172.《ネタバレ》 期待しただけに緊張感のないB級二時間サスペンスが展開されたのにはがっかりしました。脚本というかストーリー自体は面白そうだっのですが、なんでこんなつまらないんだろう。特に二人の心理面をえぐっているようにも見えませんでしたし、これで「境遇の違う二人を対比させて、~~のテーマを提示した作品だ」なんて言われてもねぇ。浅いでしょ。 僕には単に「ストーリーはまぁ適度にアクションや銃撃戦混ぜて最後はハッピーエンドで」という悪いハリウッド的な姿勢が出ていたようにしか見えません。 脚本は穴がありすぎます。挙げるのも面倒なくらい。 ロスの夜景も別に目新しいものでもないし、車を引きで撮ったり顔をアップにしたり、どこかで観たことのあるヒマつぶし映画でした。 ただジェイミー・フォックスは良かったです。トム・クルーズも無表情の中にふっと表情を見せるところが一番の見せ場だったように思います。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 4点(2007-09-14 23:35:41) |
171.《ネタバレ》 ストーリー設定が素晴らしかったです。ロスの美しい夜景を背に、任務のためには手段を選ばない非情な殺し屋と夢を持ちながらも煮え切らないタクシー運転手の二人の男の思いの交錯を上手く演出していました。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-08-11 23:12:52) |
170.やっぱりそうなっちゃうのね、なんて感じで先が読める展開だったけどそこはそれ。設定が面白くてまずまず楽しめました。レンタルではロングヒットしてるらしいですが、確かに納得できる作りになっている感じがします。 【kinou】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-08-04 11:21:11) |
169.トム・クルーズはやはり主役でありながら、共演者にくわれる。ジェイミー・フォックスはよかった。 【あるまーぬ】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-07-24 22:49:28) |
168.ロスの一夜をお洒落に描いている。最後にドタバタと終わるように感じられ興をそがれたが。 【小鮒】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-05-08 23:02:12) |
★167.コラテラルという言葉を英和辞書でひも解くと『二次的』『副次的』 とかいまいちピンと来ない言葉が出て来る。 こんな聞き慣れないタイトルつけたもんだから余計に考えちゃうじゃないの。 なんか他にないのかと思って詳しく調べてみたら『巻き添え』という言葉が出てきた。 なるほど~巻き添えねぇ・・・でもこれじゃあストレート過ぎるよねぇ。 2人の主人公の内の1人、タクシー運転手のマックス。 将来、独立して高級リムジンを購入し自分の顧客を得て金持ちになろうと 夢を見つづけて12年も経過してしまった所謂負け組の典型的な一例だ。 対してもう1人の主人公、トム君演じる殺し屋のヴィンセント (トム君にしては珍しい悪役でしかも実年齢より老けた役) は己の信念を貫き通し成功の為には手段を選ばない現実主義者であり 世に言う勝ち組のセオリーを体現している人物だ。 この負け組と勝ち組の象徴の様な2人がひょんな事から 一晩を共にしその結果その後の人生が『二次的』『副次的』に 変化するという事の暗喩として繋げているという訳なんですな。 プアな英語知識しか持ち合わせていない私の様な 一般的な日本人にとっては中々分かりづらいタイトルだったけど 邦題にアテてもこれ以外のタイトルはアテづらいというのが 全編を見通して納得しちゃいました。
いやぁそれにしても序盤に乗り合わせた女検事アニーとのプチロマンスが どんな風にストーリーに絡んでくるのかと思ったら 最後の最後で・・・まぁこれ以上は見てのお楽しみってやつですかね。
マイケル・マンって監督、前にも【ヒート】でデ・ニーロと パチーノの2大俳優を配したクライムアクション映画を撮ってたけど こういうタイマンを張った映画を創らせたら右に出る者はいないって感じですな。 久々に正統派クライム・サスペンスを堪能させて頂きました。 ・・てな訳で率直な評価として8点献上。 【sting★IGGY】さん [DVD(吹替)] 8点(2007-05-01 17:38:37) (良:1票) |
166.コヨーテの登場シーン、この映画の中で異様に浮いているが、最も好きなシーン。私には何を訴えているのかわからなかったが、心に響いてくるものが確かにあった。最初は殺し屋が語る人生哲学(実行に移せ)がメインテーマかと思ったが、殺し屋の顛末やコヨーテのシーンを見るに、饒舌な殺し屋のセリフは一番に言いたい事ではないのでは、と思った。この奥ゆかしい感じ好きだけれど、面白いとは思えないのでこの点数で 【サイレン】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-04-03 02:56:35) |
165.《ネタバレ》 まず設定が面白いです。殺し屋とタクシードライバー、そんな二人が主役。マックスはホントに巻き添えですね。あそこでヴィンセントを乗せなければ何もなかったわけですから..。シカトしてればよかったのに。話の方はテンポが良かったです。二時間というのもちょうどいい長さですね。退屈と感じませんでした。あっという間に、ラストでのトム・クルーズのターミネーターへの変身。「首打たれてすぐ立ち上がるって...」と思ってる間に、ラストシーン。静かに終わっていく感じは好感が持てました。伏線もいい感じでいきてましたし。 【ちゃじじ】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-03-07 18:18:15) |
164.スリリングな感じが良かったです。運転手の考えがだんだん変わっていく(まとまっていく?)様も見ていてワクワクさせられました。最初からは予想も付かない最後を迎えましたが、見終わった後はいい映画を観たという感じになりました。 【SAKURA】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-02-20 23:42:05) |
163.《ネタバレ》 あんな人ごみで銃をブっ放つアホな殺し屋がいるのか?「いままで失敗した事はない」だと~嘘つけw空撮した夜景の美しさだけが印象に残る映画でした。 【Junker】さん [映画館(字幕)] 5点(2007-02-02 22:20:42) |
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162.期待はずれもいいところ。最近トムクルーズの映画は相性よくないなあ。 【pokobun】さん [DVD(吹替)] 3点(2007-01-09 00:27:16) |
161.マイケル・マン監督、トム・クルーズ主演ということで映画館へ。頼むから俺を感動させてくれ、と念じつつ見るも、期待はずれだった。どこが悪いと指摘するのは難しいが、面白さが足りなかった。ジェイミー・フォックスは好演していた。 【ジャッカルの目】さん [映画館(字幕)] 4点(2007-01-08 14:47:51) |
160.主人公が暗殺者になりすまし、資料を取りにいくシーンが最大の見せ場であったように感じた。 【六爺】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-12-16 23:27:42) |
159.全然期待してなかったのでよかった。 Audioslaveの曲、妙にあってました。 トムクルーズの殺し屋、確かにまぬけなところもありますが、 行動するまでの判断が早い。 かっこいいじゃないですか? |
158.《ネタバレ》 前日に「ニック・オブ・タイム」を見ており、そこはかとなくシチュエーションの似た作品を二度続けて見てしまいました。さりながら、同じ巻き込まれ型タイプの作品でも、こっちの方がランクは下でした。ストーリーが一直線で、どこにも捻りがなく、最後はご都合主義的にヒロイン(?)が狙われる展開になるなんて、期待はずれもいいところです。脚本はまるでダメでも、丁寧に作ろうとしていたスタッフ側の意思は垣間見えたので、そこまで悪印象というわけではないのですが……。 【K】さん [DVD(吹替)] 5点(2006-11-25 23:42:54) |
157.「プロの殺し屋なのにマヌケ過ぎる」という意見があるけど、んでもゴルゴ13みたいな完璧な殺し屋の方がむしろ非現実的なのであって、本物の殺し屋はこんなもんじゃないの?(知らんけど、多分)と思い、別に違和感は感じませんでした。それに一晩で五人殺さなくちゃいけないって依頼がそもそも大変な仕事なワケで(・・・今フト「最初から一人じゃなく、複数の殺し屋を雇えば確実だったんじゃないの?」って思ったケド、まぁ、良いじゃん。世の中には気付かない方が幸せなことも、たくさんあるのよ)。僕はマックスが依頼人の前で開き直るシーンが良かったです。後は・・・何人もの方が熱いレビュー書いてらっしゃるからまぁ、良いや。クールだけど熱い映画です。 【ぐるぐる】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-11-15 19:42:14) |
156.この映画はファイト・クラブの銃撃版なんだと解釈しました。ケンカ映画の外見をとりながら実は生き方に説教たれるのがファイト・クラブでしたが、本作も同様にハードボイルドという外見をとっていますが主題はそこになく、流されるままに生きている主人公が殺し屋という強烈な存在と対峙し、人生観が一変するというのが本当のテーマだと思います。主人公を演じるのはエドワード・ノートンにジェイミー・フォックスという小市民の匂いを漂わせる演技派。そんな主人公と対峙し、人生を変えるかっこいい曲者を演じているのはブラッド・ピットにトム・クルーズという、圧倒的なカリスマ性に溢れた大スターです。やさしい顔立ちのトム・クルーズは殺気に欠け、殺し屋役には本来向かない俳優だとは思いますが、小市民の人生の前に立ちはだかる悪のカリスマを描くのに彼のスターオーラは不可欠なものであり、監督もそれを求めてあえてキャスティングしたのだと思います。そんなカリスマが人生の哲学を語りまくりますが、コラテラルの説教の方が現実的で身につまされる思いがしました。自分で開業したいと思いながらも決心のつかない主人公に対する強烈な説教。「開業したければいつでもできるはずだ。下らない人生を生きてる自分への言い訳で夢にすがってるだけだろ?このままでは下らないまま人生が終わるぞ」。この映画の真髄はまさにここにあったと思います。主人公だけではない、見ている私たちのほとんどが図星にならざるをえない強烈な説教。善良だが平凡なタクシードライバーが殺し屋に連れ回されるという話もすべては主人公の人生観を変える寓話としての状況設定に過ぎないと思うのですが、この説教を単なるセリフとして特に感じることもなく流してしまうと、映画の本質が見えないまま「ムチャクチャな話だったな」で終わると思います。マイケル・マンが監督したおかげでハードボイルドとしてはあまりに穴だらけすぎる脚本でも及第点の仕上がりになっていますが、その完成度のために人生観を変えられた男という主題がかえって見えづらくなっているので、良かったんだか悪かったんだかって感じです。「何か変なアクションだったな」という印象しかなかった方は、視点を変えてもう一度鑑賞されることをおすすめします。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(吹替)] 8点(2006-10-31 22:28:00) (良:2票) |
【3737】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-09-22 20:58:15) |
154.COLLATERALの意味は? 担保物件か。 筋書きおよび人物設定が、非人間的暗殺者と夢見る平凡なタクシー運転手等面白いが それだけのサスペンスもので心に残るものは無い。 【ご自由さん】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2006-09-02 14:53:20) |
153.《ネタバレ》 ○マックスとヴィンセントの設定の妙が素晴らしく、その二つが激しく交錯する場面には感動すら覚える。○ヴィンセントの殺人に巻き込まれた可哀想なマックスとして話は始まるが、徐々にマックスが慎重で、見栄っ張りな人間であると分かるようになってから話は面白くなってくる。○一方ヴィンセントは人の心を持っていないが、仕事(殺人はもちろん良くないが)に対しては真面目に取り組む男である。○これが同じ職場の上司と部下ではなく、タクシー運転手と殺人犯であるところが面白く、マックスはヴィンセントに勝手に教育され成長してく。特にフェリックスへバックアップを貰いに行くシーンは素晴らしい。やればできるんだと自信がついた頃、マックスがヴィンセントに一般論や人の心をもって説教するが、叶わぬ夢や女性に及び腰のマックスへヴィンセントが叱咤すると、マックスはもう怖いものなし状態へ突入。○彼の象徴であったタクシーを破壊し、数時間前に出合った女性を殺人犯から救い、ヴィンセントを冒頭の地下鉄の話そのままに全員が他人のロスに走る無人運転の地下鉄へ眠るようにやっつける。○終盤にかけてうまくいきすぎな向きもあるが、エンターテイメントとしてもマイケル・マンが得意の銃撃戦も盛り込み、見事な夜景とおしゃれな音楽をバックに盛り上がる。○個人的には、ジャズの即興の良さをヴィンセントがマックスへ教えるシーンの後に、マックスが「今夜のように?」と言っている場面があったが、あれはセリフ化しなくても、ジャズバーに来たってだけで十分だったかな。○にしても夜中に定期的に観たくなる中毒性がこの映画にはある。 【TOSHI】さん [映画館(字幕)] 10点(2006-08-31 15:34:41) |