272.気持ちわるさを上回るような「品」も「美意識」も感じられず。 【ETNA】さん 2点(2004-01-21 15:38:36) |
271.《ネタバレ》 強烈な印象をもって登場するメイスンのレクター狩りが物語の主軸で、謎解きも社会性も殆ど皆無なシンプルな作りで見せる。登場人物たちが端役に至るまで全てが味わい深く飽きさせない。メイスンの異形さと憎めない悪役ぶりや、レクターのスリとの攻防、脳を料理する場面など、邪悪な嗜好を満たせてくれる。陳腐で低俗な内容な筈が、緻密な脚本作りや美しい背景などの効果で風格ある仕上がり。悪趣味な残酷描写が売りの映画の多くがそういった点で失敗するのに対し、この映画がやり遂げた事の功績は大きい。レクターが不愉快な人物ではなく、殆どがレクターよりの視点で描かれる為、殺人場面も罪悪感なく楽しむ事ができる。 【マーメイド】さん 10点(2004-01-21 07:28:31) (良:1票) |
★270.羊達の沈黙に残酷シーンやイタリアの豪華な映像などビジュアル面はアップしたが、心理的な怖さ等はダウンした作品。レクター博士の殺しの美学みたいなものを掘り下げたかったようだが、続編だけにくどさだけが残ってしまった。所詮、猟奇殺人犯の心理なんて常人には理解不能なんだから、博士は台詞を減らして、観客に想像させるようなミステリアスな存在に描いて欲しかった。 【わーる】さん 5点(2004-01-20 21:58:17) |
269.原作があまりにもグロいので、どんなふうに映像化するのかと思ったら、意外とこぎれいにまとめていましたね。フィレンツェの街のシーンが美しいのと、パッツィ刑事がなかなか良い役どころを演じています。 【エンボ】さん 8点(2004-01-19 01:54:47) |
268.《ネタバレ》 真夜中に友人と映画館を出た後しばらく、「やべえ、レクター最高!」とぎゃーぎゃー騒いだ記憶がある。酷評されているのは後で知ったけれど、私にとっては期待には一応答えてくれる出来でした。とにかくまたレクター博士に会えて良かった。うを!アンソニー・ホプキンスってこんなに色っぽい雰囲気が出せるの!?とその色気にゾクゾクしてしまったり。そしてレイ・リオッタのあの姿は生き恥。怖いとかエグいとか以前に、恥ずかしいって。他人に内臓とか脳みそとかを引き摺り出されて晒すのって想像しただけで恥ずかしいですよ。検査で大腸1,5m奥までずずずいっとカメラ入れて医者に診てもらった女が言える話ではないですが。何にせよ、レクター博士は相変わらず気品が漂っていて素敵だった。 【ひのと】さん 8点(2004-01-13 15:33:32) |
267.何故ジョディが降りたかがわかる気がする。今回は気持ち悪さが押し出されすぎて、レクター博士の品の良さや、羊達の沈黙での朝靄のかかったような、独特の雰囲気が無かったように思う。期待しすぎたのがいけなかったのか・・。ゲイリー・オールドマンがあの役を受けたことに4点献上。ある意味ではよくやった。あれを観て、誰もゲイリーがやっていると一目でわかる人間はいないだろう。そんなゲイリーに乾杯。 <追記>後で知ったのですが、ゲイリーは監督に惹かれため、原作も台本も読む前に役を受けたのだとか。たまには顔のない男もいいかな・・って言うことで、クレジットもするつもりはなかったらしいのだけど、彼曰く「ハリウッドだもん、秘密厳守は無理さ(笑)」だそうです(^^;; 【深海】さん 4点(2004-01-10 00:39:37) |
266. 原作者が何と言おうとレクター博士が出てくる以上「羊たちの沈黙2」という見方で良いと思います。10年経過し、レクター博士も老いてしまったのでしょう。 【映画の味方】さん 5点(2004-01-09 15:29:57) |
265.前作に比べてドキドキ感が薄いような気がします。きしょさは上かな・・ 【ピニョン】さん 7点(2004-01-06 23:18:02) |
264.原作ちょっとしか読んでないので変わったところとか(ラストは違うらしいですね、カンペキに)よくわかりませんが、映画はおもしろかったです。レクターの残虐性と人間性を両方見た感じでした。主役交代でジュリアン・ムーアのクラリスになりましたがそんなに違和感なかったです。ああ、唯一原作で覚えている、冒頭のレクターの少年時代の出来事を描いて欲しかった・・・(でもMカルキン:レクターで若き日のレクター映画化されるとか) 【HΛL】さん 8点(2004-01-05 01:52:29) |
263.周囲の低評価に反して意外と面白かったです。グロいけど。 |
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262.《ネタバレ》 テレビ放送では例のシーンはカットでしたね。あの人がゲイリー・オールドマンだったのには驚きました。 【長尾 景虎】さん 7点(2003-12-26 19:23:46) |
261.《ネタバレ》 恐くないですよ。恐がらせようと、脳みそ食べたって無理ですよ。それを子供にあげたって無理ですよ。 |
260.本当に評判悪いですよね。でも、好きです。ジャンカルロ・ジャンニーニもレイ・リオッタも哀れで哀れで...くくく...止まらな..かったよ...な、な、な、..ゲロが(←す、すいません。僕って最低) 【nizam】さん 8点(2003-12-23 12:54:37) |
259.どうしようもなくてジュリアン・ムーアだったのだろうが、抑え切れない『単なる』色気が非常に邪魔。あれだけの特殊メイクなら、G・オールドマンでなくても良かったろうに。原作のメイスンの残虐性を表現するためにはオールドマンの名前が必要だったのかな。 …兄貴がレイ・リオッタにそっくりなので、不愉快さが倍増したのかもしれないが。 【日雀】さん 4点(2003-12-21 19:08:44) |
258.アレはアレ。コレはコレ。わたしゃジュリアンがピンチヒッターでよかったと思っている1人ダス。 【3737】さん 8点(2003-12-21 13:24:51) (良:1票) |
257.なんかデリカシーのない映画。私の中で、二度と見たくない映画ワーストテンの上位に食い込みます。せっかくの格調ある画面、風景が、ベチャ!とパカッ!(見た人なら、擬音だけで理解して頂けると思いますが)の2つで台無し。サスペンス映画として見てもスキマと穴だらけで、せっかくのジュリアン・ムーアの頑張りが虚しい感じがします。あと、鑑賞環境の問題、っていうのもあったのかなぁ。都心の大劇場で見ていたら多少なりとも印象が上がったのかも。THXってどんなモンよと、わざわざ郊外のシネコンまで行ったんですけど、庶民的なスーパーの中にあるシネコンで、見終わってなんだか安っぽい気分になっちゃいました。つーか、レクターさん、抗生物質や化学合成されたモノたっぷり摂ってる生き物食べたら、絶対に具合悪くなりますよ・・・。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 4点(2003-12-20 13:21:53) |
256.《ネタバレ》 どうしても原作とのラストの違いが気にかかる。レクター博士とクラリスをつないでいたものが、クラリスの単なる羊の鳴き声という暗い記憶というだけではなかったはず。もっと本質的に惹かれ合っているからこそ、彼女はレクター博士を救うのではないのかな。そう考えるとああも簡単に暗い世界をクラリスが断ち切ることにどうしても違和感が。まあ、原作のラストはハリスだから出来たのかもしれない。ふつうはやっぱりちょっとね。そう考えると腕を切るか切らないかというシーンで、うまく最後を処理していたようにも。これはこれで一つの結末なのかもしれない。 フィレンツェの街の描き方は、リドリー・スコットらしかった。そこはやっぱり並の監督との違いでしょうか。 クラリスを演じたジュリアン・ムーアも、ジョディー・フォスターが全作を演ってたことさえ思い出さなければ、とてもよかったと思う。ジョディー・フォスターに足りなかった、タフさを彼女は持ってたし。でもどうしても比べてみるとなあ。なんか見た顔がいるなあと思いながら、ジャンカルロ・ジャンニーニだとずいぶん後まで気づかず、つまらないおっさんがシブすぎるなあと思いながら観てた。 【clown】さん 6点(2003-12-17 05:35:14) |
255.「羊たちの沈黙」の続編である以上、観客が前作と比較して今作を観るのは仕方ないし、そういう見方をすればやはりマイナス点は多いと言える。だが、もし前作から距離をおいて観ることができれば、今作は非常にクオリティの高いサイコサスペンスと位置づけられるはずである。何と言っても、リドリー・スコットのよる崇高なまでの映像美は流石である。ヨーロッパの街並みを悪魔が暗躍していそうな怪しい美しさで包み上げている。そしてそこをまさに悪魔であるハンニバル・レクターが闊歩するシーンは怖ろしいまでの完成度の高さである。 【鉄腕麗人】さん 8点(2003-12-16 19:52:15) (良:1票) |
254.クラリスがジョディ・フォスターだったら10点。 【たま】さん 8点(2003-12-16 11:52:50) |
253.《ネタバレ》 三作品の中で一番微妙・・レクターが捕まってるってのが そう感じさせたのかも・・彼は独房に入っていてもスーパーマン であはずなのに、ヘンテコなギャングに襲われて・・・ 猟奇的な感じは前作を上回っている。 【ZVo】さん 7点(2003-12-11 14:39:19) |