリフがそのまま私の感想と重なり、なんだかスッキリした。ありがとうアスカ!(笑) 【ヴレア】さん [DVD(邦画)] 2点(2014-09-18 18:07:43) |
132.視聴者に対する監督の意図も知った上で、私はTVシリーズのラストの方が傑作だと思いました。あれだったからこその伝説だったと改めて確信したこの映画でした。自意識過剰な監督の方が「気持ち悪い」。 【movie海馬】さん [映画館(邦画)] 4点(2012-07-29 03:07:05) (良:2票) |
|
131.いやこれは面白い。一昨日鑑賞した新劇場版破をケチョンケチョンに罵倒してしまいましたが、本作は別シリーズかと思わせるほどSF要素に満ち満ちた堂々たる作品といえましょう。いけ好かないエロシーンには、ミサトは母性、アスカは異性、綾波は傷ついた自分自身を投影した存在として役割を果たしていました。人類がその肉体を捨てて高次元のなにかへ融合すること、それはもう火の鳥の思想ではないですか。肉体から離脱したなにかが溶け合い、地球を超えて彷徨する有様の始まりから終わりまで映像化した点が素晴らしいです。いくらCGが発達しても、質量があるようでないような有形無形の存在を活写するに際してアニメの本領が発揮されています。また、アスカの覚醒と弐号機の戦闘シーンの迫力は、音楽や効果音も含めアニメ史上に残るものといえるのではないでしょうか。大風呂敷を広げてそして畳んだ、それだけで評価に値する作品です。 【さめがい】さん [インターネット(字幕)] 8点(2011-11-19 15:05:39) |
《改行表示》130.《ネタバレ》 観終わって「うわぁぁ…」ってなった。 でも監督が膿を出し切った感じで良い。 【馬】さん [DVD(邦画)] 8点(2011-08-14 23:10:39) |
《改行表示》129.TVシリーズが好きだっただけに完全に裏切られた気分。 広げた風呂敷を畳み切れずにすべて有耶無耶にしてしまった感じ。 それでもTVシリーズの最終回よりは多少マシなのかも知れないけど。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 4点(2011-04-13 00:00:31) |
128.この映画を観て何も感じない人は、たぶん幸せです。 【eureka】さん [DVD(邦画)] 9点(2011-01-17 22:46:13) |
127.《ネタバレ》 【2010/06/20レビューを書き直しました】前のレビューでは「大風呂敷広げ過ぎてオチが浮かばず、不快な描写でファンを煙に巻いて終わらせた」と評価していたのですが、あらためて見ると私の認識は完全に誤っていました。生理的な不快感を伴う劇中の表現は監督の逃げではなく必然性のあるものだし、結末もテレビシリーズとの整合性を保ちつつ、予定調和ではない突き抜けたもので、「エヴァらしさ」という意味では最良の終わらせ方だったと思います。。。本作はサードインパクトの様子がひたすら描かれるのみで、内容は至ってシンプル。サードインパクトの行方はシンジに委ねられ、彼は「人類の心が補完され、誰からも傷つけられない世界」か「他人から傷つけられる恐怖と、他人と触れ合う喜びが同居する世界」かの決断を迫られます。シンジは他人から傷つけられることを極度に恐れ、他人のいない世界を常に望んでいましたが、そうした恐れは人と触れ合いたいという欲求の裏返しであることに気付き(ラストでアスカの首を絞めたのは、好きであるが故に拒絶されることが怖かった為)、そしてサードインパクトを途中で終わらせ、再び他人と共に生きることにします。ひとつオトナに成長した息子を見て安心したのか、母親ユイの魂が込められたエヴァ初号機は、地球を離れ宇宙へと旅立っていきます。エヴァという永遠の寿命を持つ箱舟に乗り込み、50億年後に地球が滅んだ後にも人類が生きた痕跡を残すために。。。本作の内容はこれだけで、大して難しい話ではありません。本作を難解にしている最大の要因は、監督が描きたいことと、ファンが見たいものの齟齬にあると思います。私を含めた当時のエヴァファン達はSF的な設定や入り組んだ謎、作り込まれたアクションや美少女キャラ達には惹かれていたものの、このシリーズが重く扱っていた心のドラマには特に関心を示していませんでした。一方で監督はキャラクター達の内面を描写することに重きを置いており、キャラクターの内面に注目すればシンプルな話だったにも関わらず、入り組んだ設定に注目したためにそれがノイズとなって理解を難しくしていました。また、私を含め多くのファンが本作で裏切られたと感じたのも、自分達の見たいエヴァと監督のエヴァとが違っていたため。監督が「ファンの見たいエヴァ」を目指した新劇場版を見た今になると、本作の意図がパっと見えるようになりました。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-06-21 06:30:22) |
126.久々に見直したらあまりの陰惨さにいたたまれなくなり、すぐさま「新劇場版:破」に手を伸ばしてしまいました。「破」ができて本当に良かった。新劇場版も佳境に向かう今、この作品がどのような位置づけになるのか興味が尽きません。 頼むから今度こそ幸せに終わっておくれ。 【8bit】さん [DVD(邦画)] 5点(2010-06-15 22:58:10) |
《改行表示》125.《ネタバレ》 「問題作」とも言われているこの旧劇場版、新劇場版の内容とも微妙に関っているとの噂を聞いて、覚悟を決めて見てみました。 見る前までの印象は、とにかく「庵野監督が無責任に作品完成を投げ出してしまっている」というものでした。しかしこうしてきっちりと見てみた結果、そういう印象とは別の感想を抱きました。 作品のみを元に(その制作にかかわった中心的な)人物を評する事の無謀さや傲慢さは百も承知なのですが、あえて個人的な感想としてそれを書かせてもらうと、庵野監督はこの旧劇場版の中で、その制作当時の自分自身というのを(悪いところは悪いところとはっきり認めたうえで)非常に率直にさらけ出しているという風に感じたのです。 大いなる自己欺瞞のもとに病的な活力を得るアスカ、グロテスクに成長し続ける綾波レイ、そして何よりひたすら状況に流されてすっかり弱い子供となってしまったシンジ君・・・追いつめられた人物たちの状況を暴きだす庵野監督の手腕(と言っていいものかわからないのですが)は、間違いなく容赦のないものです。 しかしそれらの、非常に尖った、ある場合にはとてつもなくグロテスクな描写は、(少なくとも庵野監督自身の中では)ごまかしの一切ないものであると僕は感じました。良くも悪くも単純に映像表現として衝撃的であるという点も僕にとって印象的だったのですが、僕自身は、それらの映像の背後にある、自分の醜さを「醜さ」と認めて一切の自己弁護をしない、潔いくらいに率直なその心情表現に、決して悪い印象を持たなかったのです。 つまり僕自身は(これまた傲慢と言われても仕方ないのを承知で僕の感想を書かせてもらうと)、劇中人物たちが追いつめられているのと同じくらいに(もしかしたらそれ以上に)、監督自身の状況も非常に追いつめられたものだったのではないかと思うのです。 こんなのんきな事を言えるのも、もしかしたら、登場人物たちが大きな変化を遂げつつある新劇場版を見た後だから言えることなのかもしれません。しかし僕が個人的に感じた上記のような「率直さ」は、仮に新劇場版を経ずにこの作品を見たとしても、同じように感じたのではないかと思います。 【マーチェンカ】さん [DVD(邦画)] 8点(2010-02-15 00:12:34) |
124.庵野監督は本当にエヴァに入れ込んでいて、この映画を作るのは本当に辛い作業だったんだろう。自らがおたく四天王であるが故に世のおたく達の反応が心に深く深く突き刺さったのだろう。監督の心理状態がここまで作品に反映された映画は後にも先にもこれだけじゃないでしょうか。さらにアスカ復活のシーンとその後の捕食シーンで観ている自分も深く深く傷つきました。だからこそ、新劇版が作られている今、この上ない幸せを感じるんです。 【HAMEO】さん [映画館(邦画)] 9点(2010-02-09 21:11:56) |
123.僕の評価はTVシリーズも含めたものです。映画自体も、TVシリーズ第25話「Air」、第26話「まごころを、君に」として制作いるようですし……。僕は「あの凶暴なTVシリーズを締めるには、これくらいやってもらって丁度」だと思いました。細かすぎる設定やキャラクターの魅力も素晴らしいと思いますが、なんといっても全体の世界観にハマりました。SFの世界観や精神世界などの、いわゆる「わけわからん部分」です。その大部分が名作のパクリ(オマージュ?トリビュート?)だそうですが、それぞれに触れたことがなかったので新鮮味は凄いものでした。ATフィールドは確かに存在しますね! 「地球幼年期の時代」「ブラッドミュージック」「百億の昼と千億の夜」「ソラリスの陽のもとに」「鼠と竜のゲーム」「たったひとつの冴えたやりかた」…etc。その後、エヴァンゲリオンの答え合わせをするように、たくさんのSF小説を読ませていただきました。 【ようすけ】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2010-01-25 23:41:58) |
122.ミサトの「大人のキスよ、帰ってきたら続きをしましょ」という死亡フラグを備えたこの映画には絶大な価値がある。 |