62.《ネタバレ》 うーん。正直全然面白くなかったです。そんなに複雑でもないストーリーを、わざわざ小難しく見せている感じがします。『お金に困っている主人公、正義と現金、どっちをとる?』というありきたりの天秤プロットが、なぜこうもわかりにくくなっちゃうのでしょう。 『フィクサー』という邦題を信じてしまったがために、マイケルのプライベートの割合が大きすぎると感じて、テンポの悪さを感じます。それにマイケルが優秀なフィクサーであるというエピソードが全然出てこないのも問題があります。周りの人間が口で言うばっかり。『奇跡の仕事人』とか、『君は優秀だ』とか。いやいや、そうじゃなくて、その奇跡の仕事人ぶりを見せてくれないと。正直マイケルがどれだけ優秀なのかさっぱりわかりません。それどころか『フィクサー』って具体的にどう、何をもみ消すのかもわかりません。 序盤で、マイケルの凄腕フィクサーならではのパフォーマンスを見せてくれることで、『おお、こいつはすげー奴だ』という先入観が生まれます。そうすれば、そのマイケルでさえ苦戦する農薬訴訟や、アーサーの説得、その他もろもろのエピソードをより感情移入して見ることができると思うんですよね。 冒頭のシーンなんか、個人的にはなくて良いんじゃないかと思えます。終盤で、『ああ、このシーンにつながるのか』って驚きがないから意味がない。むしろ爆発に巻き込まれないことを先にネタバレしちゃっているので、ハラハラもできない。 この作品は作り手の自己満足映画だと思います。まあ、創作物ってたいてい自己満足の世界ですが・・・ 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 3点(2019-09-27 12:36:44) |
61.なんの予備知識もなく機内上映で鑑賞。とにかく先の読めない映画で、そこを面白いと思えるかどうかで評価が割れそう。私は楽しめましたけど。ティルダ・スウィントンのオスカーは納得。余計な演技をしなかったクルーニーも偉い。映画の肝ですね。ところで「鑑賞環境」の選択肢に、機内上映がないのはなぜかしら。 【Gioachino】さん [DVD(吹替)] 7点(2018-01-08 22:30:05) |
60.《ネタバレ》 2016.02/21 鑑賞。プロローグが本編と全く関係ないように感じるが主人公の仕事への向かい方、性格等の描き方であれば粋がり過ぎ。一番理解できないのがドライブ途中の朝空けの平原の中で馬に魅せられ車から降り、一命が助かるシーンも必然性を全く感じないしただの偶然では面白くない。理解不足か? 《 ↓での説明には気付かずだった。最近は年齢の所為にしてますが洋画は一度の鑑賞では理解出来ず見落としも多く情けないです。でも映画の評価は直感的で良いと思うので・・。》 でも好きな上司のために自ら殺人に関与し犠牲になっていく女性を描くのは珍しい気がした。やはりアカデミー助演賞受賞は納得。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-02-22 18:31:48) |
59.《ネタバレ》 黒幕というより揉消し屋のお話で、緊張感は最後まで切れない。揉消し屋であるはずの主人公が交通事故揉消し依頼の顧客に投げやりな態度で接する。車を止めて丘の上の馬を見にいったら絶妙なタイミングで車が爆発し命は助かる。「何じゃこれ?」の冒頭だったが、4日前に遡って見せられて主人公の態度にも納得。馬の絡みも主人公の息子が殺された同僚弁護士に進めた本の挿絵が伏線になっていて、よく練られた脚本に納得。大企業の法務部本部長という地位にプレッシャーを感じて功を成すために必死な女が、失敗を恐れるあまり殺人依頼までしてしまう。その怖くて痛い女を演じた女優さんのオスカーにも納得。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-12-13 01:15:41) |
58.《ネタバレ》 ほかの方々が書いているように、ストーリーがよくわかりません。吹き替えで見たからわからなかったのかもと書いた人がいますが、私は字幕で見てもよくわかりませんでした。 ジョージ・クルーニーが全体的にテンションが低く(感情の起伏がなく)、困っているのか焦っているのか恐いのか喜んでいるのか悲しんでいるかが全然わからず、見ているほうとして、どう受け止めていいかとまどいます。ジョージ・クルーニーの演技力のせいではなく、映画全体が同じような感じ。おそらくそういう演出なのでしょう。だからラストの場面を見ても「してやったり」という感じがせず、もやもやしたまま終わります。なんか見たのが時間の無駄だったなと感じました。 【チョコレクター】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2015-12-11 14:02:11) (良:1票) |
57.《ネタバレ》 重厚だが、急転直下の結末にやや戸惑う。「フィクサー」(もみ消し屋)は原題ではないことが重要であって、原題は主人公の固有名(フルネーム)だ。つまりアイデンティティは、フィクサーという濁った、底なしに相対的な役柄にではなく、あくまで主人公自身にあり、「ピュアで絶対的な」ものによる、逆転の結末というわけ。 【ひと3】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-11-03 17:02:34) |
56.それなりに緊張感が持続していて、それなりに楽しめました。しかし、他の方も指摘しているとおり、草原の馬のシーンがどうしても解せない。なぜ草原に向かったのか(けっこう焦って運転していたような)、なぜ途中で停めたのか(そこが目的地だったのか)、馬に何の意味があるのか(シカやイノシシではダメなのか)、なぜ都合よく爆発したのか(偶然?)等々、疑問だけが残ります。しかも終盤で同じシーンが繰り返されるにもかかわらず、疑問には何一つ答えてくれません。だから逆転劇が繰り広げられても、カタルシスはなし。モヤモヤ感だけが残ります。日本映画によくあるように「詳しくは原作を読め」ってことですかね。 【眉山】さん [インターネット(字幕)] 5点(2013-12-10 02:21:57) (良:1票) |
55.《ネタバレ》 単純なお話のはずなのになかなか頭に入ってこない。吹き替えで観たからなのか、字幕で観た方が理解しやすかったのかもしれない。結局フィクサーらしい仕事を見ることはなかったですね。 【いっちぃ】さん [地上波(吹替)] 6点(2013-11-16 13:24:02) (良:1票) |
54.《ネタバレ》 地味で先が読めるベタなシーン(最後、女性をゆすってハめる)も少々あるが、映像の演出で素晴らしい映画。特に暗殺者のスタイリッシュな動き、時間軸をずらすのも一回と敢えて外すのがいい。馬のシーンは何かのめんどいメタファーなんだろが、それも気にならないほどハマりました。 【カップリ】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-08-13 18:09:09) |
53. こちらの理解力が足りないのか、内容が難しいのか、ストーリーが頭に入ってこない作品でした。 【海牛大夫】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-06-28 21:43:38) |
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52.《ネタバレ》 アメリカ大企業の暗部をテーマにした社会派サスペンス。無論、派手なアクションとかもなく淡々とストーリーは進んでいくのだけど、それでも練られた脚本のおかげで最後まで飽きさせずに観ることが出来た。そして、最後、家族の幸せをとるか、それとも正義をとるか、主人公は重たい選択を迫られる。そして、恐らく、極限まで思い悩んだだろうジョージ・クルーニー扮する主人公が、それでも自分の下した結論にむしろ満足気な晴々とした表情を見せるラストはとても感動的だった。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-04-24 19:01:54) |
★51.どういう話なのかよく分からなくなりました。 【K】さん [DVD(吹替)] 4点(2012-07-16 11:23:59) |
50.最初っから最後までそこそこ集中して観れる力の入った映画 おもしろい しかーし あまりに訴訟大国的な映画でなんとも黒い ラストもなんか 黒い 賞をいっぱい取ってるのもなんか 黒い ホントに黒い人たちはもっと黒くて あんなトンマな悪役ではないんだろな あーーーーーーこわっ おーーーーーーーーこわっ 【おでんの卵】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-06-26 10:57:15) |
49.《ネタバレ》 プレッシャーに負けておかしくなっちゃうトム・ウィルキンソンを観てると、『ネットワーク』のジョン・フィンチを思い出してしまいました。主役三人ともレベルの高い演技なので安心して観れましたし、あまり奇をてらっていない脚本も良かった。ティルダ・スウィントンも単純な悪女としてではなく、上昇志向に負けて自分でも信じられない様な悪事に走る弱い人間として描かれているところがポイントであろう。ただ、この手の企業悪を暴く題材は、そろそろ食傷気味であることも確かです。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-02-23 22:01:44) |
48.《ネタバレ》 良い映画でした。吹き替えと字幕と繰り返し観たのですが、なかなか練られていますよね。見事だと思います。最後のマイケルの逆襲もかっこ良すぎですよね、そのシーンだけでも巻き戻して観てしまったくらいです。家ではそうゆう観方ができるのがいいですね。 【sava1100】さん [DVD(吹替)] 6点(2011-01-29 17:46:21) |
47.《ネタバレ》 ○1度見ただけではすべて理解しかねる。また見てみたい。○ジョージ・クルーニーがかっこよすぎる。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-12-23 09:54:30) |
46.悪くは無いんだが、とことん地味。そんな印象。 【のははすひ】さん [DVD(吹替)] 5点(2010-09-25 01:01:34) |
【HRM36】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-07-08 08:45:47) |
44.ちょっと内容のわかりずらい映画です。主人公がやばい仕事をしている、というのはわかりましたが。ジョージ・クルーニーは相変わらず格好良いです。 【lalala】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-12-25 16:23:36) |
43.《ネタバレ》 冒頭の数十分は何が起きているのかよく分からず、分からないままに明るくなりつつある夜明けの空をバックに美しい馬が登場し男前の主人公が車から降りて馬に近づくと車が爆発という実に謎めいたシーンが映し出され、ここで唐突に過去シーンへと変わる。この冒頭シーンが再登場するのは映画が終わりに近づこうとしている頃であって、結果から言っちゃうとここから主人公はようやく戦うことを決心するというか、せざるを得なくなるわけで、かと言ってここから映画が始まるわけではもちろんなく、この後あっという間に終わってしまうわけである。要するに映画の大半で主人公はどっちつかずの曖昧な立場にいる。曖昧な立場でいる様々な理由がこの映画のほとんどを飾る。金とモラル、組織の中の一人であることと一人の人間であること、そして父親であることの間で揺れる主人公。たしかにそれらの葛藤はじゅうぶんにドラマとなる。だけど退屈なのだ。冒頭の爆発シーンのせいでいらぬ期待を抱いてしまっているせいだ。あれが無ければこの主人公の決断にいたる過程を楽しめたのではないだろうか。殺し屋登場の乾いた恐怖感はもっと増していただろうし、何よりも謎を共有する主人公にもっと共感できたであろう。脚本家ギルロイ、脚本に溺れる。そんな感想を持った。ティルダ・スウィントンが光っていた。 【R&A】さん [映画館(字幕)] 6点(2009-11-09 17:08:16) (良:1票) |