2.大名作。しかも3行で感想など書かせないような深い映画。
演出も素晴らしい、単純に怒鳴ったり殴ったり号泣したり殺したりする臭い映画じゃない。
いちいち説明がないのでわからない人にはピンとこないと思う。
ただ、「わかってしまった」感受性の強い人は号泣だろう。
あえていうとカエルノウタの歌詞がさまざまな問題を暗示します。
「墓標に花を手向け
僕らはこの先へ行こう」
ラスト・レターに託された真実。
すごすぎる。
あと少女たちの仕草、一挙一動。 これ全部監督の指導があったでしょう。冷徹に計算されつくされた指導。
さすが岩井俊二。