《改行表示》66.《ネタバレ》 “Jurassic World: Fallen Kingdom”『没落した王国』。火山で滅びゆくイスラ・ヌブラルを表すのか、ミルズに実権を握られたロックウッド財閥を表すのか、はたまた映画の結末以降の人類を表すのか? 恐竜を逃がしたい主人公たちと、捕まえて金儲けしたい悪者たち。細部は違うけど2作目ロスト・ワールドのリブート作品ですね。もう創ってる側もマンネリズムを承知の上で創ってるというか、本作に至っては、過去作ではお約束だった“人間の手が加えられない自然の中で、悠然と生きていく恐竜たち”って描写も皆無になってしまいました。火山噴火という状況が状況だけに、仕方ない部分ではありますが、溶岩から逃げ惑う恐竜の画と、ロックウェル財閥に拘束された恐竜の画ばかりです。 オーウェンをべろべろ舐めるシノケラトプス、壁を壊す石頭スティギモロクと言った、マイナー恐竜の活躍は観ていてほっこりできました。でもそれ以外、シリーズ定番のブルーとティラノが活躍するくらいで、この作品ならではの恐竜の見どころが少ないんですね。 本作オリジナルのインドラプトルに至っては、前作のインドミナスのようなチート能力が無い代わりに、ずば抜けた魅力も、コイツならではって怖さもありません。観せ方で怖さを演出していますが、もうただの怪獣ですよ。こんな怪獣出すくらいなら、どれだけマンネリと言われても、かつて実在した恐竜の怖さを追求したほうが良かったのでは?と思います。 そして犠牲になるのが悪い側の人間ばかりというのもガッカリポイントです。恐竜たち、相手を選んで襲ってるのか?ってくらい、都合よく悪人ばかりが殺されます。 そしてついに、クローン技術を人間に使ってしまった。けど、劇中の効果の程はよく判りません。まだ小さい女の子だからというのもあるでしょうが、クローンとの違いを比較する人間の子供が出てこないからかも知れません。どうせならグレイ(前作の弟)辺りと同じ歳(前作から3年後だから14歳前後?)にして、比較共演させてこそ活きるクローン設定だったかも知れません。 ハイブリッド恐竜、飼い慣らされた恐竜(ブルー)、クローン人間。もう野生のまま生きている本物の恐竜が、単なる風景に成り下がってますね。かなりお腹いっぱいです。 【K&K】さん [映画館(字幕)] 4点(2024-09-16 22:59:49) |
《改行表示》65.《ネタバレ》 炎の王国って…ほんの序盤だけでほとんど舞台は恐竜も収監できる研究所&屋敷。 恐竜で儲ける悪者たちと恐竜保護のオーウェンとクレア。 わかりやすい構図。 恐竜を誕生させている時点でサイエンスフィクションだが 品種改良やハイブリッドはお手の物。クローン人間まで出てきたぞ。 ゴジラ映画と見分けがつかなくなってきた。 ジュラシックシリーズはストーリーにヒリヒリ感がなく、あっと驚くようなシナリオも皆無。 ただ恐竜たちの迫力を味わう手頃なファミリー映画なのである。本作もそれは不変。そこは割り切ろう。 |
《改行表示》64.《ネタバレ》 前作よりはスッキリしていて断然いい。 島からの脱出劇も見応えがあったし、後半もダレずに見ることができた。 前作は脚本がダラダラ会話調子で、後半パニックホラーになるだけだったが、今回は一つ一つのエピソードがまとまっていたように思う。 ただ相変わらずの主役が生き延びる勧善懲悪は、もはやお家芸。ラストの展開は次回作につながる予想外な展開で、期待も持てた。 【mhiro】さん [地上波(吹替)] 5点(2024-05-25 20:50:09) |
63.《ネタバレ》 もう十分でしょう。自作では「猿の惑星」の衝撃のラスト持ってきて、無限ループで締めよう。「恐竜の惑星」期待してます。 【★★★1/2】さん [CS・衛星(字幕)] 1点(2023-04-02 21:24:52) |
62.《ネタバレ》 前半は、火山がどうのこうのとか謎の悪人集団がどうのこうのばかりで、あまり恐竜映画ではないのでは?と思いながら見ていました。後半はそこそこ盛り上がりますが、これって一般のアクション映画とかと見せ方が一緒で、よく考えると、恐竜が全部敵の武装集団か護衛集団だったとしても、作品として通じてしまいます。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2023-03-15 00:43:30) |
【TERU】さん [映画館(吹替)] 6点(2022-08-20 21:26:02) |
60.しかし、よー食うんなあ。何人も何人も・・・。お腹いっぱいにならんもんかね。 【ケンジ】さん [インターネット(字幕)] 5点(2021-09-22 21:50:19) |
《改行表示》59.《ネタバレ》 SFは好きです。現実の社会に非現実な技術や現象があったら社会がどう反応するかを考えられるから。 恐竜がもし現代の社会に現れたら、やっぱりこの映画のように商業主義に使おうとするんでしょうねえ。USJや恐竜博物館や、そういうのに嬉々として行きますもんね、もちろん自分も。生きてる恐竜見れるんなら、そりゃ行きますよ。程度の違いはあれど、やってることは動物園やサファリパークとなんら変わらない。やもんで、恐竜の商業利用を否定はできません。 それよりも、法廷?でジェフ・ゴールドブラムさんが言っていたように、進歩しすぎて人の手に負えなくなってきた先進技術を人がどう扱っていくのかが重要になってきているんだなと感じました。核しかり、ITしかり。昔からよく言うように、人が技術を使うべきであって。技術に人が使われるようではいけない。でも、今の社会ってはっきり言って技術に人が使われているように感じる。ちゃんと自分の意思で技術をコントロール下に置いていられてる人ってどれくらいいるだろうって、最近のニュースとか見てると考えちゃいますね。。。あるから使ってしまいますが、スマホがこの世から無くなればいいのにと個人的に思います。 作中で述べられていたように、もし恐竜が現代に蘇ったらけっこう長生きするかもしれませんね。現代の世の中はけっこう栄養豊富だろうし、原始時代よりも容易に餌もとれるだろうし。あーでも恐竜をまた滅ぼそうとして人が核を撃って環境ムチャクチャに壊れたりするのかな。SFを見てると想像が尽きませんね。結局最後は恐竜たち世界に解き放つことにしたわけですが、その後の世界をまた映画にしてみてほしいと思いました。 ほんとう、想像で楽しむぶんにはとても面白いと思います。何でもそうですが… 【TANTO】さん [インターネット(字幕)] 7点(2021-09-05 21:04:08) |
《改行表示》58.《ネタバレ》 「恐竜を使ってこういう画を撮りたい」というコダワリは、このシリーズを続ける原動力として間違っているとまでは言わないが……もう「それだけ」になってしまってはいないか。インドラプトルがトリケラトプスの化石で串刺しになるシーンの向こう側に、作り手のドヤ顔が見え隠れする感じは不快ですらある。『ファイナル・デスティネーション』シリーズの、「こういう死に方面白くね?」のノリを恐竜でやっているだけである。 過去作のオマージュも散りばめられているが、これがまた安っぽい。特に、「あわや殺されるという瞬間に、横からTレックスが出てきて助かる」というシーン。これを何の脈絡もなく、「ほら、喜べよ」とばかりに入れてくるセンスの無さにガッカリ。 肝心の大筋はというと、人間たちが「恐竜保護派vs恐竜利用派」に別れて争うという、『ロスト・ワールド』の轍を踏む退屈な展開。「恐竜vs人間」以上に明確かつ感情移入できるスリルはないのに、なぜそこを大事にしないのだろうか? 初代『ジュラシック・パーク』はどうしてあんなにも手に汗握るか。それは劇中でもサトラー博士が言っているが、「愛する人が命を落とすかもしれない」という恐怖を擬似体験するからだと思う。それは人物が「生きている」と思わせて初めて成立するもの。気の置けない恋人同士(グラント博士とサトラー博士)。姉弟(レックスとティム)。血の通った脚本と役者の演技力が、観客に「この4人が死ぬところは見たくない」と思わせるパーソナリティーを生んでいる。 以降の作品の主人公たちは、どうにも生きていない。揃いも揃って「ひねった家族関係」の設定(両親が離婚していたり夫婦仲が冷めていたり兄弟仲が悪かったり)が与えられている上に、それを掘り下げるわけでもない(なぜなら本筋ではない)から、どうしても短い時間の中でパッと好きになりにくいのだ。オーウェンとクレアに至っては「ワケありの男女」というしょーもない設定で、この二人の間にどれほどの絆があるかもわからない。『ロスト・ワールド』以降、キャラクターたちが死のうが生きようがどうでもいいと思えてしまうのは、このあたりに原因がある気がする。 ただ、それでも「かっこよかった!」と思わせてくれるクリス・プラットのスター性はすごい。 【乱泥】さん [インターネット(字幕)] 5点(2021-02-28 19:13:05) (良:3票) |
《改行表示》57. 娯楽にはなっていますが、もう終わりにした方がよさそうです。 スピルバーグも少しは関わっているんだから、もう少しなんとかならなかったのかなぁ。 【海牛大夫】さん [地上波(吹替)] 6点(2020-12-09 22:15:14) |
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《改行表示》56.前作で子役を男の子にして失敗したので、子役を女の子に戻したのは正解だと思う。 序盤は恐竜を単なるモンスターとして描いてるのでつまんないけど、中盤辺りから生物として描き始めるので、ちょっと切なくなる。 その効果でラストにジレンマが発生するわけだけど、決断を子役に丸投げしてしまうのはどうかと思うよ。 どっちを選んでもバッドエンドなんだろうけど、大人が責任を持って選択するべきだったのかも知れない。 結果的に続編がありそうな結末になってるけど、もう作らない方がいいのかも知れない。 【もとや】さん [地上波(吹替)] 5点(2020-08-28 14:40:59) |
《改行表示》55.CGは凄いし孫は可愛い。全体的にコンパクトかつ綺麗にまとまっていましたが、そこらへんに転がっている凡作と同じで非常に安っぽい感じだったのもまた事実。面白いといえば面白いですが、印象に残らなかったといえば残らなかった。可もなく不可もなくとはまさにこの映画のこと。 目立った粗は感じませんでしたがレビューを書くモチベーションが全く上がりません。ある意味、映画としては一番ダメなパターンかもしれませんねコレ。。 【アラジン2014】さん [地上波(吹替)] 5点(2020-08-01 18:28:34) |
《改行表示》54.《ネタバレ》 恐竜たちよ 怒っていいんだよ ここは怒っていいところなんだよ 毎度毎度同じような演技とポージングをさせられて お注射されて捕獲されて緊縛されて輸送され、挙げ句、あんな狭い人間ハウスに大集合させられ値踏みされ。その上、善人は殺しちゃイカンというルールをきちんと守らされ。 次回作のオファーが来たならもう断ったっていいんだよ 人間たちだけでやらせとけばええやん。もっと自分たちの存在価値を大事にすべきだよ 蔓延するサメ映画とかゾンビ映画たちのように堕落してっちゃイカン 1作目が泣いてるよ 【3737】さん [DVD(吹替)] 5点(2020-07-26 19:20:06) (良:3票) |
《改行表示》53.《ネタバレ》 ジュラシック~のシリーズも5作目ともなると、作り手もなんとか新味を持たせようと必死なんでしょう。事前情報を殆ど入れないで鑑賞したので、火山が噴火する中、閉鎖されたジュラシック・ワールドから生き残りの恐竜たちを救出するのがメインだとばかり思っていたら、その件はかなり短くて後半の舞台はお屋敷へ・・・「お屋敷が舞台の恐竜モノ、なんて斬新なんだ」、と苦笑いしてしまった。 前作よりも規模が思いっきりスケールダウンしたうえにストーリーも陳腐化しており、全体として決して褒められる内容ではないけど、映像の迫力だけは見事で、それなりに退屈せずに見ることはできました。ま、只の娯楽映画だしね。 【J.J.フォーラム】さん [地上波(吹替)] 5点(2020-07-26 00:59:45) |
52.《ネタバレ》 映像的にはいつもながらの迫力満点さ。でも、そこまでかな。決して退屈はしないんですよ。でも、殆ど感情移入できない。人間の登場人物にはね。ストーリーとしては特に斬新な部分はなく、展開は予定調和の嵐。これは最早「ジュラシックパーク」とは別物と割り切るべきです。前作もそういう意味では同じですが。ただ、マルコム先生のスピーチが今の時代を映しているかのように感じられ、妙にラストを締めてくれていたのが印象的でした。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [地上波(吹替)] 5点(2020-07-25 18:26:14) |
51.《ネタバレ》 アフリカ旅行で実際に車の真後ろを象が通った時の感動「恐竜歩いてる~」と思いましたよ。作中で恐竜みて感動している人も同じなんだろうな~と思いました。あまり期待せずに恐竜鑑賞を目的とするならば、まあ、それなり…;にしてもやっぱりいかんよな~恐竜映画をB級パニックしちゃう脚本…;自然を支配できると勘違いして愚行を繰り返す人間の醜さを描きいれたいんだろうけど、他にやり方あるだろ~オークションはいらんのよ。オール島舞台で恐竜をサンクチュアリに移動するプロジェクト話でいいのよ。プロジェクトの困難を乗り越えつつ、その中で各々の野心や立場が交錯する話でいいんだよ;最終的に1頭しか移動させられなかった…人間の無力さを思い知る…みたいなのとか…(舞台を島から移すから緊張感がなくなってしまった。エイリアンも宇宙船という閉鎖空間だからいいように)次回作があるなら熟考求む! 【果月】さん [地上波(字幕)] 5点(2020-07-25 13:19:57) (良:1票) |
《改行表示》50.《ネタバレ》 このシリーズの作品をまともに見たのははじめてです。 食われそうでギリギリ食われない、というのが定番の「芸」というか「ネタ」なんですね。最初からそれがやりたくて島に行ったとしか思えない。はじめのうちは、延々とそればかりやってるので、いいかげんウンザリしましたが、そのうち「そういう芸風なんだな」と割り切って笑えるようになりました。 一方、この映画には、科学倫理や生命倫理を問うような真面目な側面もある。一般的な問題として、遺伝子技術で復活させた生物は保護されるべきなのか否か。いまや絵空事とはいえない話だし、けっこうシリアスな問題だと思います。でも、「人間と恐竜の平和共存」だとか「恐竜たちの平和な暮らし」だとか言われると、いまいちピンとこない。そもそも恐竜って、たがいに食ったり食われたりしてるような生き物じゃないの? 「恐竜の平和」なんて考えたこともなかったです。そんなものあるかしら? 映画の終盤には、人間と恐竜がたがいに心を通じ合わせる『E.T.』じみた展開になってましたが、もはやファンタジーすぎてついていけません。ほぼ『のび太の恐竜』になってますよね。これこそが元祖スピルバーグの芸風ってことでしょうか。『ジョーズ』と『E.T.』をかけあわせて恐竜映画に仕立てたら、こんなふうになるのかも。 【まいか】さん [地上波(吹替)] 6点(2020-07-25 06:04:28) |
《改行表示》49.恐竜は大自然の中で動き回って初めてワクワクするんだなと個人的には思う。 今作は巨大生物が暴れ回るB級パニック映画と大差ないな。 【miso】さん [地上波(字幕)] 4点(2020-07-24 23:57:54) (良:1票) |
48.これは面白くなかったです。私がこのシリーズに期待しているのは、スリルです。本作はその肝心のスリルを感じられなかった。勧善懲悪の安っぽい人間ドラマはどうでも良い。せっかく蘇った恐竜の給付や優雅さを存分に魅せて欲しかったです。 【ぽじっこ】さん [CS・衛星(吹替)] 4点(2020-05-07 07:02:35) |
《改行表示》47.《ネタバレ》 炎の王国ってタイトルに騙された感が強いかな、後半ぱっとしないのでもう少し島でのくだりが長めの方が良かった。 悪人にしてもマヌケな雇い主にしても全体的にテンプレのような感じの作品で微妙でしたが、島に取り残されたブラキオサウルスの最後のシーンだけは良かった。 【映画大好きっ子】さん [CS・衛星(吹替)] 5点(2020-04-23 22:06:58) (良:1票) |