★6.北林谷栄の自由演技(アドリブではない)にはただただ驚く、とても91歳とは思えない、演技力は衰えを知らない。96歳設定となれば、この人以外には考えられない、大誘拐以来の名演技だ。寺尾聰のナレーションが多すぎたのは難点。(力強い握手ありがとうございます。) 【との】さん 7点(2003-03-08 22:55:25) |
5.北林谷栄がお目当て。若いときからフケ役だった彼女だが、本当に高齢老人になった今その演技を越えた境地にあるような自然さが素晴らしい。ヨボヨボかと思わせてパッと座布団を投げたりするなんぞ、まだまだとてもお元気そうで嬉しいです。作品で気になったのは現代の話なのに村の子供が昭和30年代かと思われるような描き方で、嘘っぽくて作為的だったこと。セリフのない小西真奈美ちゃんの笑顔がとても素敵で存在感があった。 【キリコ】さん 6点(2003-02-06 15:23:15) |
4.生生流転。この作品を観ていてまずその言葉を思い浮かべた。映画は、それぞれに悩みや問題を抱えながらも必要以上に踏み込まず、それらを正面切って描こうとはしない。ひたすら人々の何気ない日常が淡々と綴られ、人間の一生というものが季節の変わるが如く、ただただ静かに流れていく。この作品を支えているのは、キャスティングされた名優たちも然る事ながら、お年寄りや子供たちといった地元の人々の存在も忘れてはなるまい。そのさり気ない素朴さこそが本作の力となっているのだから。ただ、その子供たちに童謡を歌わせるという、いかにも浮世離れしたシーンや、肝心の四季の移ろいがあたかもカレンダーの風景写真的にしか感じられないのは困ったものだ。悪人などが登場するわけも無く、ドラマチックでもなく、物語性はいたって希薄。そういう意味ではいわゆる映画らしくない映画で、日頃、映画に毒されている人にとっては、少々物足らないかも知れない。劇場から一歩出たとたんに喧騒と厳しい現実社会が待っている。それ故の、これはひと時の癒しとして観るべきなのだろう。 【ドラえもん】さん 7点(2002-12-25 15:42:46) |
3.いいえ、若い人こそ観るべき映画だと思います。かくいう私も17歳です。本当に感動しました。 【kou】さん 10点(2002-12-15 22:53:56) |
2.画はきれいでしたが、、、、どうも若い人が見る映画じゃないなぁと、、、。 【あろえりーな】さん 5点(2002-12-09 23:21:30) |
1.北林谷栄さんが大好きなんですが、日本の宝ですね、ほんとに素晴らしい演技でした。ちょっと説教臭い部分や、おいおい、って思う部分もあるんですが、後半泣けて泣けて涙が止まりませんでした。良かった。 【まつ】さん 8点(2002-12-08 18:04:29) |