80.《ネタバレ》 序盤はグッと引き込まれるのだが、可笑しく見せるその高度な技法を物語に活かす方法論がすぽっと抜けている。そういうところが無念極まりない。 一つ一つの小ネタは宮藤官九郎然として、いちいち笑わせられ痛快ですらあるけれど、2時間をそれだけで過ごすんであればお笑いのライブの方が優れているのはいうまでもなく、物語も多少は楽しみたいから映画を見ようと思うという受け手のことを意図的になかったことにしてる感じが不愉快だった。 何となく、新しい形態の映画を作ろうとしている感じがする。でも、新しいものを作ることをなぜか第一義にしているようで、それ以外の概念が置き去りか。しかし、笑いで新しいものを作ろうとするには手垢が付き過ぎなやり方ではないかと思った。 この映画としては、共感する人間もそれなりに多いのではないかということを見越して、わざわざ宮藤官九郎ファン以外のお客を無視しているようだ。私は宮藤官九郎大好き人間だが、彼がそういう製品の脚本だけを書くようになってきているような、なんだかおかしな方向性に向かっているんじゃないかみたいな印象をもった。あまりよくはないような気がする。 【黒猫クック】さん [地上波(邦画)] 4点(2010-03-22 23:31:31) |
79.お茶屋で遊んだことはないが、仕事で舞妓さんを撮影したことがある。置屋から京都郊外のスタジオまでタクシーで送迎したのだけど、そのタクシーの中で「おにいさん、○○さんに似てはりますなぁ~」とのんびりした調子で言われた。その○○さんが女性だったりしたので面食らった。後にも先にも、そんな方に似ていると言われたことはない。このちょっと浮世離れした感じが舞妓さんの世界なんだなぁと思った次第…。余談でしたが、実はそんな舞妓さんの世界が拝めるのかと思って観始めたんだけど、完全に勘違いでした。早々に阿部サダヲに塗りつぶされた。確信犯で暑苦しさを演じている。その芝居には生理的な嫌悪感を覚えるんだけど、映画はそこそこ面白かった。過去に類を見ない語り口は新鮮でした。新しいと思います。でも気持ち悪い。なので評価が難しい。ここはニッポン人らしく、優柔不断に5点です。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2010-03-06 15:57:28) |
78.阿部サダヲさんはこういう感じのが合いますよね。まずまずおもしろかったです。 【シトロエン】さん [DVD(邦画)] 5点(2010-01-31 17:48:51) |
77.《ネタバレ》 前半が面白かった分、後半がどうしてもダレたように感じてしまった。 京都へ転勤→念願の芸者遊び→いちげんさんお断りまでの流れまでは、日本映画の歴史を変えるのか!?くらいビビリました。 けど、芸者遊びデビューを果たした後からが、なんかね。 遊びの部分とマジの部分のバランスが急に悪くなった。 【バニーボーイ】さん [DVD(邦画)] 6点(2010-01-13 20:51:55) |
★76.《ネタバレ》 阿部サダヲのための映画みたいですね。終始、ハイテンションでやりたい放題!!個人的には小出早織が良かったです。ほんの少し笑えるシーンもありましたが、ハイテンションコメディの割りには笑えるシーンは少なかった。それにしても、山火事は重犯罪ですよ・・・。主人公は残念な人ですが、才能だけはほんと羨ましい☆ 【マーク・ハント】さん [地上波(邦画)] 5点(2010-01-13 13:15:53) |
75.《ネタバレ》 舞妓の世界に全く縁がないのでなかなか興味深く観させてもらいました。一度は舞妓はんとああやって遊んでみたいものですな~。テンポがいいといえばいいけど、後半はめまぐるしい展開でちょっともったいない気がしますね ま、ハイテンションなサダヲはんにこの点数デ 【Kaname】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2010-01-04 15:02:52) |
74.《ネタバレ》 前半、中盤残り35分くらいまでは、爆笑しながらかなり楽しんで見れたんだけれども、 野球選手を辞めてからは、ちょっと展開が速すぎてついていく気をなくしました。 女性の真っ白の白粉メイクには、あまり魅力を感じないので小出さん、京野さん、酒井さんの魅力をあまり感じられず残念でした。(どなたかも書いてたように、特に酒井さん、白粉で真っ白だは、ほとんど台詞らしい台詞は無いはで、見終わって調べるまで気がつかなかった。もったいないにもほどがある) 少年メリケンサックですっかりクドカンの虜になったはずなんですが、パンクにはついていけても舞妓遊びにはついていけなかったのが敗因ですね。(ぶっちゃけ、どこが面白いんやら) 【rhforever】さん [DVD(邦画)] 6点(2010-01-03 12:34:29) (良:1票) |
73.《ネタバレ》 阿部サダヲさんのための映画。他の人では映画として成立しなかったと思われます。それにしても宮藤官九郎監督はどうして最後まで真面目に作れないのか。いつも途中からグダグダにしてしまっているような気がします。馬鹿馬鹿しい映画が見たいときにはもってこいですけど、映画を楽しみたいときには全く持って向いていない作品です。 【いっちぃ】さん [地上波(邦画)] 6点(2009-11-30 23:59:24) |
72.《ネタバレ》 いやあ、本当に馬鹿馬鹿しい作品なんですけど、ここまで突き抜けてくれると逆に素晴らしいですね。最初は、阿部サダヲの演劇人独特のクセのあるハイテンションっぷりにちょっと引いてしまいましたけど・・・・・ 観終わった後芸者遊びを体験してみたくなりましたね。 【TM】さん [地上波(邦画)] 8点(2009-09-22 22:58:22) |
71.舞妓Haaaan!!!というかサダヲHaaaan!!!。 予告編のほうがおもしろかった。。 |
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70.《ネタバレ》 前半が良い流れだっただけに、後半のカオスっぷりは残念の一言です。 あれをやっちゃあ、お終いでしょ。 あんなに「この映画はフィクションです!」って堂々とやられたら、観客はしらけますよ。 どうして素直に作れないんだろうか。 もし、映画館でお金を払って、あの後半を見せ付けられたらブチ切れてますね。絶対。 【タックスマン4】さん [DVD(邦画)] 3点(2009-06-17 17:45:25) |
69.素晴らしい作品でした。阿部サダヲは完全にハマり役で、凄く良かったです。途中まであほらしい感じの映画だなと思いながら観ていましたが話しのテンポも良くてしっかりとした作品になっています。 【映画】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-06-14 03:28:12) |
68.面白くて爆笑した・・という噂を人から聞いて、DVDを借りてみました。。。ところが、始まりから終わりまで一回も笑えず、話の展開が馬鹿らしくて怒りを覚えたほどです。我慢して最後まで観ましたが、終わったあと溜息しか出ませんでした。 【ひまわり】さん [DVD(邦画)] 1点(2009-06-01 21:59:16) |
67.《ネタバレ》 サダヲ炸裂。好きな人は楽しめるし、好きでない人は鼻につくでしょう。いや、かなり好きな方の私でも、後半はちょっぴりお腹一杯なくらい、サダヲ、だけだった。普段存在感のある俳優さんたち(柴咲コウ、堤真一、伊東四朗、吉行和子、生瀬勝久)も出番が多い割りには何だか影が薄く、良くも悪しくもサダヲ、だけだった。拾いものは若い割りにふてぶてしい駒子さん姉さんでした。 【ちゃか】さん [ビデオ(邦画)] 6点(2009-04-29 21:26:34) |
66.《ネタバレ》 いや~、阿部サダヲさんがまさにハマり役。というか、阿部サダヲを主人公にすることを予め想定して書かれた脚本なのかしらね。まぁそれぐらいサダヲの魅力たっぷりの作品になってました。次から次へと職を変えて、しかもきっちり成功するという、鬼塚さんの潜在能力マジ半端ないっす(笑)。この強引なまでの勢いがこの作品の持ち味ですね。確かに、完全にギャグ漫画風のノリなんで、人を選ぶ作品ではあります。僕は凄く楽しめた方なので、7点を献上します。 【あろえりーな】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-04-08 21:34:44) |
65.《ネタバレ》 「俺っておもしろいだろ」と思っている人間が、周囲の気持ちをまったく考えずバカをやっている印象。合う人には合うのでしょうが、自分にはすべてが鼻につきました。 |
64.最初15分くらい映画館であるにも拘らず爆笑してしまいました。あとはちょっとしりすぼみかなぁ。最後の落ちはみんな幸せで好きです。 【まりんこ】さん [映画館(邦画)] 6点(2009-01-13 00:51:47) |
63.ようやく主役がまわってきた阿部サダヲの超ハイテンション演技炸裂で、いやがおうにものせられて観ていたのに…後半のドラマ部分で突然失速。クドカン脚本の映画と堤幸彦の作品はそんなのばかりだ。でも、ラストのオチは微笑ましくて好き 【j-hitch】さん [地上波(邦画)] 6点(2009-01-02 20:34:38) |
62. 好きな人には申し訳ないが、クドカンの何が面白いのかさっぱりわかりません。この作品も始めの5分で駄作と思いました。とにかく、ぎゃぁぎゃぁ、ぴーぴーうるさいだけ。そしてアベサダもくどい、というか主演の「顔」じゃないですね。本当に宮藤の作品って面白いですか?後に評価されるべきものでしょうか?真正面から彼に冷や水ぶっかけてやりたい。「お前、つまんないぞ。調子に乗るんじゃないぞ」と。 【たかちゃん】さん [CS・衛星(邦画)] 1点(2008-11-23 08:10:13) |
61.《ネタバレ》 宮藤官九郎の脚本が苦手な方(そう言う私も苦手なのですが)にはお勧めできません。結構そういうクセが出てた一本でした。そういう点では阿部サダヲはウマイ具合に役に当て嵌まっていたと思います。 途中で何故ミュージカルみたいなシーンを入れたのかが理解不能です。あとラストはもう少しキッチリ関係を清算して終わって欲しかったです。 【民朗】さん [地上波(邦画)] 5点(2008-10-04 17:04:54) |