41.改めてオリジナル版の完成度の高さを確認してしまった。どんなに撮影技術が進化しても脚本がダメだと、人を感動させることは出来ないんですね。映画は心で作るものだと教えてくれている作品なのではないだろか? 【憲玉】さん [DVD(邦画)] 3点(2007-02-11 00:31:57) |
40.なんだか期待がそれなりにあったばかりにがっかりだった。CGもいまいち迫力がないし(映画館で見ていればよかったのか?)、話も盛り上がりに欠ける。これが去年の邦画興行収入ベスト5に入ると聞くと邦画に勢いがあるのかないのかわからなくなる。 【HK】さん [DVD(邦画)] 5点(2007-02-05 20:08:32) |
39.言いたいことは他の邦画と大体同じようなものなので、もう言いません。唯一言うと、草なぎと柴崎の恋愛主軸になってしまってる気がする 【ラスウェル】さん [ビデオ(邦画)] 4点(2007-02-03 15:26:36) |
38.内容に関してはちょっとツッコミ所満載だけれども、自然災害の驚異、恐怖を映像で存分に感じられた。リアルに日本は地震が多く、これまでの歴史をみても地震で命を失った人が大勢いる。そう考えちゃったりすると、そんじょそこらのホラー映画なんかよりも全然怖いです。 【rainbow】さん [DVD(邦画)] 8点(2007-02-03 15:16:39) |
37.《ネタバレ》 全体的に緩急がないというか、低調でぱっとしないですよね。この出来事をあまりに作品としての視点がひいき目で見すぎというか、もっとハラハラさせる要素がほしいんですよ。いちいち説明の文章がテロップで入ってきて、まるで教育ビデオみたいな作りにしてるのもマイナスですよね。あんなテロップの内容はどうでもいいんですよ。どうしても伝えたいなら台詞で入れないと。よく出来てるなと思うシーンもあるにはあるんですよ。山の斜面での道路が陥没するシーンとか、ベタ展開だけどよく出来てたなと思う。だけど草なぎ君と柴咲コウが出会ったらそこでテーマ曲が流れるとかさ、ああいうのはナシにしてほしいんですよ。もっとね、パニック映画っていうのは、「怖さ」が大事なんですよ。怖さの演出がこの作品には全然ないのね。辛口ばっかりになっちゃったけど、あの有名な作品をリメイクするチャレンジ精神に6点献上しておきます。 【あろえりーな】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-01-31 17:15:33) |
36. 柴咲コウがハイパーレスキュー隊員として出てきた段階で嫌な予感がしましたが最後までツッコミどころの多い作品でした。樋口真嗣監督が関わっている作品をここのところよく見るようになりましたが、監督やる前にもう少し脚本を勉強したほうがよいような気がします。 【海牛大夫】さん [映画館(邦画)] 5点(2007-01-02 12:06:44) |
35.《ネタバレ》 昭和版も見ているが、なかなかの面白さだった。見所はやっぱり特撮で阿蘇山の噴火、熊本城の破壊、東京都心の陥没、灰に包まれる名古屋など名シーン多し。昭和版は東京大地震以外特撮的な見所が少なかったので(だからドラマ版が製作されたわけだが)、この点は素直に良かった。また、平成「ガメラ」でも随所に見られたニュース描写はさすがTBSが協力しているだけある。特に地震の震度表示が日本列島全体に表示されるシーンは恐怖さえ覚えた。 ただ反対に本編の方は若干不満は残る。もう、いろんな人が突っ込んでいるので今更言うまでも無いが、「登場人物がウロチョロ」「恋愛描写が稚拙」「函館の謎の観光客」などのシーンは違和感あって、せっかくの緊迫感が台無し。特に恋愛描写の稚拙さは、同じ原作者の「さよならジュピター」を見ているようだった。これは監督のデビュー作「ローレライ」にも言えたことだが、豊川、国村、石坂の脇を固めた役者陣がいなければ、完全に人間ドラマは破綻していただろう。まぁ、その分豊川の田所博士は昭和版の小林桂樹とはまた違った味を出していて、良かったけれども。 とにかく、不満点は散見されるものの、映画館を出て素直に「面白い」と言える出来で良かった。邦画にもこれぐらい上質なエンターテインメントがコンスタントに出てくれば、現在の邦画好調の流れも持続するのではなかろうか。 【ドラりん】さん [映画館(邦画)] 9点(2006-12-20 00:18:41) |
34.「ローレライ」に続く実写アニメの第二弾という印象。 設定といい、カットといい、ご都合展開といい、 もうアニメ臭プンプンですから。 (リアリティより俺の萌えを優先するという感じで) 主演二人もどうせラブコメだろ~という観客の予想を 裏切るストイックな配置にしてほしかった。 せっかく日本が舞台なのだから、 当たり前のように享受している平和な日常のありがたみを もっと感じさせてくれる映画になってたら良かったのに。 唯一良かったのは主題歌くらいかな。 草薙君は主役という器じゃないし、柴咲さんも「やる気ある?」 と今回は思ってしまった。 【ひろほりとも】さん [映画館(邦画)] 4点(2006-11-29 09:02:26) |
33.バスや飛行機などのパニックものの場合、そこに居合わせていない自分がいます。どこか他人事。地球全体に及ぶ災害の場合は、スケールが大きすぎて恐怖心が麻痺。それに、人類が滅亡するなら、あがいてもしょうがないとも思ってしまう。その点、本作の“日本列島が沈む”という災害は、要するに大きな地震。極めて現実的です。特撮の迫力は十分満足できるレベルで、とてつもなく恐ろしいものに感じました。国土を失うこと=国を失うこと。国に属していることの恩恵を、日本人であることの有難さを痛感しました。国に属し、国土があることはそれだけで本当に幸せなんだなと思いました。(別に“右”っぽいことを言う気はないです。もっと純粋に国というコミュニティーを尊重しようということ。)そんなことを考えるきっかけとなっただけでも、本作は自分にとって意義ある作品でした。ドラマ部分の薄さや物語のトンデモぶりを差し引いても。 【目隠シスト】さん [映画館(邦画)] 6点(2006-10-24 19:16:21) (良:2票) |
32.オリジナルが公開された当時と大きく世界が変貌を遂げた現在、刻々と加速する社会情勢に我々は否応なく向き合わなければならない今だからこそ、この再映画化の意義はあると思う。物語の骨格は基本的に同じだが、主人公の男女のラブロマンスを中心に据え物語を肉付けしていく事で、ドラマに一段と厚みと膨らみをもたらせている。その事は作品世界の描出力に実感が乏しく、所詮ホラ話の域から脱していなかった前作と大きく違う点で、テーマが自然な形でより鮮明に浮かび上がる密度の濃い脚本はリメイク最大の成果だと言える。前作では到底表現できなかった視覚効果もCG技術の進歩で大部分が可能となり、その出来映えはハリウッド大作と遜色ないほどだ。特徴的なのは、絵葉書等で見慣れている日本の代表的な景観が次々とその姿を変貌させていくショットだろう。その効果はミニチュアの建造物が崩壊していく事以上にインパクトがあり、実感を齎せている。未曾有の大災害という意味でハリウッドが9.11ならば、我国では1.17を作品に色濃く投影させているのは至極当然であるが、破壊スペクタクルとしての映像表現が抑え気味なのは、一説によると震災被害者に配慮したものらしいが、むしろそれが映画全体のバランスを保つ事となり、結果的には功を奏したのだと言える。自己犠牲という地球規模の解決方法を採用する事で、パターン化されたハリウッド大作の名残のような味わいのする作品だが、そこに至るまでの伏線の張り方や主人公たちの様々な想いが納得する形で描かれている為、決して唐突で場当たり的な印象はしない。パターンを踏襲する以上は、そのあたりをきっちりとわきまえると言う事が基本姿勢にあるからなのだろう。ラブロマンスがベタベタとしたものにならないのも主人公二人のキャラがそうさせているのだろう。中でも柴咲コウはこういった活動的で男勝りの役柄が似合う女優で、男たちの世界で一段と光彩を放つという、まさに適役であり、どこまでも冷静なイメージの草彅クンとのコンビネーションは快調そのものだ。夕暮れ時、二階の物干し場で語合う二人の姿に、私などは名作「世界大戦争」での市井の人々の終末観を思わずダブらせてしまったが、平穏な日々が戻ってきた事を、ツバメの巣で象徴的に表現するなど、本作はハリウッドのスタイルに拘りを見せながらも、どこまでも純粋な日本映画なのである。 【ドラえもん】さん [映画館(邦画)] 8点(2006-10-15 18:00:29) (良:1票) |
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31.《ネタバレ》 期待して観に行ったわけじゃないけど、これはキツかった。的を絞らずに話が進むし、全体的にテンションが低い(テーマ的にしょうがないかもしれないけど)から退屈。予告編はいい出来だから、それだけ観れば十分ですよw 【ヴィン】さん [映画館(邦画)] 3点(2006-09-16 02:51:38) |
30.「CG技術が発達したから、今はこんな事も出来るんだぞ~」って見せ付けられた感じがする。 映画を楽しむというより、映像技術の進歩を確認する作品。う~ん、久しぶりにガッカリした。しかし、久保田の曲はGOOD! 【tonao】さん [映画館(邦画)] 4点(2006-09-15 21:10:21) |
【栗頭豆蔵】さん [映画館(字幕)] 2点(2006-09-11 19:13:47) (笑:1票) |
28.確かにつっこみ所満載でしたが、小野寺さんの最後のシーンにはとても心打たれましたし、守ってくれる人がこの世に一人でもいてくれるって素晴らしいことなんだと改めて思いました。ただ日本沈没なんてスケールの話にするとなんか辛口になるんですね。奈良の大仏・・・東大寺から飛び出しちゃったんですね。きれいなお顔でしたね・・・。 【ぼちぼちさん】さん [映画館(邦画)] 6点(2006-08-22 17:09:42) |
27.『アルマゲドン』のスケール小さい版ってとこでしょうか。でも日本がテーマな分、私にとっては感情移入しやすかったです。熊本城が壊れたり、阿蘇山が噴火したりと、地元が出演してくれたのはうれしかったですし。恋愛シーンは少なかったですけど、適度な感動はもらえました。(あくまで適度ですけど。) 柴咲コウさんの最初の登場シーンもかっこよかったです。でもそれ以外は… 主役であるはずの草彅剛さんと柴咲コウさんの出演時間が短くなかったですかね。だから恋愛での感情移入はほとんどできなかったし。それに草彅さんは車やバイクもないのに、あちこちに現れてたし。あの災害状況下で、どうしてあちこちに移動できるんですかー。不自然ですよー!! あっ、それと大地真央さん。あなたが出ていることを知っていたのに、私は真矢みきさんだと思って見てました。すみませんm(__)m しかし、あなたの最後の演説にはちょっと感動しました。他のシーンはほとんど良いと思えるシーンはなかったのに。あなたのおかげで日本は救われました。それから 木村多江さん。あなたに至ってはどこに出ていたかもわかりませんでした。エンディングで名前を見かけたときにはビックリしましたよ。えっ!?どこで???おもわず帰ってからインターネットで調べましたよ。そしたらあんな役で出ていたなんて。あの役を引き受けるなんて、さすがですね。ほとんど包帯巻き状態で、顔の一部分しかわからなかったじゃないですか。それにしてもあんな予告編見せられたら、見たくもなるじゃないですかー。それにあの劇場公開用の大きな看板。『ゴジラ』の看板かと思いましたよ。この2つは良い出来ですね。 【mako】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-08-09 13:41:37) |
26.《ネタバレ》 N2爆弾で新聞紙をぶっちぎるように岩盤を破壊するんだ!…ってそれができるなら最初からやりゃいいじゃん。なんで思いつかないんだよ。潜水艦も他の国の借りろよ。そんな博物館の使ったらそりゃ死ぬよ、くさなぎ君も。くさなぎ君がかわいそう。起爆装置もできればあんな絶壁に作らないで欲しい。 【コダマ】さん [映画館(字幕)] 3点(2006-08-06 23:42:32) |
★25.《ネタバレ》 ひどいですね。大金と最新映像技術を注ぎ込んでも、脚本が駄目なら全てが駄目になってしまうという良い見本となってしまいました。オリジナル脚本ならまだしも、これは小松御大の『日本沈没』であり、樋口監督をはじめスタッフたちの怖いもの知らずの度胸に恐れ入ります。 もはやストーリーとも呼べない物語と、リアルを目指したつもりが滑稽にしか見えないシークエンスの数々。これを作るだけの大金を用意できるなら、海洋研究なりSpring-8の運営費なりに使ってほしいものです。樋口監督お得意のVFXも「見せる」という作りには至っておらず、細切れブツ切の挿入なので作品のテンポの悪さとも相まってさらに見苦しく感じてしまう結果となっています。 監督は阪神淡路大震災のことを意識したそうですが、避難所の体育館の夜中みんなが寝静まっている時間に大声で小野寺と玲子の母が話しているシーンとかがあるあたり、この人は震災の現実や世間の常識を本当に理解しているのか疑問に感じました。本当は3点くらいにしようと思ったのですが、大作を作ろうとして見事に失敗したその勇気を讃えて…。でも、もうこんなの作るなよ。 【トト】さん [映画館(字幕)] 5点(2006-08-05 14:51:29) |
24.父親がどうしても観たいというので孝行のつもりで観に行きましたよ・・・.日本のいたるところでえらいことになってるのに,くさなぎくんいろんなところにワープして登場しすぎじゃん? 交通網とかどうなってるの?? しばさきさんそこで「抱いて・・・」はないでしょう.石坂浩二マッハで死にすぎ.あー,もー,書ききれません.でも隣で父親は号泣していたのでよしとするか.. 【ひろすけ】さん [映画館(字幕)] 2点(2006-08-04 01:20:34) |
23.《ネタバレ》 子供の付き添いで鑑賞しました。細かなアラの部分を差し引いても良く出来た作品で嬉しい誤算でした。未曾有の災害により日本の国土が消滅してゆく過程でどれ程の恐ろしさ、悲しさが一人一人にあったかを細かに描かなくとも、廃墟の列島、日本を後にする人々の姿が想像させてくれます。日本国政府や国際社会からの視点を深く掘り下げていない事は、かえって色々考えさせてくれるので本作では正解だと思います。自然の力にひれ伏さなかった結末にも満足できました。 |
22.「日本の超大作映画」というだけで、「駄作」とほとんど決めつけても決して行き過ぎではない「確率」というものは確かにある。が、しかし!この映画は、多くのそういう映画とは一線を画す見事なスペクタクル映画だったと思う。 オリジナル作品も数年前に観ていたが、明らかにそれを超える出来栄えだった。リメイク作品としては非常に珍しい。 この映画は迫力のVFXが最大の売りである少し古風な言い方をすれば「特撮映画」である。実際ストーリーなど二の次でも構わない(いや別にストーリーも悪くはなかったが)。 崩壊していく日本列島を描き出した「特撮」に確固たる感情の揺れを覚え、涙が溢れた。それだけで、この映画の価値は高い。 日本映画の「特撮」はようやく「感動」を紡ぎ出せるレベルに達した。いや“戻った”と言うべきか。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 9点(2006-08-01 22:29:47) (良:1票) |