106.《ネタバレ》 一番見返したルパン作品で映画ではベストだと思ってます。
銭形の銃弾から始まるオープニングも鳥肌モノです(007を意識してるんでしょうかね)。
今作でのルパンと次元のやりとりも好きですね。
トレーラーを撃退したあと二人が笑い出すとこはなんか良いです。
直後の仲間割れもおもしろいですね、
特に次元と五右衛門の一触即発の雰囲気がまた良いです。
それと今作では不二子の色っぽさが強調されてるのもグッドです。
賢者の石を渡すときすねるルパンを見るときの流し目がなんとも…。
いつものごとく裏切る不二子ですが、不老不死をルパンにもという、
ルパンへの愛をうかがわせる部分があるのも良いです。
のちの作品になるほど、ルパン一家としてのやりとり(いがみ合い?)が、
少なくなるので、わりと貴重な作品じゃないかなと思います(不二子を女扱いですしね)。
最初はあまり好きじゃなかったルパン音頭もいまではありだと思いますし、
BGMもテレビからの流用が多かったのがいまいちでしたが、
TVシリーズを見る機会も少なくなってきたので、評価が上がってきました。
ルパン音頭といえば三波春夫が歌うというのは意外ですね。
西村晃の出演とかもアニメ作品としては考えられない気もしますが、
TV(第2期)の人気の高さもあり実現したのでしょうか??
クローン技術を扱ったのも凄いと思いますが、
その欠点(劣化)を描いたのも凄いなと思います。
クローン牛や豚って本当に大丈夫なのか、今にして気になります(^^;)。