133.ニーソンの演技が今ひとつというかふたつというか。原作を超えられなかったいい例の映画として残るかも。ただやはり細部にこだわった映像と描写、見せる雰囲気などは芸術大作として不動のものと言えるかもしれない。原作を読んでいなかったら9点つけるところだったが、ニーソンとラストに-2点。 【DeVante】さん 7点(2003-09-17 08:28:31) |
132.スピルバーグ、アカデミー賞、ホロコースト、・・・ということで何かと風当たりが強い映画だと思いますが、スピルバーグが正面からホロコーストを描こうとした映画ということで、素直に受け止めたいですね。ゲートに象徴されるドイツ兵達が犯した残虐行為を見て、人間の持つ原罪について考えさせられましたシンドラーのような俗人の善行との対比はあっただけに、よりそう思えます。 【虎太郎】さん 8点(2003-09-08 05:05:10) |
131.長年にわたりアカデミー賞を追い求めたスピルバーグが満を持して送り出した「人間ドラマ」で,「ナチス」による「ユダヤ人迫害」が丹念に描かれていたら,下心を感じるなって方が難しい注文ですよ.ナチスを冷酷に描けば描くほど,米国のユダヤ資本家におもねっているように見えます.また,スピルバーグの表現技術が巧すぎて,逆効果の印象を受けました.「さあ,感動しなさい.早く感動しなさい.」と訴えかけられているようで... |
130.殿堂入りの一本!重々しいです。高校の歴史、いや道徳の授業にぜひ採用して欲しいです。レイフファインズが見事に醜いナチ野郎を怪演しました。 【もりしげひさや】さん 9点(2003-08-08 03:16:15) |
129.「過去を思い起こすことが平和を作り出す」。ワイツゼッカー前独大統領の言葉です。戦後約60年経ち、戦争についての理解が薄まりつつある今日、史実を元にした映画の重要性を感じずには要られません。今後、語る人がいなくなった時、また繰り返されるのでは?、と考えてしまいます。語る人だけでなく、それを受け止められる次の世代がいなくてはなりません。自分は戦争を経験してはいませんが、悲劇を二度と繰り返されないない為に、与えられた知識を次の世代に繋いでいきたいと思います。 【sirou92】さん 10点(2003-07-30 23:50:36) |
128.最後、シンドラーがもっとたくさんの人を助けれたと悔むシーンは、鳥肌と涙が止まりませんでした。とても感動しました。ですが、映像が精神的にきつかったです...シンドラーは人間として最高だと思う。1100人も一人の力で助けたなんて... 【ボビー】さん 8点(2003-07-30 22:42:40) |
127.学校で見せられたのだけれども、話がだらだら長くて退屈だった。ナチの恐ろしさもテレビとか書籍とかで誰でも知ってる事ばかりで何を今更って感じだった。でもこんなことはもう繰り返しちゃあいけないって事が分かったし、レイフファインズ怖かった。 【mju】さん 7点(2003-07-29 12:49:58) |
126.公開当時に映画館で観たけど、世間で評価されるようには感動できなかった。ここで何人かの方が言われているように、史実に基づく戦争映画は勝者、敗者両方の視点が無いといけないと思うので、一方的な視点でつくられている本作はまじめに観る気がしない。 【じゃん++】さん 5点(2003-07-26 04:31:43) |
125.なんておぞましい時代なんだろうと見ていて嫌になってきた。今でもなくならない戦争や人種差別が、こういう悲劇をまたおこしてしまうのではないかと背筋の凍りつく思いがした。平和の尊さを知る為にもこの映画は必見じゃないでしょうか。シンドラーの偉業に涙! 【たむさん】さん 10点(2003-07-22 12:49:34) |
124.今日小説の方を読み終わった。映画は見せ方が上手かったし映画をたまたま見たのがきっかけで小説を手に取ったんだけど、鑑賞後の印象が薄い感があるかなぁ。例えばアーモン・ゲートが窓からユダヤ人を撃つシーンなんかは非常に印象に残っているのに、そういえばなんでシンドラーはユダヤ人たちを救おうと考え始めたのだろう? とか疑問がたくさんのこってしまってた。とはいえ、この映画を見て感動したのは事実なので8点。 【めろこ】さん 8点(2003-07-15 08:34:55) |
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123.あの赤い服を着た女の子はどうなるのだろう。上手く逃げ切れるだろうか。捕まらなければ、いいけれど。 【くるみぱぱ】さん 8点(2003-07-15 04:11:28) |
122.この映画封切り前からオスカー狙いとか散々コキおろされていましたが映画としての出来の良さはやはり1級品です。ただ歴史を色々勉強した人には批判も有るでしょう、私にも有ります。特に後半シンドラーが人変わりして行く所などは奇麗事に見えてしまいますし なぜドイツでヒトラーなどが台頭しああゆう戦争を起こしたのかが語られなければこの映画の歴史観は片手落ちな物に成ります。只の戦争映画として見るなら10点ですがユダヤ迫害の歴史実録映画としては3点ぐらいにさせて頂きたいです。故淀川氏がこの映画を見て激怒したそうですがなるほど分かる様な気がします。歴史は1方の側の論理だけで見ると非常なプロパガンダに成ってしまいますし歴史を知る人間から見ると非常に陳腐な物に成ってしまいます。それを理解してスピルバーグ氏はこの映画を作ったのでしょうか?それが私には非常に疑問です。 【一般人】さん 5点(2003-07-07 15:45:05) |
121.《ネタバレ》 スピルバーグ映画の中でも最高の傑作だと思います。映画を見た後で原作本も買いました。道路清掃(強制労働)のシーンで体の不自由な老人が撃ち殺されるシーンがあるのですが見ていて涙が止まらなかったです。恥ずかしながら小学校~中学・高校までナチズム(というかその権力構造)に憧れを持っていたのですが自分の人生がこの映画を見て180度変わりました。映像の力はすごいものだと今でも思います。DVD早く出ませんかねぇ。 |
120.観ておこうかな から始まって、観ておいて良かったなと思わせてくれた映画でした。 【クラリス】さん 10点(2003-06-25 10:32:43) |
★119.長いと苦痛なことあるし、モノクロだと退屈なことあるし、戦争もの苦手だし、と思って、長いこと手を出さずにいたのですが、「カラーパープル」などを見て、スピルバーグはむしろ社会派作品のほうがよいと思っていたので、あるとき思い切ってレンタルしました。やっぱりこれは見ておいてよかった。昭和20年代生まれのはしくれですから、ホロコーストに関する情報は折にふれ見聞きし、読んできましたが、文句のつけようのない描き方だったと思います。これから観る方には、ぜひスピルバーグに対する先入観を捨てて観ていただきたいですね。役者ではレイフ・ファインズが一番印象に残りました。私が見た彼の中では、今のところこれがベストアクトだったという印象。ナチスの残虐性を全身で表現しきった彼は、当時まだ若かったと思いますが、すごい役者だと思いました。 【おばちゃん】さん 8点(2003-06-20 22:13:17) (良:1票) |
118.見終わった後に面白かったと思いましたが、印象が薄いです。迫害ものの映画が多いせいでしょうか?ドキュメンタリーで見慣れているせいでしょうか?赤い服は印象的でした。 【omut】さん 6点(2003-06-20 09:02:09) |
117.強い政治的意図を感じさせる映画だ。制作年代から分かるように、これは国際ユダヤ勢力による統一ドイツに対する牽制に他ならない。俺達は忘れちゃいないぞ、というわけだ。監督にスピルバーグというユダヤ系映画作家の大物をかつぎだし、かれにアカデミー賞を与えるという見返りも含まれている。それまで玩具箱をひっくり返したような、お化け屋敷をかきまわしたような映画を作りまくり、商業的には成功したもののオスカーとは縁のなかったスティーヴへの功労賞でもあったろう。こういうことを認識していれば、とても評価する気になどはなれないのだ。 【茨息子】さん 1点(2003-06-18 00:13:48) (良:1票) |
116.自分としては途中で赤を使ったところや、終戦時の演説(アメリカ映画につきもの?)、最後に救えなかったと泣く場面などがワザとらしく感じてしまい、そこまで映画に入れなかったです。 【まんもす】さん 6点(2003-06-13 22:34:39) |
115.なんでDVDがいつまで経っても出ないんだろうか?誰か理由を教えて下さい… 【ナベキチ】さん 9点(2003-06-12 17:46:24) |
114.重く長い映画だが、素直に感動した。 ナチの党員であるシンドラー(リーアム・ニーソン)が、単なる儲けてやるぞの実業家から次第にユダヤ人救済へと傾いていく。しかも自分の資財までなげうち、自分の命まで危なくなるというのに。ラスト、シンドラーがシュテルンに支えられて泣き崩れる場面では、目頭が熱くなった。ただ、不満を言わせてもらうと、何でこういう男がこうも善人に変わっていくのかを、スピルバーグはうまく描き切れていない感じはした。ところで、故・淀川長治氏に言わせると、商魂(賞魂?)逞しく人の“まごころ”まで金儲けの道具にしてしまう映画商人スピルバーグ。 ・・・うーん、微妙。まあ、個人的には、作品としての出来映えまで否定したくありませんので、8点。 【光りやまねこ】さん 8点(2003-06-07 14:28:56) |