ジュラシック・ワールド/炎の王国のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ジュラシック・ワールド/炎の王国

[ジュラシックワールドホノオノオウコク]
Jurassic World: Fallen Kingdom
2018年上映時間:128分
平均点:5.39 / 10(Review 66人) (点数分布表示)
公開開始日(2018-07-13)
公開終了日(2018-12-05)
SFアドベンチャーシリーズものパニックもの小説の映画化モンスター映画
新規登録(2018-04-30)【ゆっきー】さん
タイトル情報更新(2023-12-18)【イニシャルK】さん
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監督フアン・アントニオ・バヨナ
キャストクリス・プラット〔1979年生〕(男優)オーウェン・グレイディ
ブライス・ダラス・ハワード(女優)クレア・ディアリング
ジャスティス・スミス(男優)フランクリン・ウェブ
ジェフ・ゴールドブラム(男優)イアン・マルコム
B・D・ウォン(男優)ヘンリー・ウー博士
ジェームズ・クロムウェル(男優)ベンジャミン・ロックウッド
テッド・レヴィン(男優)ケン・ウィートリー
ジェラルディン・チャップリン(女優)アイリス
レイフ・スポール(男優)イーライ・ミルズ
トビー・ジョーンズ(男優)エヴァーソル
玉木宏オーウェン・グレイディ(日本語吹き替え版)
木村佳乃クレア・ディアリング(日本語吹き替え版)
満島真之介フランクリン・ウェブ(日本語吹き替え版)
石川由依ジア・ロドリゲス(日本語吹き替え版)
中田譲治ベンジャミン・ロックウッド(日本語吹き替え版)
内田夕夜イーライ・ミルズ(日本語吹き替え版)
池田昌子[声]アイリス(日本語吹き替え版)
高木渉グンナー・エヴァーソル(日本語吹き替え版)
大塚芳忠イアン・マルコム(日本語吹き替え版)
森功至シャーウッド上院議員(日本語吹き替え版)
原作マイケル・クライトン(キャラクター創造)
脚本コリン・トレヴォロウ
音楽マイケル・ジアッキノ
ジョン・ウィリアムズ[音楽・1932年生](テーマ音楽)
撮影オスカル・ファウラ
製作フランク・マーシャル
パトリック・クローリー
製作総指揮スティーヴン・スピルバーグ
コリン・トレヴォロウ
字幕翻訳戸田奈津子
あらすじ
ジュラシックワールドが悲劇的に崩壊した後、放置されていたイスラ・ヌブラル島では、恐竜たちが人間から解放された自由な世界で生息し続けていた。しかし、火山活動の活発化により、恐竜たちの命は噴火の脅威に晒されていることが判明する。施設の元管理スタッフ、クレアは、恐竜たちを危機から救うためのプロジェクトから要請され、同じく元スタッフのオーエンらとともに現地へと向かう。恐竜たちの元気な姿を見て安堵するクレアたち。しかし、プロジェクトの裏には、醜い陰謀が隠されていたのだった。恐竜たちの運命は如何に?!
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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26.《ネタバレ》 やっていることはいつもと一緒。万全な“はず”の警備や設備にしょうもない抜かりがあって、結局恐竜たちが大暴れ。
別にそれ以上を期待していたわけではないけれど、今作は特にT-REXの存在感がかなり薄れてしまっているのはマイナス。悪人は容赦なく襲うくせに、主人公サイドに対しては、窮地を助ける味方のような役割ばっかり。
知能の高い新種の恐竜や、バンブルビーの如く主役のボディガードを務める味方の恐竜なんて要らないのよ。もっとシンプルに大型肉食恐竜の怖さを見せてもらいたいのです。
ただ今作は、いつもなら最後はどうにかこうにか畳む物語の風呂敷を、全く畳まないどころか、破り捨ててしまうのは新機軸。ラストはエライことになっているので、これを次回作でうまく決着をつけてくれるなら、もう一作つきあってもよいとは思いました。
でも、今回T-REXの血を輸血したブルーが、T-REXと意思疎通できるようになって仲間にしてしまうとか、ブルーが産んだ卵からラプトルとT-REXのハイブリッドが生まれて、オプティマス・"T-REX"・プライム的な超獣が現れるとか、そんな展開なら願い下げ。
Northwoodさん [映画館(字幕)] 4点(2018-08-21 00:38:51)(良:2票)
25.《ネタバレ》 私に取ってこのシリーズは夏祭りの一つなので求めているのは大画面で恐竜達が大暴れしてくれる事だけ。
上記「さえ」満足してくれれば能天気な人間がどんなに阿呆な事をしでかしても、全て許容範囲内。
なので、本作は辛口の採点になります。
前半の島パートは良しとして、後半はかなり失速しちゃって残念至極。
続編はどういう設定になるのか、興味津々。
(100年後の人間と恐竜が共存している世界とか・・・)
たくわんさん [映画館(字幕)] 3点(2018-08-20 12:59:20)(良:1票)
24.《ネタバレ》 島からの脱出まではテンポも良く悪くはなかったです。その後は屋敷に映ってスケールがちっちゃくなってしまいました。このシリーズに求めてるのはワクワク感なんですよ。本当に恐竜のテーマパークがあったら行ってみたいと思わせる描写。それが一切なかったのが残念です。最後の「ようこそジュラシック・ワールドへ」は良かった。
いっちぃさん [映画館(字幕)] 4点(2018-08-19 23:48:30)
23.前作と同点にしたけど、前作の方が好きだった。今回は無理矢理な続編な上に無責任な終わり方。これまた続きやるんかな。

でも単発パニックアクション物として劇場で観た感じでは楽しめました。
movie海馬さん [映画館(字幕)] 6点(2018-08-18 16:40:32)
22.《ネタバレ》 往年のファンを喜ばせるキャラクターの登場や序盤から目の離せないアクションシーンが盛りだくさんなど、見所満載。

個人的には前作より評価が高い。是非、映画館で見てほしい。
バッジョさん [映画館(字幕)] 8点(2018-08-18 14:25:34)
21.《ネタバレ》 冒頭と最後のマルコム博士の演説こそがこの映画の意味で、これがあったからこそ締まったかな、と思います。
次から次にエンターテインメント要素があるし、グロ要素もなくてファミリー向け、金曜ロードショー向け。
薄っぺらい勧善懲悪に終始しており、責任感や意志がないのが残念。
純粋に恐竜そのものを描いているというよりは、だいぶSF寄りで作り話的要素が強い。
そうじゃねぇだろ、恐竜と対峙するピリピリ感を追求せえよ、というのが感想。
Keytusさん [映画館(吹替)] 7点(2018-08-15 04:12:57)
20.《ネタバレ》 安定の予定調和で安心して映画に入り込むことができた。いい塩梅でドキドキできたし。予想通りでお話は進む。内容的には2のリスペクト的。映画館でみたほうが断然迫力がでる。印象的なシーンも多し。ユーモアや過去のリスペクトシーンも多い。ぼくはブラキオサウルスが残された場面、ブルーが去っていくシーンが印象に残る。判っていての吹き替えで見てしまった。当然とか「あさが来た」と「僕のヤバイ妻」が脳裏に浮かんでしまった。残酷なシーンはやっぱり自主規制。これは25年の歴史。その中でマルコム博士役のジェフゴールドブラムの姿は嬉しい。
タッチッチさん [映画館(吹替)] 7点(2018-08-13 12:40:50)
19.《ネタバレ》 一つ一つのシーンに重みがない。
噴火寸前の火山の近くにいるとは思えない呑気さ、噴火から逃げてるにもかかわらず攻撃してくる恐竜、後で助けなければならないので一人だけカプセルカーに乗り込まない主人公、目の前の海に飛び込まず溶岩に飲み込まれていく恐竜、簡単に捕えられて運ばれていく恐竜など、やっすい演出のために適当に書かれたような脚本。「炎の王国」という邦訳もインパクトだけのピント外れ。

後半は恐竜映画というよりジェイソンから逃げまどうかのようなホラー映画の様相。
いくら広いとは言え、一個人の屋敷に何頭もの恐竜を運び入れてオークションするとか、設定に無理がある上延々と暗い映像が続くのに辟易。
やられそうになった時他の恐竜に助けられるというお馴染みの結末も、流石にもうちょっとヒネらないとダメだろう。

どれだけ金があっても才能がある人間が作らなければ心に響かないってことか。
banzさん [映画館(字幕)] 5点(2018-08-11 02:36:10)(良:2票)
18.《ネタバレ》 前作は1作目に対するリスペクトに溢れていたが、本作は2作目の焼き直し。恐竜を初めて目にする感動や、古代に生きた生物の習性や特性を活かした展開は皆無で、ただの怪獣映画になってしまった。恐竜を兵器とみなして競売にかけるという展開は、大量破壊兵器を巡って駆け回るアクション映画をなぞっているだけで驚きがない。ジェラルディン・チャップリンやジェームズ・クロムウェルというせっかくのベテラン俳優の器用も宙に浮いていて、登場人物の描き方も魅力に欠けている。
カワウソの聞耳さん [映画館(字幕)] 4点(2018-08-06 12:23:29)(良:2票)
17.恐竜への愛を感じない。溶岩に追われて逃げまどってる肉食恐竜に別の生物襲ってる暇があんのか?
センブリーヌさん [映画館(吹替)] 6点(2018-08-05 01:08:26)(良:2票)
16.《ネタバレ》 ジュラシックパークから、CGの質はそう変わっていない。今後もCGの劇的な進化はないだろう。この映画、リアルさを出すために一部、実物模型を使っているって知っていた? 何でもCGで表現する時代、どんなに時代が進もうが、やはり実物模型のリアル感には叶わないのである。ハリウッドよ、今後、映画をCGで盛り上げるよりも、ストーリーの質に力を入れておくれ。観客はCGはもう見飽きているのだよ。
festivaljapanさん [映画館(字幕)] 6点(2018-07-29 19:38:08)(良:1票)
15.面白かったです。今後が不安だけど。このままいくと、まさかまさかの『猿の惑星』旧シリーズみたいになっちゃうんじゃなかろうか。
4作目は1作目と強い関連を持っていたかと思えば、この5作目は2作目の恐竜狩りを再現させてみました、という感じですが、今作は、より「ノアの方舟」のイメージが強くなってます。終末的な噴火シーン、そこから恐竜たちを助け出そうとする人間たちの活動。だけどその活動は、ノアの方舟とは異なり神の意志によるものではない。それは人間の傲慢なのか?
ってのが、後半のサスペンスの物語に繋がっていて、2作目以上に「前半/後半、2本立て」っぽい構成ですが(笑)、それでも大いに楽しめます。今回活躍する悪役怪獣(恐竜じゃなくてもはや怪獣ですね)の相貌は、ほとんど悪魔。映画の語法も、パニック映画というより、スリラー映画のそれになっています。
そういった部分も含め、小ネタのよく効いた作品になってます。恐竜のケージの中に入っての、恐竜と接近したアクションの面白さ。随所でアイデアが凝らされています。
ポッドに閉じ込められたまま海中に沈む場面などは長回し風に見せる一方で、単に男女が言い合う場面では、ショットを徐々に細かくし、徐々にアップにして盛り上げ、ああ、結局は男女の口論が一番オソロシイんだな、と(ほんまかいな)。
という訳で、満足感、高かったのですが・・・最後のエンドクレジットの音楽。映画音楽(特にこういう大作の)に対しては、音楽に中身があろうとなかろうと、とりあえず「ゴージャスさ」を期待してしまうのですが、本作では何やら厚みのないシケた音楽が延々と流れ、最後に盛り上がるかと思いきや、ちっともカッコよくない凡庸な不協和音がかき鳴らされて終了、という、とりとめのなさ。観客(というか聴衆というか)の安直な期待には沿うまい、という一つの試みなのかもしれませんが、映画のシメがこれでは、それなりにガッカリ感があったりもするのです。
鱗歌さん [映画館(吹替)] 8点(2018-07-29 06:43:23)
14.グルメのように深い味わいを愉しむディナーというより、気軽に入って腹一杯食べて美味しかった〜!て満足する大衆食堂。そんな、大衆食堂の定番スペシャルランチみたいな映画だった。
毎回毎回もの凄い予算をかけて作ってくれるスタジオには「今回も面白かったっス!次も観ます!」としか言えません。

この20〜30年で、映画の娯楽性が急速にレベルアップした。観る側にとって、今は最高の時代だと思う。
だからこそ、美味いものを食べ過ぎて口が肥えてはいないか?単純に腹を満たされる喜びを忘れてはいないか?
もしそうなら、それはチョットもったいない映画の見方だと思う。
墨石亜乱さん [映画館(吹替)] 7点(2018-07-24 17:42:56)(良:1票)
13.島からの脱出まではとても面白かったですが、舞台が屋敷に移ってからはいつもの流れで、正直飽きたかな。ラスト、ブルーと頭突き恐竜は可愛かったけども。3D的面白さも無く、音楽も鳴っているだけで面白くなかった。ラストは納得いかない。
リンさん [映画館(吹替)] 5点(2018-07-22 16:27:54)(良:1票)
12.あー、おもしろかった。
2作目から前作の4作目はもう1つでしたが、
これはよかった。

とくに前半。
潜水艇登場からお屋敷までの流れは見事で、
久しく感じられなかった映画の持つダイナミズム、
高揚感に動物わくわくランドしました。

キャメラワーク、被写体の配置、的確なフレーミング等
見せ方が実にうまい。
シークエンスのつながり、緩急をつけたカット割りで
アクション、サスペンスの演出が機能していました。

もしかしたら、ケイト・キャプショーさんの
旦那さんが監督してるのかな思ったくらいでした。
くだんの監督が40数年前に撮った傑作海洋冒険劇を
ほうふつとさせる、冴えまくった演出で感服したしだいです。
でも違う人なんですよね。

後半、競りの場面あたりから微妙にのれなかったんすけど、
聖林が生産するビッグバジェット娯楽作としては
安心・安定のウエルメイドな仕上がりでした。

及第点の7点をあげようと思ったんですが、
ドル箱シリーズのスピンオフを途中から任された
監督さんのお嬢さんが、前作より美人に撮られていて、
さらに、白いセーターの肉感的なフォルムが大いに
気に入ったこともあってですね、
+1点の8点とあいなりやしてござんす。
大通り・ヘップバーンさん [映画館(字幕)] 8点(2018-07-22 10:40:13)
11.ラスト、貫禄たっぷりに年老いたマルコム博士が、「ようこそジュラシック・ワールドへ」と強い眼差しで言い放つ。
前作では「テーマパーク」の呼称だった“world”が、真の意味の“world”に転じた瞬間、前作で生じていた消化不良感は消化され、シリーズを通じた高揚感を覚えた。
原題「fallen kingdom」が指し示す真意がラストに際立ち、腑に落ちる。多少トンデモ展開であることは否めないけれど、こういうSF的暴走は、個人的に大好物なのだ。

至極当然なことではあるが、「ジュラシック・パーク」シリーズは「SF映画」であるべきだと思っている。
SF作家のマイケル・クライトンが著し、スティーヴン・スピルバーグが蘇らせた「失われた世界」には、常にSF的主観があり、物語に登場する科学者や博士の目線によって綴られるからこそ、あたかもフィクションの境界を超えた“実像”として、僕たちの目に映ったのだと思う。
その“博士の目線”が薄れ、単純なヒーロー&ヒロインもののアドベンチャーに終始していたから、僕は世界的大ヒットとなった前作に今ひとつ乗り切れなかったのだと思う。

今作も、主演コンビが続投となり、主要キャラクターの中に明確な科学者や博士は存在しないが、前述の通り、冒頭とラストのみにカメオ出演的に登場するマルコム博士の存在感が利いている。
彼が如何にも意味ありげに博士的見解を発するからこそ、良い意味でB級的なSF映画色が際立っている。流石はジェフ・ゴールドブラム(ファン)である。

また、日本語タイトルの「炎の王国」を軽くいなすように展開される“舞台チェンジ”も見事だ。
噴火する孤島を舞台に大仰だけれどありきたりな大スペクタクルが展開されるのだとばかり思っていたが、“ゴシック屋敷”への大胆な舞台変更により、映画のテイストはまさかの“ゴシック・ホラー”に転じる。
改造人間ならぬ“改造恐竜”が、大屋敷内を所狭しと暴れまわったかと思えば、雷光を浴びた恐ろしげな影がじわりじわりと少女に迫りくる。
前半の火山島シーンも含めて、映画的なビジュアルセンスに優れた気鋭のスペイン人監督(フアン・アントニオ・バヨナ)に、この最新作の舵取りを担わせたことは、大ファインプレーだったと思える。


生命の理を超越して蘇り、生き延び、進化した恐竜たちは、生命として進むべき新たな道を辿る。
一度放たれた生命を“檻”で囲うことなど不可能だ。
T-REXの咆哮は、その真理を高らかに宣言しているようだった。


かつて偉大な恐竜映画は、一人の恐竜ファンの少年を興奮で包み込んだ。
あれから25年、36歳になった少年は、彷彿とされる興奮と共に、あの1993年の夏を思い出す。
鉄腕麗人さん [映画館(字幕)] 8点(2018-07-21 22:01:28)
10.《ネタバレ》 これはつまらなかった。【ネタバレ注意】このシリーズって「悪者がヘマをして大惨事」「バカが(当然)ヘマをして大惨事」の繰り返しばかり。そのヘマ、わざとだよね、ということも少なくない。そして最後、どう考えてもそのボタンを押したら一般市民に命の危機が及ぶわけで、まずいにもほどがある。積極的にそう思って配役しわけではないかもしれないが、その場面が「感情に流される女性」を「冷静になだめる男性」というジェンダー的なステレオタイプみたいな描写もイマイチ。
mohnoさん [映画館(字幕)] 4点(2018-07-20 20:16:31)
9.《ネタバレ》 展開はいつも通り。自分が恐竜好きなのは永遠に変わらないので、予定調和でも楽しかった。ただ他の方がご指摘の通りツッコミ所は満載だ。ずっと思ってるんですが、核兵器や生物兵器を作れる世の中でわざわざ恐竜兵器作る必要ないですよね。。

子供のころ、ヒサクニヒコさんが書いた"恐竜動物園"という本に"ヴェロキラプトルの飼い方"というコーナーがあった。幼い僕は当然、将来は自分がヴェロキラプトルが飼える世の中になっている思っていた。20年後、現実の未来はそうはならなかったけど、映画の中にはそれがあった。ブルーと心を交わす登場人物が少し羨ましく感じた。
なすさん [映画館(字幕)] 7点(2018-07-17 01:32:59)
8.《ネタバレ》 約4年半ぶり2度目観賞。続編観賞に向けての復習。新シリーズ第2弾。多様な新型恐竜と火山の炎がダブルで追いかけてくるのは序盤だけ。メインは狭くて暗い大屋敷。屋内ダンジョン・シチュエーションスリラーになっちゃってスケールダウン。滑稽だよね。こそこそと恐竜でハンマープライスをカマしてんじゃねぇよ。何だか前作と様子が違うと思ったら、監督が違うんだね。規模も物語も前作には遥かに及ばねぇぜ。
獅子-平常心さん [映画館(字幕)] 6点(2018-07-15 23:34:43)
7.《ネタバレ》  「科学を悪用し神を騙った人間が、その手で甦らせた恐竜によって罰を与えられる」っていう、マイケル・クライトンの原作から続く『ジュラシック・パーク』のテーマが、ここまできたって考えると、映画としての成長を感じられたりするのね。だって、今回は映画の心が恐竜側に移ってるから。

 恐竜達が火山の噴火によって安住の地を追われる事から始まる受難の物語は啓示的。
 抑圧、隷属、そして売買と人間の歴史の中で繰り返されてきた愚行を経て、最後は解放へと至るのだけれども、それを手助けしてゆく善の側のように見えた人間達が、でも最終的には彼らとの共存を望まないワケ。自分達とは別モノとして彼らの絶滅もやむなしと判断しちゃう。
 そして、その意志に背いて最終的に彼らを解放する女神は恐竜達と同様に驕った人間の手によって生まれた存在。
 これまで従順な存在として人を護ってきた闘士のブルーちゃんは、最終的に支配からの解放を選択する。前作のラストシーンを繰り返すようでいて、でも、全く逆の意味を持ってるの。支配する側の許しを得て去ってゆく前作と、支配する側の意志に背いて去ってゆく今作と。
 ブルーちゃんに感情移入して見てきた人間からすれば、このラストはハンパでも、投げっぱなしでも、もにょるものでもない、最高のラストシーン、ラストカットなワケね。

 前作は進化した映像以外に見るところはあまりなかった感じがしたけど、でも、今作に繋がる芽を仕込んであったのだとしたら(ラプトル四姉妹の存在ね)、少し見直したかな。
 あと、絵的なセンスがだらーっとしていた前作に比べて格段に良かったのね。後半の恐竜館のホラーっぷりなんかはおんなじような絵が多かったシリーズの中では特異な面白さで。

 ラプトル界のアイドル、ブルーちゃんと、貫録のレクシー姐さん、悠々自適のモササウルスさんの魅力はもちろん、頭突き恐竜スティギモロクちゃんのいいキャラっぷりや、埠頭のブラキオサウルスの悲しさ、人工的な能力が表出しまくり化け物状態インドラプトルの悲哀等々、モブまで含めて恐竜の個性を強調しまくった今作、アタシにとってコレは今までとは別物(ついでにこれまでビスタサイズを通してきたのに今回シネスコサイズになったのもね)。
あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 8点(2018-07-15 09:25:41)(良:2票)
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【点数情報】

Review人数 66人
平均点数 5.39点
000.00%
111.52%
200.00%
346.06%
41116.67%
52131.82%
61421.21%
71015.15%
857.58%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.33点 Review3人
2 ストーリー評価 5.20点 Review5人
3 鑑賞後の後味 5.80点 Review5人
4 音楽評価 6.60点 Review5人
5 感泣評価 4.00点 Review2人
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