15.「踊る~」の作品は全部見ました。本音を言えば「3」として見たかったかなぁ。もしこの事件に青島がいたら…って考えちゃうもんね。設定がクリスマスイブなので「ダイハード」を思い起こさせます。作品としてはなかなかのパニック映画かな。このシリーズにリアルを求めすぎてはいけません。大衆娯楽映画として楽しむべきです。最後に「古畑任三郎」シリーズの出演者も結構出てますね。向島君とか… 【tonao】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-05-28 21:25:24) |
14.《ネタバレ》 テレビシリーズから通しての「踊る~」ファンであっても、やはりあの“真下”単独主演映画というのにはいささかの懸念があった。まあそれでも、劇場に足を運ばせるのだから、この製作サイドは相変わらず(良い意味で)金儲けがうまいなあ~と思った。 で、本編についてであるが、率直に言って純粋に満足できる内容であろう。 脚本的には随所にご都合主義的なところが気になったり、時間の経過とともに寒々しさが際立つギャグシーンも鼻につくところだが、これまでのシリーズの雰囲気はある程度残しつつも、ストーリーの展開的には“決別”し、一つの独立したパニックアクションに仕上げたと思う。 同シリーズではこれまでも過去の名作映画のオマージュ的な要素が楽しみの一つであったが、今作はまさに現代版「新幹線大爆破」であった。交渉人真下を軸に据えながら、列車の衝突を回避すべく活躍する鉄道マン、地上での捜査班&狙撃班らの“協力”は娯楽性に溢れていたと思う。 主人公の真下正義よりも、捜査班の寺島進、狙撃班の高杉亘、爆破処理班の松重豊らそれぞれの現場リーダーが存在感たっぷりに描かれていたことが成功の要因だろう。 そして「新幹線大爆破」の主犯が高倉健という存在感溢れるものだったのに対し、今作の犯人は結局最後の最後まで姿を現さないという“ゴースト性”も実に現代的であり、アレはアレでありだと思った。 わりと何回でも楽しく観られる映画である。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-05-25 19:34:08) |
13.《ネタバレ》 テレビ版の頃からの踊るファンなので、大変楽しめました。随所に踊るシリーズとのリンクが貼ってあり、そこがまたマニア心をくすぐる作品かと思います。台詞一つを取ってみても「封鎖できません!」「動かないで!」「真似をしてみた」等があり、盆栽やピーポー君、スタートレックのおじさんなど、テレビ版、映画1,2を観たものでないと分からない場面がありました。私はジャガーノートもオデッサファイルも未見ですが、DVDが出ているようなので早速買って観てみたいと思っています。今夏の容疑者室井も楽しみになりました。実は気になっているシーンがあり、もう一度映画館に足を運んでみました。SATが地下鉄を捜索しているシーンでアヤシイ人影が映ります。手にはノートパソコンを持ち、懐中電灯でなにやら窺っている様子。この人が犯人ではないかなって思っちゃいました。浮かび上がった人影の背格好は永○正△に見えるんですが・・もしかしてムービー1の小泉今日子とのリンクかな・・と。いずれにしても何度観ても楽しい映画ですね。 【ゆみっきぃ♪】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-05-24 00:51:39) |
12.これはもう好き嫌いの問題なんだろうけど、演出(?)がとにかく鼻につく。前半の、白々しく慌てふためく駅員たちを見てもう意気消沈。ただ猛スピードで電車が通り過ぎるだけなのに、ホームの乗客が大パニックを起こしちゃうし・・・。「踊る」の魅力のひとつ(と、よく言われる)キャラクターの個性もぜんぜん魅力的ではなかった。鉄道マンたちの職人っぷりなんて全然描かれてないじゃないですか。とくに寺島進のたたき上げ刑事は完全にアウトだと思います。「あと2回爆発が起こるはずだ。」「どうして分かるんです?」「勘だ。」・・・もう呆れるしかないです。「サブウェイ・パニック」のような作品を期待してましたが、期待しすぎでしたかねー・・・残念。 【ゆうろう】さん [DVD(字幕)] 4点(2005-05-21 19:12:17) |
11.《ネタバレ》 なんだか大変な事件が起こっているんだっ!感が、ヒシヒシと伝わってきて盛り上がれた、日本映画としては面白い映画だと思う。【以後、完全にネタバレなので見てない人は読まない方がいいです・・・私が思うにこの映画の大きな特徴として犯人よりも暴走する電車を敵役として扱った点だと思う、真下は犯人と戦っているのではなくあくまで電車と戦っている、としたかったんじゃないか?と考えると、銃撃戦で止まる電車や、一度も姿を見せない犯人なども納得する。残念なのは犯人という要素を完全に切り離すのは無理があったのか、終盤の展開が電車というコンセプトと反れてしまった点だと思う、「結局電車いらんやん!」みたいな事。とは言うものの、そういう他の映画にない事をやった点では評価するし、地下鉄マンがカッコよかったし、寺島進もいい味だしてたし、「改札封鎖できません~」とかクスっと来る所もあり、面白い映画だった。】 【六爺】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-05-21 14:31:07) |
10.皆さん、結構評価厳しいですね。個人的には大変面白く拝見させていただき真下。スピン・オフってハリウッドには多く見られるものの、日本映画では極めて珍しく、TV番組で好評を博し、その後の映画化でさらに圧倒的な支持を受けた「踊る」シリーズならばこそ実現できた企画ではないだろうか。だからと言って、決して安直さに堕することなく、むしろ本家をも凌駕するほどのスケール感と作品に対する熱気が感じられ、実にしたたかな作品に仕上がっている。見えざる敵から指名された交渉人とが頭脳ゲームを展開するという、コンセプトそのものは珍しくもないが、それを映画初主演のユースケ・サンタマリアが演ずるところに意外性の面白さがあり、本作が新鮮に感じるところ。声質が明瞭である反面、少しトボケた言葉の響きから、交渉人と言うよりも、いかにも頼りなげなサラリーマンといった彼の風情が、本作のひとつのアクセントともなり、その屈託の無い表情や演技の上手下手とは関係ないところで魅力を放つ、不思議なタレントだと言える。そういう意味ではズバリ!彼の起用は成功したと言っていいのではないだろうか。彼以外にも国村準、寺島進あるいは金田龍之介など、プロフェッショナルに徹した男をそれぞれが好演し、存在感を示している。場面場面で登場人物の表情を的確にしかもカッコ良く捉えたカメラが素晴らしく、通称“クモ”と呼ばれる実験車両の冷たく光沢を帯びたマシーンの妖しい美しさや、動と静の呼吸の間が、まるで生き物のような不気味さを感じさせて秀逸。さらには煌びやかな光に彩られたイヴの夜を俯瞰で捉えた爆発シーンや、象徴的にカラスをうまく採り入れた演出など、都会的な洗練された撮影技術が効力を発揮している。緊張の連続の中でホッとするような笑いを入れるなど、本広演出のテンポも実に心得たもので、邦画としてまずは上々の作品ではないだろうか。粗や矛盾点は探せなくも無いが、難癖をつけだすと、このテの映画は楽しめないという事も心しておく必要がありそうだ。 【ドラえもん】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-05-20 18:13:09) (良:1票) |
9.《ネタバレ》 祝 出演記念(笑) 「踊る」大ファンの私はファンサイトの「ネットワーク捜査員」と呼ばれる会員の一人です。昨年10月某日メールにて「ボランティアエキストラ大募集」とのことで応募しました。 都内某所においてクリスマスコンサートの会場の客として非常にいいポジションに座って居ました。 本編コンサートが始まっる際12年ぶりの「前主十路」{(まえしゅとろ)じゃないよ}指揮者の指揮台そばに写っておりました。(自爆) さて映画の中身は・・・・いいジャンいいじゃん 「踊るシリーズ」で今までにないスケールのでかさ。いまどき居ないぜこんな刑事的「木島」の快活さと、「OD2」で異常に暗かった「小池」が明るくなっちゃって・・・いいじゃん。 ディテールにこだわるスタッフの皆さんですから今回も盛りだくさんだろうと画面の隅から隅まで見てましたが言うほど見つけられなかった。「スタートレック親父」の子供の格好は「スポック調」にして欲しかったなぁ・・・爆弾処理班はTVシリーズ2話目ぶり、西村雅彦は12年ぶりに出演(こだわるなぁ~)(笑)。劇中駅名そのままだったし・・・路線名もそのままでもよかったんじゃないのかって思って見てました。東陽町のシーンとその後の引込み線への入庫シーンはハラハラして見てしまった。 確かに先述の方が言う通り 押井色が見て取れるのは否めない。十川さんがアニメ出の人だから?特に俯瞰映像に流れるBGMはそのままじゃん!!って感じもするが・・・使われていない線路=「幻の新橋駅【2】」 トリガーが音(周波数)=「共鳴【1】」 「車両基地を呼び出せ」=「北空SOCを呼び出せ【2】」 パトレイバーの前説=「クモ」の説明(声優さんは違いけどそっくり) 犯人はすでに死んでいる【1】 スリーピングボムによるOS異常=HOSに仕掛けられたウィルス【1】 他にもいろいろありましたが、パトレイバー大好きの私としてはま~~いいかぁ~って感じで見てました。 FD ZIP 時代が早く流れているからでしょうか・・・・時代遅れのメディアの数々・・・これってある意味皮肉なんでしょうねぇ・・・・確かに笑えた。 室井さんって何で捕まるんでしょ・・・・・8月がまちどおしぃ~~ 【だだくま】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-05-18 20:16:59) |
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8.《ネタバレ》 見ていて普通にハラハラドキドキしたし、面白かったっす。ただの娯楽作品かと思いきや、いままでの踊るシリーズが一貫して扱ってきた、組織を皮肉るテーマも含まれてたし、深い意味が含まれる部分もちゃんとあって。犯人については、自分の中の悪との戦いってとこだろうなー。名画のパクリだって知らなければ、それなりに楽しめますよ。 【●えすかるご●】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-05-18 18:44:58) |
7.《ネタバレ》 木島のキャラがいい味出しているのに、あまり活躍の場を与えられず、ただのガラの悪いオッサンになっているとか、恋人の元に駆けつけるため状況の途中で真下が現場を後にしてしまうとか、ヲタクな犯罪者はクルマ泥棒をしたりしないとか、色々不満はありましたが、そこそこ楽しめたし、ローレライに続いて「元気のいい」邦画って感じで、それなりに満足しました。た~~~~~~~~~だ!!オマージュのつもりなんだろうけど、ちょっと(というか、かなり)パトレイバー(映画版第1作)をパクり過ぎ、それとも押井守ってのは世界のクロサワ(そういや「踊る1作目」でパクってましたね)の域に達しててパクられて当然の巨匠なんでしょうか?(本広監督にとってはそうなんでしょう・・・)暴走するハイテク列車(レイバー)捜査に協力する昔かたぎの刑事、元々仕掛けられていたウィルス、既に死んでいるはずの犯人、忘れ去られた東京の地下施設、そして極めつけは「鳥」まぁ、パクりでも盗作でもおもしろけりゃいいじゃん!オレはこーゆーのが好きなんだよっ!という迷いの無い明確な意思と開き直った態度は評価したいのでこの点数です。(ただ「鳥」に関して言えばあまりキレイにパクっていたとは言えないし、オマージュとしてもレベルは低いですが・・) 【るね】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-05-17 15:14:51) |
6.《ネタバレ》 鉄ちゃん予備軍で、東京地下網の秘密に関心があって、踊る見続けてるのでこの得点。踊るの細かい小ネタ、ZIP、JAZZなんていうPC小ネタなんかは関心ない人には無駄な時間でしょうけど、わたしは楽しめた。途中で出てきたリチャード・レスターの作品、見たくなりましたし。犯人の実像が最後までわからなかったのは、今後に引っぱるための布石だと思います。そこが残念。あくまでエピソードの作品ですよ。TVの「歳末警戒スペシャル」は超えられなかったけど、THE MOVIE2よりはちゃんとしてるんじゃない? 公開時期が宝塚線の事故後ってこともあって変にリアルなのもマイナス要因になりましたけど… なお、このシナリオなら本広克行じゃなくて澤田鎌作演出のほうがよかったと思うのですが、制作がROBOTじゃ無理か。 【shintax】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-05-16 20:16:51) |
5.『踊る・・・』の方はそれほど見ていないのですが、なかなか楽しめました。 ただ真下警視の飄々とした部分が単に気の弱さや優柔不断として見えてしまい、せっかくの舞台設定も緊張感に欠けてしまった部分もあるかなーと思います。 気が弱いんじゃない!これが俺の交渉術なんだ!という真下警視自身の姿がもっと見えたら、もっといい映画になったんじゃ無いかな。周りはそういう雰囲気を出しているんですが、なかなか真下警視自身が乗り切れてないような冷静すぎなような・・・まぁそーゆー味なのかも知れませんが。というかこれ交渉人じゃなくて広報官だと(苦笑 【ちょび】さん [映画館(吹替)] 6点(2005-05-16 08:15:46) |
★4.《ネタバレ》 私は面白かったと思いました。元々『踊る・・』のファンだったので贔屓目もあるんですけど。電車を走らせるという設定だったのでもしかしてパニック映画?とも思いましたが淡々と交渉が続いていくだけでした。人が死ななかったのが何よりでした。電車の司令室なんてところで最初邪魔者だった真下くんが最後は皆にエールを受けながら出て行く。またボレロの演奏と同時進行の爆発処理の場面はやろうと思えばもっと緊迫感を出せたと思うんですがわざとそうしなかったのかなと思いました。それは『踊る・・』らしさじゃあないんでしょうか。他のキャストも個性が豊かで愉しい映画でした。 【ももち】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-05-11 19:47:17) |
3.踊る~の本編を未見の方なら素通りしてしまうお約束の小ネタは随所にありますが、本編があまりにもグダグダなので、クスリと笑うシーンもため息しか出ません。もう少し緊張感のある作品にして下さい。せっかくの舞台設定も台無しです。途中で飽きてきて帰りたくなってしまいました。ど真ん中の席に座っていたので照明が点くまで座っていましたけどね。。。そうそう、スタッフロールの後に本編に登場しなかったスリーアミーゴによる次回作?「容疑者 室井~」のCMが入りますのでコアなファンの方は注意して下さい。 【北狐】さん [映画館(字幕)] 4点(2005-05-09 23:08:29) |
2.劇場で見て、すかさずレビューするのって実は初めてだったりして。つー事で何の期待もせずに見に行ったんですが、何の期待も出来ませんでした。だはは●別に踊るシリーズ知らなくても映画としてどうなのかというと、かなりのコケ具合だと思います。ストーリー展開もありきたりだし、登場人物にも感情移入できないし・・・●ありゃ、踊るチーム・・・ちょっとやっちゃったかな〜〜?次の8月で回収できるのか? |
1.《ネタバレ》 トップバッターだ…。でも、やっぱりねという感じか。封切日の翌日に行ったのに、客席の入りは3割ぐらいだったかな。あまり見に行ってないんですね。ユースケさんでは、ピンで客を呼ぶのは難しいのかな? 映画の方は舞台装置は大掛かりで「カネかかってそうだな~」「ハリウッド映画みたい」と思えるんだけど、出てくる人物がみんなどっかで見たようなステレオタイプな人ばっかり。頑固一徹で職人肌の地下鉄職員、チンピラみたいな格好で上司のサッチョウ出身課長を「お前」呼ばわりするデカ(この刑事はやたら偉そうだが、終わってみるとほとんど役に立っていない)、パソコンばっかり叩いてるインテリ風キャリア捜査官…。みんな人物描写が薄味気味。少年ジャンプの漫画みたい。さらにそれに追い打ちをかけるのが犯人の最後の姿。あれはないでしょう。やっぱ。俳優の出演料がひとり分浮いて(主役とタメを張れる人が必要だから?)、撮影時間の短縮になったかもしれないけど…。あの頑固そうな地下鉄の偉いさんがどうしてあそこまで警察に突っかかっていくのかもよく分からなかった。いきなり、よその役所の偉いさん捕まえて「お前!」はないでしょう。社会人の常識として。細かいことだけど、うまく映画に入れなかった。テレビドラマの2時間スペシャルみたいだけど、舞台装置はカネかかってそうで、妙な感じの映画でした。 【しまうま】さん [映画館(吹替)] 5点(2005-05-08 23:59:26) |