33.私が映画館で観た作品のなかではまさに最高の作品。期待以上の素晴らしさに、観た後なんともすがすがしい気分になったよ。(ちなみに、原作は読破済。)ある雑誌で紹介されてて、観たくて観たくて、今年の初めからずっと待っていたけど、本当に待った甲斐があった。バートンさん、極上のファンタジーと人間ドラマ、美味しかったですよ、ありがとうございます!! |
32.映像が幻想的でした。予告編の方がおもしろい。 【ギニュー】さん [映画館(字幕)] 5点(2004-05-20 22:19:28) |
31.背景の一枚一枚、登場人物一人一人、果ては猫一匹に至るまで、絵本の1ページを飾る美しい挿絵の一部である。その物語は大人のためのおとぎ話。ティム・バートンは素晴らしい絵本作家だ。 【denny-jo】さん 10点(2004-05-20 21:19:17) (良:2票) |
30.《ネタバレ》 ティムバートンが大好きだし、予告で見てもよさそうだったので期待して見に行きました!!もう期待通り!!大泣きしました。絶対にありえない話なのに、本当にあるんじゃないのかなんて錯覚に陥ったり。。。映像がとってもすばらしいし、ストーリーも良かった。ウィルが最後におとうさんに聞かせた話にとても感動して涙が止まりませんでした。すばらしいお話です。 【リノ】さん 10点(2004-05-19 23:08:17) |
29.《ネタバレ》 こういう人を傷つけるネタは大嫌いです。オトすにしても一気にやってほしい、観客は良ぉく観てるんだから。アリソン嬢がとても彼女・に似ているし、出番少ないのに相変わらず上手かった。息子役ビリーの思いやりにはもちろん共感できますが、、やっぱり私は冷血人間かもしれない。観客ほとんどが女性だったせいか、2割は涙、しかし半数は凍ってました。大阪湾にならシャチも鯨もいます。 【かーすけ】さん 2点(2004-05-19 14:52:28) |
28.3年かかって百科事典のアルファベットのGまで読んだ父親が、息子に、家族に、周りの人々に与えたのは、Gの次の、読んではなかったHで始まるHAPPYだったのだ。そうだ、HAPPYなど理屈で理解するものではないのだ。葬儀に集まった面々の表情、しぐさがそうささやいていました。 【彦馬】さん 8点(2004-05-19 00:55:22) |
27.《ネタバレ》 観終わったあと、得体の知れない感動がありました。 とてもよかった。 水仙の花の所、よかったな。 【ぷー太。】さん 9点(2004-05-19 00:19:20) |
26.《ネタバレ》 次々に展開される父親のホラ話は、いかにもウソ臭く、こんなのありえねぇよと思いながらも、変なキャラクター達や、奇想天外なエピソードの数々はどれも魅力的で、凄く引き込まれた。そして、いつしかそれらの話は皆本当だったのではないかと思えてきた。それほど映像にも説得力を感じた。むしろ、どれがウソで本当かなんてのはどうでもいい事で、大事なのはいかに聞き手を楽しませるかという事なんだなぁと思った。そしてラスト、息子が父親を初めて理解し、父親に話を聞かせる場面のなんと感動的なことだろう。これには思わず泣いてしまった。観た後は実に清々しい気分になり、いつまでも余韻に浸れるような、そんなステキな作品であった。 それから、これは余談だけど、息子役の人が終始ヴィンセント・ギャロに見えて仕方なかった(笑) 【きのすけ】さん 8点(2004-05-18 17:41:41) |
25.最初は主人公同様、父親の過去の真実が知りたいと思ったが、最期にはどうでもよくなった。父の人生の何が嘘で、何が本当かを知る、それが父親を理解することだと信じた主人公が、最期に知ったもの。どれが嘘で、どれが本当かなんてどうでもいい。ただそこに父親が在り、その人生に多くの人々が交わり、そして共に幸せを分かち合った。精一杯に自分と人々の幸せを祈って生き、人々に惜しまれて去った充実した人生があっただけ、それこそが全てで、それで十分なのだ。人生というものの、なんと面白いことか、それを息子に伝えたい一心で、父親は誇張した思い出を語ったんだろう。自分そのまま、幸せで豊かな人生を息子に生きてほしい、心から純粋に、そう願ったに違いない。そうして創りあげた幻想的な思い出の数々も父親にとっては立派な自分の人生の一部。たとえ奇人と呼ばれたって、人の幸せを祈り、人に愛される一生は、素晴らしい。出来ることなら、こんな素敵な最期で一生を終われたなら。嫌味もなく、純粋にそう思える映画だった。 【six-coin】さん 8点(2004-05-18 03:09:58) (良:1票) |
24.ほぉ、、、すごい高評価ですね。僕も泣いてしまいました。ラストの葬式で。だけどそんなに高い点数をつける気になれない、、なんでだろう、、、、もしかすると何回か見れば、そのよさが昆布だしのように味わい出てくるのかもしれません、、、、。だから今回はこれぐらいで、ビデオが出たら借りてもう一回見ようかなと思います、、、、。 【あろえりーな】さん 6点(2004-05-18 01:04:07) |
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23.どこまで本当なのかは分からない。 だけど、自分が死ぬときにこんなストーリを話してくれる人がいて、 また、話してもらえるだけのストーリを作って生きたいと思った。 【あきんど】さん 9点(2004-05-18 00:14:28) |
22.《ネタバレ》 やられましたよ。ラスト大号泣です。一緒に行った友人も大号泣してましたが、普段映画でなかなか泣かない私がラスト10分ずっとぐしゅぐしゅ言ってたことにかなり驚いてました。もう本当に最高です。完璧な映画だと思いました。無駄なシーンなどないんじゃないでしょうか。全てがつながり、総出でラストまで一気に観客を運んでくれます。エドワードを送り出す皆は笑顔で、めいめいが集まりおしゃべりに興じます。彼らの話は尽きることがないでしょう。なんて言ったって、あのエドワードですもん。どんなに話しても語りつくせません。ああほらまた泣けてきたじゃないですか!(知るか)ここ数年で最高の作品だと素直に思いました。よってこの点をつけさせていただきます。ああ長文(←私にしては)疲れた… 【40円】さん 10点(2004-05-17 23:30:33) |
21.《ネタバレ》 泣きました。映画館でこんなに涙が出たのは久しぶりっていうくらい泣きました。平日だし、郊外の映画館で見たので人が少なくてよかった~!内容も、今までのバートン映画とは雰囲気が異なるけども本当に良かった。エドワードのお伽話が、これでもかっていうくらい綺麗で、またバートンらしい映像で見ていてどんどん話にのめりこんでいく。いつしか自分がそんなお伽話を好きになっていくのが見ながら分かり、それでいてウィル(息子)の「そんな父親を理解できない」という気持ちもよく分かった。だからこそ、息子が死ぬ直前の父の願いで話す「エドワードの物語」のエピローグを考え話すところは涙の洪水。この映画、ティム・バートンの分岐点的作品になるだろうし、それでいて傑作だと思います。下にもいくつか同じことを書いていますが、女の人よりも男が見るほうが感情入りやすいかもしれませんね。 【NUU】さん 10点(2004-05-17 23:25:25) |
20.元祖オタク系監督も人の親ともなると、なんとハートウォーミングでヒューマンな映画を撮るんでしょう。父と息子関係が夢から現実、何時しか憧れから反発へ変わる。夢のある人生なんて誰でも憧れるんでしょうが、大人になるに従い、現実の前に夢から醒めて生きていく。人生をいかに有意義に楽しく送るか?全ては自分自身、いかにシナリオを描き、演出するか。大きな尾ビレ背ビレを付けたホラ話をしても、ウソをついていないからこれほど愛されるんでしょうね。世知辛い世の中だからこそ、彼のようなユーモアやエスプリの効いた話のできる大人に憧れます。小エピソードの羅列で少々ダレ気味に感じる部分もあるが、ラストはなんだか嬉しく、幸せな気分で涙を流しました。 【亜流派 十五郎】さん 8点(2004-05-17 21:23:02) (良:2票) |
19.ラストの息子の語りは確かにイイ。しかしそれ以外のエピソードが?。フォレストガンプと同じ匂いを感じたのだが、その微笑ましさを素直に受け止めれなかった。 【るう@】さん 6点(2004-05-17 19:06:54) (良:1票) |
18.泣いてしまいました。やられました。登場人物一人一人がとても個性的で、大事に描かれている。話にまったく無駄がなく一つの作品としてよくまとまっています。細かい伏線的要素もあり、後でなるほどと思わされるところもありました。見終わったあと、とても心が温まります。涙なしでは見れません。いい映画を見せていただきました。ティム・バートンに感謝。 【城太郎】さん 9点(2004-05-17 15:35:13) |
17.僕は今までファンタジーが苦手でした。日常とかけ離れているのは良いのだけど、心温まる話、それを感動の材料とするのは得意ではなかったのです。しかし・・・心温まるファンタジーが苦手な僕も簡単に落とされてしまいました。それは父親の話と日常との対比で見せる方法が、ただの一元的な御伽話の世界で終わるのではなく、息子の視点を取り入れた二元的な世界で撮られているからです。だから僕は容易くお父さんの荒唐無稽なお話も受け入れることができ、その親子の対話の中にある人間ドラマにも共感することができました。映画の中の「息子」は僕だったのだから当たり前ですね。そして僕は感動のまま映画館を出て、あることに気付きました。「お父さんのお話はもちろん、息子の世界であった日常、それさえもファンタジーだった。この映画の全て、そして自分が生きている世界でさえファンタジーだった」という事実に(映画のコピーである「人生なんてまるでお伽話さ」は、そういう意味でしたか)。あぁ、もうすっかりやられてしまった。押し付けがましい感動は苦手だけど、この作品はじんわりとからだの芯に染み込んできます。映画を観終わって何時間も経った今の今も僕の心の中を温かくしています。「永遠の子ども」と言われたティム・バートンが次はどんな作品を撮るのだろうと思ったらこれですよ。『シザーハンズ』『ナイトメア・ビフォー・クリスマス』はこの映画の前振りに過ぎなかったのか・・・と、思うほど素晴らしい作品です。やっぱりファンタジー最高だよ!!! 【ひろすけ】さん 10点(2004-05-17 01:53:40) (良:2票) |
★16.《ネタバレ》 満点をつけようか迷いました。父親が語るファンタジーの世界も魅力的だけど、虚構と現実が結びつき始める中盤以降は文字通りリアリティーある描き方で一つ一つが素敵に輝き始める、そんな印象でした。サーカス小屋が出てきたからか或いはラストで出演者が揃って出てきたからか、どうしてもフェリーニを思い出します。特筆すべきはセリフの素晴らしさ。繰り出される言葉に心地よい陶酔感を覚え映像(名シーンのオン・パレード!!)が加味されることによって映画にしか描けないマジックを見せられたと感じました。蛇足ながらスティーブン・ブシェミが銀行で銃取り出した時は「ピンク!」と心の中で叫んじゃいましたよ。 【トム&クルーズ】さん 9点(2004-05-17 00:29:54) |
15.《ネタバレ》 父親が死をむかえるにあたって本当のことを聞きたかった息子が、最後には父エドワードにとっては最高の親孝行となるであろう脚色した話で、父親を安らかに送り出そうとする展開に、私は涙が止まりませんでした。自分の人生を語るときに、多少なりとも人は話の脚色をしてしまうと思います。でもここの話の数々は、どれも夢や希望に満ち溢れていて、聞くものの心に潤いをあたえるもので、私も真実か嘘かは気にはなりませんでした。父親が死んでしまって悲しいけれども、父親が話してきた物語の中で一生彼は生き続けるだろうと言う息子の言葉通り、人は肉体をなくしたとしても、その魂はいろんな話やモノに宿って、人々に愛され続けるのだなぁと感じました。死ぬということはとても悲しくてやりきれないものがありますが、死ぬときはエドワードのように愛するものに見送られて安らかに旅立ちたいものですね。 【はがっち】さん 9点(2004-05-16 22:10:43) (良:1票) |
14.映画を語る時、あまりに過剰・大仰な修飾語を使うのはどうかと思うのだが、そこを敢えて言わせて頂くならば、本作はある意味「究極の」ファンタジー映画だ。なぜならこの作品には「ファンタジーとは何か?」という本質的な(かつ、おそらくティム・バートン監督にとっては切実な)事柄が端的に表現されているからだ。ファンタジーとは決して幼稚な妄想でもなければ、脆弱な現実逃避でもない。少なくとも本作の主人公エドワード・ブルームにとってそれは世界観であり生き方であり、すなわち故・ジョー・ストラマーが「パンクは姿勢だ」と発言したのと同じ意味で「姿勢」、すなわち「事実」を超えた「真実」なのだ・・・・・・え、何言ってっか分かんない?うん、実は僕も言ってて良く分かんなくなってきた(笑)。とにかくさあ、良い映画ってことだよ、要は!うんとねえ、前半の回想のシーンがあまりにトンデモなくて目まぐるしいから、そこで引いちゃう人もいっかもしんないけどね、あの辺は余計なことはゴチャゴチャ考えず、画面に出てくるありのままを無心で受け取る事!そしたら分かる!分かったら四の五の言わずに映画館にGO! 【ぐるぐる】さん 10点(2004-05-16 21:14:24) (良:3票) |