256.《ネタバレ》 前半は10点あげても良い。それほどに東宝のゴジラとは違うものを見せてもらった。今作のGODZILLAは一歩のストライドがとても長いので、人の目線のアングルの奥からニュッっと迫ってくる。近づくと上の方が画角からはみ出るようにフレーミングされていて、胴体が通過した後も尻尾が行ってしまうまで安心できない。このスペクタクル感というか、巨大感を演出する想像力と技術は、口惜しいけど日本のゴジラにはない。後半に入り、MSGで卵か孵ってからは、「ジュラシックパーク」の焼き直しになってしまって興味が激減する。最後に魚雷攻撃で死んだと思われていたGODZILLAが生きていて、ジャン・レノが運転する車と追いかけっこを始めると、どんどんと子供だまし感が漂ってきて、自分としては残念な映画になってしまった。あのミサイルは痛そうで、あんな殺し方はして欲しく無かったですね。まぁ、日本のゴジラとは全く違うものだったけど、面白いものを見せてもらったのは確かでした。 【アンドレ・タカシ】さん [映画館(字幕)] 5点(2008-12-23 03:51:28) |
255.映画館で見た。間違えて吹替えの方に入ってしまった。回りは子供ばっかりだった。でも迫力はあった。なんでこの点数。テレビで見てたら、もう1~2点低かったかも。 【ボクマン】さん [映画館(吹替)] 6点(2008-12-14 11:03:49) |
254.ハリウッド版ゴジラ。エメリッヒもとんでもないものに手を出したものですね。 日本人には絶対受け入れられないであろう作品です。そりゃあ日本でゴジラっていうと、あんなトカゲみたいな生物では無いですからね、当然です。 それを無理して差し引いても、全体のつまらなさはどうしようも無かったです。 【民朗】さん [地上波(吹替)] 3点(2008-08-05 01:10:43) |
253.よく言われることですが、日本人の描く怪獣は人間では対抗することのできない神に等しい存在で、一方ハリウッドのモンスターはやがて人間の力によって命を奪われてしまう存在。これをはじめて見た時は、ヘリや潜水艦からの攻撃、果ては歩兵の撃つ自動小銃からも逃げているゴジラの姿が印象的でした。最近公開された「クローバーフィールド」は日本の怪獣映画を参考にして作られたと言われますが、結局あれも軍隊の力でモンスターに対抗していたので、やはり怪獣の捉え方は日本独特のものだと思います。そんな特殊な文化的背景を持つ「ゴジラ」の製作ですから、エメリッヒも相当苦労したと思います。例えばゴジラの出自ひとつとってみても、不思議なことに日本人はあれが一体何者なのかということに説明を求めません。ゴジラが水爆実験によって復活した太古の恐竜という設定を知らない人は意外と多いのではないでしょうか?キングギドラの基本設定がコロコロ変わったり、最後のつがいが死んで絶滅したはずのラドンが次作に登場したり、ゴジラに息子がいたりしても何となく受け入れてきたのも、やはり「怪獣は人智の及ばない存在」という捉え方から来ているのだと思いますが、ハリウッドで映画化するとなればそれなりに納得できる説明が必要となります。批判の多い巨大イグアナという設定にしても、さすがに太古の恐竜という話を世界マーケットでそのまま押し通せるものでもないので、あれはあれで仕方のない方便だったと思います。そんな難しい映画化でしたが、前半は非常に巧く作られていて感心します。主人公が局地的な異変を辿りながらゴジラの存在に行きつく展開はこれまで製作されたどの続編よりも1954年版に忠実で、かつ退屈になりがちな序盤の前振りをここまで面白く撮っているのはさすがです。ミミズの突然変異を研究してる学者、テレビ局に勤める野心家の元カノ、愛妻家のカメラマン、保険調査員と称して事故現場に現れるフランス諜報部員と、普通ではちょっと思いつかない登場人物を配置してるのも面白く、かなりよく考えて作られた映画だと思います。ただしエメリッヒ作品毎度のことですが後半になるにつれ演出がグダグダになっていくし、ゴジラが軍隊から逃げ回るという同じような見せ場を何度も見せられたのでは飽きてくるし、せっかくの登場人物を活かしきれていないしと、明らかな問題点も指摘できるので、ここは5点という評価で。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(吹替)] 5点(2008-06-22 03:51:00) (良:2票) |
★252.だいたい予想どうりのGODZILLAだった。恐るべき怪獣であった初代『ゴジラ』のリメイクでありながら、ハリウッドらしく豪勢に、リアルに、そして見所を随所に散りばめたモンスター・アクション映画としてなかなか頑張っている。予想どうりであって、予想を超えてくれないのが残念だが。ニューヨークのビルの間をヘリが追いかけるシーンはシュミレーションゲームの画面みたいでココは見ていてバカバカしくなってくるのだが、マジソン・スクエア・ガーデンでちびゴジラ共(ミニラのような可愛さゼロ)に追いかけられるところはけっこう面白い。そしてアメリカ軍が弱いだけじゃなく徹底しておばかさんなのもいい。ほとんどコメディのノリ。巨額を投じてこんな悪ふざけしちゃうハリウッドはやっぱり凄い。ありきたりなシナリオにもう一工夫ほしかったところ。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-04-30 15:48:13) |
251.この映画を観て素直に面白いと感じてしまった私は、オリジナル版の『ゴジラ』を(当時)まだ観ていなかったのだが、果たしてここで低評価を下している人のどれくらいが本当に『ゴジラ』を観ているのだろう?これだけの映像クオリティで、日本でも新作『ゴジラ』を作って下さいよ。文句を言うのはそれからにしてほしい。 【フライボーイ】さん [映画館(字幕)] 6点(2008-04-29 23:07:23) (良:2票) |
250.《ネタバレ》 アメリカの映画館で公開初日(金曜日)1回目の上映を鑑賞。ガラガラでした。公開週全米ナンバーワンヒットの実体はこんなもんです。アメリカの新聞評では、「ゴジラが二回しか火を噴かない」と手厳しい論調だった。予告編が期待感を抱かせる素晴らしいものだったのに、本編はちょいとできの悪い怪獣パニック映画にしかすぎなかったと思う。それなりに楽しんで見たのだが、トカゲのようなゴジラに面食らったし、ミサイル打ち込まれたくらいでお陀仏とは。そこから不死身の大暴れをするのがゴジラってもんでしょうが。続編ありきの終わり方だったが、その後の企画はぽしゃったのだろうな。当時、トイザらスで山積みになっていたゴジラ人形は無事にさばけたのだろうか? 2008年6月15日追記;ひょんなことからドイツ語吹き替え版を鑑賞。「ゴズィーラ」の発音は英語とだいたい同じ。ドイツ語を話すジャン・レノが違和感ありまくりだった。でも、日本語吹き替えだって、ネイティブに言わせると、奇妙奇天烈に聞こえるだろうな。言葉はよくわからずとも、映像の力で十分に楽しく見てしまった。忘れているシーンが多かったぞ。 【ジャッカルの目】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 6点(2008-04-26 11:21:25) |
249.まさにアメリカ版のゴジラ。 日本のオリジナル版の訴えたことを無視し、エンターテイメント作品に仕上げている。 でもそこまで嫌いではないです。 【eureka】さん [ビデオ(吹替)] 7点(2008-03-02 01:39:32) |
248.ごめんなさい、ハリウッド化されて期待していた通りの出来だったので素直に楽しんじゃいました。走るし、泳ぐし、魚食べるし、卵産んじゃう。これはもう日本のゴジラとは呼べないが、映画館で観た当時はでかい怪獣がCGでリアルに表現されているだけでも大興奮でした。この技術で平成ゴジラが製作されていたらなあ。 【おすし】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-01-21 00:57:34) |
247.この作品の最大の失敗は、結局、監督のローランド・エメリッヒが「ゴジラに対して愛情が無かった」ということに尽きる。ゴジラに限らず、映画を作る以上は作品に登場するキャラクターに愛情を持つことは絶対条件なハズだ。しかし、この作品からはその愛情が全くといっていいほど感じられず、冷たい作風に仕上がってしまっている。もしこの作品にキチンとした愛情が込められていたならば、ゴジラのデザインが例えあんなトカゲもどきであったとしても、それなりに受け入れられるものになっていたのではないかとさえ思える。 【ドラりん】さん [映画館(吹替)] 3点(2007-03-16 00:08:38) |
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246.観た当時確か小学生だった俺の感想→「わーい、『恐竜』だ」 【ケ66軍曹】さん [地上波(吹替)] 6点(2007-02-25 13:41:38) (笑:2票) |
245.《ネタバレ》 火吐けるなら最初ッからそうしろよ。ゴジラ特有の重量感がまったくない。 ゴジラの怒りを買ってファイナルウォーズで本家ゴジラにボコボコにされたな。 【甘口おすぎ】さん [地上波(吹替)] 4点(2007-01-13 13:57:47) |
244.《ネタバレ》 これをゴジラと言われるとやはりつらいなあ。ミサイルがあたらないくらい早く走れるという設定もNGでしたし、卵が孵化してジェラシックパークになった時は??でしたね。日本のゴジラにも失望を感じていましたが、誰が作ってもゴジラはだめなんだと思いましたね。 【pokobun】さん [DVD(吹替)] 4点(2007-01-08 23:11:45) |
243.ゴジラは大好きなので、この映画は認められない。動きがめちゃくちゃ速くて火をはかなくて愛嬌がまったくない。違う題名で怪獣の名も別なら映画としては受け入れられ、もう少し評価ができる作品だと思う。なぜかアメリカの映画に出てくる巨大生物は皆リアルすぎたり、気持ち悪かったりする・・・この映画のゴジラも「ジュラシックパーク」に出て来そうだ。 【スワローマン】さん [地上波(吹替)] 1点(2006-04-28 00:06:39) |
242.初めて見たときあまりの酷さに映画の序盤で映画館から逃げ出してしまったという苦い思い出が(恥)……数年後、ビデオで借りてなんとか見ましたが、やっぱこんなのゴジラじゃない。何を考えてるんだか。アクションに力を注いでこんなになったのか。ゴジラという映画ではなく、別の映画として見るといいかもね… 【ラスウェル】さん [ビデオ(吹替)] 1点(2006-04-17 01:49:42) |
241.《ネタバレ》 どうもヒロインが好きになれないんだなあ…モトサヤってのもなんか釈然としない気が。アニマルは可愛いですね。空想科学読本で触れられていたように「あんな体重の生き物が走り回ったら、NYの地面はヒビどころじゃ済まない」ですよね。加えて、内湾に飛び込んだ時には「そんな深さねえよ!」と突っ込んでしまいました…。最終的にゴジラ一家が死ぬのもかわいそう。しかしこの映画での最大の見所は、なんと言っても小林丸!凄い!素敵過ぎるよー!!! 【えむぁっ。】さん [ビデオ(吹替)] 7点(2006-04-06 04:37:13) |
240.「ゴジラ」というタイトルに固執しなければ、観れる映画。単にハリウッド・メイクの怪獣パニック映画として見るとなかなかいいです。中盤まではテンポもよく、面白い。後半ちょっとダレる感じがあるのが残念。 【zinny07】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-11-21 18:47:05) |
239.速い!でかい!繁殖すごい!と三拍子そろったアメリカ盤ゴジラですが、なぜかもろい! 【maemae】さん [ビデオ(字幕)] 3点(2005-11-12 01:37:46) |
238.元祖ニッポン映画『ゴジラ』よりも面白い。やはりハリウッドだけあって本物志向だし『ゴジラ』みたいな子供騙しな特撮映画と違い迫力も本物。邦画発の三流映画でもプロがリメイクすると一流に変身するという良い見本。 【HILO】さん [地上波(吹替)] 8点(2005-11-09 21:32:42) |
237.少なくともオープニングから最初のNY上陸までは、平成ゴジラより遥かによくできていると思う。しかしそのあとがグダグダ。ゴジラとしてではなく映画として面白くない。最後は某映画の露骨なパクリだし。街を壊さず火も吹かないゴジラなんてゴジラじゃないという意見をよく聞くが、そもそもゴジラの本質ってそこではないのでは? 本質を失っているという意味では実は多くの和製ゴジラも同じではないのか? 色々と考えさせられる映画である。 【とかげ12号】さん [映画館(字幕)] 4点(2005-11-03 15:05:27) (良:1票) |