★6.これは当時の大日本帝国にとってイヤミな映画ですよね。「戦争や国家のせいで、彼女達はこんなにも可哀想」とでも黒澤が言いたげな雰囲気が全編に濃厚に漂っています。「お年頃の彼女達にボロ着せて、こき使いやがって」って。しかも作品としての出来も悪くありません。背景に何があろうと、明るく健気に働く若い女性達がみずみずしく描かれています。しかし何故、不幸な状況下で明るく元気に振舞う若い女性って、こんなにも可愛く愛しいのであろうか?思わず抱きしめたくなっちゃった。アレ?やっぱこの映画は国策映画として成功しているのかも。ウーン難しい。 【水島寒月】さん 7点(2004-02-20 04:32:01) |
【ボーリック】さん 4点(2003-12-10 22:29:13) |
4.国策映画ですよね、これ。無理やり作ったという感じで、観ていて痛々しいです。 【のほほん息子】さん 2点(2003-10-31 02:37:39) |
3.戦争高揚映画、にもかかわらず、まぎれも無いクロサワ映画。エッセンスはすべて詰まっている。1944年制作である。この後、日本は敗戦するのだけれど、どういう運命をたどろうと、クロサワはクロサワであり続けただろうと確信させてくれる1本。この映画に出会えたことに感謝。 |
2.黒澤もこんな戦時協力作品を作ったのね。当時の様子は分かるけど、女性映画だし後の黒沢作品とは異質な感じです。でも監督にとってはこの作品の主演女優と結婚したから記念的な作品でしょう。 【キリコ】さん 5点(2003-02-08 14:35:21) |
1.戦前の映画ですよこれ。いやー、この頃の女性はみんなこんな感じだったのかなぁー、、、。 【あろえりーな】さん 6点(2003-02-06 21:11:42) |