18.何十年振りに見たけれど古手川祐子と永島&金田の兄弟、下手すると「パールハーバー」の尻軽女に成ってしまうのに上手いこと見せてくれます。特撮も充分納得できる出来。私的なツボは瑞鶴での長門裕之&なべおさみの整備士と少年航空兵のやり取り、ここが堪らない、グッときますね。 ラストの沈む大和を見ながら死に行く中井の独白もなかなかでした。 【亜流派 十五郎】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-01-02 10:39:18) |
★17.《ネタバレ》 太平洋戦争の流れを理解するのに良い教科書となるような作品だと思う。中鉢青年のような離陸はできても着艦できないという若者たちがどれほどの数いたのだろうか。CG無しの特撮もすごい。最後の谷村新司の「群青」は心にしみる絶品。 |
16.小学生のとき金曜ロードショーで見て以来久しぶりに見た。やはり丹波哲郎が最高に良い味出してた。戦争について考えさせられる秀作であり日本人なら一度は見ておきたい。 【ゆきむら】さん 7点(2004-04-30 05:51:23) |
15.特撮がいますこし。今ならCGでもっとリアルにできるのか。。。? 【Shott】さん 7点(2004-04-06 19:51:53) |
14.《ネタバレ》 丹波哲郎さんの艦長(大和ではなかったが)の最期、財津一郎さんの大和乗務員と中井貴一さんの特攻隊員の親子それぞれの最期、幼子を連れた戦争未亡人役の古手川裕子さんが波打ち際で海を眺めるバックに流れる谷村新司さんの「群青」。昔見たのでちょっとちがっているかもしれませんが・・・ 【its】さん 8点(2004-01-07 00:22:14) |
13.洋の東西を問わず、何で戦争映画ってこうも観客を泣かせようとするんでしょうね。むしろ人類ってホンマ懲りないのね…と、その愚行を洪笑してやる方が、よっぽどまっとうじゃないかと。作品の出来ウンヌンじゃなく、この映画は、「戦時下の日本人はかくも高尚で美しかった」と高らかに謳いあげており、それはそれで別に構わないんだけど、あまりの“美化”ぶりには正直げんなりしたことを覚えています。それを決定的にしたあの主題歌…カッコイイ「死」なんぞよりブザマな「生」こそを、ぼくは断固支持したい。どんな大義名分があれど、戦争における「死」とはすべからく「犬死に」なのだから! 【やましんの巻】さん 3点(2003-09-16 10:33:57) |
12.太平洋戦争末期の究極の自己犠牲はすごいと思う。中井貴一の最後の台詞は印象的です。真珠湾攻撃や山本五十六が死ぬシーンが昔の映画の使いまわしだったことに最近きずいた。皆がこんなに割り切れたのではないと思うが、其々に家族や愛するものの為にできることは、こんな狭い選択肢にしかなかった時代だったのだったと思う。外交でアメリカに追い込まれ真珠湾攻撃決断したという事実も少し入っていたのも良かった。日本の戦時中からの数多く作った戦争映画の完結編みたいな感じで見れました。面白さでなくいい作品だと思う。 【スルフィスタ】さん 8点(2003-09-09 00:13:03) |
11.《ネタバレ》 序盤での真珠湾攻撃などのシークエンスは以前の映画の流用なのでカナリ迫力不足(泣)しかし、物語は数多い登場人物をしっかり描けていて感情移入できる。空母瑞鶴による囮作戦、菊水作戦による戦艦大和の沖縄への水上特攻、そして轟沈! 哀愁漂うシーン満載である。特に、瑞鶴飛行隊の少年兵が「お母さーん!」と敵艦に突っ込んでいくシーンには涙した。 【和魂洋才】さん 9点(2003-08-10 21:31:42) |
10.悲壮美はもう『ヤマト』で一生ぶん堪能させていただきましたので。 【yml】さん 2点(2003-07-29 05:25:14) |
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9.《ネタバレ》 初上映時や、平成になる前にたまにTVで放映した頃は、ただただ感動の一言でした。今の個人的私見では、劇中で描いている太平洋戦争期は「機動部隊・航空隊・飢餓戦」の印象が強く(その後に「零戦燃ゆ」を見たからだと思います)、出来れば日清戦争時・日露戦争時の艦隊決戦の華々しさを、使い回しフィルム使用でもいいから入れれば「連合艦隊史」とも言える作品となったのでは?と思います。言いすぎかなぁ…。 でもこの映画は好きです。以上、勝手なGFファンの一言でした。 |
8.財津一郎と中井貴一の親子の葛藤。森繁久弥が残された孫を見るやるせないシーン。けっして、戦争賛美の映画ではないと思います 【ジブラルタの星】さん 7点(2003-06-18 19:57:41) |
7.この映画,子どもの頃,劇場に観に行きました(^^; 子ども心に衝撃を受けた1本です.中井貴一がとても印象的でした(^^;その後の様々な評論では,映画の撮り方(大和以外のセットがやや稚拙)や人物描写(一般民衆の戦争の苦しみについてあまり前面に出ていない)など賛否両論あるらしいです.そのような点から,決して傑作(必見)とは言えないかもしれませんが,「真にやむを得ず決断」して戦争に邁進し「大和の出撃はやむを得まい」として戦争終結を迎えるというメッセージを伝えたことだけは「評価」できるかもしれません.「やむを得ない」という中に,日本人(だけではないと思うけど)の本質の一部を垣間見たような気がします... 【しるべすた~☆】さん 7点(2003-06-04 23:00:22) |
6.特撮の技術がお粗末なのは非常におしいところ。あれではウルトラマン、ゴジラ映画並です(笑)。しかし日本人なら一度は観ておきたい作品。これほど太平洋戦争時の日本、日本人、戦艦大和を悲しく、美しく描いている作品は珍しいでしょう。 |
5.戦艦や空母があからさまに作り物。それになんで機関銃を発砲した時の火花はなんであんなに玩具っぽいんだろう。日本の映画は皆そうだな・・・ 【cccp】さん 4点(2002-12-28 21:06:52) |
4.戦後の、特に高度成長時代以降の日本の戦争映画としてはなかなかのでき。出演者一人一人の描写が丁寧で好感が持てました。20分の1の大和の爆破シーンは製作者に悪いのですが、模型の爆発(笑)です。でもなぜか悲しかった。心が痛んだ気分でした。ちなみに戦後の世代の若い役者が演技するわけですが、ぎりぎりの所で迫真の鬼気迫る演技ができてましたけど、今現在の若者がやってももうダメでしょうね。どんな若者が出演しても、「現代の香」が漂ってきちゃって白けるでしょうね。1995年頃に散々作られた「戦後50周年映画」をいくつか観ましたが、役者の演技以前に雰囲気が現代風でもうダメだとはっきり感じました。その意味で「連合艦隊」はもしかしたら最後の観賞に堪えられる日本の戦争映画かも。。。それはそれで寂しいですね。 【はむじん】さん 7点(2002-12-18 22:33:12) |
3.公開前に、“映画製作現場”ってのをマスコミに公開していましたが、それって言うのが、池もどきにプラモデルを浮かして爆破!って感じで、子供ながらに引いた引いた。☆反戦的に描かない点は個人的評価を下げますが、凄いキャスティング? 【イマジン】さん 6点(2002-10-14 13:43:58) |
2.映画、とやかくいうより、こういう海軍映画ときどき観たいな。ミニチュアの海戦、味があっていいよね。ミッドウェーとか、CGで精巧にやるのも(日本じゃ無理)出てきそうだけれど、伝統的ミニチュア・ワーク捨てたもんじゃない。 【ちょうじ】さん 6点(2002-02-17 19:18:38) |
1.20分の1のスケールの戦艦大和を作って話題になった映画です。あたしがすきなのは、連合艦隊の兵士達が凄く格好良く描写されてる事かな。また、兵士の死に方がむごいんだけど格好良いんだ。特に財津一郎の扮する大和の機関員(防御要員だったかな)の絶命の仕方は凄いです。決して戦争賛美の映画でないが、ここまで日本人を美しく描写した映画は少ないです。 【奥州亭三景】さん 7点(2001-11-09 14:14:19) |