97.飛行機の中で観た映画です。 祖国のクーデターで空港から出れなくなってしまった男の話。 結構宣伝しててあらすじも結構聞いてたから観れることを知った時はめっちゃ期待しました。そして、見終わった後も、見てよかったなぁと思える映画でした。 まさか、主人公がまったく英語を話せないのにはビックリしましたが・・・。 英語も話せず、お金もないまま空港で生活するはめになってしまった男は、一生懸命営語を勉強し、食事を食べるためにお金を得る方法を考え、気付けば沢山の友達が出来ていて、空港の外に出ることができる日になった時には沢山の友達に祝福されながら。 確かにハッピーエンドなんだけど、何か物足りないんだよなぁ・・・。 と、いうわけで-2。 【法子】さん 8点(2005-02-15 23:11:44) |
96.《ネタバレ》 見終わった後はなんとなく切ない気持ちになりました。確かにハッピーエンドと言えばそうなのですが、主人公の目的であったお父さんが好きだったアーティスト達のサイン集めが終わった後のトム・ハンクス演じる主人公の表情を見ているとそういう気持ちになりました。周りの人たちを巻き込んでいつのまにか彼と友達になってしまった人たちが映画終盤で主人公が出口に向かうときに応援をこめた視線を送るシーンや飛行機に飛び込んでいくお爺さんのシーンでは泣きそうでしたが、もう一押し何か欲しい感じがして若干物足りなさを感じてしまいました。家族やまだ知り合って間もない男女・そんなに親しくない友達なんかと見ても気まずくならないのでオススメですかね。昔、あまり親しくない人と見た映画が任侠ものっぽい韓国映画でその後の会話に困りましたから・・・(苦) 【はがっち】さん 7点(2005-02-14 11:32:49) |
95.心温まるヒューマンドラマ。トムハンクスの表情豊かな演技に思わずホロリ。ところどころにちりばめられたギャグも生きてます。 【tantan】さん 9点(2005-02-07 22:59:59) |
94.《ネタバレ》 うーん。観ている間はよどみなく楽しめたコメディの小品でした。これを小品、なんて言ってしまえるのはスピルバーグだからでしょうけど。ハンクスは若かりし頃のように楽しげにコメディを演じてるし、ゼタ・ジョーンズはちょっと驚くほどなんともキュート。脇役のみなさんもお約束かもしれないけれどそれぞれうまい位置で生き生き描かれるし。でもね。04年のアメリカ映画なんです、これ。その映画がです、ニューヨークの大空港を舞台にこんな能天気でファンタジックなハートウォーミングコメディの形をとることに感じる違和感。もちろん、映画はその映画そのままの大きさで楽しまれ、語られるべきでしょう。映画が語るものをいたずらに大きくしていくことは僕もいいことだとは思いません。そうやって語られる映画はものすごくつまらないですもんね。それに社会性、みたいなものと映画をあまりに強く関わらせていくのは危険だと思うんです、僕。いや。きっとスピルバーグは、今だからこそあえて、ニューヨークの大空港を舞台にこんな映画を創りたかったのかもしれません。そうすることで、アメリカが失おうとしている何かをもう一度取り戻したいのかもしれません。でもね。やっぱり僕には、あまりにものんきで、あまりにも内向きにすぎるように思えるんです。主人公の”約束”が慎ましいものであること、彼の求めた愛が結局は報われないこと。その選択はすごく素晴らしかったと思います。小さな物語にしようとして、実際小さな物語になってます。でもそこに込められたであろう思いまでもが小さく、内側に向かって閉じたものになってしまってる気がします。スピルバーグが描くアメリカは、今もまだ、世界中が淡いあこがれと苦々しさを同時に抱いてる若い20世紀のアメリカです。素晴らしかった頃のアメリカの良心。のんきすぎるんです、それでは。父と子の小さな物語が、世界とひとりひとりの人間との対話につながるようなもっともっと開いた物語を、スピルバーグには描いて欲しい。この手腕と予算があるんだから。そう思っちゃいました。ディテールが素晴らしいだけに余計に。 あ、吉野家ってほんとにJFKにあるのかな?あのセットどれくらいそっくりなんでしょうかね?行ったことある人に聞いてみたくなりました。丸ごとセットだってんだからすごいよね。その力を有効に使って欲しいとアジアの片隅で切に思う訳です。 【am】さん 6点(2005-02-07 03:37:14) |
93.まさか、コメディだとは思っていませんでした! CMの予告の仕方が、あまりにもヒューマンドラマを装っているじゃないですか! 酷評でいきますが、最後のシーンにあまりにまとまりがないと思います。もっといいエンディングがあるでしょう。 でもトムハンクスの演技っぷりには圧倒です(>_<) 笑いもいっぱいあったし、ひどいっ!とは思いませんでした。 【武しゃん】さん 5点(2005-02-06 17:30:44) |
92.この映画についての予備知識が一切無い状態で、なんならこれはアクションもの?ぐらいな予想で観賞し始めた。 途中から「空港の外に出られないまま1時間以上たってる!空港を出ないと話の展開が無いのにどうするの?」と、1人だけ違う意味でドキドキしていた。 アホに生まれてよかった~♪楽しめたし。 つっこみ出したら冷めてしまうので、ピュアな気持ちで観れば十分楽しめる映画だと思う。 【ひめ】さん 8点(2005-02-06 01:24:16) |
91.《ネタバレ》 おもしろいのか?!私的にはあまりにもあっけなかった・・・。期待していたキャサリンゼタジョーンズとの絡みもあまりないしあっさりしてるし、ずっと空港にいた理由があれだなんて・・・。一緒にいった人はおもしろかったって言ってたけど、私はだめだったな。特にCMをみて期待していただけに。 わざわざ強行突破しなくても一回国に帰ってパスポート持ってもう一回くればいいのに・・・って思ってからはまったく感動できなかった。 でも、ところどころ笑えるシーンはあったけど。 【あよず】さん 5点(2005-02-05 00:41:10) |
90.《ネタバレ》 おもしろかった~。ビクターの逞しさに感服です。“約束”を果たすために待つ姿勢、見習おうっと。ただ、気になっているのが特別ビザに署名はしてもらえたんだろうか?ってこと。。。ん~。 【海賊】さん 7点(2005-02-03 00:00:53) |
89.やれば出来るじゃんスピルバーグ!終わった瞬間の率直な感想です。故郷で起きた悲劇によって法の隙間に落ちてしまった主人公が大空港で巻き起こす、ごく普通のコメディですが、これが最近の俺が求めていた映画ですね。拳銃をぶっ放す事も無く人が死ぬ事もない、そこがいいですよ。まぁはっきりいっちゃえばご都合主義だし、?な部分も多々ありますが、そんなの丸め込んじゃうのがトム・ハンクスの演技力とキャサリン・ゼタ・ジョーンズの美しさですよ!とくにキャサリン・ゼタ・ジョーンズの美しさは特筆物であんなきれいなスッチーと出会えるのなら俺も成田空港に泊まり込んでやろうかななどというよからぬ思いに駆られてしまいました。ほかにも友情や人の優しさなどが、随所に見えてとても嬉しくなりました。帰り道は北風が強く体は冷えましたが心は温かく気持ちよく帰ることができたなぁ~(しみじみ)。手堅く佳作を作り上げたスピルバーグの手腕は衰えてはいなかったのか?個人的に判断は夏の宇宙戦争までとっておきたいです。 【一番星☆桃太郎】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-02-02 01:45:52) (良:1票) |
88.《ネタバレ》 空港のあの雰囲気はだいすきなんだー。旅行したくなります。けど!はなしのないようは・…。なんでずっとターミナル内にいなきゃいけなかったの?それが理解できなかった。そしてちょっとながったらしかった。あたしはキャッチミーイフユーキャンのがすき。 【ギニュー隊長★】さん 5点(2005-02-01 20:24:35) |
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87.こんな不幸な境遇、ほんとなら笑い話にはならないが、そこはスピルバーグとトムハンクスと言ったところだろうか。嫌がらせを受けながらも空港内でたくましく生きるナボルスキーは実にかわいそうだが、実に面白い。空港内の労働者たちとのふれあいも絶妙で良い感じではないでしょうか。ただ、終わり方がイマイチ締りが無いというか「あっ、終わった?」っていう感じが、ちょっと減点要因だろうか。 それとアメリアとの恋物語?が中途半端というか結果が納得いかないが、それはキャサリン・ゼタ=ジョーンズが猛烈に綺麗だったので良しとしよう・・・いや~キャサゼタがメチャメチャ好きなものでねェ(汗汗)。 【カズゥー柔術】さん 8点(2005-01-31 00:13:34) |
86.良くも悪くもスピルバーグらしい作品。おいおいそりゃねーだろ!な展開もスピルバーグ流のおとぎ話だと納得すればOK。泣ける映画として宣伝してたのは疑問だが、見終わった時の後味の良さは秀逸。連続テレビドラマにすれば結構面白いかもしれない。 【終末婚】さん 7点(2005-01-30 19:01:26) |
85.《ネタバレ》 「プライベート・ライアン」らへんからどうにもスピルバーグは好きになれなくなり、「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」あたりでまた良いのではないかと思い始め、そしてこの映画を見るに至ったわけです。いや、実際は友達と見に行ったんですけどね。んで、正直なところはやっぱり初期のB級映画などを撮ってた時のほうが好きですけど、これもなかなか良い出来だと思いました。初めはどうにも退屈だったんですけど中盤あたりの“薬を届ける”エピソードのあたりから(個人的に)物語が光り始めてきましたし、最後の方では空港の職員達みんな味方という、なんか出来過ぎてんじゃねぇか的な展開になるにしろそこはそれほど不自然でもなかったと思うので良いと思います。それにやはりラストでアメリアとくっつかなかった事、ビクターが空港を出たときのディクソンの「俺し~らね~、もうどうでもいいよ」という態度、そして“約束”を果たしたビクターが最後に言った言葉が印象的で評価できます。いまではこんな人情味のある話なんて絵空事でしかないのかもしれませんが、だからこそしっとりと染み渡るような暖かさがあると思います。…しかしながらやっぱり映画の中のものってすごく美味しそうに見えますね。思わずハンバーガー食いたくなりました(笑)。 |
84.期待通りでした。泣いてしまいました、ストーリーにとか言うよりは“にくい演出”に。 トム・ハンクスの温かみのある演技は相変わらずステキでした。そして脚本も非常にユーモアに富んでいて、何度も笑わせていただきました。英語で何言われても「Yes!」。日本人もあんな感じかもしれないですね。 アメリアとナボルスキーがまばゆい光の中でキスしたり、ナボルスキーに空港の皆が心を寄せるなどの過剰ともいえる演出を、寛容さを持って受け止めたくなるような愛しさを持った映画でした。 【暇人】さん 8点(2005-01-28 00:00:21) |
83.この映画、「感動ドラマ」ではなくて、「ハートウォーミング・コメディ」だったんですね! 登場人物はみんないい人で、その善意に溢れた世界にひたって、「あーよかったねー」っと暖かい気持ちになって映画館をでるようなタイプの映画。それに「移民」であるグプタの境遇や、アメリアの語る「運命」が、ほろ苦いスパイスとして加わってる。こーゆーのをやらせたら、トム・ハンクスは本当にうまいな。キャサリンも見事なイメージチェンジ。脇役も魅力的。前半は、本当に笑わせてもらいました。感動ストーリーに盛り上げなくていいから、前半のノリでほんのり心を温めてくれれば、それだけで満足できたのに・・・。盛り上げて涙を誘うのか、最後も観客をニヤリと笑わせるのか、結局どっちつかずになってしまったクライマックスが残念。 【ころりさん】さん 7点(2005-01-25 20:42:08) |
★82.《ネタバレ》 別にトム・ハンクスが出演して、「空港」が重要な舞台になっているからと言うんじゃないけれど、この映画はやはり『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』との関連で語られるべきなんだと思う。設定も、物語にも、何のつながりはない。でもこの2本は、ひとつの〈主題〉において連続している。つまり、〈父〉という主題において。
あの作品のディカプリオ演じる主人公は、実の父親を“捨てる”ことで、トム・ハンクス扮するFBI捜査官という理想的な「父親(的存在)」を得る。つまり主人公は、父親を心の中で「殺す」ことによって、ようやく立ち直ることができたのだった(その後、主人公の父親は本当に死んでしまう…)。そして今回はトム・ハンクスが「息子」を演じ、亡き父親とのある“約束”を果たすために、空港内で何ヶ月も足留めを食らうという不条理な悲喜劇をサバイバルしていく。あきらかに『キャッチ・ミー~』で見捨てた父親との“和解”こそが、この映画ではめざされているのだ…(そう考えたなら、なぜキャサリン・ゼタ=ジョーンズの客室乗務員とのロマンス部分があれほど“淡白”な描かれ方だったかが、納得できる。あの老インド人同様、彼女もまた「自己犠牲」によって主人公を救う、人間の“善意”の象徴であり、こう言って良ければ主人公の「主語天使(!)的存在」として配されていたのだと)。
少年時代、母親が弟と妹を連れて家を出たというスピルバーグ。「自分は捨てられた」、という悲しみと、残された父親との確執は察するにあまりある。そして彼は、そういった心象を常に密かなモチーフとして、自作品にしのばせてきた。特に近年の作品には、ますます私小説ならぬ「私映画」的傾向が色濃くなってきたように思える(たとえば、“母に捨てられた子ども”の物語としての『A.I』…)。しかも、それをあくまで大ヒット狙いの商業映画として成立させようとしているところに、ヒットメイカーとして宿命づけられた彼の“困難さ”があるんだろう。でもぼくは今回のこの映画を、ひとりのアダルト・チルドレン(!)だった監督による、おかしくて悲しい、けれど「救い」に満ちた美しい〈ファミリー・ロマンス(家族の精神史〉だと信じて疑わないのです。 【やましんの巻】さん 8点(2005-01-21 17:26:02) (良:2票) |
81.《ネタバレ》 期待はずれもいいところでした・・・。私はキャッチミーイフユーキャンが好きだったので、期待していたのですが。。。結局キャサリンは戻ってこないし、あっさりとサインはもらっちゃったし・・・。おちが微妙でした。でも、合間は面白かったです! 【リノ】さん 5点(2005-01-21 02:00:06) |
80.《ネタバレ》 正直、微妙でした。やっぱりオチが中途半端だったのがイタかったですね。缶の秘密はどうでもよかったし、恋愛の落とし方はヘンだったし、グプタの自己犠牲はとってつけたようだったし、あれだけお堅い警備主任の突然の心変わりは不自然だったし。それぞれにじっくりとした描写が必要なシーンなのに、ほとんど説明なしで流されてるんですよ。おかげで、実に印象に残らないクライマックスになってしまったのが残念です。この後半って、実はスピルバーグ自身も手を抜いてたんじゃないの?とも思います。だって、念願のサインをもらいに行くシーンのあまりのこだわりのなさには驚きましたよ。話のすべてが収斂される重要な締めだと言うのに、タクシーでホテルに行き、本人に会い、サインをもらって、はい終わり。そんだけですからね。グプタおじさんの人生まで賭けさせた選択だったわりに、あまりに呆気なさ過ぎて参ってしまいました。それに、普通ならあそこでジャズの名曲をフルコーラスで見せるもんです。その音楽をバックに各登場人物の姿や、そこに至るまでのエピソードがフラッシュバックされ、最後には涙ぐむ主人公のアップ。それで感動を高めるもんですよ。しかし、主人公があれだけこだわったジャズの扱いはあまりにぞんざいで、スピから「はい終わりですよ」って言われてるような気がしました。そんなスピが見せたかったのって、やっぱり小ネタ満載の前半だったんでしょうね。前半は本当におもしろかったんですよ。強引に話を進めるのではなく、細かいエピソードを重ねてドラマを育むやり方って、実に好感が持てます。スピのコメディ演出の巧さには唸らされました。シリアスなわりに小ネタ満載の「マイノリティ・リポート」では「なんでこんなに悪趣味なの?」と笑うのをためらったものの(緊迫の追跡中、ロケットパックの炎でハンバーグが焼ける等)、今回の笑いはほのぼのしてて、実に気持ちが良かったですね。監視カメラVSトム・ハンクスや、グプタの曲芸などなど。この巧さが後半の感動にまでつながってれば、本当の傑作になったと思うんですけどね。 【ザ・チャンバラ】さん 5点(2005-01-17 21:20:09) (良:2票) |
79.この映画で一番話題になっていて、かつ見所でもあるターミナルのセットはすごい。これはもうセットというより実際にそのまますぐ使えそうなくらいの本格的建築物に見える。話のほとんどがその中で繰り広げられる人情コメディといったといった作品だが、あまりに薄い内容と甘くて突っ込みどころが多い話の運びにガッカリ。 すでに言われてること以外にも気になるところは多々あって素直に楽しめなかったのが残念だが、まるで面白くないというわけでもない。ハンクスが泣いたり笑ったりの奮闘振りで見せてくれるし随所に笑いどころもある。 実は一番可笑しかったのは監視カメラがハンクスの姿を追うところで、ロボットのようなカメラとそれに気づいたハンクスとのシーンは傑作だった。やっぱりスピルバーグにはスケールの大きなSFを見せてもらいたい、ということで次回作の「宇宙戦争」に期待してます。 【キリコ】さん 6点(2005-01-16 20:41:44) |
78.やられた。こんなに素晴らしい編集はないね。予告編に10点。 【つむじ風】さん 4点(2005-01-16 19:02:17) (笑:1票) |