147.《ネタバレ》 主人公が亡くなった後、葬式で職場の人がみんなで頑張ろうと、その場では盛り上がるが、職場に戻ったら元の木阿弥というのがとっても悲しい映画でした。 【腰痛パッチン】さん [ビデオ(邦画)] 7点(2006-12-26 11:07:35) |
146.とても良かった。”生きる”ことの意味や、今を大切にすることを考えさせられた。こういうことは他の映画やいろんなことでも考えるけど、また新たなものを考えました。ただ、主人公の声がよく聞き取れない(主人公の性格とはいえ、ブツブツと…)とか、葬式のシーンで少し飽きてしまったとかがあるので、満点まではいかないです 【ラスウェル】さん [DVD(邦画)] 7点(2006-10-25 23:32:25) |
145.これは本当に重いけど、でも凄い映画です。志村さんの捨てられた子犬のような目が何とも印象的です。癌と知って自暴自棄になってもおかしくない所を、部下との交流からやるべき事を模索する辺り、何とも真面目な生き様そのものだなあと思いました。ただ終盤の葬式での回想シーンはエピソード毎に区切らず、公園作りに奔走した渡辺さんの行動を一気に見せた方が感動は倍増したかもしれません(公園を作るシーンは全く無いのが意外でした)。あと部下を演じた小田切みきさんのハツラツとした表情が凄く可愛いなあとか思ってしまいました(チャコちゃんケンちゃんのお母さん役の方なんですね!)。あと黒澤監督の作品は、台詞回しが舞台調で皆常にオーバー気味な演技ですので、そこらへんは特に気になりませんでしたが、黒澤監督は志村さんにもう少し肩の力を抜いた演技を期待したみたいですね。。ちなみに志村喬さんがモーガン・フリーマンに似ているという声をよく聞きますが、モーガン・フリーマンの方が志村さんに似ているんですよね。是非「七人の侍」の時に志村さんが見せた照れた時の仕草、頭を撫でつつ微笑で「いやー、かたじけない」をモーガンに日本語でやってもらいたいです。 【まさかずきゅーぶりっく】さん [DVD(邦画)] 8点(2006-08-13 13:55:15) (良:2票) |
★144.人は生きてる間は、自分の死や生に対して結構無頓着な生き物なんだなぁと思いました。 【あしたかこ】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-07-31 03:31:22) |
143.たまらない。さすが何回も鑑賞するには、気が重い。救いが無いようで有るが・・・ 2008.11月 3回目鑑賞。 【ご自由さん】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-07-13 21:37:31) |
142.《ネタバレ》 確か、高校生の頃に見ました。この手の映画を面白いと思える素地がないのに(アクション映画ばかり見てた)、最後まで目が話せませんでした。“ゴンドラの唄”のシーンを今でもふと思い出すことがあります。 【なみこ】さん [CS・衛星(邦画)] 10点(2006-07-05 23:16:01) |
141.前半は楽しく見れました。ただ、渡辺が亡くなった後の葬式のシーンから面白味が無くなった。まず、演技が下手。説明を淡々としていたという感じを受けた。(←黒澤映画で感じる事が多いです。) 【はりねずみ】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-06-09 01:23:34) |
140.この手のお話というのは数多くあると思うが、他の作品とは一線を画していると思う。志村喬が演じたはっきりと物が言えない不器用な男だからこそ、彼の苦しみや自分の生きがいを見つけてからの姿に心を打たれたのかもしれない。葬式の席での市役所の人間模様ものすごく醜悪でどうしようもなさで満たされているけれど、これがおそらくほとんどの人に当てはまる姿なのだろうか。 【思込百遍】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-05-28 21:43:48) |
139.つ、つまり、その・・・。いや、しかし、その・・・。ほ、本当によく食べる女性だと、その・・。 【ケンジ】さん [DVD(邦画)] 8点(2006-05-23 20:49:36) |
【ホットチョコレート】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2006-05-21 07:27:17) |
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137.自分も何か趣味や生き甲斐を見つけよう、と少し考えてしまいました。 渡辺と同様、簡単には見つかりそうもないし、もしかしたら出合えないかもしれない。 けれども鑑賞後の自分に、言い現せないエネルギーみたいなものが漲った。これだけは確かです。 【weber】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-02-19 18:32:50) |
136.《ネタバレ》 自分は果たして人生が残り短いことを知って、 こんな生き方ができるのだろうかということを考えながら観ていました。 多分、自分は仕事を辞めて死ぬまでの間は遊んで暮らすでしょう。 しかし、この主人公は残りの人生を仕事に捧げ、とても自分には できないなと感じ、感動した。役所の怠慢ぶりを皮肉に描いた部分も 出ていて、そういうのは昔から変わっていないのだなと感じた。 【すごろく】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-02-18 21:56:48) (良:1票) |
135.《ネタバレ》 志村喬さんがやるべきことを見つけた瞬間に、背後で行われている誕生パーティーで“ハッピーバースデー~♪”と歌われているのがとても象徴的だなあと思いました。主人公はそれまでは生ける屍で、やるべきことを見つけた瞬間に真の意味で生まれたのですね。美しい場面、忘れ難い絵がたくさんある名作だと思います。公園で水を飲む志村さんの横顔が目に焼きついて離れません。 【藤堂直己】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-02-12 03:24:06) (良:1票) |
134.こういう哲学的な内容はついていけないところがあります・・・というか私の乏しい感性のせいで平均点を下げてごめんなさい。いい映画であることは分かるんですが、終始ひきつけられるところがありませんでした。 【H.S】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2005-12-18 14:49:28) |
133.命短し恋せよ乙女。紅き唇褪せぬ間に。黒澤映画の中で一番好き。課長さんはね、ミイラ。 【Vanilla】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2005-12-16 19:40:29) |
132.《ネタバレ》 葬式の後役所の人間がやってやると盛り上がってるシーン、こいつら絶対なにもしないと思いました。一人手を合わせていた男でさえなにもできないと思ってました。案の定職務に戻ると前と何も変わらず、立ち上がるだけで何も言えない。これが人の本質だと思います。公園であんなにも多くの子供が遊んでいること、それだけで十分でしょう。息子に癌を告白しようとした瞬間、強い口調で財産の話をされたのは痛すぎます。小津作品での家族観といい、薄情な子供を描くのは先の時代を読んでいたのでしょうか。 【アンダルシア】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-12-12 00:31:00) (良:1票) |
131.《ネタバレ》 渡辺の「生」が、今まさにはじまろうとした、次のナレーションが「その五ヶ月後、彼は死んだ」。それまでの90分間で彼の苦悩を見せつけたあと、こうくるのです。そしてはじまる通夜での問答。志村喬をはじめ、俳優陣のハマりっぷりに感動しました。左卜全の、あのキャラクターは国宝ですよ。この映画に10点つけなくてどれにつけるんだ! この映画を観た誰もが人間を愛し、美しく生きることの素晴らしさに気付き、少しの反省をして欲しい。そんな期待をする僕は単なるロマンチストか? いや、これこそがヒューマニズムだ!! 【ようすけ】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-12-03 00:57:50) (良:1票) |
130.突然通夜のシーンに切り替わる後半部分が、ちょっと役人批判の色が強過ぎてちょっとついていけなかった。渡辺課長を見習って生まれ変わろうと決意した部下たちの顛末は、皮肉が利いててよかったです。それにしても本作の志村喬には狂気すら感じますね。怖い。 【とかげ12号】さん [ビデオ(吹替)] 7点(2005-11-20 17:54:49) |
129.いよいよ学生卒業を控え、サラリーマン化が目と鼻の先に迫ってきた俺ですが、そんなモラトリアム終了の時期にこの映画を観れてよかったです。 自分は「いまを生きよう」というめっぽうポジティヴな言葉を、笑顔でのたまう人間に偽善的なものを感じる人間です。でもこの映画は、要するに、そういうことじゃないでしょうか。 自分の「死」を目前にしてやっと自分の「生」の空っぽさに気付く。それが愚かとかどうとか言うつもりはない。そんなもんなんです。それは葬式後の市役所のシーンにも表現されてるいると思います。運良く気付いたとしても、やっぱり日常に埋没してしまい持続することは困難です。それでも「生きる」という平凡な営みは、何をしなくても、逆に言えば何をしても続いていきます。それは特別なことでも何でもない。 この映画を観て「いまを生きよう」と思うのは勝手です。が、1時間、1日、1週間、1ヶ月、1年と時が経ったときに果たしてその気持ちは持続しているでしょうか。してるわけない。この映画の記憶も曖昧になっているでしょう。いま見えている景色は、自分次第で美しくも醜くも見える、ということは分かってはいても、なかなか変えられないんです。 この映画が伝えたいことは、「人間なんかそんなもんや」という絶望を知りながらも、決して腐らず、決して投げずに、生きていく。そして人生の区切り区切りに改めてそのことを再認識して、自分がいま抱えている問題が何なのかをはっきりさせること、ではないでしょうか。これは薄っぺらい「いまを生きよう!」なんかより、もっと静かで深くて強い衝動です。 そしてこの映画は「生」と「死」という究極の相対するものを軸にして、さまざまな「明」と「暗」を描いています。その「暗」から目を背けることなく、かつ「明」への希望も捨ててはならない。モラトリアムの最後の夏の自分は、この映画を観てそう感じました。 またいつか、どこかの節目で必ず観ようと思います。 ちなみに志村喬さんの声はめちゃくちゃ聞き取りにくいですが、DVDで借りると字幕モードに切り替えられます。助かった。演技はえらく仰々しいし、テンポも遅くて少しイライラしますが、是非観てください。あと、これを観てから「キッズリターン」(北野武)を観ると、ずいぶんと見方が変わるんじゃないでしょうか。というわけで、8点。 【708】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-10-31 12:47:28) (良:1票) |
128.人間ドラマを描いた映画の最高傑作。やはり人間ドラマを描く場合、主人公はごく普通の人が一番いいとつくづく感じさせられますね。だけど世間的に高い評価を獲得している志村喬さんをはじめとする俳優陣の演技があまりにも過剰で、作りこんでいる感じが鼻についてしまい、-2点。ストーリーは個人的にツボをえているだけに残念 【ジャザガダ~ン】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-10-30 01:59:17) |