34.モータウンサウンド好きなんで、もう聞いてるだけでってゆうか見てるだけで目頭が熱くなってしまった。欲を言えば当時のミュージシャンを彷彿させる人やグループがもっと出てきて欲しかった。ジャクソン・ファイヴはいたけど、CCはスモーキー・ロビンソンか。途中まで「主役はエフィ役のJ・ハドソンじゃん」とか「アメリカ版キャンディーズ物語?」とか思って見てたけど、歌唱力も存在も迫力満点で前へ前へ出るハドソンと、存在感を抑えても抑えても隠し切れない美しさを放ってしまうスーパースター・ビヨンセ、この二人のバランスがとても良かったと思う。エフィがカムバックを掛けてしっとりと歌う“One Night Only”と、ディーナがそれまで抑えていた気持ち、ソウル、喉を存分に爆発させる“Listen”には特に心を撃たれた。 【ちゃか】さん [映画館(字幕)] 9点(2007-03-15 17:33:12) |
33.《ネタバレ》 出だしからわくわくするような場面の連続。表面的な豪華さと裏の安っぽさの描かれ方がよかった。エフィの体調が悪くなった原因が最後になってやっとわかったカーティスがこれからどうするのかというところで余韻を残して終わったのも単なるハッピーエンドでなくよかった。 【HK】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-03-14 14:21:52) |
32.曲とパフォーマンスはすごく良かった。カメラワークは近年希に見るひどさ。ストーリーはそこそこ。よってこの点数。J・ハドソンの存在感は☆☆☆。ビヨンセが☆。J・フォックスはゼロ。オスカー獲って以来、パッとしませんね。 【shoukan】さん [映画館(字幕)] 6点(2007-03-12 23:40:52) |
31.自己顕示欲、嫉妬、裏切り、支配と従属、独裁、孤独etc、どの国にも通じる人生の教訓が アチコチにちりばめられていて、参考になりました。 弱い人間では上まで登っていけないが、自分の主張をゴリ押しし続けると、周囲は離れていき孤立する。 古今東西、同じですね。 【しまうまん】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-03-11 13:58:42) |
30.ジェニファー・ハドソンがとにかく素晴らしい。最初はモータウン風のフランクリン・シスターズって感じですごく楽しめたし、彼女の抜けた後の現代風シュプリームスもよかった。ジェニファー・ハドソンの歌はまさにアレサ・フランクリンのゴスペル調のボーカルスタイルを彷彿とさせ、さすがにシュプリームスの中には入れられないかなと思うが、それはそれで十分楽しめる。それよりも何よりも、ステージシーンにも増して、ミュージカル仕立ての部分での彼女の「うた」がとにかく響きまくっていて、その響きの倍音が僕らの肌を粟立たせ、胸をぐいっと掴んでくる。彼女の状況語り、心理語りの「うた」が伝える響きこそが、実はこの映画が描きたかったことそのものではないだろうか、とさえ僕には思えた。 全編に響き渡る「うた」は、その浅薄なシチュエーションを越えて、僕らにある種の「身体的な意味性」とも言うべき感動(それはジャッキー・チェンのアクション映画から受ける感動にも似たもの)を訴えかける。それは従来の映画における分かりやすく意味の通った(そうであることを求められる)セリフ回しという映画的常識、その不自然なリアリティを方法論的に(自覚的に)変容してみせるのだ。(例えば、市川準『東京夜曲』で描かれる人々の会話が、その聞き取り難さ故に、各人の「ためらい」という身体性をリアルに表現するのと呼応する) 改めて言えば、『ドリーム・ガールズ』こそは、今、僕らの物語に求められる「身体的な意味性」を、映画的なコミュニケーションを、「うた」の響きによって体現している方法論的に革新的な映画なのではないかと思うのだ。(これこそがロックやソウルの感動であり、物語との融合である) それには言うまでもなく、ジェニファー・ハドソン抜きにはこの映画を語れない。これは彼女の映画なのである。。。と、ビヨンセとエディ・マーフィーを忘れてはいけないか。もちろん、ビヨンセのとことんまでダイアナを表現してみせたポップセンスも素晴らしい。エディ・マーフィーもJBというか、ピケット風なシャウトあり、マーヴィン風のメロウサウンド、且つポリティカルソングもあり、マーヴィン&タミー風なデュエットあり、いろんなスタイルが楽しめて、MTV時代のParty All The Timeの軽いノリとは全然違う、彼の奥深さを感じた。これだけ感動できて、楽しめるんだから、この映画は傑作でしょう。やっぱり。 【onomichi】さん [映画館(字幕)] 9点(2007-03-11 11:15:22) |
29.ミュージカルというよりは舞台の上で普通に歌を歌うシーンやレコーディングのシーンでの歌が多く、会話の中で音楽の入るミュージカルならではの演出が他に比べると少なかったように思います。どちらかといえば音楽モノというジャンルの要素が強い気がしました。あと映像面では正直魅せられる部分がほとんどなく、かなり甘い気がします。しかし挿入される音楽は一つひとつがとにかく素晴らしいですね。2時間以上の上映時間をまったく感じさせない展開も相俟って総合的にはいい映画だと感じさせられました。 【Thankyou】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-03-11 02:26:37) |
28.《ネタバレ》 「キャデラック」という歌のレコーディングのシーン、実際にチェーンや車の部品を鳴らして音を入れていたけど、そういうエピソードって、CDじゃなくレコードの時代には、よく聞いたような気がします。ラストはなんだかなあって感じなんだけれど、とにかく歌に圧倒されて、あらすじの良し悪しなんてどうでもいいやーって感じに。セリフを言っていたはずの人が急に歌い出す映画に、抵抗のない人にはおすすめ。 【豆治】さん [映画館(字幕)] 6点(2007-03-11 01:20:34) |
27.ドリーミングで贅沢な2時間。小奇麗に仕立てられた擬似シュープリームスでも、そんなことはどうでもよくなるほど聴き惚れ、見惚れてしまう。性格的にはちょい苦手なエフィも歌っている時はその場を支配する力を持つ。才能が人格を超えてしまっている人なんか芸の世界には珍しくもないのだけど。初登場時にはビヨンセとわからぬほど垢抜けないディーナのあでやかに磨かれていく様も目のごちそう。D・グローヴァーとE・マーフィのわかりやすいキャラに対して、J・フォックスが観客に与える印象は一様ではないように思う。カーティスが嫌いな人もそう言い切れない人もいるだろう。善悪の括りだけでは語れない、ショービズの人間の複雑な内面を細やかに描いて上手い。彼の愛した太陽と月のように違う2人の女性シンガー、でも本当はどちらが太陽で月であるのかはわからない。 【レイン】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-03-10 20:03:33) |
26.ビヨンセってこんなに美しい人だったのか・・・と。エディ・マーフィーも嫌いではなくなりました。キラキラときれいで、観終わった後の後味がよい映画でした。 |
25.ミュージカル映画にはよくあることだが、歌に頼りすぎて映像と映像の繋ぎの歯切れが悪い。結果、ストーリーも歌も中途半端に感じられる。特に終盤はジェニファー・ハドソン演じるエフィにもっと焦点をあてて欲しかった。最近のミュージカル作品の中でも、ミュージカルである『意義』がしっかりとしている作品なだけに、とても残念。悪役を演じきれていないジェイミー・フォックスを除いて役者の演技は抜群に良いし、編集次第ではもっと面白い作品に仕上がったと思う。 【こばやん】さん [映画館(字幕)] 5点(2007-03-06 21:31:04) (良:1票) |
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24.時代考証に手間暇かけるのがめんどうだったんだね。 【Snowbug】さん [DVD(字幕)] 0点(2007-03-05 01:29:45) |
23.エディマーフィーって役者だなあーー。 ミュージカル映画の中では抜群に面白かった。自分の好きな時代の曲がモチーフになっているからかもしれません! 【february8】さん [映画館(字幕)] 6点(2007-03-04 21:15:17) |
22.《ネタバレ》 ミュージカル映画なんて、歌が全てで、ストーリーなんか陳腐でぜんぜん構いません。 前評判どおり、ジェニファハドソン、エディマーフィ、どちらの歌も良かったです。 特に、ジェニファは、助演女優というかほぼ主演ってくらいの存在感を出してました。 ビヨンセもかわいいし、どの歌も聴き応えがあって、充分に見る価値があると思います。 (ここからネタばれです) ジェニファの兄を演じた役者さん、私の兄にそっくりなんですが、そのそっくりな兄ことccが、長く絶縁していた妹に「お前にしか歌えないんだ」ともってきた歌がワンナイトオンリーって、、、どうなの、兄ちゃん??この歌詞あてつけ?くらい思いますよ? 自分の兄を思いうかべて考えました。私なら、殴るね、きっと。 【なつこ】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-03-04 00:41:16) |
★21.私は昔から「シュープリームスよりはスリーディグリーズ」ではありましたけど、眩い歌の世界は最初から鳥肌モノでしたね。もう冒頭の世界だけで描いてくれればそれで充分、物語とかいらない、とか思っちゃいました。まあ、そうはいかないでしょうから、成功とそこから生まれる影のドラマが描かれてゆく訳ですが、その部分はどうも今ひとつピンと来なかったかなぁ。散文調で一本芯を通す部分がなくて、それは舞台のミュージカルのスタイルにはありがちなのですが、映画としては脚本に芯を与えて流れを作って欲しかったな、と。観客に注目ポイントの選択肢のある舞台と違って映画って決まった映像だけをキッチリ見せるものですから、案内役不在だと意識が映画から離れる瞬間が生まれてしまって。でも、ソウルって何よ?ファミリーとかブラザーとか言うけど、言葉に縛られてるばかりじゃないの?っていう、内省的な意識は、ちょっとグッと来ました。劇場の音響が少々過剰気味な上に、ちょっと盛り上げ過ぎじゃない?って曲が多くて、最後にはぐったりって感がなきにしもあらずでしたが・・・。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-03-03 21:52:13) |
20.なんか思ってたたより普通の映画だったかなー。ただビヨンセはめちゃくちゃ可愛かったww。 【ネフェルタリ】さん [映画館(吹替)] 6点(2007-03-03 21:50:25) |
19.《ネタバレ》 いやぁ~圧倒されました!何に?ってもちろん、歌唱力にですが。モータウンサウンドって言うんですか、この手の雰囲気大好きなんです!幼少の頃、“シュープリームス”が 日本語で唄った歌を覚えていて、黒人の女性ってカッコいいなぁと思ったのと同じ気持ちで観ていました!あ、知らなかったんだけど、ミュージカル仕立てなんですね^^; 私は大好きだけど、隣の夫がヒイてないか心配しちゃいました。でも、あまりの歌の迫力に、感動してぜんぜんノープロブレムでホッとしました(苦笑)ゴージャスで、キュートで、切なくて・・・ビヨンセの美しさと、ジェニファー・ハドソンの歌・・・また、ジェイミー・フォックスの野望やエディ・マーフィーの上品じゃないパフォーマンスぶりもとても良かったデス。久々にDVD発売が待ち遠しい~と思った作品です。 【らふらんす】さん [映画館(字幕)] 9点(2007-03-02 08:14:14) |
18.しょっぱなから鳥肌立ちっぱなし。ものすごいパワーでガンガン歌いまくる前半、中盤からしっとりしたバラードが多くなって少し退屈したが、皮肉にもディーナが歌い上げる「ワンナイトオンリー(ディスコヴァージョン)」でまた復活した。そしてエンドロールまで一気に進む。ビヨンセもいいが、さすがジェニファーハドソンは素晴らしい歌唱力で、この映画では彼女が主役としか思えない。 【おっちょ】さん [映画館(字幕)] 9点(2007-03-01 21:36:27) |
17.名曲揃いですね。時代を感じさせる振り付けは、いちいちポーズがとてもキマっていてカッコ良かった。舞台下からせり上がって来るトコなんか特に華麗でライヴシーンは全部楽しめましたね。ジャクソン5もどきもウケました。エディ・マーフィーは自らの人生に通ずる役柄で運命的だった。まだまだ老け込むには早いのでもうひと頑張りしてもらいたいモンです。ジェニファー・ハドソンさん、アカデミー賞受賞おめでとうございます。つぶらな瞳、逞しいずんぐりむっくりブリからして、どう見ても千葉ロッテ・マリーンズのハワイアンパンチことベニー・アグバヤニに見えてしまって私は困っちゃいました。 【ロカホリ】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-02-28 21:24:42) |
16.《ネタバレ》 「だらだら歌ってる。それはそれとしてまあ楽しい」。結局曲に対する印象が散漫になるくらい執拗にたくさんの曲を長く長く聞かせてくれる。そのどれも質が高いとは思う。ジェニファー・ハドソンも粗削りだけど尋常じゃない実力を感じさせてくれたし、エディ・マーフィも驚くほどよかった。 だがドラマが安っぽい。憶測だが、制作側が俳優陣に演技指導しすぎた上に、あまりに効率よく切り貼りし過ぎたために、かえって物語の弱さが目立った。たとえばエフィが仲間たちに見捨てられるところ。コメディかと思うほどの唐突感がある。人間ドラマに踏み込んではみたが、中途半端に終わってしまったのが惜しい。当時の音楽に思い入れが深い場合は別だが、その追憶なしに、一般人を感動させる力という面から見ると厳しいものがある。 【nadiend】さん [映画館(字幕)] 6点(2007-02-26 17:52:04) |
15.普通にセリフを欲しいところが歌になってしまう、ミュージカルは苦手ということが判った。 |