テルマエ・ロマエのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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テルマエ・ロマエ

[テルマエロマエ]
THERMAE ROMAE
2012年上映時間:108分
平均点:5.75 / 10(Review 141人) (点数分布表示)
公開開始日(2012-04-28)
ドラマコメディファンタジーシリーズもの歴史もの漫画の映画化
新規登録(2012-05-08)【onomichi】さん
タイトル情報更新(2024-09-21)【イニシャルK】さん
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監督武内英樹
演出鍛治谷功(日本語吹替ディレクター)
キャスト阿部寛(男優)ルシウス
上戸彩(女優)山越真実
北村一輝(男優)ケイオニウス
宍戸開(男優)アントニウス
市村正親(男優)ハドリアヌス
竹内力(男優)館野
笹野高史(男優)山越修造
キムラ緑子(女優)山越由美
蛭子能収(男優)ショールーム部長
神戸浩(男優)銭湯の中年
森下能幸(男優)宇治野
外波山文明(男優)岸本
飯沼慧(男優)名倉
内田春菊(女優)平井道子
いか八朗(男優)銭湯にいる老人
松尾諭(男優)伊丹登
飯塚昭三オープニングナレーション
山像かおりリウィア
城山堅
楠見尚己
石田圭祐
原作ヤマザキマリ「テルマエ・ロマエ」(エンターブレイン刊)
脚本武藤将吾
音楽住友紀人
作曲ジャコモ・プッチーニ歌劇「トゥーランドット」より「誰も寝てはならぬ」他
ジュゼッペ・ヴェルディ歌劇「アイーダ」より「凱旋行進曲」他
製作亀山千広
市川南〔製作〕
フジテレビ
東宝
電通
山内章弘(映画「テルマエ・ロマエ」プロジェクトメンバー)
配給東宝
作画ヤマザキマリ(漫画協力)
内田春菊(漫画協力)
美術原田満生
赤松陽構造(オープニング/タイトルデザイン)
東宝(装飾協力「海の若大将」 1965 東宝)
編集松尾浩
録音加藤大和
あらすじ
ルシウスは、古代ローマ帝国でテルマエと呼ばれる浴場を作っている、真面目な風呂職人。ある日、湯の中に沈んで考え事をしていた彼は、不思議な湯の流れに巻き込まれ、気づくと見知らぬ場所へ。平たい顔の奴隷の国に来てしまったと思ったルシウス。だがそこは、現代の日本だった。
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21.《ネタバレ》 全裸の阿部寛が銭湯の湯船からワー!っと飛び出したり、謎の渦に飲み込まれて全裸でグルグルウワー!とか、もうそれだけで笑えるズルい映画でした。前半のノリで最期までやってくれたら、今年のブルーリボン俺アカデミー賞総ナメだったのですが、色々と収集つかなそうなので、シリアス展開にするしか無かったんでしょうね。
4吉さん [映画館(邦画)] 8点(2012-06-20 18:54:54)
20.シネマスコープを効果的に使った、1960年前後の史劇大作風のオープニングでケレンを
利かすかと思えば、一方では矢口史靖的な人形を使ったチープなギャグも軽妙に演出してみせる。

コメディとロマンスも程よく織り交ぜ、スペクタクル・ご当地性・スター性と
雑多ジャンルを混成したシネコン映画的な要請にも器用に沿いながら、
寄り引き巧みな視点や構図、的確なカッティング・イン・アクションといった
安定した技術を土台に、ウェルメイドを達成する。

そしてその上で、独自の演出による細部細部を立ち上げ、自分の作品としている。
そのしたたかさこそ素晴らしい。

湯けむりや炎、水面の光の反射、群衆など、不定形素材の動的細部が映画的であるのは云うまでもないが、
とりわけ浴場の松明、蝋燭の灯り、焚火、窓から入る黄昏の太陽光など、特に夜の場面の炎がことごとく見事だ。

その「燃える炎」は、阿部寛が決死の直訴をする際の秀逸な音の演出として、
そして別離のシーンでの、瞳への照り返しの演出として、
物語の進行に伴い次第に意味を帯びるものとしていくのは作家の手際だ。

雨の降る中、悄然と階段に腰掛ける阿部寛の向こうにソフトフォーカスで捉えられた上
戸彩。手前に歩み寄ってくる彼女に凡庸にピントを合わせてしまうかと思いきや、
それを自制したショットの嬉しい裏切り。

この時点では一方向的な二人の関係性を示す事に専心する、そのまっとうな矜持が光る。
ユーカラさん [映画館(邦画)] 9点(2012-06-07 21:28:13)
19.《ネタバレ》 う~ん…期待していましたが期待以上ではなかったというのが正直な感想です。
配役も阿部寛で間違いないと思うし、原作の面白かったシーンも忠実に再現されていました。…が、それだけで終わってしまったというか…。原作を読んでいなかった方がもっと楽しめたかもしれないですね。
では後半の逆タイムスリップや歴史改変の危機と言ったオリジナルの部分が良かったかと言われると…決して悪くなかったんですが盛り上がりに欠けたかなと…。タイムスリップの伏線も別に無くて良かった気がします。
個人的に上戸彩の初登場時のエロさが一番の見所でした。
nyarameroさん [映画館(邦画)] 4点(2012-05-31 18:57:35)
18.《ネタバレ》 鑑賞前は原作にない上戸彩の存在に、原作破壊の危険な臭いを感じていたが、逆に原作の世界に足りなかった現代との繋がり(人と人との)を強く感じさせる良い絆になっており、ラストもほんわか、クスリ(笑)としてしまう良いできでした。
リニアさん [映画館(邦画)] 8点(2012-05-28 15:58:40)
17.よく作られていて、面白かったです。阿部寛の鍛え上げられた肉体は鑑賞に値しました。ただ、突っ込みどころが結構あることと、前半に比べ後半がテンポ悪く、失速したのが残念でした。
ジャッカルの目さん [映画館(邦画)] 6点(2012-05-28 02:56:09)
16.配役は良かったと思うが、展開がグダグダで、面白そうで面白くないっていう作品。ただ日本の銭湯の良さをアピールにはもってこいの作品だと思う。外国人にみせたらウケそう。
Yoshiさん [映画館(邦画)] 4点(2012-05-27 22:25:45)
15.前半10点!後半2点! よって6点!
じょーーさん [映画館(邦画)] 6点(2012-05-24 17:13:05)(良:1票)
14.期待してた分、ガッカリ度高し。本場イタリアでの重厚なセットばかり派手で、古代ローマと日本の銭湯を行ったり来たりして話しを小出しにしているだけ。同じくタイムスリップを扱った「サマータイムマシン・ブルース」のせせこましくも軽やかな展開と比べると雲泥の差。
Q兵衛さん [映画館(邦画)] 4点(2012-05-14 16:59:17)
13.《ネタバレ》 クスクス笑うのが楽しい。肩の力を抜いて楽しく鑑賞させて貰った。市村正親は一人だけオーラが違う、流石は舞台俳優。阿部寛の熱演と上戸彩の可愛さもプラス要因。個人的にラストは上戸彩が阿部寛に似た現代人(勿論、イタリア人)と出会う展開になるのかと思っていたが、あの様な展開になるとは・・・
たくわんさん [映画館(邦画)] 7点(2012-05-14 16:12:59)
12.《ネタバレ》 ほぼ予備知識無しで鑑賞、原作がコミックと知ったのは上映直前でした。ローマ人役の日本人俳優は、皆濃ゆい顔で笑えます。阿部ちゃんの心の声と真面目な表情にやられます。少しだけテンポの悪さを感じますが、原作の雰囲気なのかもしれませんね。
ないとれいんさん [映画館(邦画)] 6点(2012-05-14 12:37:40)
11.《ネタバレ》 原作は前半読みました。後はアニメです。
総合的に見ると非常に面白かった。ただ、前半のテンポの良さと後半の間伸びさに少々がっくり。後半は映画オリジナルキャラクタの上戸彩ちゃんが絡んでくる以上、やむを得ないのかな、とも思いましたが…(可愛かったからいいけど)阿部寛を始めローマ人はまさにハマリ役なのですが、その他のキャスティング…特に竹内力に違和感を感じました。うまく使いこなせていないというか、必要だったんでしょうか?
まあ、色々疑問は浮かぶものの「全部ひっくるめてバカ映画」と考えて野暮なこと言わないほうが楽しめると思います。素直に笑えましたしね。
HIGEさん [映画館(邦画)] 7点(2012-05-14 11:43:50)
10.《ネタバレ》 阿部寛がやってくれています。序盤はクスクス笑えます。でもそれだけの様な気もします。
※上戸彩のボディもしっかりと堪能できる一作です。
HIRABAYASHIさん [映画館(邦画)] 4点(2012-05-13 18:18:58)
9.《ネタバレ》 面白かった。原作未見で、予備知識なく映画を観られたのが良かったのかもしれない。とにかく、序盤のギャグがことごとくハマった。終盤のシリアスな展開も良かったな。僕って結構単純なのね。

話自体は荒唐無稽だし、上戸彩がラテン語を理解したり、温泉旅館のおやじ達がタイムスリップして主人公たちに合流したり、日本に皆一緒に戻るところなど、ご都合主義も甚だしいけど、それはそれ。そこがまた笑えるところだったりして。。

単なるギャグ映画としても面白かったけど、古代ローマとテルマエの歴史を絡めた物語としてもよく出来ていたと思う。この映画、イタリアの映画祭で大爆笑の大絶賛だったらしいけど、イタリア人はこの映画の日本人たちをどう見たのかな?
日本のおやじ達が率先して湯治場建設に協力する姿に古代ローマ人の阿部寛が感心して言う。「それにしても何故彼らは手伝っているのだ?自分の名誉にもならないことを。彼らは常に行動を共にし、個人と言うものを犠牲にする。彼らには自分の名誉などよりも優先すべきことがあるというのか?」 これって日本人の集団主義と奴隷根性を言い当てているよね。これが美徳として好意的に伝われば、世界に紛争がなくなり平和が訪れるのだけど。。。

「日本人は髪の毛が黒いという以外、殆どその容姿に共通した印象を持たない。肌の色、髪の毛の質、体型、一重/二重まぶたなどの多様性。日本人は単一民族どころか、かなり幅広い人種の集合体である」というようなことを最近読んだけど、この映画の阿部寛を見ていると「なるほど」と納得してしまう。彼は古代ローマ人を演じられるように容姿がかなり日本人離れしていると言われるけど、だからこそ、彼は日本人なのだ。

※原作漫画も読了。こっちも面白かったけど、漫画で表現されている様々なギャグが映画で的確に(いや、それ以上に面白く)再現されていることに改めて感心した。
onomichiさん [映画館(邦画)] 8点(2012-05-13 10:55:52)(良:1票)
8.原作も本作もスタートダッシュは良いのですが、尻すぼみになっていく感じは否めません。阿部ちゃんの熱演にプラス1点です。
tonaoさん [映画館(邦画)] 6点(2012-05-10 15:07:54)
7.うーん!!つくずく北村一輝は”和製ブランドー”(古っるー!)のようで好きな俳優だ。(ドハマリ役だとおもった)それにしても、やはり、のだめ流れで、”人形”の使用の仕方が自分にはとっても、ツボでした!特に
洗濯機グルグルね!わー!W--a-!(ひみつの花園みたい)上戸あやちゃんはまったくイラン!とおもったのと同時に、個人的に、ちょっと下半身が反応してしまったのと、背反する自分の反応にイラ立った!!というか、フクザツなきもち、、、、、、、追加!そっか!つまり、テルマエって、”テルメか!”(ってツマンナイこと言っている)
男ザンパノさん [映画館(字幕)] 4点(2012-05-10 00:45:54)(笑:1票)
6.素直に面白かったと言うべきでしょう、文句を言い出したらきりがありませんからねえ。 後半はストーリーの強引さが気になりますが、それでも面白いです。 あと、ローマ人衣装の上戸彩の巨乳っぷりも楽しめます。
ミスプロさん [映画館(邦画)] 6点(2012-05-09 00:49:00)(良:1票)
5.阿部ちゃんの雰囲気は合っていたし、好演しているとは思うが、
いかんせん脚本としておもしろいとは言えない。
期待して観に行ったので、ガックリ度も含めてこの点数。
fragileさん [映画館(邦画)] 4点(2012-05-09 00:30:39)
4.亀山千広ってことで。結局ピカデリー梅田だけだね。
すたーちゃいるどさん [映画館(邦画)] 5点(2012-05-08 20:28:22)
3.《ネタバレ》 前半面白くて後半つまんない。感想はもうそれだけで十分って気もしますが、一応長文型レビュアーなんでここから先は蛇足で(笑) 前半は色々と頑張っている気がするんです。セットとモブとCGを駆使した古代ローマのローマっぷりや阿部ちゃんのローマ人っぷり、その頑張りが生み出すギャップの笑い。だけど中盤以降はなんだかとても雑と言うかいい加減な感じになってしまって。市村正親のハドリアヌスなんてのはネタでしかない訳じゃないですか。なのにシリアス。もうたっぷりタメの演技をしていてテンポ殺す殺す。元々演技の間合い、編集の切り方が何やら不自然?って感じの映画ではあるのですが、マトモに映画たらんとしようと体裁を気にし始めたようなあたりでモロにぎくしゃくしてしまって。こちらとしては、いや、別に笑わせてくれればそれだけでいいから、って感じなんですけど。で、最もイカンのがタイムスリップものとして作られているにも関わらず、過去の改変による現代への影響オチ、これが全く一切スルーだって事。過去と現代とを行き来する映画でそこがまるっきり欠落しているって、一体何から逃げているのやら。銭湯がローマしちゃってます的なオチくらい入れておこうよ。せっかく阿部ちゃんが頑張りまくっているのに脚本と演出はとにかく無難な方向へ逃げようと必死になってる感じがする残念な映画でした。邦画ってそういうパターン多いよね・・・。
あにやん‍🌈さん [映画館(邦画)] 5点(2012-05-08 20:24:25)(良:2票)
2.あれだけ面白い原作を丁寧に実写映画化・・・のはずなのに面白くない。
やっぱりこの作品は
①ローマの設計士が風呂のアイディアに悩む
②タイムスリップしてアイディアに感動
③アイディアを持ち帰ってハッピーエンド
という展開がこそが肝。それ以外は野暮に感じるというのも致し方がない。
しかし、映画という媒体である以上、一貫したストーリーも欲しいと感じてしまいます。
そのオリジナル要素も、田舎者を演じる上戸彩は可愛いし、(強引ながらも)映画独自のメッセージもあるし、ローマの時代背景をもとにした展開もあるのでそれなりに検討しているとは思います。
しかし全くカタルシスがない、なさすぎる。
結末へ至る展開が面白いとは思えませんでした。
原作のエピソードを多分に詰め込んでいるせいか、けっこう多めな配役を使い切れていなかったりするし、登場人物の行動に納得しがたい部分もあるのが、残念でしかたがなかったです。
◆主演(ローマ人)に阿部寛という配役が完璧。
この濃い顔はただでさえ日本人離れしているし、彫りも深いので日本人の顔を「平たい!」と言うのに説得力があります。
◆風呂を愛する気持ちはローマ、日本ともに共通。
思えばどちらも火山国ですし、その風習は両者が似た環境にあることによるのでしょう。
だから主人公のリアクションに笑いながらも、同時に納得してしまうのです。
笑いどころが老若男女を問わないところも、この映画の長所でしょう。
本国イタリアでも大評判というのも嬉しいですね。
ヒナタカさん [映画館(邦画)] 5点(2012-05-08 17:36:11)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 141人
平均点数 5.75点
000.00%
100.00%
221.42%
364.26%
41812.77%
53625.53%
63927.66%
72114.89%
81611.35%
921.42%
1010.71%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review6人
2 ストーリー評価 6.09点 Review11人
3 鑑賞後の後味 6.54点 Review11人
4 音楽評価 6.87点 Review8人
5 感泣評価 5.42点 Review7人
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